オリックス・山岡が今オフ「FA争奪戦の目玉」に オンラインカジノで謹慎処分も「イメージダウンはない」 (AERA)
■CランクであることもFAでメリット
山岡がFA権を行使すれば争奪戦になると話す冒頭のスポーツ紙デスクは、「先発、救援と起用法の幅が広く、29歳とこれから脂がのり切る時期に入る。今季の推定年俸が6800万円で、金銭・人的補償が発生しないCランクであることも魅力です」と指摘する。
高校時代から山岡の実力を高く評価していた他球団のスカウトも、高い評価を口にする。
「2ケタ勝利からは遠ざかっていますが、総合力の高い投手です。先発でゲームメーク能力が高いですし、中継ぎでもセットアッパーを任せられる。
投手陣の層が薄い球団は欲しいはず。彼の能力を考えれば今の成績は物足りない。もっとできる投手です」
FA移籍と言えば、かつては球界を代表する主力選手が争奪戦になるケースが多かったが、近年は違う。
金銭・人的補償が発生しないCランク(年俸が11番目以下)の選手に人気が集中することが多い。