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リレー小説 快楽殺人鬼スネ夫 ->画像>3枚
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峡谷を吹き抜ける風はかわいた冷気の刃で夜をつらぬいてくる
タクヤゎ…?タクヤゎぁぁぁァァァァァァァァ!!!!!!!
不思議な夢であった。タクヤは朝食を摂りながら思いかえしていた。
YZWとは何者なのか。性剣とはどういうものなのか。
なぜあのような夢をみたのであろうか。
枕元に置いてあった夢ノートを開いてみる。
タクヤは普段から、目覚めるとすぐに夢で見た記憶の断片をノートに書き留める習慣があった。
そこには「YZW」や「性剣」の他にも見慣れない、いや、ある意味で馴染み深い文言が並んでいた。
「『スネ夫』? これって『ドラえもん』のスネ夫か?」
タクヤは首を傾げながら記憶を探った。
脳裏で僅かに記憶が像を結ぶ。
そこは切り立った峡谷。
逃げ場のない空間で対峙する自分とスネ夫……。
そんな時書斎の扉が開き、顔を覗かせた次女のコウキが言った。
「パパ、さんまおじ様が年始のご挨拶に来たわよ。」
そうか、兄が来たのか。タクヤは椅子から立ちあがった。
「伯父さんね『ほれ、としだまや。遠慮せんと取っとき、フヮー』てお年玉
もらったんだけど、300円しか入ってなかったのよ」コウキが不満そうに
いった。
「そういうなよ。あれでも精一杯なんだから」
弟のタクヤは現在大企業の重役をつとめているのに対し、兄のさんまはホーム
レスとなっていたのである。
自分の会社に縁故入社させたいが兄としてのプライドがゆるさないのだろう。兄は自分の申し出を何度も断っている。兄は幸い独身貴族ゆえ誰にも迷惑をかけていないが、血を分けた兄弟だ。なんとか兄をホームレスから救い出したい
兄弟は和室に向き合ってすわっていた。そこへタクヤの妻が酒を燗にして
持ってきた。
「フヮー、すんまへんな、シズカさん」さんまが礼をいったが、シズカは少し
頭を下げてから下がっていった。その態度には不快感が隠せないようであった。
さんまは数の子を口にしてから酒を一口飲んだ。
「こら、美味いがな。何ちゅう酒や?」
「猫正宗の大吟醸やで」
そもそも兄がこうなったのは新型コロナのせいである。廃業を余儀なくされ、超多額の負
債を抱えこみ、愛娘のイマルはとうとう娼婦になってしまった。
不幸は続くものである姪のイマルは11月に亡くなった。兄には秘密て娼婦として働きだしたその日に殺された。汚いな高架下で見つかった姪の体からは子宮がぬきとられていた。壁にはチョークで「The Juwes are The men That Will Not Blamed for nothing.スネ夫」と書かれていた。
妻も娘もいやがるのだが、タクヤが兄と話すときはどうしても関西弁になって
しまう。
「それで上のおねえちゃんは今日おらんのかいな」おせちの合鴨ロースを食べ
ながらさんまが訊いた。
「ああ初詣に出かけたんや」
「そうかぁ、フヮー」
長女のココミは高校ニ年生。本日は同じ高校に通うひとつ上の和崎という男と
初詣に行ったのである。これもタクヤには心配なことであった。
大体親の予想通りになるものである。案の定初詣はとっくに済ませて、二人はブティック
ホテルで姫始めをやっていた。
「あーあ、ドラえもんが打ち切りになってつまんない。」
>>12は「令和の切り裂きジャ
ック模倣事件」としてセンセーショナルに報道され、何の罪もない長寿番組は理不尽なと
ばっちりを受けてしまったのである。
「ほな帰るわ」というさんまに、タクヤはコーヒーを淹れるからといって引き
とめた。コーヒーは兄の大好物であった。
「使てる豆がちがう」さんまは大いに満足してタクヤの家を辞去したが、帰る
家があるわけもなく、その後ろ姿には哀感がただよっていた。
そんな時にさんまはYZWと出会ったのである。とある公園のベンチに腰掛けると、その横の
ダンボールハウスから顔を覗かせこう言われた。「そこの兄さん、背中が煤けてるぜ…。」
「おのれがスネ夫やったんかぁ!!」
さんまはベンチから飛びだし、YZWに突進していった。
刹那、さんまの体が切り刻まれ絶命した。「またつまらぬものを斬ってしまった…。」
スネ夫の正体はマジでYZWだったのだ。前スレのあのディズニーランド製性剣がなぜ
こんな凶器になれたのか?これと永遠に解決しない百鬼夜行とは関係あるのか?
YZWはバラバラになって地面にころがっているさんまの身体をしばらくの間
見つめていた。
YZWは自分に言い聞かせた。今回は正当防衛といってよい。だがスネ夫の本分は
あくまでも快楽殺人なのだ。だからこの殺しはつまらないのだ。
しかし、心と体は半比例するものである。YZWの性器は勃起していた…。
翌日、模倣殺人事件のニュースで兄が殺された事を受けて愕然とする木村家であった。
ここもちんぽに冒されてゆくのか。
タクヤは暗澹たる思いであった。
それより何より腹が立ったのは、兄が死んで大喜びした女3人である。見損なった!
タクヤは決心した。相続放棄して兄の莫大な借金を妻たちに押し付けてそれから退職して
俺は兄の仇をとる旅に出よう!
YZWが住むダンボールハウスの前には、ぶつ切りになったさんまの死体が
ころがっていたのにもかかわらず、警察はYZWに話しを聞こうとはしなかった。
ハウスの中を調べれば、血まみれになった刀剣が見つかったであろうに。
ホームレスなんかとは口をきく気にもなれないという警察官の心情が
垣間見えた。
そしてYZW本人はハウスの中で、Amazonの段ボール箱を机代わりにして、
ろうそくの明かりで勉強に励んでいた。
来る大学入学共通テストを受けようというのである。将来は官僚になって
この国をよくしようと考えていた。
YZWは本気だ。
はっきり言って蓮舫は俺のタイプじゃない。なのに前スレの巫女オーディション、ありゃ
何だい?誰が審査したんだ!新しい巫女を家庭教師にしようとして気づいた時にショック
を受け、上のような行動を起こしてしまった。イマル、さんまの次はこいつだ!
一体、何がYZWをして立てこもりなどという妄動に走らせてしまったのか。
時を戻そう。
YZWはダンボールハウスの中で熱心に受験勉強をしていたが、疲労を感じて
ついうとうとしてしまい、あげくにろうそくを倒してしまったのだ。
ダンボールハウスは全焼し、書店から万引きしてきた参考書類もすべて
失ってしまった。
もはや受験をする気をなくし、生きている意味も見出だせないと自棄を起こして
今にいたるのである。
「かったるいわ!!」
なかなか進まぬ説得に焦れた蓮舫がYZWに突進していった。
拓也さんとはYZWが人質にとった焼肉店の店主である。その人質がYZWと蓮舫の
間に「お待ちなせえ!」と割ってはいった。
ちなみに本スレの主人公・タクヤは「拓哉」である。
書斎で離婚届&退職届を書きながら
>>26からの生中継を観ていてふと思った。
「こいつがスネ夫じゃないのか…?」そういえば今わの際、兄さんはなぜ彼をスネ夫だと
見破ったのだろう?
立てこもり犯YZW、人質拓也さん、交渉人蓮舫の三人がわあわあ言ってるところ
を取り巻いた警官たちがかれらに向けて一斉に鉄球を投げつけた。そのうちの
ひとつが拓也さんを直撃した。
タクヤはガタイで痛みを分析して「これは使えるネコだぜ」と感じてヨガリまくりマクリスティ!
「この店にレバ刺しはないのかい?」
場違いな声が聞こえた。声の主はYZWの母であった。彼女は勝手にカルビや
タンを焼いて食べていた。
「すみません。レバ刺しの提供は禁じられておりまして」顔からだらだら血を
流しながら拓也さんがこたえた。
ださないならお前のを食べようかね?
いきが良さそうだ
「そろそろ糞を漏らすか?」YZWが腹を押さえて苦しむ拓也さんに向けて
いった。
「いいかげんにおし!」YZWの母の叱責がとんだ。
「しょうがない。このバカげた騒動を終わらせよう。
うちの息子は家が燃えて損をした。焼肉屋のご主人は鉄球を顔面に受けて
大怪我をして損をした。蓮舫さんとやらは全然交渉がはかどらず交渉人とし
ての評判が地に落ちて損をした。三者三様に損をしたところでチャラにしよう
じゃないか」
この提案に警察側も、見事な大岡裁きだと感心した。
YZW母の巨大乳輪に釘付けになる拓哉。「パパ、晩御飯ができ…」開けた扉の先に父親
がテレビをガン見しながら、勃起した性器をしごいているのを見てしまい、ドン引きする
娘。
快楽殺人鬼という裏の顔を持つYZW35歳は、母親につれらてれて港区麻布の
実家に戻った。ここで自宅警備員を務めるという。しかしYZWは気が重かった。
家にはあの恐ろしい父がいるのだ。
しかし父は家ごと消えていた。火事にあったのだ。父は焼死体でみつかっていた。父は火事で死んだのか。それとも殺されてから火をつけられたのか。検死の結果まちだがYZX35歳にはその答えはわかっていた。
「あほくさ。もうこれ神じゃなくただの人間じゃない。」観測者兼拓哉の働く「gym-k」
社長の猫柳鉄子は言った。
「木村専務、今辞められては困るのよ。頭冷やしてお願い!」会長の片柳宗春も言った。
YZWは受験勉強に限界を感じフラフラと入試会場の東大に向かった
その途中にかぐチキがあったので、牛勝を食おうと思い、フラフラと入って
いった。
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、> .|
>________ .|
 ̄ .|./_ _\ | | ____________
| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | …という夢を見たんだ
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / |
. \ 厂 \
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 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
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その拓也はのび太だね / / `-●−′ \ ヽ
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| ── | ── | l
ヽ (__|____ / /
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l━━(t)━━━━
結局タクヤは社長と会長に説得されて退職を撤回した。加えて娘にマスター
ベーションを見られたことが引け目となり、妻に離婚を言い出せずにいた。
たとえ言ったとしても、目の前で離婚届けをビリビリに破られて拒絶されると
いうことは容易に想像できた。
「専務、元気出して下さい!」スマホでシベリア超速報を見ながらオナって言っているのは、常務の秋沢世之介である。
そこでタクヤは、YZWという男の夢を見たこと、そのYZWが焼肉店立てこもり
事件を引き起こしたことを世之介に話した。
「そいつは不思議な話ですね。会ったこともない人物の夢を見るとは。実を
いうと、僕はYZWをテレビで見たとき、なんか他人とは思えなかったんです。
前世で因縁があったんじゃないかという気がしたくらいです」
「前スレって何?」
「いやだなあ、専務。僕は前世といったんですよ(笑)」
タクヤは世之介と別れて専務室に入っていった。そしてさんま殺しのことを
考えるのだった。とても仕事は手につかなかった。
さんまは娘が殺されたあと、精神が不安定になり、誰かれとなく「おまえが
スネ夫か!」といって突っ掛かっていきトラブルになることも少なくなかった。
今回もまたヤクザかなんかに言いがかりをつけて返り討ちに遭ったのではない
か?
そういう想像する一方、YZWという男が力を貸してくれるのではないかとの
期待を持ったりもしたのである。
鞭のようにしなるロングペニスと巨大な陰嚢を持つその男は
颯爽とカラオケ喫茶に入ってきた
カラオケ喫茶の天井には垂れ幕があった。ジャイアンリサイタルの垂れ幕が。そしてマイクをもったジャイアンが大声で歌い出した
突如キレたYZWは、小峠英二の股間を蹴りあげ、振り向きざまジャイアンの腹に
重いパンチを叩きこみ、野獣先輩に対しては、頬の肉を指でつまんでひねり
あげた。大暴れである。
しかしオミ会長と蓮舫の息の合った軽快なダンスステップにYZWも思わずため息。
「コレだよ、コレが見たかったんだ!」
それを聞いた蓮舫はYZWの大きな陰茎を両手で掴むと
YZWの身体をブンブンと振り回し始めた
屋根をぶち破り、オズの魔法使いのオープニングのように飛んで行ったYZW。
辿り着いた先は岩手県沖の血洗島。そこの「烈風荘」は現在、タクヤの働く「gym-k」の
保養施設になっていた。
>>60で考えを整理したいタクヤが、自分の秘書を連れて泊まって
いたのである。
タクヤと穂花はお洒落なカフェでお茶をしたあと、ふたりで海岸を散歩した。
どこから見ても立派な不倫カップルに見えた。
タクヤの射精 3000円と大書きされた看板が目に入った
「今日も俺のちんぽの上を飛行機が通ってゆく。一体何故なんだ?」
タクヤは訝しく思った。
一方蓮舫に投げられて東京から岩手県の血洗島まで飛んでいったYZWは、地面に
たたきつけられて、その場にうづくまっていたところを島民に発見され、地元
の病院に運びこまれた。
その病院では、先住民の祈祷師によって治療が行われていた。
その様子を烈風荘の女将・ひとみ婆さんから微に入り細を穿つ説明をされた不倫バカップ
ルは大いに興味をそそられた。
それを動画におさめ、SNSにアップする南佳也。
「うわっすげぇ!」と叫ぶタクヤ専務に秘書は話しかけた。「実は…私、赤ちゃん
ができたんです!」
その赤ちゃんはタクヤ自身だった。
タイムパラドックスが起こりタクヤは一旦消滅しなければいけない。
「タクヤゎ…?タクヤゎぁぁぁァァァァァァァァ!!!!!!!」
そこでタクヤが取ったケツ断とは…!?
現時点において穂花は妊娠しているだけである。月満ちて出産したあと、生ま
れた子どもをDNA検査などして、タクヤそのものであることが判明した時点で
かれは消滅する。それまではシュレジンガーの猫状態であって、物語はこの
まま続く。
ひとみ婆さん「てゆうか、絶対専務との子でしょ。なぜ専務自身になんの?」
番頭の肥後「十か月も待つ必要ないっすよ、今ここで腹殴って流産させましょう!」
タクヤ「ちょ待てよ!!」
またしても厄介事が。タクヤは考えこんだ。お腹が目立たぬうちに、穂花には
会社を辞めてもらわねばならん。それから総務に木俣真丹鬼という社員が
いるが、やつに穂花を押し付けようか。何か見返りが必要になってくるな。
タクヤゎ秘書との新婚旅行中に謎の水没紳士に船ごと沈められてマヂ死んだ
はずだった
誰が言ってるのか知らないが奇妙なことだとタクヤは思った。
確かに20年ほど前に新婚旅行には行ったが、妻は秘書ではなかったし、船ごと
沈められて死んだなんてことはなかった。
ただ、どこに旅行に行ったのか想いだせない。熱海だったか、ハワイだったか、
カザフスタンだったか・・・。
おそろしくなったタクヤは布団を敷いて寝てしまった。
乳首はタクヤにとってライナスの毛布であった。安心して眠りについた彼は
しかし恐ろしい夢を見たのである。それはあのYZWに峰岸穂花の殺害を依頼
するというものであった。
それは4章の眠らせてくる奴というコードネームの暗殺者の仕業だった。
淫夢を見せて熟睡させ、体臭で永遠の眠りにつかせるのだ。
タクヤの股間から発射された飛翔体はロフテッド軌道を描き排他的経済水域外に落下した
飛翔体の反動で後方に飛ばされたタクヤは、柱に背中をしたたかに打ちつけた。
ヤク入りヴーヴ・クリコをキメたタクヤは
即座に背骨が修復され、臨戦態勢に挿入る。
とはいうものの大事をとり、病院に行って医師に見てもらうことにした。
その病院は、あのYZWが収容されているところである。
「何っ!ロフテッド軌道だと?!若造には負けられん!」
YZWの闘志に火がついた!
何が気に入らなかったのか、タクヤは病院で大暴れをしていた。これを見た
YZWは、君子危うきに近寄らずとばかりに身をかくした。YZWはタクヤの顔を
知らないので、暴れている男がだれなのかまったくわからなかった。タクヤ
の方はテレビで見てYZWの顔は知っていたが、このときは興奮状態であった
ので、YZWの姿を認識することもなかった。
タクヤは壁すり抜けアイテムを手に入れたので早速使ってYZWを探した
YZWがいると噂される部屋を発見!
タクヤは早速、壁すり抜けアイテムを使い、ちんぽだけをYZWの部屋へ出してみた
この時すでにYZWは危険を察知して病院から逃げてしまっていたのである。
結局タクヤとYZWの遭遇は先延ばしということにあいなった。
YZWは突如部屋に現れた魔王マーラを斬ってみることもできた。
だが妙な危機感がYZWを救ったのである。
タクヤはすでに血洗島を離れ自宅に戻っている。そしてかの地で起こったことに
ついて考えをめぐらせていた。
秘書である峰岸穂花に妊娠を告げられたことはショックであった。あのような
火遊びをするべきではなかったと思っても今さら遅きに失する。
それと股間から飛びだした飛翔体とは何であったのか?わが罪を天帝に告げ口
しにいく三虫ではあるまいな。そのようなことを病院の医師に話したら、バカ
にされたような気がしてキレてしまった。目茶苦茶あばれまわったようだが
記憶にない。なんともこまったことである。
その時「入るわよ」と妻の静香が書斎の扉を開けた。「今日はこの方に来ていただいてる
の、浮気調査専門の探偵さんよ。どういう事がわかるわね?」
「はて、どういうことなんでしょうなぁ」タクヤはすっとぼけた。
ムチを持った峰岸穂花に亀甲縛りに吊るされローソクを垂らされるタクヤの写真があった。
タクヤは観念し示談に応じた。
「しかも相手を妊娠させたって言うじゃない。えぇ?」
「パパ、嘘だと言ってよ!」
「峰岸さんはおっしゃっていましたよ。子供を認知してほしいと。」
「申しおくれました。わたくし、瀬久原探偵社の矢野舞花と申します。以後
お見知りおきを」
探偵は女であった。
タクヤは静香の側近、レガート・ブルーサマーズと名乗るホモにより拘束され
静香によって死ぬ寸前まで痛め付けられる事となった。
翌朝タクヤは通常通り出社した。昨日死にかけただけに本調子とはいえ
なかった。
「おはようございます、専務。血洗島での休暇はどうでした?リフレッシュは
できましたか」
声をかけてきたのは少年重役の世之介であった。
タクヤ「気分は良くないな、お前はだれだ?」
そっちから声をかけてきたくせにこちらから声をかけても無反応だった
タクヤは顔を覗き込んで驚いた。人間そっくりの人形だったのだ。
背後から首をロープで締められるタクヤ。
「堕ちろ!」声がする。
真上から飛び降り、木俣真丹鬼を縦に押し潰したのはあのバットマン。
…のコスプレをしたタクヤのセンパイであった。
「知らねーよ、そんなの」
センパイはタクヤの礼を無視する。
木俣は脊髄をぐちゃぐちゃに押し潰され、全身が痙攣している。
これでは総務の業務はおろか、日常生活もままならないだろう。
おまけに自分に対する殺人未遂容疑もついてくるだろう。
敵ながら哀れだとタクヤは思った。
「誰が殺していいなんて言った…このクズが…!」
センパイが木俣の四肢と指を逆に折り曲げていく。
あいつの身体が脱皮の出来損ないの虫のようになり、白目を剥いて絶叫する。
次はセンパイは首に手をかけようとする。
タクヤゎ…
美獣はタクヤがgym-kに入社したときからの先輩である。かれはヒラのまま
定年退職したあとも嘱託として毎日出勤している。今みたいな荒事も平気で
やってのけるという点で重宝されているようだ。
木俣真丹鬼はドネツク人民共和国に逃亡した。
タクヤと美獣先輩は平和維持部隊に紛れてあとを追った。
gym-kという社名に似つかわしくないレトロな雰囲気の社員食堂で、猫柳社長
と片柳会長は小声で話しあっていた。
「メタフィクションの要素は極力避けたいところだけど、この展開には説明が
いるわね」
「説明なんて無理ですよ。木俣真丹鬼は脊髄を破壊されたのウクライナまで
逃げてるんですから。あんな遠方では話の進めようがないですよ。タクヤが
ウクライナから帰ってくるのを待つしかないでしょう」
木俣真丹鬼は逃亡先で肉体をマジで最高なサイボーグmachineに造り替え、タクヤに復讐する計画を立てていた。
gym-kから横領して金は十分ある。
木俣はウクライナのブラックジャックと呼ばれる闇医者 モロ・モロゾフのオペを受ける運びとなった。
一方タクヤと美獣先輩は真丹鬼の行方を完全に見失ってしまったが、なお平和
維持部隊と行動をともにしていた。タクヤにはかれらがロシア正規軍なのか
民兵なのか判断がつかなかったが、日に日にかれらの表情が険しくなり、目つき
が鋭くなっていくのがわかった。
そんな中を正体不明の東洋人がつきまとい、勝手に糧食を食っている状況を、
かれらが迷惑に思っていることは間違いなく、居心地の悪さを感じるタクヤ
であった。
しかし美獣先輩はまったく気にしている様子はなかった。かれの愛社精神は
半端なく、「会社の和を乱した木俣真丹鬼許すまじ!」と気炎をあげるので
あった。
社長「これでは我が社の恥だけでなく日本人の恥ですよ。あの3人を何とか日本に帰さないと!」
会長「常務の世之介君を派遣しましょう!」
世之介少年は昼はgym-k の常務としてはたらき、夜は夜間中学に通っている。
母親から中学くらいは出てくれと言われたからである。なかなか頑張り屋さん
なのである。
出発当日世之介は空港へと急いでいたら急に出てきたプリウスに轢かれて意識ぉ失った
気がついたらエルデンリングの世界に転生していたのだった。
タクヤ「エル電リングって何かは知らんが、コックリングを最近装着しだしたんすよ。」
美獣「ほう。このサファイアのアナルストッパーもお勧めだぜ!」
オマエラノセイデ…
極太低音の怨嗟の声が響き、センパイの肩に穴が空いていた。
「あのさ、肩からの大出血は心臓に関わるからかなり危険なんだってさ!」
「知らねーよ、そんなの」
とにかく逃げようという意訳がセンパイに無視され931.5メートルまで突き飛ばされるタクヤ。
先程までいた場所には小型の核が降り、
意識が戻ったときにはセンパイは靴を残して消えていた。
木俣真丹鬼は峰岸穂花を押し付けられそうになったから反抗に及んだのではない。
むしろ子供が産まれたらうまいこと廃棄し、母乳を独占できると考えて感謝してすらいたのだ。
しかし尊敬していたタクヤがゲイで女嫌いを自称していたくせに既婚者で子供までもうけ
おまけに浮気までしていたという事実に義憤していた。
これまで睨みをきかせていた美獣先輩がいなくなり、タクヤは実戦でストレス
溜まりまくりのロシア軍兵士からいじめを受けるようになった。
「タクヤは戦車に轢かれても死なないんだよな!」
「んなわけねーだろ、バカじゃね!?」
「お前が肉盾になって死んでも俺達のせいじゃないからな!」
タクヤゎ深夜にありったけの食料を持って逃げ出した。
日本に帰ろうと空港へと急いでいたら急に出てきたプリウスに拉致られた。
乗っていたのはプーチン大統領、なぜか日本語を操り「君が木村拓哉君だね?」と勃起
した性器を見せつけられた。
「このハゲ!俺に何の用だ!」タクヤがプーチンに怒鳴った。
一方その頃プーチン暗殺の使命を帯びてクレムリンに潜入したエージェント系ボディビルダー俊。
そこで驚愕の事実が判明する。今回の動乱ゎ貧困化したロシアとウクライナのガチムチデブぉ私兵化して王国を造らんとする一人のホモによって引き起こされたというのだ。
プーチン及び軍の高官は既に彼のチンポの虜だった。
しかし俊ゎ行方不明となってしまう。最期の暗号文にゎこうあった その男の名ゎKUMMAGORO―――――――
タクヤは再び亀甲縛りに吊るされローソクを垂らされた
タクヤは根っからの考える人であった。
今回の美獣先輩の件は労災になるのか。社命で来たわけじゃないからならない
だろうな。
そんなことを考えていたので、蝋の熱さも気にならなかった。
プーチン大統領「お、面白くない!こいつは不感症か?」
そこへ現れたのが例の熊五郎さん。「貸してみな。」
一方でセンパイはYZWと対峙していた。
「お前の靴を頂くぞ」
YZWは性剣をタクヤとかいう北京原人にノリで授けたのを少し後悔していた。
こんな軟弱なヤツタは一捻りできるであろうが、雑魚相手に本気を出したくない。
YZWは自慢の歌声を披露した。
「カ〜モンベイビ〜アメリカ〜♪」
タクヤは美獣先輩が死んだものと思っていたが、先輩は核爆弾が起こした爆風
によって吹きとばされ、はるばる血洗島まで飛んで行ったのであった。
そしてYZWは病院を出たあと血洗島をあちこちさまよっていたのである。かれは
ここがどこなのかさえ判っていなかった。
早速YZWは股間からの飛翔体発射準備に取り掛かった
しかし、あらためて美獣先輩を見たYZWは、こいつは狂人だ、関わってはいけないと考えを改めた。そして敵意がないことを示すためにっこりと笑いかけた。
そうして媚びを売ったのがいけなかったのか、YZWは先輩にバックで犯された。
「ほら女みたいにアンアン啼いてみろ!」気づいたら乳首も開発されていた。
しかしそれは殺気による幻影だった。
美獣の真の欲望を見たYZWは戦慄する。
美獣先輩が背後に回る。
顔面に思いっきり安物のスリッパを投げつけYZWは逃げた。
くそっ。性剣さえあれば峰打ちでもっと早く楽に戦線離脱できたのに。
タクヤというやつを絶対に殺して奪い返してやる。
ロシアの地においてはタクヤが熊五郎の厳しい責めにあっていた。
しかし股間がムズムズするなと思った瞬間、飛翔体が勢いよく飛びだし、熊五郎
の顔面に当たって深いダメージを与えた。
「おい、おれの縛りをほどけ。さもないと二発目をお見舞いするぞ!」
これはブラフであった。二発目を発射できる保証はなかった。
木俣真丹鬼は身体中に仕込まれた武器にタマを装填し悔いた。
いっそあの時、不意打ちによる小型核で二人とも焼いてしまえばよかったのだろうか。
まさか美獣がタクヤを庇うとは思いもしなかった。
真丹鬼の復讐対象はあくまでタクヤ。
美獣が社命でもないのに専務を連れ出し、死なせて一人だけ戻ってきたとなれば
GYM-K独自の法によって極刑は免れないだろう。
あの会社は狂っている。
自分もとうに会社に指名手配されているのであろう。
美獣が送還され処刑された後に会社を核の炎で消してやろう。
クキキキ…
体の93.15%をキカイのガタイに置換した痴漢、木俣真丹鬼はもはや半分正気を失っていた。
あっやばい、会社をすぐに滅ぼしたら峰岸穂花まで消し炭になってしまう…
穂花の母乳は飲みたい…
メンテナンスを終え、チン静剤を打ち込み木俣真丹鬼はウクライナの空き家で眠りについた。
タクヤは熊五郎に拘束を解いてくれと説得を続けたが、小一時間たっても
熊五郎は「痛えよぉ、痛えよぉ」と泣くだけで、進展がなかった。
そんな時ドアが開いてプーチンが顔を出した。
「何をやっとるのだ!」
タクヤの股間からまたしても飛びだした飛翔体がプーチンに突き刺さった。
昏倒したプーチンはぴくりとも動かない。
「大統領は死んだかも知れないぞ」震える声でタクヤが言うと、熊五郎は観念
したのか、すぐにタクヤを自由にした。
「先輩、生きていたのですか。どうして私がここにいることがわかったの
ですか?」
「やかましい!シベリア回りで日本に帰るぞ」
日本と聞いてタクヤの目に涙があふれた。
(くそー、こんな出血量でガタの来たガタイがもつのかよ!)
美獣には肩の大穴を治療する余裕がなかった。
軍からくすねたモルヒネとタクヤの筋弛緩剤で痛みを押さえているだけだ。
スリッパの男との戦いではドーパミンが異常に分泌されていただけだったのだ。
だがタクヤの肩は借りない。
この写真の左に写ってる金子竜晟をブッ壊してくれ!!こいつ快楽が理由で
何の罪もない俺を殺そうとしたんだ!!15にもなって!!俺が普通の人間と違って心傷つきやすいって知ってて
相手が頭抱えて泣きわめいてるのに暴言吐きやがった!俺の心を壊して
ショック死させようとしたんだ!15だったらそのぐらい分かるはずだ!!
金子のせいで今日は散々だったんだ!!
心の傷がフラッシュバックしたら、苦しんだだけでお袋怒るんだよ!見放すんだよ!
被害者は俺なのに!息子の俺が殺されそうになったって言うのに!!お袋が怖くて怖くて黙るしかないんだよ!!
2月26日は散々だった!!楽しいはずのことが金子のことがフラッシュバックした
せいで台無しにされて散々苦しめられた!!
お袋にも守ってもらえないどころか苦しんだだけで怒るんだよ!!お袋に金子の
ことを訴えたら間違いなく見放される!!金子がそうなるようにしたんだ!15にもなって!!!快楽が理由で!!
東京学園高等学校の2011年度の1年D組の金子竜晟に地獄の苦痛を味わわせて壊してくれ!!
ついでに俺を守る力がありながら守らなかった2011年度の1年D組も、特に世田谷区立弦巻中学校の
2010年度の卒業生の臼井を同じように苦しめてくれ!!臼井は友達殺しだ!
俺が目の前で殺されかけたのに普通の顔して助けもしなかった上、謝罪も
しない上別の生徒とモメゴト起こして退学になったんだ!2月26日のことは
臼井のせいでもあるよ!
あと担任だった宮内も壊してくれ!!俺を「守ってあげられなかった」っていう
立場で、何度もチクってるのに口だけの謝罪を許しぬいておいて
俺が後遺症負ってることを知ってて金子に謝らせもしない!!
宮内も苦しめてくれ!!
あと金子の親も謝らない!俺は2月26日に金子のせいで苦しんだのに!お袋にも
苦しんだだけで見放されるっていうのに金子の親は俺に謝罪の言葉もないんだ!
金子の親もクズ親に決まってるよ!金子の親も苦しめて下さい!!
美獣先輩とタクヤは果てがないシベリアの針葉樹林の中を小走りに東に向かって
急いだ。明後日にはウラジオストクに着くだろう。
「会社にヤクザが乗りこんできた時、先輩は、まかせとけって言って対応して
ましたね。あれは格好よかったす。あのころは飲みに行ってそういう武勇伝を
色々聞かせてもらいましたわ」
「おまえなぁ、役付きになってからめちゃ付き合いがわるくなったじゃないか」
こりゃ薮蛇だなとタクヤは思った。
猫柳社長「こんな変態掲示板をデスノート代わりに使う
>>157も異常だが、このBLプラ
グは何なのよ。」
片柳会長「木村専務ってバイセクシャルだったのね…、ところで峰岸さんの件はどうす
るの?」
しかし、シベリアの原野の寒さはタクヤの想像を遥かに超えていた。
グギギギ…!
樹林から四方発砲してきたのゎ、あの
木俣真丹鬼
彼ゎBL(ブラックレイジ)プラグをケツに刺して追ってきたのだ。
これゎ漆黒の如き怒りと寿命を糧とし、全ての身体能力を上げる危険なシロモノである。
上がった嗅覚でタクヤの飛翔体の臭いを嗅ぎ付けたのだ。
本当はrage(怒り)なのでBRプラグなのだが、この時期にウクライナに亡命してきた
アホ科学者のダイジョーブ博士が命名と開発をしたのだから仕方ない。
命の灯火が急速に燃え上がる代わり、伝説の快楽殺人鬼スネ夫をも一時的に上回る力ぉ得るとぃぅ。
「露助どもの追手か?タクヤ、二手に別れて撒くぞ!」
「ウッス!」
木俣真丹鬼は意外にも自然愛好者である。
自然や動物達を核で汚染するのは好まなかった。
それに装填された核は残り一発。
GYM-K用に取っておかなければならない。
これからがタクヤの正念場。
センパイとジムで鍛えまくった肉体が悲鳴を上げることに。
未だ反省していないデカ態度の獣が二匹、狙う穴(獲物)はタクヤだけ。
次回 クレーム処理用筋肉戦士タクヤ!
拷問されたままの競パン姿のまま走るタクヤに、腹パンの一撃が入る。
悲鳴を上げる間もなく顔にも二発、三発。
「許してプンスカ…」
「え?許されたいのか?」
七発目がタクヤのSiriの穴目掛けて飛んできた時、性剣が手元に現れ木俣の目を切り裂いた。
と同時に、拳は逸れてタクヤの胸板を撃ち抜いた。
タクヤは木々を折りながら吹き飛ばされた。
「おのれ…自然破壊するとはなんと卑劣な…」
自分でやっておいてこの言い様。
もはや理性は半分吹き飛んでいた。
覚えているのはタクヤの抹殺、GYM-Kの粛清、峰岸の母乳の順番だけだ。
目が修復されるまでの間、飛び散ったタクヤの血を舐め、臭いをかぐや姫。
費用をケチって顔まわりはサイボーグmachineにしなかったのが幸いしたぜ。
「タクヤさん、出てこい。
俺は殺される、あなたを殺しても殺せなくても。
少しでも許されたいなら、俺と向き合え。
僕がかつて尊敬したタクヤさん…」
木々の折れた跡を追跡する。
「ああそうだ、あなたには兄がいましたよね。
殺したスネ夫が俺だと知ったらどうしますか?」
YZW「えっそうなの?いやぁあ〜楽でえぇわぁ〜!!」自分の命を狙われる心配が無くなった
YZWは人生の春を謳歌する事にした。まずは漁夫の利を得る為、峰岸穂花の自宅に夜這いを
かけに行った。
血洗島で美獣はYZWを犯しながら、峰岸穂花がいかに美人であるかを語って
いたのであった。おまけに彼女の住所まで喋ってしまったのだ。個人情報も
何もあったものではない。
YZWは美獣に教えられた住所におもむき、峰岸穂花の家を下見した。
その辺を歩いていたばばあをつかまえて、峰岸家の家族構成等を聞きだした。
美人秘書というからマンションで一人暮らしかと想像していたが、意外にも
一戸建ての住宅に両親や兄弟と一緒に住んでいるのだった。
まあ、その方がいかにも夜這いという感じがしていいかも知れない。YZWは
ほくそ笑んだ。
YZW「また今日も俺のちんぽの上をヘリコプターが通ってゆく。一体なぜ・・・?」
「もしもしこれから穂花邸に突入します。事件になっても知りませんよ。これ
からいきますからね。突入します。それではよろしく」
という言葉を自分に言い聞かせて、YZWが峰岸穂花の家に入ろうとしたとき。
「ちょっと、あんた、ここで何してんの?」と警官から呼びとめられた。
穂花の父の通報によって出動した警官であった。
YZW「何って…僕を不審者だと決めつけるとは何事だ!俺はここの長男だぞ!」
警官「ほう、言ったな?本官が本物の長男な・ん・で・す・が…!」
「お前ゎスネ夫じゃないなりね。
兄さんゎ!見事な滅多輪切りにされていた。
そんな腕を持つ奴が俺を遠回しに絞め殺そうとしたり
哀れな姿になってまで力を得ようとするか?」
「挑発に乗ってくるかと思ったが興が削がれたな…流石専務、面白いしつまらん!」
数少ない生身の部分を勃起させながら飛翔体アタックを仕掛ける。
オォン!速で発射された飛翔体と同等の速度で突進する技だ。
飛翔体ゎ性剣で弾いたが、木俣真丹鬼には捉えられてしまった。
やられたぜ!こっちが本命クンだったのか!
木俣は腕一本で、タクヤの頭を掴み取る。
マッチョガタイの握り寿司、お待ちだぜ!
とか冗談いっている場合ではなかった!
これはきっと意趣返しだ。
真丹鬼がやられたように、タクヤの頭から足先まで空き缶のように押し潰す気だ。
コックリングとハリガタで押し返すが、全く歯が勃たない。
センパイのカバっ!
こいつぉ再起不能にしなければ俺はこんな異国の地で競パン一枚で果てる事はなかったんだ!
獣の絶叫と、体が軋む音が木霊する。
「タクヤ!諦めてんじゃねーよ!強くならねーぞ!」
影が樹林から飛び出し、気付いた時には爆発音と共に血だまりができていた。
イキスギィ‼︎
また声がした
幻聴であろう。蓮舫がシベリアの地にいるはずがない。しかし、その声はタクヤ
に郷愁の念を強く感じさせた。
こんなところで死んでたまるか!俺は絶対に日本へ帰る。先輩の生死は不明
だが、確かめている余裕はない。
最後の力を振り絞ってタクヤは大地の上を駆けぬけた。夜であったが快晴だ。
北極星を見て方角が認識できた。タクヤは東に向かっていった。
タクヤは目を覚ました。
タクヤは疲労がピークに達し、いつの間にやら深い眠りについていたのだった。
タクヤは時計を確認する。
かれこれ8時間は眠っていたようだ。
いつの間にか寒さを感じなくなっていた。
このままシベリアを突っ切って帰るぜ!
そこでタクヤは重要な事を思い出した。
「タクヤ!諦めてんじゃねーよ!」
センパイが得意技、筋肉一点収束大移動による渾身の蹴りで木俣の腹を蹴り飛ばす。
あっけに取られた顔をする木俣真丹鬼。
続いて右腕に筋肉を集中させ、木俣の頭を押し潰そうとする。
「ああ、なるほどね。でも俺は二の轍と馬のウンコは踏まない。」
センパイの渾身の力を込めても潰れない。
「このガタイが完璧なのはそこなのだ!爆走する機関車だろうと止められる!荒巻く海だろうと止められる!
一方のあんたは!」
右腕以外がガリガリになったセンパイをいとも簡単に吹き飛ばす。
馬鹿な。美しき獣とも称されるセンパイは定年を越えても毎日トレーニングを欠かさぬ男だ。
「あんたは殺さない。標的はタクヤだ。
まず手土産を見せてやろう。」
スマホを取り出し、GYM-Kの会議室を映す。
社長「これでは我が社の恥だけでなく日本人の恥ですよ。あの3人を何とか日本に帰さないと!」
会長「常務の世之介君を派遣しま
核の炎で燃え尽くされる。
「ま、これはシミュレーションですだがね。
美獣、老いぼれのあんたは会社に帰してやるよやる。
タクヤ殺しの罪を背負ってな」
真丹鬼は高速移動し、タクヤとキスできそうなくらいに顔を近づける。
「あなたがいなれけば、峰岸さんは僕を選んでくれただろうか」
カエルのように淀んだ目で言い寄られ、ああこれは色んな意味で無理だよなとタクヤは思ってしまう。
性剣振り回し、飛翔体発射、ガタインファイト。
あらゆる手段を用いても、筋肉サイボーグ木俣真丹鬼には通じなかった。
「タクヤ避けろ!」
筋肉大移動を解いたセンパイが細い飛翔体を飛ばす。
センパイ参戦時に盾にした、熊五郎の血だまりの死体の股間に当たる。
「老いぼれが、ハッキリわかんだね」
直後、熊五郎の股間がムズムズし始め、
「誰が老いぼれだって?」
飛翔体が木俣のケツを貫く。
「…!?」
「俺はヒラ定年退職って言われてるがよぉ、
入社早々株仮想通貨宝くじ全部大当たりしたからセミリタイアして
趣味として出勤してる…だけだ!」
不覚にも奥深くまでプラグを刺された木俣真丹鬼は、更に力を増した。
タクヤとセンパイの猛攻も意に介さない。
「俺死んでがでも、俺のクローンは既に日本に20体以上、30体以下?送り込れまてるはずだ…ぜ…」
数十秒後、白目をむいて立ったまま命を燃やし尽くした。
ああ、俺は下半身しか鍛えてない上半身特化のチキンレッグだから
核爆発から逃げられず、最後の力でセンパイをフルスイングして死んだんだ…
先輩の生死は不明
だが、確かめている時間はないしきっと大丈夫だろう。
めくるめくアクションの連続でタクヤは一度思いだした重要なことをまた
忘れてしまった。
そうこうするうちに沿海州に到達したようだ。日本は近い。
一方で峰岸穂花は言った。「社長、助けて下さい!私は木俣とか言う香具師におっぱい
を吸われたくない!専務を愛しているんです!」
猫柳社長と同席していた木村静香は言った。「そうそれが貴女の答えね…、私達に離婚
しろと…!」タクヤが無事に日本に帰って来れたとしても、新たな火種は燻っているの
だ…。
実は峰岸家には「赤飯生殖」という掟があった。
警官である愛する兄との間にやっと授かった子だが
峰岸穂花はタクヤを洗脳して押し付けようとしていた。
タクヤは穂花とは純粋なSMプレイを楽しんでいただけだったのだ。
そうだった!重要なことというのはこれだ!
俺は穂花を妊娠させるような行為は一切やっていなかったんだ。
大いに安心したタクヤであったが、一方穂花に裏切られたという思いも生じて
複雑な気分であった。
タクヤと穂花はいつものようにSMプレイに興じていた。
タクヤが手足をロープで雁字搦めに縛られ天井にある滑車で宙吊りにされ
これから蝋燭プレイが始まるというころに穂花の携帯電話が鳴った。
「もしもし、どなたですか?」
「ワタクシは浜崎順平。あなたの秘密部屋の近くにいるの。」
「イタズラ電話なら切りますよ」
「今秘密の階段を下ってますぅぅぅ」
コツコツと鳴る音。
だがブラフであろう。
自分と兄しか知らない秘密の逢い引き部屋の存在を聞いたこともない名前の人間が知るはずもない。
タクヤには目隠しロープ手枷口枷ハーネス首輪クスコ手錠ハリガタをしてから部屋に運び込んでいるので部屋の所在などわかりはしないはずだ。
「目の前におるじゃん」
タクヤの代わりに、そっくりなサングラスの唇タコ男がいた。
「きやああああああ!あんた誰よ!!」
「さっき名乗ったでしょ。私は浜崎順平。通称YZWだ!」
YZW「おれは別の小説にも出てるからいそがしいんだ」
一方で本物のタクヤは、穂花の件については身の潔白が証明できそうだと安堵した。
肉体が完治したらセンパイを探しにシベリアに行こう。
しかし木俣真丹鬼によって刺された腹部の傷とここまでの心臓を労らない全力疾走
核の直撃によるダメージは予想以上にタクヤを蝕んでいた。
気が緩んだ途端に臓物がどろんとあふれ、血で転倒し、沿海州の海の底に沈んでゆく。
タクヤゎ水底にピアノがあるのを見た。
幼少に親が離婚し、母からの虐待や学校でいじめられていた日々。
楽器屋の店頭にあるピアノの試し弾きが唯一の楽しみだった。
水泳も昔は得意だった。
「なぁ、俺にも弾かせてくれよ」
ピアノを弾く幼少期の自分に語りかける。
しかし腹からなにか大事なものが欠落しているので泳いでいけない。
あの痙攣がやってきてタクヤゎ本当に死んだ
後日、gym-k本社で合同社葬が行われた。タクヤと異世界に転生したまま戻らなかった
世之介である。
YZW「ただちに降伏しろと言ってますが?」
是連好き「…馬鹿めと言ってやれ」
YZW「バカめ」
ぷー珍「フンガー!!」
売電「ところでメシはまだかいのう」
タクヤ専務と世之介常務の葬儀の翌日、猫柳社長と片柳会長は社員食堂で昼食
をとりながら話しこんでいた。
鯖の味噌煮をつついて猫柳社長が言った。「世之介の姉秋川ポルンから抗議が
ありました。弟は死んだわけではないのに勝手に葬式をしないでくれという
ものです。母親も同意見だとか」
「親族としては無理もないわね。世之介がパンデモニウムの門を通ってこちら
の世界に戻ってくるという一縷の望みを捨て去ることはできないと思う」
「すみません。先程は秋川ポルンなどと言ってしまいましたが、正しくは秋沢
です」
そんな社長の訂正のことばも気にせず会長が言った。
「専務にはまだ住宅ローンが残ってるんじゃないの?」
「まあ生命保険がおりるからそのへんは大丈夫でしょう。それにシズカさんの
実家はあの源(みなもと)家ですから、経済的な問題はないでしょう」
静香は先日のこともあってヒステリックになってGYM-Kに抗議していた。
それをレガート・ブルーサマーズがなだめていた。
「うちの旦那が死んだという証拠がないじゃないの!とんだ無能会社ね!
社費全額使ってでも捜索しなさいよ!」
「奥様、落ち着いてください
僕の技で身元不明の肉塊を捜索して引っ張りあげさせたところ
やはり旦那様のDNAと一致しました」
「しかも北京原人ともDNAが一致しているらしいわね!世紀の大発見よ源さん!」
会長の馬鹿みたいなはしゃぎように静香は一層キレた。
シズカの兄である頼朝社長は源グループを実質的に率いていた。gym-k が
源グループとの関係を重要視していたことは事実であり、タクヤの異例の出世
の要因にもなっていた。
さらにあろう事が、gym-kは無事に帰国した木俣真丹鬼を新専務に昇格した。
専務秘書の峰岸穂花が抗議したのは言うまでもない。
美獣が帰国するや否や、木俣の首をもぎ取って始末した。
「なんだ、ロボットじゃねぇか」
木俣始末後、タクヤを勝手に連れていって戦死させた責任を取らせるか否かの社内会議が行われた。
「どーでもいいけどよ、俺を処刑するならこの拳でそれなりに抵抗するぜ?
そもそも妻子持ちのくせに秘書を孕ませるよーな奴を専務に据えるのがどうかと思うし、
その専務を暗殺しようとしたようなサイコ野郎を採用したのが間違いなんだよな」
美獣国昭は社長の猫柳に面と向かって言い放った。
「会社を正道に戻すには痛みを伴なう改革も必要だぜ」
「あなたにそんな権限はないでしょ」
「やかましいっ!!」
「ひっ!」
「詫びろ!詫びろ!詫びろ!」
会議が紛糾する中、異様な声がこだました。
そこにいたのは快楽殺人鬼スネ夫ことYZWであった。
「あっ、浜崎さん!」峰岸穂花が驚きの声をあげた。
だがYZWは美獣の姿を見て逃げ帰る。
一応不振人物が社葬中に現れたということで、しばらくGYM-Kはしばらく休業となった。
「木俣の野郎は自分のクローンを量産して会社襲撃するとかホラ吹いてたが、ありゃ嘘だったか。
タクヤに線香あげて今日は帰らせてもらうぜ」
美獣と行き違いで、小田和正似のワイシャツの男がやってきた。
「嘘だろタクヤさん…タクヤさん…うにゃあああ!」
彼は葛城。タクヤとはピアノバーを一緒に営んでいたこともある親友である。
GYM-Kの不祥事が明るみに出た時にスケープゴートにされクビになり、その後はタクヤからバーをそのままもらってマスターをやっていた。
一方YZWの後を追いかける美獣先輩と峰岸穂花。彼女は
>>188から
>>190までを思い返した。
あの時初対面の彼はこう予言した。「本スレの
>>83は本当だぞ。お前の愛する専務はイエスキ
リストのように復活する!」
「俺が用があるのは「お前」じゃない!関わりたくない!失せろ!」
おやつカルパスを投げてその隙に逃げるYZW。
穂花の体調を考慮し、全力疾走による追跡をやめて峰岸家に送り届ける美獣。
GYM-Kは元々は少年を拉致し奴隷にし、世界各所に売り付ける業者だった。
タクヤは父が幹部として嬉々としてそんな事をしているのに激怒した。
故に葛城、GENGOROUと一緒に戦った。
GENGOROUは志半ばで戦死してしまったが、葛城は竹刀だけで社員の多くを倒し制圧した。
タクヤは父を討ち取り、母とは完全に絶縁となった。
今の社長と会長はコネで入っただけである。
gym-k の社長室通称鉄子の部屋において、峰岸穂花に対する事情聴取が行なわ
れていた。
「峰岸さん、あなた我が社に乱入してきたあの男に面識があるみたいだけど、
あれは一体誰なの?」
「あの人は浜崎順平といいます。でもYZWという別の名前も持っているといい
ます」
「あっ、YZWといえば焼肉店たてこもり事件の犯人じゃないの!なぜだかわか
らないけど罪には問われなかったという。でも、そのYZWがなんだってうちに
やってきて、詫びろ詫びろというの?」
「それについては俺から説明しよう」
横から美獣が口をはさんだ。
「俺は核爆発の強烈な爆風を受けてウクライナから血洗島まで吹きとんだ。
そして落下した地点にやつがいたんだ。YZWがな」
「そんな都合よく行くものかしら?」
突っ込みを無視して美獣は続けた。「俺は思わずやつを強姦した。そのときに
この会社のことをありったけ話してやったし、俺の名刺も渡したんだ。やつは
辱めを受けたことで謝罪を要求し、示談金をふんだくろうとしたのだろう」
「あら。そういえば美獣あなた、左肩にひどい怪我を負ったって聞いたけど」
「俺を誰だと思っている。完治したよ」
タンクトップから胸板をチラリと見せ、立ち去っていく。
「うちは示談金を払う気は一切ありません。あなたのポケットマネーから出してちょうだい」
「ああ」
峰岸を帰らせ、美獣が完全に立ち去ったのを確認したのを確認した社長は電話を手に取る。
「もしもし。矢野舞花さんの事務所かしら。ちょっと調べて頂きたい事が…」
峰岸はタクシーの中でここ数時間の出来事を反芻していた。
まず浜崎順平ことYZWが現れ、詫びを要求して逃げた。
追跡途中にビル屋上に隠れていた峰岸兄がストーカーYZWを狙撃したが外れ、美獣の眉間に命中した。
だが美獣の額には傷一つなかったような気もする。
峰岸はしばらく秘密の部屋で兄と一緒に謹慎と産休に入り愛を育む事にした。
葛城は今夜は自分がタクヤの遺体と一緒にいたいと申し出た。
幸い、沿海州の海に浸けられていたせいで
肉塊は腐敗を免れていた。
「あの戦いで生き残ったのは俺とタクヤさん、あとは内部から寝返った美獣さんだけか…
迷子の小○生を拾って面倒見てたらクビだなんてよぉ…あのクソ社長むかつくぜ。なぁ、なんで死んじまったんだよタクヤさん」
タクヤは地獄にいた。
自らがバイということを偽った罪である。
もうここから出られねぇな…と覚悟したその時。
「あああああああもうやだぁぁぁ!」
「ひで君!?」
戦友、葛城の養子の朴秀が全裸にされ数々の拷問を受けていた。
拷問をしているのは葛城。
「やめてくれ葛城さん!」
「止めてくれるな!」
よくみると、秀をいじめる度に葛城は顔をくしゃくしゃにしてむせび泣いていた。
「俺が代わりに拷問を与えないと、獄卒がひでにもっとひでぇことをするんだ」
地獄の鬼が葛城を背後から犯していた。
「でもなんで葛城さんがこんなところに?」
「わからねぇ…タクヤさんが死んだと聞いてGYM-Kに顔出しに行こうと思って支度してたらいつのまにかな…そっちにも来るぞ!」
フル勃起した髭面の鬼が背後からタクヤの肩を掴んだ。
「待ってくれや!」
鬼にすがり付く聞き覚えのある声。
「兄さん!?」
さんまがいかにもマンダムな鬼に必死に説得を試みた。
「こいつはワシの大事な弟なんですわ。
頼むから手を出さんといてください」
そう言ってケツを広げる。
「素晴らしい男気だ…男の世界にようこそ」
鬼は喜んで犯し始めた。
その隙に逃げようとする。逃げ場はない。
「バカチクビ」
「顔がね・・・」
「ドンピシャなのよね〜キモくて嫌いだわ!」
「きっしょ。もう売るな。そして死ね。」
「タクヤゎ…?タクヤゎぁぁぁァァァァァァァァ!!!!!!!」
かつてのトラウマが刺激されタクヤは半狂乱になる。
タクヤは幼少期、親への反発で男娼に身をやつしていた。
最年少デビューでたちまち売れっ子にのしあがったタクヤだが
同業者の嫉妬や縄張りを荒らされたホームレス等からの中傷に心を痛め、精神病棟へ入院し引退した。
「たくや攻撃ババァ金ないからたくやのパトロンにもなれないから攻撃してんだよ」
しかしタクヤにも支援者達がいた。
中傷するものはタクヤ攻撃ババア、支援者はタクヤ防御ジジイと性別関係なく呼ばれた。
タクヤ引退後、互いに責任を押し付けあいスラム街で戦争が起こり両勢力は全滅した。
タクヤ防御ジジイ達はスクラムを組んでタクヤを遮る。
「タクヤ!ワシの調べによるとこの地獄はダンジョン式になっとる!
9315階まで上れば地上に出れるはずや!」
そんな悠長なことをしていられるか。
タクヤの手に性剣が現れ、空間を切り裂いた。
「おお、その刀は…
頼む、現世に戻れたらYZWを倒してくれ。
奴の正体はス…」
タクヤは話を最後まで聞かず、すぐさま裂けた空間に飛び込んだ。
月満ちて峰岸穂花の股間からタクヤは這い上がってきた。「おぎゃあ!」
「おめでとうございます!元気な男の子ですよ!」
そのままタクヤは出産の勢いでふっ飛んだ。
峰岸の股間から飛翔体のように射出され、正面にいた看護師や隠し部屋の壁を貫通してひたすら飛んでいく。
タクヤの肉体がメキメキと成長し、20歳程度の精悍な青年と化していく。
このまま飛び続けたらどんどん歳を取って最後には棺桶に直行して地獄に逆戻りだぜ!
どこかで着地しないと!
美獣と葛城は出社早々、GYM-Kの社員達に銃を向けられていた。
「おいおい、本当に処刑するつもりか?」
社長が前に出て話を始める。
「専務と秘書の関係、そして木俣と専務の取引は極一部の者しか知りませんでした。何故あなたは知っているのですか?」
「それはウクライナに一緒に出張した時に聞いたんだよ」
「嘘ですね。実は勝手に出向したあなたたち二人にはドローンを追跡させてありました。
秘書の話なんてしていなかったはず。
それにあなたが木俣から受けていた傷は右肩」
会長がリモート会議用端末から顔を出す。
「葛城さんの経営するバーの地下から、成人男性と子供の死体が発見されたわ。
ウジがわいていてひどい状態だったわ」
「エイ!アー!」
葛城が竹刀で社員たちを薙ぎ倒す。
「さっさとやっちまいましょうや、美獣さん?」
「馬鹿な奴らだな、俺達は木俣真丹鬼のクローンだよ。
成り代わる相手の皮をはぎ取って偽装してたのさ。
もっとも、美獣は本体の核爆発以降行方不明だから
血を採取してDNAから復元するしかなかったから不完全なんだがな」
「さぁ、峰岸はどこに隠した?
俺達は早く母乳が飲みたいし性奴隷にしたいんだよ」
猫柳「どうしてそんなに母乳にこだわるの?牛乳を飲めばいいじゃない」
「そういう問題じゃないんだよ社長さん。」振り向くとそこにいたのは峰岸親子だった。
「娘の体には指一本触れさせないぞ!」
「飛んで火に入る夏の虫とはこのことよ」美獣に化けていた真丹鬼のクローン
が峰岸徹に向かって核ミサイルを発射した。そして葛城に化けていた方が
穂花の腕をつかんで自分の方に引きよせた。
一方タクヤはやっと着地できる!と思った地点にいきなり棺桶が現れ、本当に地獄に戻ってしまった。
そしてそこで見てはならない人物を見てしまうのだ。本物の美獣国昭と同じく本物の峰岸徹である。
更にタクヤはさんまから思いがけない事実を知らされる。「まだ現世に戻れるチャンスはあんねん。
実は…心美ちゃんが妊娠している!今まで家族によう打ち明けられんかったが、イマルにだけは打ち明けてた
らしい…。」
生まれたままの姿でタクヤは兄さんまに問いかけた。その声は震えていた。
「そ、それで相手の男は和崎悠真なんか?」
今やタクヤは二十歳ぐらいの外見で、和崎とは年齢的に違わないのであった。
10分で10歳ずつ歳を取るタクヤに残された時間は僅かだった。
「和崎いうたら今年の正月ココミちゃんと初詣に行った子か。しかし、あれから
おまえもわしも人生が大きく変わってもうたなあ」そういうとさんまは遠くの方
を見た。「そやけど、誰が父親かはこの際関係あらへんで。ココミちゃんが生む
こどもとおまえが入れかわるんやさかい」
「この前とおんなじことをしたらええんやろうけど、空間を切り裂くための剣
がいるがな」
「わかった、タクヤに性剣を授けよう!」
振り向くとそこには満面の笑みをたたえた閻魔大王がいた。
ここからは
>>214・
>>215を繰り返すわけだか、「あっ兄さん最初出ていく時、何で言う…」
途中で現世に生まれてしまい、「おぎゃあ!」と言った瞬間に見たのは
>>215と同じカエルの
ようなよどんだ眼をした看護師であった…。
看護師の顔をかすめ、窓ガラスをぶち破り、赤ん坊のタクヤは大空に向かって
飛翔した。
こんなことが・・・。その場にいた医師と看護師もただただ呆然とするしか
なかった。
こうして無限ループを繰り返すタクヤは峰岸穂花を救う事が永遠にできないのであ
った。gym-kはクローン軍団の手に落ち、社長&会長も性奴隷にされ、完全な魔窟へ
と変貌した。
性奴隷となった社長の猫柳と会長の片柳は、gym-k の社屋から出ることが
許されず、食事は常に社員食堂でとっていた。
「我々経営のトップがいなくなったのに、会社はそれなりにやっていけてる
というのは、なんか複雑な気持ちですね」きつねうどんを食べながら猫柳鉄子
が言った。
「ええ、木俣なんか超無能社員だったから、会社を乗っ取っても何もできない
し、20人ぐらいのクローン全員がただ遊んでいるだけ」片柳宗春はためいきを
ついた。
しかしタクヤの行動は決して無駄ではなかった。棺桶にぶつかる時に発生する血しぶきは
やがて赤ピクミンならぬ赤タクヤとなり、各地に散らばった無数の赤タクヤは意思を持ち
gym-k本社のある方向へと王蟲のような前進を始めるのであった。
その奇妙な生命体のサイズは1インチにも満たない小さなもので、すでにgym-k
の至るところにはびこってしまった。それらは人間の頭から出るフケや本を
閉じている糊などを食物として生命を維持しているようであった。gym-k の社員
の中で、この生物とタクヤを結びつけて考えるものはいなかった。
しかし潔癖症である新社長の木俣真丹鬼は全身が痒くてたまらない。
そこで新入社員の和崎悠真に蚤駆除を命令した。
「へっへっへ、捕まえたぞ」和崎悠真は机の下に潜りこんで一匹の赤タクヤを
指でつまみあげた。「こうしてくれる!」
そして親指と人差し指ではさみ、ブチッと潰した。
和崎はこの春高校を卒業してgym-k に入社した。どのようなコネを使ってこの
会社に入れたのかは謎である。猫柳社長が探偵の矢野舞花に電話で身辺調査を
依頼したという噂が社内に流れたとも言われる。
しかし矢野舞花の調査報告は思いもよらない衝撃的なものだった。
>>220の峰岸穂花は
本物ではないという!福岡県は巨糞の谷という所に新しく建立されたYZW神社に兄と共
に保護されているという…!
「驚いたわね」スマホの画面を見ていた片柳宗春が言った。「私たちと同じ
性奴隷にされているあの峰岸穂花が偽物だったなんて」
「精巧に作られたアンドロイドなんじゃないですか。真丹鬼たちは喜んで母乳
を飲んでいるみたいだけど、あれはきっと牛乳ですね」そう言って猫柳鉄子は
大笑いした。
それを立ち聞きした新幹部から衝撃の事実を知らされた新社長は
怒り狂った。「お前らは母乳とただの牛乳の区別もつかんのか!」
そして巨糞の谷侵攻を開始した。
この侵攻のため、真丹鬼一派は社兵を動員した。gym-k オリジナルの軍隊で
ある。かれらは装甲車を連ねて九州を目指して東海道を驀進し、沿線の住民
に驚異と恐怖を与えて行った。それに猫柳社長と片柳会長も従軍慰安婦として
同行を強要された。
軍隊の内訳は前出の二人とクローン二十人全員と慰安婦のエサを提供する食堂のおばさんである。
木俣真丹鬼のクローン全員がgym-k を離れたことで、会社奪回の機会が得られ
たわけであるが、会長・社長は巨糞の谷へ連行され、専務のタクヤと嘱託社員
の美獣は死んで地獄行き、常務の世之介は異世界に飛ばされるといった風で、
対応できるキャラがいない状態である。
そこで新入社員の和崎悠真は「俺の出番がきた」と小躍りして喜んだのである。
しかも自分の姑の実家はあの源グループなのである。早速木村家に行って、静香にgym-k
買収を持ち掛けた。
今はそっとしておいてほしい。
そう言って未亡人のシズカはこの話を断った。
そりゃそうだ。昨日今日入社したばかりの青二才が何を調子に乗っているのか。娘婿が
こんなバカだった事を改めて知った静香は、KMRMKと一緒でこの結婚は失敗だったと
思うのであった。
一方のタクヤはもう現世に出る事なく地獄で棺桶にミンチにされていた。
圧し潰された体は再生され、また潰されると無限の苦しみを味わされるのである。
バイであることを偽ったという罪の結果がこの無間地獄か。地獄にポリコレは
ないのか。
またミンチになるサイクルの始まりを前にしてタクヤは呻いた。
そして今や忘れ去られた存在である世之介は、転生先でなぜか褐色爆乳魔女になっており
双子のイケメン奴隷との酒池肉林の日々を送っているのである。更にそこに令和のタイタ
ニック号の乗客の一人、田村犬痔が新入りとしてやってきた。
前スレで初登場するも大した活躍もなく、「やっと俺様の時代!」と小躍りした矢先に
コレである。何だかなぁ。
そして裸エプロン姿の世之子はどんどん淫乱になっていき、もうあの純朴なノンケには
戻れないのであった。
インドと中国とイギリスの三角貿易により、ばくだいなアヘンが中国に流れ込み、大量な中毒者が
「何がアヘン戦争だ!ふざけるな!」
田村の闖入などもあって不機嫌モードの世之介に対して、イケメン双子の兄で
あるチャッピーが地獄めぐりを奨めてきた。弟のポンペイウスも「ぜひそう
なされませ」と積極的であった。
「なんだ、別府の温泉じゃあるまいし(笑)」とは言うものの世之介の心も
動いているようだった。
そうして世之介は前専務タクヤとの劇的な再会を果たしたのであった。
「そうするとやはり僕は死んでたのか…。」
たくや(沢村卓也)はブルースコーポレーションの副社長におさまりました
エルデンリング世界の会社ブルースコーポレーションは地獄の外注先となり、
その管理・運用をまかされていたのだった。タクヤたちを責める鬼もブ社の
社員なのである。
タクヤみたいに全裸でいるものはまさに地獄の亡者であり、世之介のように着衣
のものは、生きたまま異世界へ来たのである。
「ところで世之介常務、どうして女になったんだい?」そういうタクヤの目
には好色の光が見えた。
ブルースコーポレーション総支配人 中国本社長 ワンシャオロンは、沢村卓也に、孫悟空の故事を引き合いにだして、田代美幸ともども葬ると言明いたしました
「何でぇー?何か個人的な恨みでもあるんスかぁ?」
「副社長、提訴しましょう!私、峰岸穂花の二の舞になりたくない!」
生真面目な性格である世之介は、なぜ性転換したのかというタクヤの質問に
対して真摯に答えるために長い間考えたのち、自分の意思でこうなったのでは
ないと言おうと思って顔を上げたら、鬼がタクヤを連れていこうとしている
ところだった。
「フハハハハ、これからこやつをミンチにします。どうぞ見物していって
ください」
所変わって巨糞の谷。YZW神社に多額の資金を出してくれた女帝、草井ファビュラス萬子
は言った。「あなたがスネ夫だってのはわかってんのよ。その刀でgym-k軍を壊滅さす勝
算はあるのでしょうね?」
「おれの本分は快楽殺人だっつうの」YZWはぬけぬけと言い放った。
「とか言ってる割にはその勃起した一物は何なのよ!質問に答えろバカ!」
そこへ軍師の唐戸しらすが「まあまあ」と割って入ってきた。
「しかし相手は量産型のクローンですよ、クローンの母体を破壊しないとYZWの武器だ
けではいたちごっこですよ。」
だが唐戸しらすは知らなかった。木俣真丹鬼の本体がすでに死んでいる
ことを。(
>>182)
現在巨糞の谷に侵攻しているのは、すべてがクローンなのである。
巨糞の谷には決戦前夜の重苦しい空気がただよっていた。その空気に耐えかねた
峰岸穂花は神社の境内を歩いてわきあがる不安を静めようとしていた。
すると草むらから男が現われた。YZWであった。野糞でもしていたので
あろうか。どうにもばつが悪かったので、穂花から声をかけた。
「浜崎さん、どうしてあなたは私たちを助けてくれるのですか?」
YZWの動機は
>>166の通り不純なものだったが、流石にそれはおくびにも出さず
「貴女は…私の死んだ母に似ているんです。今日は母の日ですから…。」因みに実母は
>>30から
>>46まで出演していてまだビンビンしている。
またYZWは父親のことも話した。いかに恐ろしい存在であったかを。そして
YZWの人格形成にも影響をおよぼしていることを。
YZWの話を聞いた穂花は、自分の父親のことを考えた。今どうしているのか。
彼女は父の峰岸徹が木俣真丹鬼のクローンから核ミサイル攻撃を受けて逝って
しまい、今は地獄にいることを知らない。
その父は生前精神科医だった事もあり、ブルースコーポレーションの営業部長ハァン沢直樹
から
>>257を何とかして欲しいと依頼された。
峰岸徹はブルースコーポレーションの職員に訴えた。
「何か着るものをくれ。素っ裸では診療できんだろう」
「もっともなこと」
職員は峰岸のために衣装を用意してくれた。
で、手渡されたのは何故かJK制服(超ミニ丈)とTバックとピンヒールであった。
峰岸徹が世之介と相対し、それでは治療を始めようかとした時、閻魔大王が
通りかかった。
「ああ、ご苦労さん」大王はニコニコしながら通り過ぎていった。
それが世之介の運のつきで、元々巨乳フェチだった変態医師に「うおおお!穂花!」と
叫ばれ、犯される羽目になった。どうやら「赤飯生殖」は父子の間でもOKだったらしい。
急を聞いて駆けつけた双子の奴隷チャッピーとポンペイウスであったが、遅きに
失した。激怒したかれらは峰岸徹をボコボコにした。
そのどさくさに紛れて田村犬痔は、彼らの館を占領した。何か考える事は和崎悠真と一緒
である。
下僕を足蹴にし踏ん反り返って田村は言った。「実際、リレー小説星屑の記憶に負けて
おる。俺が原因か?」一方、深夜のマクドナルドで和崎も全く同じ事を言った。
和崎悠真がgym-kの社長室にいるとき卓上の電話が鳴った。出てみると電話の
相手は日本国総理大臣青木為範であった。令和の政商gym-kは時の権力者と
ズブズブの関係だったのである。
その晩、高級料亭で密会する二人。着物姿のココミも参戦し「ハズキルーペ大好き」と
かのたまっている。「越後屋お前も悪よのう、ぶはははは!」
「へえー、タクヤ専務の娘さん。まだ高校生なんだ」
そういってココミを見る青木総理の好色そうな目つきが悠真を不快にさせた。
「いけませんわ御代官様!」「良いではないかブハハハ!」帯をぐるぐる解いて出てきたのは、巨大なミルクタンク!「しかも母乳が溢れ出ているじゃないか!うおおっ!」
「総理、おやめください」同席していた財務大臣高橋キヨコレが青木を諌めた。
「ハハハハ、洒落だよ、洒落」と、顔を真っ赤にしている和崎悠真に対して
そのように言った青木は、悪びれる様子もなかった。
青木為範はお気に入りのバーボンをぐびぐびやってどんどんメートルが上がって
いった。
「わははは、今回おれは首相の役なんかできて大いに満足だ。七年半前の初登場
ではパワー系池沼だったからな。
おい和崎くん、剣光妃編て知っとるか。秋山まいかてな、小池百合子より前に
東京都知事になっとるんだぞ!」
和崎悠真や青木総理が盛り上がっている料亭の一室を、ふすまごしに中の様子を
うかがう人物がいた。極秘裏に単身日本に乗りこんだロシア大統領プーチンで
ある。かれは
>>153 でタクヤの股間から飛びだした飛翔体をまともに受けて
死にかけたことを恨みにおもい、復讐のためにこの場にいるのである。
タクヤがすでに死んでいることを知り、ならばせめてgym-k のトップを代わりに
血祭りに上げようと考えていたのだ。
しかし巨糞の谷に行ったものの、思った以上の戦果を得られなかったgym-k軍が
>>276 を聞きつけ、既にプーチン大統領の後ろにいた…。
プーチンはふすまのすき間から中をのぞいていた。誰が gym-k のトップなのか。
未成年と思える男女がいるが、かれらは除外していいだろう。あと二人の
おっさんの内どちらだ。面倒だから両方ともやるか。
プーチンの手にはカッターナイフが握られていた。
驚くことにこの小説世界のプーチンは、日本の首相の顔を知らなかったので
ある。
「ちょっと小便をしてくるわ」青木為範は席から立ち上がり、部屋から廊下へ
出るためにふすまを開けたら、正面にプーチンが顔をこわばらせて立っていた。
「奸物、死ねやあ!!」覚悟を決めたプーチンが青木に向かってカッターナイフ
を突きだした。
「死ぬのはお前や!」と存在を無視されたgym-k真のトップ、木俣がプーチンを射殺。
「俺らは母乳が飲みたいんや!誰やはよ差し出せ!」
「一体全体何がどうなっとる!」青木総理は説明をもとめた。
「アホの木俣真丹鬼には説明する能力がないから、わたしの方でお話しします」
真丹鬼のクローンの後ろから、眼鏡を掛けた理知的なタイプの女性が現れた。
「あっ猫柳社長、無事だったのか!」青木総理が驚きの声をあげた。
「ちゅう事はお前がgym-kのトップか…!」今わの際で叫ぶプーチン大統領。
「俺はまだ死ねんのだ…!まだウクライナを手に入れていない…!」
プーチンのために救急車が手配された。その到着を待つ間猫柳鉄子が巨糞の谷
での戦闘の様子を話した。あたかも破壊神であるかのように暴れまくった巨糞
側の戦士のことを。
このどさくさに紛れて和崎はこんな事もあろうかと、偽穂花ことミルクサーバーアンド
ロイドを木俣新社長に押し付け、夫婦揃って逃亡した。目指す所は巨糞の谷。本物の峰
岸穂花は結局どうなったか気になったのである。
「その狂戦士は思う存分剣を振り回して暴れまわりました。それを見た gym-k軍
の兵士は我先に逃走したのです。向かっていった真丹鬼のクローンたちは面白
いように首を刎ねられ、20人中19人が斃されるという結果になりました。そして
片柳会長はすきを見て巨糞の谷側に逃げこみました」
「ふむ、恐ろしいほど強いな。その戦士が誰なのかわかってるのかね」青木総理
はわくわくして言った。
「いえ、そこまでは・・・」
猫柳は考えた。
会議室にとびこんできた男。謝罪を求めてきた。だがあの男は我が社の社員
美獣国昭の姿を認めると一目散に逃げていった。とてもあの狂戦士とはむすび
つかない。
しかもその美獣も木俣クローンだったのである。そう言えばあの時巨糞側で誰かが
「キャーガッツさん素敵ーっ!」とか叫んでいなかったか?
和崎悠真とココミは巨糞の谷に行くためにgym-kの公用車を手配した。
しかし公用車の運転手は「高卒の新入社員が乗るものじゃない。これは会長、
社長、専務、常務なんかのためのものだ!」と言ってきた。
「ビビビビビビン!」
和崎の強烈なビンタが炸裂した。
水木しげる式ビンタをくらってしまった運転手は、恐怖に蒼ざめて車を発進
した。早いところこの危ないカップルから離れたいと思い、一時間ほどで九州
の巨糞の谷に到着した。
gym-k の運転手は和崎悠真とココミを車から下ろすとすぐにその場を去って
いった。
「運転手さん、行っちゃったけど、帰るときどうすんの?」ココミが悠真に
問いかけたが、かれは前方遠くの方に見えるものに注意を向けていた。それは
横に長いテーブルのようで、その上にかなりの数の物体が並べられているよう
だった。
「あれは何だろう。行ってみよう」
二人が近づいていくにつれて正体がはっきりしてきた。
晒し首であった。二十以上ある。ほとんどが同じ顔だ。木俣真丹鬼の顔である。
それらは急に浮き出した。浮かび上がって寄り集まって、合体してキングスライムになっ
た!そして「そこに母乳がいるぞおおおお!!!!!!!!!!!」とココミ目かけて突
進してきた!
「いやあああああああああああああああ」心美が助けを求めるも、元々発達障害のある
夫はいつの間にか脇道をそれ、辿り着いたYZW神社で片柳会長の妖艶な見た目に一目惚
れしたのであった。「俺は決めた、妻とは離婚する!」
我ながらグッドアイデアだ。
和崎悠真は早速シズカに連絡を取ろうと考えた。
>>243 で彼女を殴ったこと
などとうに忘れてしまっていた。
哀れなココミは母乳と共に精気も吸い取られ、見るも無残な死体となり果てた。
夫に続いて長女も失った静香は、娘婿のあまりにも見勝手な電話に遂にプッツン切
れた!
本物の峰岸穂花がどうなっているか知りたい。
そんな動機で巨糞の谷へきたものの、予想もしないことが次々に起り、和崎悠真
の頭では処理が追いつかなくなっていた。
そのあたりをあてもなくふらふらと歩いていると、精悍な顔の老人に声をかけ
られた。
「お若いの、異邦の人と見受けるが、巨糞の谷にやってくるのはいささか無謀
であるぞ。この地では見たこともないような怪異がたびたび起こるからの」
老人のことばを聞いて和崎の頭には、先だっての木俣真丹鬼の生首が合体して
襲ってきた場面が浮かんできたが、それでもカチンときたのか、老人に対して
言い返した。
「おじいさん、こう見えても僕はあの gym-k の社員なんですよ。恐いものなん
かあるはずがないですよ」
「何、gym-k とな」
老人の目がきらりと光った。
「この地では gym-k の名は出さぬことだ。晒し首を見たであろう」
「あっ!木俣真丹鬼以外の首もあったけど、あれはgym-kの社兵!」
「そうじゃ。巨糞の谷の若いものはとにかく気が荒い。何といっても戦争はまだ
終わっておらんのだから」
その通りであった。念願かなって母乳どころか精気まで全部貪り尽くしたキングスライム
は進化を遂げて、狂戦士の前に姿を現した。狂戦士こと峰岸"ガッツ"石松は驚いた。
「お、お前は…グリフィス!」
「ちょ、待てよ」そこにYZWが現われた。「クローンの首を次々に刈っていった
のは、おれじゃないのかよ!」
精悍な顔の老人は和崎悠真を高台にある神社に連れていった。そこからはあの
奇妙な闘いの模様がよく見えるのだった。
神社には先客がいた。gym-kの会長片柳宗春であった。宗春がふたりを見つけて
言った。「亀吉さん、ご苦労さま。あら、そこにいるのは四月に入った新入社員
の和崎くんね。なぜここにいるの?」
和崎悠真「木俣さんが戻ってきたから、僕はまたあの小さな赤い生物を退治する
仕事をやらなきゃならない。僕はもうあんな仕事はやりたくないんです!」
それを草葉の陰で聞いていた心美は「恨めしや〜!」と巨大化した赤タクヤに転生した!
「gym-kの社員が源グループ総帥の姪であるココミさんを意味もなく連れだした
上怪物に変容させたということ?これはうちにとって大変まずいことだわ」
片柳会長の声は震えていた。
「ふむむ、巨糞の谷に古くから伝わる陰陽師の術によってあれを元の姿に戻せる
やも知れぬ」亀吉老が言った。
この老人こそが巨糞の谷で名高い小保司流の師範であることを知る片柳会長の
目に希望の光が宿った。
一方、和崎悠真は「へえー、ここは何でもありなんだな」と人ごとのようで
あった。
「しかし軍畑先輩に最後に会ったのは終戦直後だからなぁ…。」生きていれば御年107歳。
しかも風の噂だと重度の認知症らしい…。
「だが弟子に二俣尾というものがおる。その技、人間性ともに師と比べても
遜色がない」
小保司亀吉がそう言っても、和崎悠真は何の関心も示さず、
>>308 の答えを
待って、ギラギラした目で片柳宗春を見つめていた。
「和崎とやら、一介の新入社員が、勤める会社の会長に求婚とは、何という
痴れ者。分を弁えるべきであろう」亀吉老は渋い顔で言った。
「じぃじはすっこんでろよ!」和崎悠真が亀吉老人を怒鳴りつけ、片柳会長に
向き直った。「会長、返事を聞かせてください」
終始無言をつらぬいていた片柳会長であったが、観念したのか口を開いた。
「私のようなキャリアウーマンが結婚という旧来のシステムに組み入れられる
ことはない。それに、現在私にはパートナーがいるのよ」
そのパートナーが男なのか女なのかは、言うつもりはないようであった。
それを草葉の陰で聞いた巨大赤タクヤはほくそ笑むと、gym-k本社に戻り猫柳にそれを
伝えた。「な、なんだってー!」憤る猫柳に赤タクヤは囁いた。「お前も赤タクヤに転生
して和崎を懲らしめないか?」
転生するためには一回死ななければならない。それはかなわないと猫柳は思っ
た。
「聞くところによると、二俣尾とかいう陰陽師があなたを元の高校生に戻せる
かも知れないというじゃないですか。ここはワンチャン賭けてみたほうがよろ
しいかと。gym-k は全面協力させてもらいます。まずはお母さまのところに
戻って、あなたが健在であるところを見せないと・・・」
ココミを彼女の家に帰したあと、猫柳鉄子は "鉄子の部屋" にいて、和崎悠真の
去就について考えを巡らせていた。木俣真丹鬼のクローンは、元の個体が長年
属していた総務部のほうが居心地がいいようで、鉄子がこの社長室を使うこと
をとくに気にはしていなかった。
その後愛する会長から届いたメールはさらにショッキングな内容だった。
「二俣尾とかいう陰陽師を訪ねた所、熱中症&新型コロナウイルス重症で昨日亡くなったとの事。」
翌日、木村邸を覗いてさらに仰天。巨大赤タクヤが2体も増えていた…!
母親のシズカと妹のコウキまで変容したのか。新しい赤タクヤとも会話が可能
なのか。猫柳鉄子は何を話すべきか逡巡した。
「gym-k 社員和崎悠真の処遇についてですが」猫柳は声をしぼりだした。
「解雇はやむ無しというところです」
以前タクヤ夫人のシズカであった赤タクヤがコクリとうなづいた。かつての
ヒステリックなさまは影をひそめている。
「解雇じゃ生温い!我々は和崎を殺すんだよ!」もう一体の赤タクヤが叫んだ。
「我々はこれから巨糞の谷へ行く。止めてくれるな!」
猫柳鉄子は巨糞の谷の片柳宗春に一報を入れた。和崎悠真および峰岸穂花の身の
安全を図るために、二人ともに巨糞の谷から脱出させたほうがよい、というもの
であった。
猫柳鉄子には、あの穂花に似せて作られたアンドロイドから報告が入っていた。
木俣真丹鬼の最後のクローンは、今やすっかり牛乳党になっており、スーパー
で買ってきた1リットルの紙パックの牛乳で満足しているということであった。
もはや峰岸穂花の母乳に対する執念は消え去っているようである。
これなら巨糞の谷とは停戦の交渉に持ちこめそうである。
和崎悠真はこちらに戻ってきた時点で解雇を言い渡すつもりではあるが、ことは
そう簡単には運ばないであろう。
性奴隷が人事に口を出すなといって真丹鬼が横やりを入れてくるかも知れない。
それに、青木首相が和崎のことを気に入っているらしく、彼を馘首にして首相
の不興を買うことは gym-k にとって不利益になる。
また観測者の立場から見ても、和崎というキャラクターをメインの舞台から
遠ざけてしまうのはいかがなものかと考えてしまう。
猫柳は、複雑な連立方程式を前にして、いかにして解くべきかと途方に暮れて
いる学生の気分であった。
さんま「あ、あほくさ…。」地獄の底からこの様子を見ていた兄弟は愕然とした。
特に弟のタクヤの絶望はすさまじかった。「俺の家族を破壊した和崎、許せん…!」
羽田空港では二体の巨大赤タクヤの異様な姿が人々の目を引いていた。かれらは
意気揚々と福岡行きの便に乗りこんだ。
福岡行きの便と入れ違いに帰ってきた飛行機から出てきたのは、まさかの和崎&会長で
あった。会長はマネードクターのCMで亀梨和也に惚れられるアンドロイドみたいな風貌
になっていた…!
このあと、このメンバーに猫柳鉄子も加えて、記者会見の席が設けられた。
その内容については、すでにメディア等で伝えられていることもあり、ここ
では省略する。
TVに釘付けになりいよいよ会見の時間が迫ってきたその時、ブルーズコーポレーション
の社員が見知らぬ二人を連れてきた。「新人を紹介する、安倍晋三君と星河悠君だ!」
どのような新人が来ようが、かれらに関心を持っている余裕などなかった。
毎日身体をミンチにされて、また再生されるというサイクルを繰り返し、心身
ともに疲弊しきっていたのだ。今日なんかダブルヘッダーだと言われて、一日
に二回もミンチ・再生が行なわれたのである。
「まるで地獄だあ!!」タクヤは叫んだ。
俺にはリラックスか必要なのだ。
と悟ったタクヤはズボンのファスナーを下ろそうとしたが、はっと我に返り、近所のネットカフェに駆け込んだ。
無料シャワーを浴びた後、個室ブースに飛び込んだタクヤは全裸になった。
パソコンでランチを注文すると、猛然と肉柱を扱き出した。
「タクヤちゃんいるぅ?きょうはいい話を持ってきたんだよぉ」
とにかく明るい閻魔さまがカフェにやってきた。その手には性剣らしきものが
握られている。
私は星河悠、リレー小説星屑の記憶の主人公だ。
私は他界し天国へ行くはずか、
>>336でとうとうスレが止まってしまった糞リレー小説
に転生してしまい、訳のわからん地獄の住人となってしまった。
安倍元総理が仲間になったのはまあ許せるとして、このタクヤという気色悪い生き物は何
だ。あのキムタクと同姓同名なのか気に食わない。某スレだと西条俊が本名だって言う
じゃないか!
「出る! 出る!」
タクヤの快感は彼自身の肉体を駆け巡り、熱い波動を引きずり出した。
鈴口から、白く濁った体液が勢いよく迸った。
聖なる地獄を不浄のもので汚しおって!
タクヤの地獄における評価は、だだ下がりであった。
タクヤは世間の不評を気にすることもなかった。
「へっ、わしのケツ持ち誰か知ってんのか。閻魔大王やぞ」
そして手にした性剣を満足そうに眺めた。これで空間を切り裂き、どこかの女の
股から赤ん坊として生まれるつもりだ。
しかし実際にやってみたら、時期尚早だったのか世之介の腹から出てしまった。
そう、世之介が穂花の父にレイプされてできた子であった。分娩中に膣から頭だけ出した
タクヤと目が合ってしまい失神する世之介であった。
タクヤを取りあげたのは、元精神科医であり、タクヤの父となる峰岸徹で
あった。またタクヤは穂花の腹違いの弟になるのである。
赤ん坊のタクヤを支える峰岸徹の腕に異様な振動が伝わってきた。それがもはや
耐え切れないほどになってきたと思いきや、タクヤは突然の飛翔体となって地獄
の空を昇りつめていった。
そしてまた棺桶が現れ、タクヤの体が粉砕され、赤タクヤを量産するのである。一体
閻魔大王の真の狙いは何なのか?なぜこんな無意味な事をするのか?
「鬼の目にも涙か」と言って地獄の鬼が笑った。
「何言ってるんだ!鬼はおまえだ!」タクヤは毒づいた。
鬼が笑って言った。「わははは、なかなか元気があるな。それじゃ、きょうも
ミンチ一本行っとく?」
この一言で堪忍袋の緒が切れたタクヤが鬼を惨殺、どうにかしてこの地獄から逃げ出した
いとさんざん走り回った。行けども行けども地獄の果てはなく、絶望の淵にタクヤはもが
いた。
片柳宗春と猫柳鉄子。観測者をもって任ずる二人は、ランチタイムにgym-k の
社員食堂で、ライスカレーを食べていた。かれらの肩書きは今だに性奴隷の
ままである。
宗春は皿の上にある赤いものを福神漬であると思っていたのが、実は赤タクヤで
あったことに気付き、不快感を表情に表わした。
そしてかれらの話題は、地獄におけるタクヤの所業へと移っていった。
「こんな調子では主役復帰の道はますます遠のくばかり」
「バイであることを偽ったというだけで地獄に落とされたタクヤが、その地獄
で、あろうことか人殺し、いや鬼殺しをやってしまうとは皮肉なものですね」
鬼殺しと聞いて無性に日本酒が飲みたくなった片柳会長であった。
早速注文するとあろう事か、新入りの気取ったチャラ男が鬼殺しに赤タクヤを加えた創作
カクテルを持ってきやがった。
「こんなもの!」片柳宗春はカクテルをチャラ男の顔にぶちまけた。
思わずハッとした鉄子であったが、宗春が会長であったときなら、パワハラで
問題になっていたかも知れないところ、今はひとりの性奴隷の行為にすぎない
からセーフであろう。さすがに計算高いお人だと感心しきりであった。
それから片柳宗春は、二人がいる席からはかなり離れた場所に、きつねダンスを
踊りながら何かの定食を食べている和崎悠真を目撃した。
「結局和崎は gym-k に残ることになったのね」
「はい、木俣真丹鬼が、赤タクヤを退治する人材が必要だと言いまして」
片柳宗春は難しい顔をして鉄子の部屋へやってきた。
「ちょっとちょっと鉄子さん、あの『星屑の記憶』がレス数でここを超えて
しまったわ」
「なんか勢いがあるんですよね」
「快楽殺人鬼スネ夫のYZWもあっちに行ってるし」
「あ、逆に向こうから転生してきたキャラがいましたよね」
「フッ星河悠ね。地獄に落ちてしまったのが運の尽きだわ」
二人は顔を見合わせた。
地獄の果てで腐りきってた星河悠の前に現れたのは、メーテルの格好をした木霊幽子と
全裸に首輪とリードをつけられた秋川歩瑠音であった。「お前にワンチャンスを与える
完全に飽きられ忘れ去られた本スレを、お前が主人公になって盛り返すのだ!」
ある朝、猫柳鉄子が社長室のドアを開けると、そこには堂々と社長の椅子に
座っているものがいた。少年重役の秋沢世之介である。そしてかれだけでなく
アラサーの女もいたのである。
「世之介常務、どうやって異世界から戻って来れたの!パンデモニウムの門が
見つかったの!」
「こまけぇこたぁいいんだよ」
そう言う世之介の顔は自信に満ちていた。
「そうね、大局的に見たほうがいいわね」
「社長、星河悠さんを連れてきました」
世之介が紹介した女はひとこと「どうも」と言っただけで、無愛想この上なか
った。
星河悠の顔を見るのは初めてだったが、観測者である猫柳鉄子は彼女の存在を
すでに認識していた。
「それであなたは何ができるの」
「仏像の製作・・・」悠はぶっきらぼうに答えた。「それとショーのときの
アシスタント・・・」
「聞けば前にいたスレッドでYZWが人体切断ショーをやっていたとか。」
「へぇー…。(ドン引き)」
世之介復活の報せを聞いて片柳宗春も駆けつけてきた。鉄子の部屋に姿を見せた
彼女を見て世之介が「ヒャッホー」と言ったので、宗春はムッとしたようだっ
た。
「大体やねぇ、あんた転生前とちょっと人格変わってへんか?」
「あなたも口調が変わっていますが(汗)」
「まさか…田村犬痔が変装してんとちゃうやろな?」
「まあいいわ。世之介常務、あなたが戻ってきたから、あなたがgym-k の
トップということになるわ。わたしと猫柳さんの肩書きは性奴隷なのよ。
この体制で木俣真丹鬼に対して攻勢をかけましょう」
「いいですよ。それにしても木俣さんなんかにいいようにされて、ちょっと
情けないですね」
これには宗春もカチンときた。
宗春は思わず世之介を殺害してしまった
翌朝、河川敷で世之介の死体が発見された
この意外な展開にほくそ笑むタクヤ。
「俺らを差し置いて現世に蘇るからそうなるんだよ。ようこそ地獄へ!」
gym-k 元会長片柳宗春による秋沢世之介殺害
この件をなかったことにすることはできない。猫柳鉄子は厳しい決断をせまら
れた。そして宗春を社内座敷牢に拘禁したのであった。
警察は早急に特別捜査本部を立ち上げた
指揮を執るのは警視庁捜査一課管理官明智警視
捜査には殺人犯捜査第1係係長目暮警部も駆り出されていた
彼は以前から快楽殺人鬼スネ夫を追っていた刑事でもあった
少年の遺体は検死に回された。まずはかれが発見された河川敷の近辺で該当する
人物がいないか調査が実施された。
木部千尋刑事から目暮警部に報告がいった。
「近辺に該当者はありませんでした。捜査の範囲を拡げるとともに、すでに
マスコミが事件を報じておりますから、その方面から身元が知られることも
あるかと思います」
検死を終えた後世之介の盛大な葬儀が執り行われた
葬儀の場で宗春は泣き崩れていた
目暮警部はじっとその様子を眺めていた
葬式と言えば青木為範とゴルゴ松本。「あなた、安倍さんの国葬にも行ってきたの?」
「おい、総理大臣と芸人が来てるぞ」目暮警部が木部刑事に声をかけた。
「やっぱりgym-k 大したもんだな」
その陰で世之介と片柳女史のせいで完全に存在を忘れ去られた星河悠は、「新時代だ!」
と言ってやっと本スレを乗っ取る気になった。こいつらを一掃して新しい物語を紡ぐには
協力者が要る。プーチン大統領にしようか金正恩にしようか。それともトランプ前大統領
か?
その星河悠は会場で悲しみにくれるひとりの少女を見ていた。世之介の姉
秋沢ポルンである。
あれはたしか地獄で出会った女の子。あのときは素っ裸だったけど。
しかしよく見ると、全裸に喪服のボディペンディングを施していた。
転生前から性別が定まっていなかった星河悠は、勃起していきなり後ろから犯した。
葬儀場で何ということを!
焦った猫柳鉄子ではあったが、果敢にも木部刑事が、星河悠の愚挙を制止して
くれた。
手足を虫のようにバタバタ動かして暴れる星河悠を取り押さえている木部刑事の
もとに、目暮警部がゆっくりとやってきた。
「木部、そいつを解放してやれ。ご公儀のオメコボシだ」
「一体どういうことです!」
「総理から言われたんだ。まあ、gym-k の差し金だろうがな」
木部刑事の押さえていた手がゆるんだすきに星河悠は脱兎のごとく逃げだした。
追おうとする木部を目暮が止めた。不服そうな木部が言った。
「あの女が秋沢世之介の死に関係があったのかも知れないじゃないですか」
「おまえも解剖の結果を聞いただろ。世之介の身体のどこにも外傷は
なかった。本件は病死という結論にいたった。それにな。やつの身体には出産
した形跡があったというじゃないか。こんな奇妙な事件はもう勘弁して
ほしいぜ」
一方地獄に舞い戻ってしまった世之介は、何があったのか今までタクヤが受けていた罰を
タクヤにすり替わって受ける事になってしまった。「じゃあ俺は許されたのですね!」
「甘いな、まだお前にはやる事が残っている!」
タクヤは地獄の便所掃除をやらされることになった。地獄の便所という
ぐらいで、それはひどいものだった。
タクヤが掃除をするため便所に行くと、豪快にウンコをしているものがいた。
地獄の便所には仕切りがないので、それが誰であるかはすぐにわかった。
タクヤの先輩美獣国昭であった。
「先輩、ご苦労さまです!」
「おう」
「世之介が死んでこっちに来てるんだってな」
「ええ、何でも会長に殺害されたってことすよ」
「何という馬鹿なことを。しかし、まだ子どもなのに地獄に堕とされるとは
どうも解せんな」
「そのへんは適当なんじゃないすか。うちの兄貴も峰岸のとっつぁんも地獄に
堕ちる理由なんてないっすよ」
不遇の身をかこち、心がささくれだっていた世之介は、身長八尺の孔明に喧嘩を
売ってボコボコにしてしまった。
「罠だ!罠だ!俺は罠を仕掛けたんだよおおおお!」と言って孔明は遁走した。
口先だけだろうなと、タクヤは冷ややかに見ていた。そして世之介のテンション
が下がっていることを確認してから声をかけた。
「凄いじゃないか、世之介常務。見事な闘いぶりだった」
「あんなやつ屁でもないですよ。軍師なんて頭使うだけで、実戦では大したこと
ないですから。gym-k の社員は最強の戦士なんです」
この言葉に美獣先輩は、我が意を得たりと頷いていた。
世之介は裁判もなしに刑務所に収監された。その刑務所はエルデンリング世界
と共用のものであった。耐えきれないほどの苦痛を伴なうミンチの刑から解放
されたことは、世之介にとって幸いであったといえよう。
代わってタクヤが不幸になった。ミンチの刑に戻されたのである。
タクヤとその仲間は、ヘルズキッチンと呼ばれる地獄の食堂にいた。
死後の世界においても、きっちり食事を取らねばならないのである。ここで
出される料理がとにかく不味い。何の味もしなかったり、カメムシのような
味がしたりと散々である。これもひとつの責め苦なのであろうか
美獣はもくもくと料理を口に運んでいた。旨そうには見えないが、さりとて
不味そうにも見えない。
タクヤのとなりにいる兄のさんまが「ほれ、あそこを見てみい」と言った。
さんまが指差す方を見ると、鬼がひとりうんざりした顔をして食べていた。
「なんや、ブルースコーポレーションの社員がわしらとおんなじもん食うてる
で。こら怪体なこっちゃ」
あれは
>>348 でおれが地獄に送ってやった鬼じゃないか。本当に地獄に堕ちて
きたとは。タクヤはその鬼と目を合わさないようにした。イヤミを言われるの
はかなわない。
それが相手に変な誤解を与える元となった。「あいつは俺に惚れている、間違いない!」
そんな自意識過剰な鬼にある日突然、レイプされるタクヤさん。「タクタクハァンハァン!」
ことが終わるのを待っていたかのように、別の鬼が現われて言った。
「みんな大好きミンチの時間だよ」
「肛門に激痛があるんだ。今日ぐらい勘弁してくれないか」
「そういうわけにはいかんな。でも一回ひき肉になってから再生したら、
痛みは消えるんんじゃないの、知らんけど」
仕方なく鬼についていくタクヤであった。
「おまえはおれをレイプしたあの鬼の同僚なんだろ」
「元同僚な。あいつは死んで地獄に堕ちたんだ。あんたのせいでね」
「むしゃくしゃしてやった。今は反省している」
タクヤが何も言わないのをいい事に、調子づいた鬼はタクヤ主演のAVを撮る事にした。
タイトルは「男ドス恋!」だか、人に嫌がられるとアレなので方便として「男女7人冬物
語」にした。何も知らずにオーディションに参加したさんまは、先妻しのぶとの青春時代
を思い返していた。
「この AV はオーセンティック (本物の) ビデオということだあ!」
何が本物なのかさっぱりわからないが、タクヤはこの企画にノリノリになって
きたようだった。
冒頭は、ウクライナに派遣された世之介が、空港に向かう途中に事故にあって、
エルデンリング世界に転生したところから始めよう。
タクヤはそんな提案をした。
監督の鬼は、いいだろう、だがクライマックスは、あんたがミンチになるところ
をリアルに撮るからね。
そして撮影当日
撮影現場には褌一丁のガチムチの男達が結集した
何故か全員が勃起している
この異様な光景もおかしいが、台本に書いてある台詞が「ウオゥ!」「デンジャラス!」
「ファーザー!」なのもおかしい。挙句の果てにはしのぶ役だと言って坂上忍が出て来た
ぜ。
タクヤは坂上の手を握り挨拶を交わした。「地獄にようこそ。死んでしまった
ことはどうにもならないけど、現世に何か未練を残してきましたか」
「なんにも悪いことしてないのに地獄行きだなんて、もうこれってパワハラ
だと思うんだよね」坂上は心外だと言った。
バチーン!
強烈な張り手が坂上の顔面に炸裂した。どこから現われたのか、閻魔大王が
忿怒の形相で咆哮した。「貴様、地獄を嘗めてるのか!」
これが閻魔のもうひとつの顔なのか。タクヤは震えあがった。
「ぶったね…、親父にも殴られた事ないのに!」
その時背後から監督の声が。「坂上はほっといてこっちの打ち合わせを。君は主
役の西山大吾だが、世間向けに西畑大吾になっているので。」
打ち合わせは、鬼たちが食事をとる、ブルースコーポレーションの社食で
行なわれた。
タクヤたち亡者が食べているものとは違うまともな料理で、まったくもって
良い味であった。
鬼のくせに、とタクヤはムカついた。
「ところでこのAV、売るんですか?誰に見せる気で撮ってんスか?」
「観測者と言う一番楽な、例の性奴隷二人に見せつけるんだよ。」
「観測者とは何のことだ。それに性奴隷というのもわからん」
タクヤは首をかしげた。
「まあいい。それでは世之介の異世界転生のシーンだが」
鬼の監督隅田川露助が、次にこう切り出してきた。
世之介が黒塗りの高級車に追突するところから物語は始まる
「黒塗りの高級車?急に出てきたプリウスじゃなかったか?」
「そのへんはどうでもいいだろ。直接見たわけじゃないからな。おれはその
ときシベリアで美獣先輩とともに、木俣真丹鬼とのくだらない闘いに身を
おいていたんだ」
地獄の鬼である隅田川露助が、なぜ自分たちの世界で起こったことをよく知って
いるのか。タクヤがそういう疑問を持ってもおかしくはなかったが、そのような
こともなく、打ち合わせは続いていった。
実のところ隅田川自身が観測者であったのだ。観測者の存在は一般の登場人物
には固く秘匿される。今回隅田川がうっかり片柳宗春や猫柳鉄子のことを
漏らしてしまったというわけである。
今さらそんなことをカミングアウトされてもなあ、という気持ちでタクヤは
隅田川に語りかけた。「そういえば、ここでは女の鬼を見かけないな。
ふんどし野郎ばかりだ。きみたちはどうやって繁殖するのかね」
「クローンだったりして」
鬼はいたずらっぽい顔でこたえた。
食後のコーヒーを飲んで隅田川は言った。「異世界に転じた後の世之介も描く
ぞ。性転換したところなど実におもしろい」
「そんなのは余分だ。主役はおれなんだろ」
タクヤもまたコーヒーを味わいながら不満を漏らした。
坂上「何なんだよこの二人、スカトロAV撮るって言ってたのに話変わってんじゃねぇか。」
勝手にブルースコーポレーションの社員食堂に入ってきた坂上を、二人の男が
無理やり連れていった。そのようすを眺めていたタクヤが鬼に訊いた。
「かれらはエルデンリングの人間なのかい?」
「ああ、そうだ。ここの社食に入っている業者さんだよ。ブルースコーポ
レーション本社の食堂もやってるし、あんたたちが毎日利用している地獄食堂
もかれらが運営してるんだぜ」
げっ、あの鬼まずい料理はわざとなのかよ。タクヤは辟易して、ちゃんとした
味のコーヒーを口にした。
ここまで観測してふと疑問をもらした猫柳。「私達が常駐している社食も彼らの管轄?」
そのように観測されていることなど、タクヤには知るよしもなかった。
「コーヒーのおかわりをしてもいいだろう」
「そんな暇はないぞ。そろそろミンチの時間だよ」
「嗚呼・・・」
gym-k においては、猫柳鉄子が片柳宗春と対面していた。宗春はすでに座敷牢
からは解放されていた。世之介の件は殺人事件ではないということになり、
拘束しておく理由がなくなったからである。
しかし、今は二人の間にかつての親近感は見られず、代わりに緊張感が支配する
情況となっている。
「あなたが魔女であること、私は知っています」
鉄子のことばに対し宗春は沈黙を守った。
猫柳鉄子は警察に電話をして確認した。
世之介は異世界において死亡したあと、かれの遺体は時空をジャンプして、あの
河川敷に出現したというのである。
「木部とかいう女刑事は納得してなかったみたいだけど、捜査は終了ということ
です」
鉄子は感情をまじえずに言った。
これは国家権力による忖度だ!どうしても納得できない木部女史は警察を退職し、OLと
してgym-kに潜り込んだ。葬儀場で出会ったあの猫柳とか言う女が怪しい!
木部女史は猫柳をボコボコにして拉致監禁すると自白剤を投与して真相を聞き出した
そしてそれをマスコミにリークし更にはYouTubeで配信した
結果、片柳宗春は逮捕され死刑が執行された
猫柳鉄子は「快楽殺人鬼スネ夫」を毎日チェックした。早春が例によって地獄
に現われるであろうと踏んだからである。
毎日、快楽殺人鬼スネ夫をチェックしていた猫柳鉄子は自分でも気づかぬうちに快楽殺人鬼スネ夫になっていた
自分をスネ夫と同一視するなんて。
木部千尋にボコボコにされた肉体だけでなく、精神的にもまいってしまって
いる。
猫柳鉄子は決然として社長室をあとにし、エレベーターで1階に降りて出口に
向かった。
出口から出て行こうとしたところで、警備員に止められた。
「お待ちください。あなたは社屋から出られません」
「家に帰ってシャワーを浴びたいの。明日の朝戻ってくるわ」
「同情はしますが、指示に従っていただきます」
「誰の指示なのよ!」
「超無能社員の木俣真丹鬼です」
もはや限界に来た。猫柳は強行突破しようと前に出たところで、強烈な衝撃を
受けて昏倒した。
警備員がスタンガンを使用したと見られる。
気が付けば猫柳は全裸で、手枷足枷させられてた。その横にはセクシーなボルテージ姿の
木俣と先程の警備員が勃起しながらにやついていた。
猫柳鉄子が木俣真丹鬼に向かって言った。「この人、あなたのことを超無能社員
て言ってたわ」
「な、なんだって!」真丹鬼の血相が変わった。
「しゃれにならんぞ。ちょっと説教部屋まで来い!」そう言って真丹鬼は、
震え上がっている警備員をつれて部屋から出ていった。
猫柳はあらためて回りを見回し、今いる場所が gym-k の総務部であることが
わかった。
フロアーにはそれなりの社員がいて、みな机に向かって仕事に集中している
ようであった。かれらは、全裸で縛りつけられている元社長とは目を合わさない
ように注意していた。
この縛めをなんとかして解かねば、そう考える猫柳の視野に、あの和崎悠真の
姿が入った。
和崎に解放を依頼するか。しかし、かれは真丹鬼の直属。
そうするうちに和崎悠真の方が猫柳鉄子を見つけて、彼女の方に近づいてきた。
「どうしたんですか、猫柳さん。なんで素っ裸なんです?」
何と言う恥辱。猫柳は全身が真っ赤になった。
それが可愛くてつい勃起し、凌辱しまくる彼を撮り、youtubeにあげる総務部長。
更にそれをタクヤに見せ、「これが観測者だ」となぜか教える隅田川。
先程木俣真丹鬼とともに部屋を出ていった警備員がひとりだけで戻ってきた。
総務部長が「どうした?」と声をかけた。
「木俣をやっちゃいました。はじめは説教をしようとしていたんですが、バカ
だから全然ことばが出てこず、面倒だと言って殴りかかってきたんです。それで
私が本能的にやり返したら、一発でノックアウトです」
人間万事塞翁が馬!
猫柳鉄子は勢い込んで警備員に言った。
「木俣真丹鬼を倒したあなたが新しい王だわ!」
「ええっ、私が王!」
「そうよ。そしてわたしを社長に任命して」
「はいっ、王としてあなたを gym-k の社長に任命します!」
全裸で手足を緊縛されたまま猫柳は晴れやかに宣言した。
「ただいま拝命を承りました猫柳鉄子でございます。これより gym-k 発展の
ため誠心誠意努めて参る所存でございます」
「へっへっへ、木俣真丹鬼てぇやつはまったくとんでもねえ悪党でげすね」
総務部長が追従笑いで猫柳の手枷足枷をほどいた。
そして峰岸穂花のアンドロイドが猫柳に服を渡した。
観測者の隅田川は
>>434〜
>>436を見てスクランブルをかけた。「撮影中止!これよ
りタクヤ以外全員を天国に移籍!」地獄で再びタクヤVS木俣を見ようと言うのである。
その夜タクヤは、鬼の隅田川露助に連れられて地獄のはずれまできた。そこは
漆黒の闇が支配する、なんとも言いようのない場所であった。
鬼がポツンと言った。「ここでしばらく待つ」
やがて遠くの方に小さな灯りが見えてきて、それとともにかすかにチリンチリン
という音も聞こえてきた。
「できることならああいう連中とは関わりたくないのだが・・・」と言う
隅田川の声には緊張がこもっていた。
タクヤが見ていると、灯りは少しずつ明るくなり、チリンチリンという音も
だんだんと大きくなって聞こえてきた。あきらかにこちらへ近づいてくるのだ。
そしてタクヤと隅田川の前に姿を現わしたのは、提灯を持つ幽鬼のような女と
鈴を鳴らす全裸で首輪をつけた少女であった。
少女の方は知っている。タクヤは目をそらした。知り合いの裸体を凝視する
わけにはいかない。
鬼がまず口を開いた。「永遠の管理者よ、今宵はそこもとらに頼みがあって
罷り越した」
木霊幽子が返した「申せ、地獄の鬼よ」
「ここにいるタクヤをパンデモニウムの門まで案内してもらいたい」
キキキキキ・・・。木霊幽子のとなりで無表情で立っていたポルンが突然不気味
な笑い声をあげた。
タクヤの背筋が凍った。
タクヤは自らを奮起させるために、おもむろに一物を取り出してしごき始めた。
陰茎が勃起しはじめ、熱と快感が全身へと伝わっていく。
鬼は呆れ果てて言った。「あんた本当に大企業の重役をやってたのかい。まあ
とにかく、パンデモニウムの門を通って生の世界に戻り、木俣真丹鬼と戦って
くれ。おれはその戦いぶりを地獄で見させてもらう」
gym-k の社長に返り咲いた猫柳鉄子は、説教部屋でダウンしている木俣真丹鬼を
連行して座敷牢に幽閉せよと社員に命じたのであったが、木俣は息を吹き返して
すでに逃走したあとだった。
和崎悠真も姿をくらましており、ほとぼりがさめたころに戻ってきてまた何か
やらかすのであろうと思われる。
こうして俺は一年ぶりに我が家に帰ってきた。今までの事は全て悪夢であってほしい。
「パパ!さんま伯父様が年始のご挨拶に見えられたわよ!」
「わたしは今から初詣に行かないと」そう言って長女のココミは家を出た。
この前は、さんまが来たとき彼女はすでに和崎悠真と初詣に行ったあとで
あった。微妙に違いが出てくるようだ。
タクヤがそのようなことを考えていると、さんまの陽気な声が聞こえてきた。
「これはこれはシズカさん、おめでとうさんです。相変わらずおきれい
でんな、フヮッ」
「今年は尾田先生も連れて来たで!3人で新年会や!」尾田先生とはあの!ワンピースの
原作者である!
「タクヤさん、今年は何をやるつもりですか?」尾田栄一郎があたりさわりの
ないことを訊いた。
「木俣真丹鬼と対決して白黒つけたい」
タクヤの答えに尾田はきょとんとした。
「フヮー、その木俣というやつは、おまえの専務の椅子でもねらっとる実力者
なんか」さんまが笑って言った。
「あ、いや、総務部にいる平社員で、無能を絵に描いたようなやつで・・・」
「フヮーー」
さんまはタクヤの言葉に吃驚した。「どないした!」
「面目ない。寝落ちしてしもうたみたいや」
「なんか長いこと酒飲んでなかったみたいな飲み方やったで」
実際その通りであったが、一度死んでしまったといっても信じてはもらえない
だろう。それよりもまたYZWが夢に出てきたことが気になる。
陽気にしゃべりまくっていたさんまであるが、酒が進むにつれ、目がすわり、
言葉数も少なくなっていった。そして突然叫んだのである。
「スネ夫やスネ夫!なんであいつ捕まらんのや!真暮警部は何やっとるんや!」
「所詮真暮は国家の犬ですからねぇ、それよりスネオヘアーがどこに行ったのか…。」
さんまが空いたビール瓶を尾田先生目かけて振り下ろそうとした時にタクヤは静香に呼び
出された。「貴方の留守中に峰岸さんって言う女性が弁護士を連れて訪ねて来たわ…。」
「えっ!?」「貴方…、峰岸さんを孕ませたって本当?」
「ちゃうちゃう!そんなこと絶対あらへん!」
「あら、この状況でお国言葉が出るとは、かなり動揺しているみたい」
「と、とにかく今はえらい漫画家の先生がいらしてるんだ。その話はあとに
してくれ」
タクヤはシズカから離れてブランデーの瓶とグラスをとりだしてきた。それを
持ってさんまと尾田がいる部屋へ入ろうとするところへシズカが声をかけた。
「えらい漫画家の先生とえらいホームレスの紳士が召し上がるのね」
「あのな、違うんですよ。峰岸家では赤飯生殖と言って、父兄と近親相姦するんですよ!」
「よくそんなアホな事言えるわね!あの方は一人っ子で母子家庭だって言ってたわよ!」
「フヮー!!」
空気を読んだのか、尾田栄一郎は「これで失礼します」と言って帰って
いった。タクヤは家庭の不和を晒してしまったようで遺憾であった。
兄さんまは泥酔しており、今夜は家に泊めるつもりだ。以前経験した時間に
おいては、さんまはタクヤの家を辞去したあと、あの公園で惨殺されたのでる。
今回は、さんまを引きとめることによって、それを回避できると考えたのである。
しかしそうは問屋が卸さないのがリレー小説である。「ちわっす、ウーバーイーツです」
と言ってやってきたのが何と…!
タクヤはとりあえず和崎悠真の勃起を無視した。それより気になることがある。
「きみはうちの娘と初詣に行ったのではなかったのか?」
和崎は腑に落ちない様子でこたえた。
「ココミさんは学園の女王なんですよ。僕なんかと付きえるわけがないですよ。
僕はこうやって正月でもはたらいてるくらいなんですから」
和崎は屈辱を受けたかのような表情をして、運んできた何かわからないものを
タクヤに押しつけて、そそくさと帰って行った。
かつての世界とは少しどころかかなり大きく違っているぞ。
去り行く和崎の姿を見て、タクヤは考えていた。
それから、家人に配達を頼んだかを尋ねたが、皆知らないと言った。
あいつ配達先を間違えたんじゃないか。
和崎が持ってきたものを検分してみると、ピザのようなお好み焼きのような、
何とも中途半端な代物であった。
こりゃとても食えない。捨てるしかあるまい。
正月休みも終わり、本年初の出社となった。
タクヤは会社に着くなりまっすぐ総務部に向かった。
突然現れたタクヤの姿を見て驚いている総務部員の中を、かれはずんずんと
進んで木俣真丹鬼の前に出た。そしていきなり痛烈なビンタをかましたので
ある。
「見てるか隅田川!これでどうだ!」などと叫ぶタクヤを見て、専務ご乱心と
言ってあわてふためくものもいた。
その日の朝、猫柳鉄子は社長室でドーナツを食べながら観測に集中していた。
誰か来たようなのであわててノートパソコンの蓋を閉じた。
現れたのは常務の秋沢世之介であった。
「社長、タクヤ専務が解雇されたという話しが社内に広がっています」
「専務は単なる従業員じゃない役員よ。解雇の対象にはならないわ」
この会社の対応に不満を募らせた木俣真丹鬼は警察に被害届を提出
この傷害事件は社会に知れ渡ることとなった
静香は泣き喚いた。「不倫して子を孕ませた挙句、何も危害を加えていない一社員に暴力
を振るった。私はもう離婚したい!」兄の頼朝が宥めすかした。「まあまあ落ち着いて」
タクヤにとって木俣真丹鬼は、ヒューマンバグ大学の後輩であった。
gym-k は大企業のわりに縁故採用が多かった。木俣もまたコネで入社したので
ある。
かれのバックには専務という強力なケツ持ちがいる。ということは社内で
よく知られていた。
それだけに、今回の事件が何を示しているのか。会社内で大きな混乱が生じて
いた。
会長と社長は世間を騒がせた責任を取り辞任そして引退を表明した
そして新会長&新社長の座をめぐる新たな醜い争いが始まったのである。「俺が俺が!」
gym-k の重大危機に愛社精神の固まりである美獣国昭が動いた。かれはタクヤを
社長に置き、自らは会長を努めることを宣言した。この体制をタクヤの義兄
源頼朝および総理大臣の青木為範が支持した。それによりgym-k の騒動は
鎮静化していった。
数日後、青木為範と源頼朝が殺害される事件が起こった
ここで新体制を快く思わなかった、諦め切れない連中がまだ揉め出した。「俺が俺が!」
ただ、俺が俺がというばかりで、実際には誰も名乗りをあげなかったので、美獣
はこれらの声を無視した。体制は盤石なものとなった。
傷害事件を起こした男が社長になったことでgym-kの株価は連日ストップ安となった
木俣真丹鬼との問題は、双方の弁護士同士で和解案のすり合わせを行なっていく
ことになった。
「隅田川、思っていたものとは違うだろうが、現実の世界はそう単純にはいか
ないんだよ!」
だれもいない空間に向かって叫んだタクヤは、なんだか馬鹿みたいだなと苦笑
した。
タクヤはいささかうかれていた。
「先輩、社長就任の祝賀パーティーなんかやりたいっすね」
「馬鹿もの!何を言うか!」
「あっ、すみません。会長就任のパーティーも一緒に・・・」
「そういうことじゃないっ!会社が今どういう状況に置かれているのかわかって
いるのか。おれたちは火中の栗を拾ったのだぞ。パーティーなんて悠長なこと
やってられるか!」
「先輩えらい真面目っすね!で、これからどうするか当てはあるんすか?」
「そうだな、お前の身辺も危ないぞ。峰岸の事どうするんだ?」
タクヤは都区内某所に家を借り、峰岸穂花をそこに住まわせた。また彼女の
世話をさせるためにばあさんを雇い入れた。タクヤはその家を定期的に訪れる
つもりだ。穂花は社長のお妾さんになったのである。
この世界線では、YZWは35歳にして実家住みであった。いわゆる "こどおじ" と
なっていた。
かれは母親とともにクロワッサンとカフェオレの朝食をとっていた。
母親がどうにも不可解だという顔でYZWに話しかけた。
「おまえの部屋を掃除しているときに何か刀のようなものを見つけたんだけど、
ありゃ一体なんなんだい?」
「マム、勝手に部屋に入らないでよ!」
「ふん、それじゃ自分で掃除をするんだね」
それには理由があった。
部屋に入ったことでYZWとの間にいさかいがあり、しばらくむすっとしていた
母であるが、また何事もなかったかのように話しだした。その話の内容がYZW
の下半身を変容させたのである。
「うちの隣の借家に新しく人が入ったんだよ。それが若い女とばあさんでね。
はじめは親子だと思ってたんだけど、ばあさんは雇われてるんだとさ。その
ばあさんから聞いた話だと、女は妾で、旦那は大きな会社の社長なんだって」
話を聞いただけでもエロスを感じる。それだけで十分だ。YZWの鼻息は荒く
なった。
その日の夜、早速夜這いに来たYZWとタクヤ新社長はこうしてやっとご対面したのであった。
初めてYZWと顔を合わせたタクヤの驚きは相当なものであった。
「YZWか?せ、性剣をくれるというのか!」
いきなり自分の名前を言われてYZWも驚嘆した。
「ちがう!僕は浜崎順平だ!」
そのとき奥で寝ていたばあさんが目を覚まし、何ごとかとタクヤたちがいる
部屋に顔を出し、その様子を見て、これまた驚き大声を上げた。
「ひえ〜!強盗だ!強盗だ!あたしのような年寄りは殺害される!」
YZWはあわてふためき全裸のまま逃走した。
峰岸穂花はまだ蒼い顔をして言った。「あの強盗、なぜ浜崎順平なんて自分の
名前を言ったのかしら」
「偽名でございますよ。ああいう輩はうそしか言わないもんです」
ばあさんは憤懣やるかたないといった風情であった。
二人の話しを黙ったままで聞いていたタクヤであったが、ついにこう言った。
「わたしには腹案がある。今夜のことは警察には報せないでおこう」
いまだばあさんは不満たらたらの様子であった。
「でもですよ旦那様、あたしはもう少しで強盗に殺されるとこだったんですよ」
「素っ裸で強盗には来ないだろう」
「いえいえ、あれは返り血を浴びること予想していたんですよ」
「しかし、あいつは刃物を持っていなかったじゃないか」
そうなのだ。あの男は性剣を持っていなかった。あの顔は夢に出てきたYZW
だった。それにタクヤは焼肉屋たてこもり事件のとき、テレビでYZWの顔を
見ているのだ。
で、その翌日の夜。またYZWが来るのを予測して、タクヤと婆あは武装体制で待ち構え
ていた。そこに穂花が「今日はバレンタインデーなのでこれを…。あと先程、中の赤ちゃ
んが私のお腹を蹴ったんですよ!」
タクヤは穂花に膝枕をしてもらった状態で、チョコレートをむさぼり食った。
子どもが生まれたら非嫡出子として認知せざるを得ないな。俺が死んだ時遺産の
取り分が減るから娘たちは不満だろうがな。しかしどんな子が生まれるのか。
以前自分自身が穂花の子として生まれたこと (
>>216) があるタクヤは一抹の不安
を感じた。
その様子を窓から覗き見て勃起するYZWと、その背後に忍び寄る婆あと、婆あが勝手に
通報して呼んだ警官その名も峰岸ガッツ石松。
警官の涙を見た老女はパニックになり大声で叫んだ。
「うわあ〜、殺害されるう〜!」
声を聞いたYZWはまたしても逃走した。
老女が警官に、はやく捕まえろと促したが、警官は応援を呼ばなければと言って
すぐには動かなかった。
「お前ら何やってんだ!」タクヤはうんこ口臭&唾飛ばして怒りまくった。特に婆あに。
そしてこの日を最後にもうYZWがタクヤ別邸に近づかなくなった。黄色い眼鏡の兄やん
と一緒に星の海へと旅立ったのだ。
観測者猫柳鉄子と片柳宗春は各自の自宅からリモートで会談を行なっていた。
「片柳さん、あの『星屑の記憶』には一度先んじられましたけど、また抜きか
えしましたよ」
「向こうは何か行き詰まってるみたいね」
YZWは叫びながら全裸で勃起したペニスを突き立てながら突撃した
YZWの挙動はともかく観測者二人の会談は続いていた。
「それで鉄子さん、現状の分析はどんな具合?」
「そうですね。あのばあさんが、名前さえ決まってないキャラなのに、妙に
悪目立ちしているような」
「何か爪痕を残そうとして張りきっているようだけど、そろそろフェードアウト
していくわ」
「そういうもんですか」
「YZWの一件があって、峰岸穂花はセキュリティが充実したマンションに移り
たいと言うだろうし、そうなればあんな昔の文学に出てきたような使用人は不用
ということになるでしょう」
そうこうしているうちに穂花が産気付き、「我が名は長谷川京子」とのたまった婆あが
産婆として出産に立ち会った。
「ままええわ」
自称産婆の長谷川京子が衝撃を受けている姿を尻目に、タクヤはいたって平静
であった。
京子婆はタクヤの前に平伏してこう述べた。「ああ旦那様、奥様をお赦しくだ
さい。何とぞご成敗など早まったことはなさらないでくださいまし」
「いや、何もやらないって・・・」
それから20年後。ヌードバー達治と名付けられた不義の子は、タクヤが死んだ事でいよ
いよ心美&コウキと壮絶な遺産相続争いに巻き込まれるのであった。
時は令和24年となっていた。gym-k の社長は秋沢世之介がつとめていた。
会長に就任した「奇跡の90代」長谷川京子は言った。「貴方30代にもなって童貞ってマ
ジ!?」そして「私が筆おろししてあげよう!」
さてYZWの方はどうなったのか。
かれは55歳になった今も実家で日々すごしていた。何も仕事はしていないが、
引きこもることはなく頻繁に外出するし、旅行することもあった。
そんな悠々自適な人生を送って来た彼にもとうとう年貢の納時が。
さんま「やっと見つけたでぇ!娘の仇を今ここで晴らす!!」
それだけではなかった。
YZWのとなりにいるのは屈強な黒人青年。体重は100kgを越えるであろう。
年齢が80に近いさんまに、この二人が相手ではあまりに荷がおもい。
どうする秋刀魚。
「ひとの家にいきなり狂人が入ってくるんだから、まったく治安が悪くなった
もんだ。きょうはたまたま隣の家のあんちゃんがいてくれて援ったぜ」
そしてこの巨漢の黒人青年こそ峰岸ヌードバ達治であった。
そして胡椒を擦る仕草をする達治にYZWは「ブラボー!」と叫んだ。
「あんたたち、お年寄りに手荒なまねはよくないよ」
さんまよりも年を取ったYZWの母が車椅子に乗って登場した。
まったくのノープランでYZWの住みかにとびこんだものの、たちまち窮地に
陥ってしまったさんまにとって、YZWの母の登場が救いの神となってくれた。
「へっへっへ、えらいすんまへんな。これで失礼させてもらいまっさ」
親切にもYZWの母は、手作りのケーキがあるからお茶でも飲んでいったらどうか
と薦めてきたが、さんまは丁重にことわって退出していった。
とここで帰宅したハセキョー会長と鉢合わせた。初々しい新社長は本当に筆おろしさせら
れたようで、全裸に首輪をつけられ完全な性奴隷だ。
長谷川会長が全裸の世之介社長をつれて帰ってきた家は、かつてタクヤが峰岸
穂花のために用意した、いわゆる妾宅であった。長谷川に殺害された片柳宗春が
穂花はいずれここを出ていくであろうと言った予測ははずれて、穂花は息子
ヌードバおよびばあやの長谷川とともに、今もこの家に住んでいるのだった。
そして世之介が穂花と対面するのは20年ぶりのことであった。
しかし20年の歳月は残酷に人の容姿を変え、全然「感動の再会」にはならなかった。
元々互いに薄過ぎる第一印象なのだ。何も興味もなかったのである。
達治「今度はこの変態と遊ぶぞ!」
一見してヌードバが前社長タクヤの血をひいてないことは明らかであった。
現在 gym-k の相談役になっている美獣国昭はこのことを知っていたのか。
世之介には疑問であった。
「世之介社長、そのような格好で寒くはありませんか」
「裸一貫で出直す。わたしはそのつもりでいます」
実のところ、タクヤが社長をつとめた20年のあいだ、gym-k のビジネスは
下降線をたどり、数々の事業から撤退していった。何とかしようとしたタクヤで
あるが、ただただ空回りするだけで、優秀な人材は gym-k を去っていった。
本来なら社長交代の声が上がるはずであるが、会長の美獣が社内にニラミを
きかせている状態では、どうすることもできなかった。
タクヤの死によって世之介が社長を引き継いだときは、俺が俺がという声は
まったく上がらず、世之介の社長就任はすんなりと決まったのである。
零細企業となったgym-kを辞め世之介は種付けおじさんになることを決意した
「えっ!?就任したばかりなのに?」「えぇ。新しい社長はぜひ達治君にお願いしたい。」
その時初めて社内に不満分子が生まれ、「俺が俺が!」の大合唱になった。
「我こそが社長に相応しい」
そういうのは専務の木俣真丹鬼である。
そんな輩たちをヌード場は「憧れるのをやめよう」と制裁を加え、本当に零細企業に落ち
ぶれたgym-kを立て直す朝ドラ展開となった。そんな中で疑問に思った「僕の本当の父は
誰?」それに母は答えた。某米軍基地の「久美男」を訪ねよと。
久美男は米軍の中でも一際大きなペニスを持つ男だった
そのことは今対面している巨漢が醸し出す威圧感の前にはまったくの無力で
あった。久美男は、二十歳そこそこで社長だという、このヌードバなる男が何を
言わんとするのか、緊張して待った。
久美男は威嚇するためパンツを脱ぐと怒張したペニスを見せつけた
「アホがっ!」そう叫ぶとヌードバは持参してきた菓子折りの角の部分を久美男
のブツに突きさした。
久美男「きやああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
久美男の悲鳴がヌードバの凶暴性に火をつけた。ヌードバは上手投げで久美男を
床にたたきつけ、さらに攻撃を加えようとした。
「You bad guy, stop it right now!」
久美男の同僚であるワイフビーター中尉が現れ、ヌードバに拳銃を向けた。
発射された飛翔体はふらふらと空中をただよい、力なくワイフビーター中尉の
足元に落ちていった。
ヌードバは衝撃を受けた。そして神妙な顔をして言った。
「それなら、あんたが社長だ」
股間の激痛に堪えながらも、久美男は息子の要請に快諾した。
米軍出身という異色の新社長の誕生である。
gym-k はカウカウファイナンスから運営資金を借り入れていた。
牛島対策にはヌード場を投入するとして、久美男が真っ先に始めたのはかつての木俣氏
のようにタクヤのDNAからクローンを作り出し、AV男優に育て上げる事だった。
巨大乳輪を持つ風俗嬢ばかりを集めた
採用基準は乳輪10cm以上だ
社長がコロコロ替わる gym-k の企業体としての評判はガタ落ちとなった。
55歳のこどおじであるYWZは、今回はじめて社会に出るのであるが、初手から
積極的に動いた。
まず前社長がはじめた風俗事業を停止してチャラにした。
峰岸ヌードバ達治を社長秘書にした。
社長直属の社員を採用し、これを旗本と称した。
などである。
クローンタクヤ「おいおい俺はどうなるんでい!」
田村犬痔「俺の出番も増やせ馬鹿野郎!」
「専務の木俣真丹鬼に謀反の動き」
茶坊主の佐野宵々がYZWのもとに来てご注進に及んだ。
「あいつにはたっぷり制裁してやったんだけどなあ」
秘書のヌードバがつぶやいた。
YZWは下痢便カレー屋をオープンするとそこの店長に木俣真丹鬼を就任させた
明らかな懲罰人事だ
「続いて
>>557の二人も粛清するぞ。但し
>>552の面々は大奥に残す!」
そうして社内が落ち着いた所で、YZWはある疑問をぶつけた。
「君はあの久美男を本当の父だと信じているのか。ありゃ日本人じゃねーか!」
「Yちゃん、なかなか鋭いとこついてくるわ」
ヌードバの口調は、とても秘書が社長に話しかけるようなものではなかった。
「久美男に年を訊いたら32歳だというんだぜ。おれが生まれたときに12歳かよ。
なんで母ちゃんはあいつに会いに行けなんて言ったんだろなあ。菓子折りまで
持たせて・・・」
YZWは新卒女性社員も巨大乳輪の者だけ採用するようになった
やがて社内の女性社員は全て巨大乳輪となった
と言ってもそんなバカほど巨大乳輪が存在している訳ないので数はたかが知れてた。
しかもそんな稀有な女性たちの制服はシースルーのブラウスで、勿論下着は禁止である。
完全な性奴隷である。
社内に怪文書が出回っている。
という情報を佐野宵々が持ってきた。
「馬鹿野郎、話しだけじゃなく、その文書を持ってこい!」
YZWが茶坊主を殴りつけた。
なんだ。その程度のことか。
YZWは安堵のため息をついた。
YZWは gym-k を私物化している。
という内部告発めいた文書が社内に出回っていた。
それによると、YZWは会社の金を使って本来の業務とは無関係な見世物小屋を
建設し、あまつさえ自分自身のくだらない歌まで披露しているというのである。
YZWは批判をかわすため巨大乳輪女子社員を更に倍増させた
これらの女子社員は熟年女子であったり、身体は男、心は女の性同一性障害者
であったりした。令和24年においては、少子化の劇的な進行により、若い女性
を採用することは極めて困難なものになっていた。
この地獄すら生温い環境に耐えられずYZWは辞職した
社長の座を秘書に譲り、YZWは「種付けおじさん」として山に籠った世之介を追った
弟子入りするつもりである。
世之介は名刹悟存寺において蓮舫尼のもとで修行に励んでいた。
世之介はダッチワイフ相手に感謝の種付けピストン1日1万回の荒行を行っていた
風の噂でgym-kが倒産したと聞いたが今の世之介にはどうでもいいことだった
世之介の修行仲間にチョーゲンボーという若者がいた。まだ未成年のようで
あった。世之介はかれの若さを「まだ毛も生えていないんだろう」などと言って
からかった。そのことでチョーゲンボーは世之介に対し明らかな敵意を持つよ
うになった。
くそガキ!
もはや限界だった。世之介は山を下りる決心をした。
ようやくYZWが悟存寺を探しあて、そこにやってきたのであるが、すでに
世之介は、チョーゲンボーとの軋轢に悩んで修行を放棄し、寺を抜け出たあと
であった。入れ違いになったのである。
YZWもまた趙玄坊を同じ様にからかうのであった。「まだ毛も生えていないんだろう」
「私の勃起力は53万兆です。このクソハゲ!」
クソハゲとチョーゲンボーが言ったことで、周りにいるかれの仲間からドッ
という笑い声が起こった。
笑われて頭に血が登ったYZWであるが、アンガーマネジメントが効果を発揮して
何とかこらえることができた。
そんなYZWに大人の余裕と色気を見た趙玄坊は、世之介は精神年齢が幼すぎたのだと感
じた。それ以来YZWを見るとドキムネ、11歳の初恋であった。
YZW「手前らのような有象無象はすっこんでろ!親玉を出してこいよ」
「快楽殺人鬼が尼僧にボコられたのか」観測者Aは苦笑した。
「YZWは本当にさんまの娘を殺ったんですかね?」観測者Bは腑に落ちない様子
であった。
「テキストに書かれていることがすべてなのだよ、きみ」
かれらは片柳宗春と猫柳鉄子が長谷川京子の手にかかって非業の死をとげたのち
二人の後を継いだものたちである。
何という恐ろしいことであろう。
A&Bの正体はgym-kの総務部で働く
>>576の二人であった。
しかしながら gym-k は倒産したので、かれらは苦境にあった。
そんな彼らの魔窟に傷心のYZWが迷い込んで来たからさあ大変!
YZW「この俺がボコボコにされたとか言い触らしてるのはおまえらか!」
「これはこれは社長、この場に何のご用でございましょう」観測者Aは平静を
装い、正座をしたままでこたえた。
「うむ、そのことだが」そう言ってYZWは座敷に腰をおろした。
「そんなことできるわけないじゃないか・・・」観測者Bが小声でつぶやい
たが、YZWの地獄耳には聞こえていた。
YZW「YZW銀行券1億YZWを対価として支払おう」
観測者A「真に受けるなよ、社長になるまで働いて来なかったんだ。こども銀行の紙幣しか知らないんだ!」
かっとなったYZWが観測者Aを問い詰めた。
「おいっ、おまえ、元社員!名前はなんだ!」
「星河悠蔵といいます」
YZW「えぇっ⁉」
観測者B「そして私は星河悠よん!」
観測者A「これどっちが婆あで、どっちがオカマなんだ?」
油断をしたYZWのスキをついて、星河悠蔵は足払いをかけてYZWを畳の上に
ころがした。
元いたスレで出番がなくなり、本スレで新規巻き直しを図る星河悠蔵であるが、
そんなこととはつゆとも知らぬYZWであった。
転がったYZWのミニスカがめくれて苺パンツが露わになった
観測者B「何やってんすか!早く殺して!」その言葉が引き金に。
そのかわゆい苺パンツからYZWの性剣が!
その性剣の刃先がYZWの尻を切り裂いた。
「痛えーーー!!」
畳が真っ赤に染まった。
それ以来YZWがホモに目覚めてしまったのは言うまでもない。
YZWはどうであれ、令和24年の世においては、ホモの増加が少子化に影響を
およぼしていたのである。
YZWは自宅にいた。
悠蔵と悠の星河ズが、YZWの臀部の切創に対し適切な手当てを施し、その後
タクシーに乗せて帰宅させたのである。
この日は遊びにきていた隣家のヌードバに、尻の切り傷を見せていた。
しかしヌード場もホモだから欲情しちゃって、また犯されるYZW。
しまいには「巨乳フェチのたっちゃんの為に❤」と自分の体を魔改造。
快楽殺人鬼スネ夫改め湘南爆乳族と名乗った。
巨乳のおっさんと化した湘南爆乳族は盗んだバイクで夜の街を爆走した
行先も分からぬまま
人相の悪い男たちがYZWの家をたずねてきた。
年老いたYZWの母がかれらに対応した。
「うちの事務所から単車を盗んだ奴がいるんだよ。ハゲで巨乳のおっさんが
盗むところが監視カメラにバッチリ写っていてな、画像を AI に検索させたら、
お宅の息子だったってわけよ」
YZW母「息子とは縁を切りました。どうぞお好きに使ってください」
2042年の母の日にまさかそんな目に遭うとは思いもしなかったYZW。
そのYZWは盗んだオートバイの走行中に事故を起こし、オートバイは大破した。
なおYZW自身に怪我はなかった。携えてきた性剣のおかげではないかと思った。
YZWは地べたに座ってバラバラになったオートバイをしばらく眺めていた。
派手に壊しちまったな、ひょっとしておれは破壊神なんじゃないか。
そんなことを考えてニヤりとした。
やがて空腹を感じてきたので、何か食うかと立ちあがって歩きだした。
ここらの名物料理は何だろう。そもそもここはどこなんだ?。暴走半島の
どこかか?
街をぶらついていたYZWは中華料理店を見つけて入っていった。
YZW「神だ。ただで食わせろ」
店主「何ねぼけたこと言ってんだ、ああ」
OZW「貴様か、この店で無銭飲食しようとした輩は!」
店主「パパ、このクズ殺しちゃってよ!」
気が付くと性剣がない!
蒼白になったYZWは中華料理店に突撃しようとしたが、すんでのところで思い
とどまった。
ひとりじゃ無理だ。一旦家に戻って加勢を頼もう。ここはやはり峰岸ヌード
バか。
こんな時に限ってヌード場は不在であった。gym-kは債務整理の為に走り回って忙しい
のである。前社長を見る社員達の目は余りにも冷ややかであった。
YZWはとぼとぼ道を歩いていた。全裸であった。かれは地理にうとく、どちらに
行けば家に帰れるのかわかっていなかった。人に尋ねたいところではあるが、
ハゲで巨乳のおっさんが素っ裸で歩いているのだから、誰も気味わるがって
相手にしなかったのである。
一台の車が目的地に向かって走っていたる。見知らぬまちをみじめにさまよう
YZWを保護するためである。その車を運転しているのは星河悠であった。
そして助手席には星河悠蔵がいた。
しかしYZWはすでに工作員に拉致され工作船の中で全裸で羽交い締めにされていた
連れて行かれた場所はロシアであった。本スレ初期で本当の主人公タクヤが死闘を
繰り広げたアソコである。
YZWは壊したバイクを弁償するためシベリアで強制労働させられていた
これまでまともに働いたことのないYZWにとって肉体労働はこたえた。
「おれは会社の社長だったんだぞ。こんなことはやらせるな!」と吠えてみた
が、ロシア人の管理者たちにボコボコにされた。
ラーゲリの最高責任者・ニコライ卑作はYZWのその勝気な性格と必要以上にエロ過ぎる
体にノックアウトされていた。「孕む為に生まれてきたような体じゃねぇかぁ…ひひひ」
「あいつは豊胸手術をしたハゲのおっさんなんですよ」
部下が最高責任者を諌めた。
YZWは自分のまわりで不穏な空気がただよっていることを感じており、ある日
夜陰に紛れて、このおそるべきタコ部屋から脱走した。
せまりくるニコライ卑作の巨大なペニスにYZWは恐れおののいた
「おいこら、テメー一人だけで脱獄なんで許さんぞ!」「うわーんお母ちゃん!」
20年前からのウクライナ侵攻で祖国を滅ばされた、YZWと同じ釜の飯を食うウクライ
ナ捕虜達はYZWの単独行動に勇気づけられた。「ニコライ卑作が何ぼのもんじゃい」
とチェーンソーを持ち出す者まで現れた。
YZWにとっては好都合であった。かれをピンポイントで追跡するものはもはや
いなかった。
YZWは果てしないシベリアの針葉樹林の中を小走りに東に向かって急いだ。
さしあたり追手の心配はなくなった。だがシベリアにはシベホモなる
たちの悪い連中が棲息している。気を付けねば。
YZWは沿海州を目指して荒野を駆け抜けていった。
プーチン「卑作は逃げおおせても、俺から逃げられると思うな!」80代になってもなお
現役バリバリ伝説、絶倫絶好調である。「ガンなんでとっくに完治してんだよ!」
YZW「俺の名前は矢沢スネ夫。巨乳が自慢の元社長だ」
YZWはまだシベリアにいた。今は菓子を食べている。その菓子はカステラで
羊羹をはさんだものであった。
「神だ。徴用する」と言って、子どもから取りあげたものだった。
羊羹に見えたものはうんこだった
しかもコーン入りだ
「どうってことねえや!」
YZWは完食した。それでも空腹が満たされることはなかった。
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下痢は体力をはなはだしく消耗する。YZWは偶然見つけた森の中の丸太小屋
に入って身体の回復を待つことにした。
「ERROR: 余所でやってください」
突然声が聞こえてきてYZWは驚愕した。てっきりこの小屋は無人
だと思っていたのだ。
おれがこの場にたれ流すとみてるのか。
YZWはあたりを見回した。
「戦争とは何のことだ?」
そんなYZWに謎の声はさらに続けた。
「私は同性愛者ではありませんが、YZWと一緒に森の中の丸太小屋に住み
たい」
なんで俺の名を知ってる!YZWの頭の中は混乱してきた。
「私が本物の脛夫だ。そして巨乳好きだ!」目の前に現れたのは死んだはずのおタクさん!
「お前ね、男の体にそんな乳房つけてどうすんだよ。やるなら徹底的に性転換しろよ!」
「おまえはgym-k の元社長じゃないか。20年前に隣の峰岸穂花の家で
会ったことがある。それにおまえは死んだはず。成仏しろよ!」
「待て。私はきみを助けたいんだ」
「なぜ俺を助けようとする?」
「露助がきみのことを評価しているんだ。活躍を願っている」
「なんだと!俺が露助どものせいでこんな非道い目にあってるというのに」
「いや、この露助は隅田川露助といって地獄の鬼なんだ。今は運営会社
エルデンリングの要職に就いている」
「何を言ってるのかぜんぜんわからねえ!」激怒したYZWは足で床を蹴って
タクヤに向かって突進しようとしたが、床はかれが
>>658でぶちまけた便が
あり、ずるっと足をすべらせてしまった。
「あっ!」
タクヤの頭とYZWの頭がぶつかり人格が入れ替わってしまった
そのまま地獄に帰って来たタクヤに、現在エル電リングの会長&社長をしている猫片コン
ビは呆れ果てた。隅田川専務「初めまして!YZW君」
一方タクヤの肉体に入れ替わったYZWは、丸太小屋を出て、これまで続けて
きた旅を再開し、東へ向かって森の中を駆け抜けて行った。はじめは下痢の
症状がなくなっていい感じであったが、タクヤの70代の身体はすぐに息が
上がってきた。
そして地獄でタクヤとYZWは再会するのであった。「なんだかなぁ」
藤井七貫の降霊術によりタクヤとYZWは再び現世にもどってきた。
まずは見世物小屋の見習いからスタートだ。
興行主の那智闇人がタクヤとYZWに命じた仕事は、ケモノ人間の世話で
あった。
獣人間にフェラさせて最初は良かったが、ソーセージみたく噛み千切られたYZW。
「ああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
タクヤ曰く「これで女の体になったな!」
ペニスの神様「あなたの落としたペニスはこの短小包茎ペニスですか?それともこのズルムケ巨大ペニスですか?」
YZW「わが肉体には、まだ睾丸を内蔵した陰嚢が残っている。完全な女性に
成ったとは言い難い」
ともあれYZWがケモノ人間にいたずらを仕掛けたという一件は、那智闇人の
耳に入り、かれの怒りを買ってしまった。
見世物小屋の株主も務めるニコライ卑作は言った。「ここは私に任せなさい。」二人は
転生はしたけれど、ロシアから出られたわけではなかった。
YZWは極寒のシベリアで奉仕労働することになった
タクヤは日本に送り返された
またしてもYZWは収容所から脱走した。警備がスカスカなのであった。
プーチン「卑作がこんなアホだとは思わなかったぞ!さあお帰り私の仔猫たん!」
脱走したYZWはホモバーを転々とし昭和歌謡ショーを披露して生き延びた
YZWが歌を歌ってる途中に無人機ドローン「バイラクタル TB2」が地面に着弾し、YZWは死亡した。
隅田川専務「おかえりYZW君!もう君を離さないぞ!」藤井七貫はタクヤが以前受けて
いた罰を受けていた。
藤井は全裸亀甲縛りショーで悲鳴をあげながらも中トロ7貫を平らげた。
ワタナベ名人「うーむ、やつの実力はホンモノだ!」
しかし鮨七貫は胃のキャパシティを超えていたらしく消化不良に悩まされた。
日本に送り返されたタクヤはどうなったのであろうか。
かれはとにかく自宅に戻ることにした。
家に着いてみると、そこではかれの四十九日の法要がいとなまれている最中
であった。そこにいてAIロボットが読みあげるお経を聞いている面々は、
妻のシズカ、娘二人、兄のさんま、シズカの甥にあたる頼家と実朝等で
あった。
タクヤはとりあえず部屋の後方に着座した。
ロボット僧侶が読経を中断してかれらを説教することでその場は収まった。
その時点でかれらはようやくタクヤの存在に気付いた。
そこにいる全員が驚いていた。ロボ僧侶も遺影とタクヤを見比べて困惑して
いるようであった。
これは何かひとこと言わなきゃならないなとタクヤは思った。
「きょ、今日は政子さんは来てないのか?」
「すみません叔父さん、母は都合がつかず、今日は来られませんでした」
と頼家がこたえた。
「わかりましたぞ!」ロボ僧侶が突如声をあげた。「あなたは亡くなられた
方の双子の兄弟なんですね。そうなのでしょう」
もちろん違うが、面倒くさいのでタクヤは返事をしなかった。こいつ人口知能
のくせに、推論ひとつだすのに時間がかかりすぎだ。
静香「ちと待て、そんな話聞いてないぞ!」
さんま「せや!唯一の肉親の俺も違和感あり過ぎる!」
全財産を藤井七貫に相続させるとした遺言状は偽書だった
「ありのままを受けいれましょう。タクヤさんは完全に復活したのです」
そういったのは秋沢世之介であった。
「世之介くん来てくれていたのか、ぜんぜん気付かなかったよ」
世之介「つきましては我が株式会社種付けおじさんに融資をお願いします」
「ウオッホッホッホ!」
世之介が奇声をあげた。タクヤがかれの身体をくすぐったからである。ふた
りはgym-k時代からこんな風にじゃれ合うことがよくあった。
この光景を見て、タクヤの妻と娘たちは引いていた。
「何やら取りこんでおられるようなので、拙僧もこれにて失礼することに
します。お布施はネット振込の方でよろしく」
そう言って退出するロボットの坊さんは、僧衣をまとったペッパーくんと
いった風情であった。
その見世物小屋名物のけものフレンズは
>>674で覚えた味が忘れられず、観に来た世之介に
襲い掛かった。
世之介は機転を利かし、この状況を相撲を取っているように見せかけた。そして
怒涛の寄りでケモノ人間から勝利をおさめた。
次の相手は藤井七貫が霊界から呼び寄せたムカデ人間である。
最前列のハブ新会長も目を細め満足そうな表情で観戦している
突然、上空から対戦車ミサイルFGM-148 ジャベリンがムカデ人間に直撃した。
ムカデ人間「ぐわあぁぁ」
ハブ新会長「おはようございます。今日は珍しくジャベリンが上空を滑空しております。と」
ハブ新会長はツイートした
隅田川専務「おはようYZW君!今日は新入りを紹介するよ、ムカデ人間だ!」
YZWはムカデの腹を一発殴った。
「そろそろ糞を漏らすか?」YZWが腹を押さえて苦しむムカデに向けていった。
YZWはテイクダウンをとってムカデ人間を寝かし、すばやく相手の頭部に
回って首四の字を決め、そのままムカデ人間を失神させてしまった。
その後はいつもの昭和歌謡ショーとなった。
「あゝ憧れの~ハワイ航路~♪」
11番 宮津節
二度と行こまい丹後の宮津
縞の財布が空になる ♪
yzwの見世物小屋興行も最近は藤井七貫の大霊界ショーに客足を取られ苦戦していた。
「このままでは赤字だ…よし、ヤツを呼ぼう!」
猫柳「毎度の事ながらこれは酷い。」
片岡「やっぱリレー小説の主役はポルンに限るな。」
謎の男片岡は秋沢家に現われた。
かれが応対したポルンに語ったことは、即座に受け入れるわけにはいかないよう
な内容であった。
世之介がタクヤの四十九日の法要からの帰途いかがわしい見世物小屋に立ち寄
りそこでムカデ人間なる化け物と相撲を取ったところ、相手に食べられて
しまったというのである。そのうえ世之介を腹に納めたムカデ人間はどこから
ともなく飛んできたミサイルの直撃を受けて木端微塵に粉砕されてしまったと
いうのだからなんとも恐ろしい。
世之介の体は藤井の霊術によって大部分は修復され一命を取り留めた。
藤井「そう…ですね、難しい術でした」
地獄においては、隅田川露助が、このままではムカデ人間が死んでしまう
ぞと言って、YZWの首四の字をはずしにかかった。
「へっへっ、俺たちすでに死んでるのに、そこからまた死ぬのかよ」
そう言ってYZWはうそぶいた。
「なんだかいやなやつだなあ」隅田川は顔をしかめた。
プーチンはyzwからマイクを奪って唄いだした。
「海は死にますか~♪」
81歳のプリゴジンが右の上手をとって投げようとしたが、90歳のプーチンは
これをこらえ、その状態から強烈なパンチをプリゴジンの鼻のあたりに叩きこ
んだ。
そこに88歳のルカシェンコが割ってはいった。
ルカシェンコはひるんだプリゴジンに腹パンを決めた。さらに習近平がチェーンソーを振りかざして頭を切断した。
20年経ってAV監督からスプラッター映画監督に転向した専務は、「そういうのもっと俺に
クレヨンしんちゃん!」。鮮血を顔射され勃起していた。
YZWは隅田川に向けてこう言った。
「さっきこのムカデ野郎が吐きだしたグロいあれはどこに行ったんだ?」
「ああ、どうやら消えてしまったようだな。現世(うつしよ)に戻って行った
んだろ」
「そういえば俺も一度は生き返ったことがあったな。あんた、俺のことを
評価してると、あのタクヤが言ってたけど、もう一度生き返らせてくれる
気はないのかい?」
「年老いた母がいて、介護を必要としてるんですよお」
YZWの声には哀れみを乞うようなところがあった。
隅田川「あの天から垂れる蜘蛛の糸を登れば生き返られるよ」
YZWは早速試したが、後はご想像の原作通りである。大体髪の毛より細く、長芋や
納豆のヌルヌルを持つ蜘蛛の糸にしがみつく事自体が無理な話である。
YZWの心配をよそに、老母は老衰で大往生。喪主はヌード場が務めた。
ヌード場「本日はお日柄もよく、ご愁傷さまということで…ん、何だアレは!」
突如、時空の狭間から巨大な黒光りしたイチモツがニョッキリと。
政府は臨時会議を開き、内閣官房副長官は特別対策チームを設立。
防衛省は潜水艦と護衛艦と特別警備隊を出動させた。
調査チームは伝説の快楽殺人鬼スネ夫のペニスであるという報告書を提出した
隅田川「ワシの股間の主砲もまだまだ現役でっせ、ガッハッハッ!」
海上自衛隊は一斉射撃を行うがペニスが硬化したため傷ひとつ付かなかった。
自衛隊の力にびくともしないペニスは侵攻を始めた。
そのペニスが喋った!「我はペニスの神様である。リレー小説に死は無意味だ!」
そして大量のザーメンを発射。そこから赤タクヤならぬ白YZWが大量増殖!
街や兵器は激臭を放ち汚染された。
対策チームはペニスを倒すために巨大コンドームを装着させる作戦を練った。
大手コンドームメーカーとタイヤメーカーが共同して巨大コンドームを作成。
米国のドローンメーカーと協力して巨大コンドームをスネ夫のペニスに装置する事に成功した。
任務を終えた対策チームは祝勝気分で藤井七貫の大霊界ショーを見物した。
タクヤは金山寺味噌を肴に酒を飲み、テレビのお笑い番組を楽しんでいた。
ああ心底生き返ってよかったなとまったりしていたところ、そこにドカドカと
足音を立てて老ホームレスの兄さんまがやってきた。
「スネ夫や、スネ夫が現われよったんや!」
突如現れたスネ夫は人類を捕食し、多くの同胞を失った。
わずかに残った人類は壁を築き、壁のなかで暮らしていた。
壁のなかで暮らすタクヤは外の世界を見たいと思っていた。
タクヤはYZWの見世物小屋に通って歪んだ性欲を発散させていた
裸の二人はベッドで性交後のけだるいひと時を過ごしていた。
葉巻をくゆらせながらタクヤは「あのお笑い芸人がなぜウクライナ大統領になれたのか、今
なら解る気がする…。」鼻糞をほじりながらYZWは「ふーん。」
さて片岡のことである。
かれは、このスレが馬鹿馬鹿しいと言って元のスレに戻った星河悠蔵・悠のあとを
襲って観測者の地位を引き継いだ人物なのである。
またメンターとして若い猫柳を指導する立場にもある。
この猫柳は鉄子の血縁であるというが、真偽のほどはわからない。
「片岡さん、YZWのことなんですが、かれは結局
>>734 で蜘蛛の糸を登って
現生に戻ったということでいいんでしょうか。なんか見世物小屋までやってるみ
たいですけど。それから
>>741で大量に発生したという白YZWとの関係はどう
なっているのでしょう」
「猫柳くん、我々観測者が何か手を加えて事態を動かそうなんて考えてはだめ
だよ。我々は観測のみを行なう。テキストに書かれていることがすべてなのだ
から」
現世に舞い戻った世之介はなかなか体調が回復せず、家で静養につとめていたが、
心はすさんでいった。
この日もちょっとしたことで姉ポルンと口論となり、口達者で知られる世之介は、
ポルンを泣かせてしまった。
世之介は藤井七貫の大霊界ショーを見て涙を流した。
「コレだよ!こういうのを見たかったんだ!」
世之介「今からかぐチキに牛勝を食べに行くので、失礼する」
このごろ世之介は外出時には腰に一本の刀を差している。
かれはいかがわしい雰囲気の街をうろついた。かぐチキがなかなか見つからない
のである。
そして世之介は、通りでゴミ箱をあさる何物かを見た。
白YZWであった。
さても面妖な。世之介は刀に手をかけ、つつつと白YZWとの距離を縮めていった。
白YZWは世之介に気付いた。
白YZW「その刀、渡してくれないか」
世之介「どうしてこの刀が欲しいんだ?」
白YZW「その刀は南蛮刀といって、それで人を斬ると不吉な事が起きるといわれている」
世之介「嫌だと言ったら」
白YZWはゴミ箱にあったビニール傘を構えた。
世之介は「これを性剣に使おうだってそうはいかんぞ。」と言って白YZWを斬り伏せた。
「ふっ…またつまらぬものを斬ってしまった。」
世之介は風俗店に立ち寄った
尻周り1mオーバーの嬢を集めた風俗店だった
世之介「俺は天下の大剣豪!横道世之介だ〜。さぁ〜飲もうぜ〜」
嬢「…」
嬢は反応がなく正気を感じられなかった。
世之介「どうした?元気ねーな」
嬢「私ノルマが達成できなくて…。先月、支配人に変な注射を打たれたんです。そしたらお尻が肥大化して…元に戻りたくって…うっ…うっ」
世之介「そりゃ最低な野郎だな!」
嬢「他の女の子も打たれたって言ってました…。」
世之介「俺がぶっ殺して来てやる!待ってな」
世之介はバックヤードに歩き始めた。
「ヒャッホー!ヒャッホー!ヒャッホー!」
世之介は異常なほどの狂躁状態であった。
「奸賊、どこにいる!秋川世之介が相手になるぞ!」
1時間ほども歩いていると、さすがの世之介もテンションが下がってきた。
隅田川「5ちゃんねるが消滅してしまう前にAV監督としてひと花咲かせるぞ。YZWの上半身
と世之介の下半身を合体して、究極のAV(ふたなり)女優を完成させる!」
数日後
YZW「ここはどこです?暗いねぇ。動けないねぇ。」
ガシャンガシャン
世之介「くそ!はずれねぇ」
薄暗い地下室で2人はストレッチャーに拘束され身動きができなくなっていた。
隅田川「よし、材料は揃った。実験開始だ〜ブヒッ」
隅田川はノコギリ包丁を取り出した。
YZW「神を何だと心得あぎゃああああああああああ!!!!!」
そしてYZWは死んだ。
「逆降霊術で生きたまま地獄に連れてきたのだが、案外うまくいかないもん
だね」
隅田川の言葉は実にあっさりとしていた。
隅田川は慰安婦少女像を全国各地に建設し、愚かな日本人に反省を促した。
世之介少年の拘束は解かれた。
かれは諸葛孔明を暴行した罪で刑務所に服役していたところを、今回ここに
連れてこられたのであるが、もう刑務所には戻らなくてもいいと言われた。この
地獄で責め苦を味わえばよかろうというのである。
「このハゲで巨乳の死体は誰なんですか?」
世之介が隅田川に訊いた。
「この男はYZWといって、きみの次の次の次にgym-k の社長になった男だよ」
「ええー!?」
隅田川は佐渡金山強制労働の話を世之介に切々と語り聞かせた。
世之介の目にいつしか涙が滲んでいた。
一方、YZWは異世界に転生しダンジョンで獣人スネ夫群と戦いを繰り広げていた。
しかし転生した世界は気圧が低く病弱なYZWは頭痛、めまい、吐き気、うつ病、関節痛に襲われて戦いどころではなかった。
YZW「もういっそ殺してくれ…」
「君たちはどう生きるか」
鬱勃とした日々を過ごすYZWに、どこからともなく声が聞こえてきた。
上を向くとアオサギがいた。
アオサギ「君たちはどう生きるか?」
YZW「バブル世代のてめぇらがこんな生きづらい世の中をつくったんじゃねーか!なに上からカッコつけて問いかけてんだよ!Twitterもジブリも青い鳥は役に立たねーな!」
といってアオサギの首を絞めた。
世之介は全国の小中学校を行脚し旧日本軍の蛮行に関する語り部活動を始めていた。
シコシコシコシコ…
小学生「すごくおっきいのだ。もうちょっと見たいけど授業が始まるのだ。」
子供らは世之介の肥大化した尻を笑いのめした。教師たちは、人の身体的特徴を
あげつらうことはよくない、と言ってたしなめた。
世之介の名誉挽回のためか、ひとりの教師が「この秋沢世之介さんはわずか13才
でgym-k の常務になった人なのです」と語った。
子供たちは旧日本軍の話なんかより俄然興味が出てきたようであった。
今どきの小学生「今夜憧れるのは、野球選手じゃなく世之介さんだよ!」
「世之介さんに質問があります」いかにも目端の利きそうな小学生が手を上げ
た。「20年前 gym-k の社長と会長が殺害されるという事件がありました。犯人
はいまだ不明です。この事件が gym-k の行く末に暗い影を落とし、ひいては
今年の倒産にまでつながったのではないでしょうか。この件について、世之介
さんはどのようにお考えですか」
小学生「あの人気youtuberのスネ夫が!?」
世之介「そうだ。犯行現場にはこいつが落ちてた」
ポケットから使い古されたコンドームを出した。
世之介「奴は企画でこのコンドームを常用している。奴がやったに間違いない」
気が付くと、YZWのターンになっていたのだ。
今まで首を絞めていたアオサギがいつのまにかワシに変わっていたので、驚い
て手をはなした。
「猛禽類とはタイマンできねえ!」
「うーん、今日の見世物は今ひとつだねぇ」
最前列で観覧していたハブ新会長は渋い顔だった
「しゃらくせえーー!!」
YZWはハブに向かって突進した。
ハブ「あいはヴぁぺーん、あいはヴぁあぽー。うーんあーん!」
と歌いながらYZWをフルボッコにした。
観客席で「ねぇお父さん、あの巨乳ハゲと今のソフトバンク、どっちが弱いの?」
YZWは尻をからげて逃げていった。その姿が地平線の向こうに消えたとき、先
ほどのワシがポツリと言った。
「YZWはわしが育てた」
YZWは病院で診察を受けていた。
医者「余命半年ですね」
YZW「!?」
医者「ペンが脳幹まで突き刺さってるのが良くないですね〜。う〜ん残念」
「とりあえず頭に刺さってるペンを抜いてくれ」YZWが医師に頼んだ。
「それはいいですけど、保険に入ってますか。無保険だと相当高くつきますよ」
「おれは別の世界から来たんだ。この世界の健康保険に登録されてるわけ
ねえ!」
またしてもキレてしまった。
YZWは医師をボコボコにして医局を飛び出した。頭のペンはその辺を歩いている
一般人に抜いてもらった。血がドバーと噴き出た。
警官が駆けつけYZWに銃を発砲した。
ズドン!ズドン!
なぜかYZWには銃弾が当たらなかった。
YZW「銃の軌道が読める…」
YZWの脳は変異してIQが280に達しており銃弾の軌道を計算して避けていたのだ。
見世物小屋を首になったYZWはビックモーターに就職した
「こことは異なる世界からきたYZWです。ここに来てからは、見世物小屋で
獣人スネ夫と戦っておりました。このほど皆様のお仲間になれてうれしく
思っております。
わたくし余命も半年、またあと200レスほどではありますが、誠心誠意頑張って
ゆく所存であります」
神妙に挨拶した。
社長「よし、君は除草剤を撒く仕事に任命しよう!」
社長は車を壊しながらYZWに言った。
業務終了後、同僚たちが歓迎会だと言って、YZWを会社近くの居酒屋に連れて
行った。長期にわたる引きこもりのあとでわずかの期間社長をやっただけの
YZWにとって、このような機会は経験がなく、ドキドキものであった。
かれらはYZWが語ってくれるであろう異世界の話に興味があるようだった。
YZWが佐渡金山強制労働の話を始めると一同は水を打ったようにシンと静まり返った。
「日本人め、なんと酷いことをしやがる!」
感銘を受けた社長の息子はビッグモーターのスローガンを「全国各地の草を除草する」に修正した。
息子「明日から…いや今日から始動だ!行け!奴隷ども!」
YZW「なんか違くね?まあいいか」
除草したあとには立派な慰安婦少女像を建立して回った。
ただでさえ地球沸騰化の時代なのに、SDGsに反してるだけで飽き足らず、一番無駄&無意味な第3セクターを1m四方に何個も造った為人や企業が入らなくなり、日本は滅亡してしまった。
日本滅亡!
大ごとではあるが、異世界に転生し、そこのビックモーターなる会社に就職した
今のYZWに影響があるはずもなかった。
順調に仕事をこなし、仲間たちともうまくやっていた。こうなってくると、あの
55歳まで引きこもって社会と隔絶していた自分の人生とは一体何だったの
だろう。
YZWは自らの巨乳をなでながら考えるのであった。
そんな折社内でお祭り男として通っているボブ・ワッチョイが、YZWさんの
送別会をやりましょうよ、と言いだした。
どういうことだと追求すると、
「だってYZWさんは入社のとき、余命は半年と言ってたじゃないですか。
そろそろ半年になりますよ。送別会をやらないまま逝ってしまわれては、
このお祭り男一生の恥。ここはなんとしても生きてるうちに」
これを聞いて複雑な思いのYZWであった。
しかしYZWは送別会の前日にあの世へと旅立ってしまった
YZWは殺害されたのである。
その日仕事から帰る途上、うしろからつけてきた男に鉄パイプで後頭部を殴られ
そのまま絶命した。
実行したのは
>>797 でYZWがボコボコにした医師であった。
強い恨みがあったのは事実であるが、それよりもこの医師が余命半年を宣告した
のにもかかわらず、何事もなくピンピンしていたのでは、診断ミスととらえられ
てしまってまずいという理由から、犯行を行なったのであった。
医師は犯行がバレないようにするためYZWの遺体を持ち帰る事にした
医師「さてどうやって処理しようか」
YZWの遺体をこのまま持ち帰るのは無理だ。解体する必要がある。
医師は一旦自宅に戻り、車を出して郊外のホムセンに向かった。のこぎりを
購入するためである。
その間YZWの遺体は路上に放置されたままであった。
しかし悪事は露呈するものである。犯行の一部始終が防犯カメラにパッチリ。
医師が戻ってきた時に既に遺体の周りに人だかりが。その場にいた警察官にちゃっかり逮捕
された。
YZWの首は現場近くにある公園の公衆便所の糞壺の中から見つかった。
藤井七貫はYZWの首の無い死体と頭部をくっつけて何かを唱え始めた。
警察「これから検死しないといけないのに、勝手に死体をいじくってもらっちゃ
困るんだけどね」
藤井は舌打ちしながら現場を後にした。
「あの警官め、許さない…」
さて肉体を離れたYZWの霊魂は結局地獄に戻っていった。
「いよっ、タフガイ。また会えたな」
隅田川露助に迎えられた。
隅田川は言った「現実の世界でもキムタクの長女が結婚するって話が出ている。おめえ、タ
クヤんとこの心美ちゃんの腹から生まれてこないか?」
隅田川は言った「現実の世界でもキムタクの長女が結婚するって話が出ている。おめえ、タ
クヤんとこの心美ちゃんの腹から生まれてこないか?」
「隅田川は大事なことを言ったんですかね」観測者猫柳が片岡に問いかけた。
「うむ、タクヤの娘ココミは20年前高校生で、今はアラフォーだな。現状は
どんな具合なのか調査してみてくれ」
生まれてこないかってどういうことだ。さっぱりわからん。
YZWは戸惑っていたが、隅田川はことを進めていった。
「ミサワ、例のものを」
「へいっ」
この地獄のミサワなるものは、隅田川の部下か子分であるようだった。
そしてかれが隅田川に手渡したものは、あの性剣であった。
「えぇっ!?そっそれはっ!!」「言っとくが前のスレみたいにディズニー物じゃねーぞ。
本物だ。」
片岡さんは以前、テキストに書かれていることがすべてだと言ってたな。今
タクヤの娘ココミのリアルな実態を調べるのは矛盾していないか?
そんなことを考えつつ、猫柳は調査を実行していた。
そして調査は終了し報告に及んだ。
それによると、20年前学園の女王であり、社長令嬢でもあったココミは、高校
卒業後芸能界を目指したものの頓挫し、若いうちに一般会社員と結婚した。
なお相手は和崎悠真ではない。その後三十代後半になるまで子供ができな
かったが、今年妊娠が発覚し、現在臨月となって出産の準備中なのであった。
猫柳はどこか白けた態度で言った。「ココミは今にも子どもが生まれようと
している状態で、一方YZWはすでに性剣を手にしている。何だかこの世界は
都合がよすぎるんじゃないですか」
片岡は悟ったように答えた。「現実には、無限にある世界から都合のいい世界
を選択したということにすぎない。きみも知っているだろう。ココミが巨糞の
谷で一度死んでから巨大化した赤タクヤに転生した世界があったことを」
YZWは手にした性剣をしげしげと見つめていた。
これが本物だって?それなら中華屋に置いてきたあれは何だったのか。
「おい、そろそろ決行だ」隅田川がYZWをせかした。
「そいつは大王さまが眠っているすきに借りてきたものだ。起きてくる前に元に
戻す。あのお方は一日十二時間寝てコンディションを整えてるけど、ぐずぐず
はしてられないぞ」
尿意を感じて大王が目を覚ました
最近年のせいかトイレが近い
そして気づいてしまった
性剣がないことに
YZWもまたトイレでもたついていた。こんな時に限って下痢なのである。
こう見えてもおれは神経が細かいんだ。糞野郎が出してきたこんな訳のわから
ない提案に乗ろうとして、不安でたまらないから腹具合も悪くなる。
ぶつぶつ文句を言って便所から出ようとしたとき、誤って性剣を便壺の中に
落としてしまった。
「あああ〜!!!」
「ああぁっ!」YZWは声をあげた。パンツを下ろす前に下痢便が漏れ出てしまったのである。
性剣を持ち出したのが彼だと判り、更に糞を顔になすりつけられて激怒する閻魔大王。
YZWが地獄でドタバタを演じている一方、タクヤの家ではココミが陣痛に苦しん
でいた。タクヤも娘のことを心配しつつも、初孫誕生の期待に胸を膨らませて
いた。
本来なら病院の産婦人科で出産すればいいのであるが、何しろ日本は滅亡した
のである。→
>>806 そういうわけで自宅で産むことを余儀なくされたいたのである。
ココミには産婆の経験がある元gym-k会長の長谷川京子が付いている。実際彼女
は、タクヤの息子ヌードバの出産にもたちあっているのである。
ココミの耳元で藤井七貫が呪文のようなものを唱え始めた
レベル1でスキルは【昭和歌謡】のみ、というゴミだった
「てゆーか別に性剣要らなかったじゃねぇか!」結局心美の股間から産まれて来たのは何と隅田川だった!
隅田川はゲラゲラと笑いながら出てきたのだ。
「こいつは悪魔の子だよ。」
産婆さんが言い放った。
次々に起こる奇怪なできごとに茫然としていたタクヤであったが、かつて彼自
身が娘ココミの胎内から生まれ出たときのことを思いだした。→
>>225 「長谷川さん、あぶないっ!赤ん坊から離れるんだ!」
すると赤ん坊の隅田川露助は超高速で上昇していった。
結局ココミは代理母にされただけで、私は孫の顔を見ることはできないのか。
これは地獄の所業だ。
嘆くタクヤにYZWが話しかけた。
「腹が痛いんだ。トイレを借りるぜ」
出すものを出してすっきりしたYZWに、タクヤはことの次第について説明を
求めた。
YZW「あ...ありのまま今起こった事を話すぜ!」
「な...何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからな
かった...頭がどうにかなりそうだった...降霊術だとか輪廻転生だとかそんな
チャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ...」
そんなせりふを吐いてYZWはタクヤの家を出ていった。
性剣を拾ったYZWはスキル【巨大乳輪】を手に入れた
剣からは間違いなく糞の匂いがする。
こいつはおれが地獄で便槽に落としたものだ。それがなぜここに・・・。
YZWの心に戦慄が走った。
しかし、しばらくするとYZWは性剣の魅力にとりつかれたようであった。
家に帰って風呂場で洗ってやろう。YZWは自宅を目指して歩いていった。
バイクを盗んで飛びだしてから、今まで一度も家に戻っていなかった。その間
四回死んで四回生き返っているのである。
YZWは直径2mほどの穴を掘って住居とした。
「起きて半畳寝て一畳だ。充分だぜ」しかし気になるのは、姿が見えない母の
ことである。
YZWが穴の底に寝転んで空を眺めていると、峰岸ヌードバがひょこっと顔を
だした。
「Yちゃん、やっと帰ってきたな。おばさんは亡くなったんだよ」
ヌードバの話によると、YZWの母は一応老衰で死んだということであるが、
その前にヤクザによって、亀甲縛りで吊されローソクを垂らされるといった
仕置きを受けたことが寿命を縮めたのではないかということであった。
「ゆっ許せない!今からその組へ殴り込みに行くぞ!」
「おれは行かないよ。筋者相手じゃ分が悪い」ヌードバがぼそりと言った。
「お前ら小者はそこでひょっこりやってな。俺はキングダムを目指す!」
シンゴが言い放った!
YZWがスキル【昭和歌謡】を発動するとたちまち見世物小屋が出現した
しかし見世物小屋に客は一人も来なかった
YZWの芸は古かったのだ
自棄になったYZWは小屋を完全破壊した。
創造より破壊。
おれにはこの方が合っている。YZWは涙目になっていた。
「しゃらくせえーー!!」
YZWはハブに向かって突進した。
「あいはばぺーんあいはばあぽー!」またしてもフルボッコにされるYZW。
「同じ事何回も繰り返すんじゃねー!この田ゴ作があああああ!」
スキル【剣聖】【魔獣召喚】【天使の治癒】を最高レベルで使いこなす藤井七貫はもはや無敵だった
「くっ悔しいですぅ!(号泣)」この理不尽な屈辱に最早誰を恨んだらいいかわからない。
結局また別の盗んだバイクで走り出すと言う、本当に同じ事するしか能が無いのである。
「俺は湘南爆乳族なんだぞぉ…!うっうっ。」
YZWは自宅があった町内から出る前に事故を起こした。
YZWは対魔忍として町内下水道の清掃を強制された。
バイクを盗んだことは黙っていた。そのことが知られたなら、手首を切り落とさ
れていたかも知れない。
日本の滅亡により、警察は機能しておらず、今は代わりを自警団のようなものが
やっているのである。
YZWは感度3000倍にされアナルにペニスを突っ込まれた
散々な目に遭ってYZWは住みかに戻った。以前掘った縦穴には雨が貯まって水た
まりになっていたので、小屋を破壊したときにできた板きれの上に寝た。
こんなことなら小屋を破壊しなければよかった。そうであれば雨露をしのげる
のに。
しかしYZWの破壊への衝動はやみがたく、佐賀県庁で高価な伊万里焼きの皿を
粉々にしているヴィジョンが浮かんできた。
一体どういうことだ。おれは佐賀に行ったことさえないのに。
スキル【巨大乳輪】を発動させると、たちまち慰安婦少女像が出現した。
まわりの瓦礫を見て、ヌードバがあきれたように言った。
「Yちゃんさあ、色んなものが出せるチート能力で、このゴミを片付けるという
わけにはいかないの?」
「そううまくはいかねえんだよ」
年の差35になる友人同士のYZWとヌードバは、缶コーヒーを飲んで、どのタイ
ミングで世界征服に取り掛かるかなどの話題で盛り上がっていた。
その時一人の男が通りかかってヌードバに声をかけていった。
「達治、そんな乞食の相手なんかするな」
YZWはいきり立った。「だっ誰が乞食だ!失礼なやつだな。あいつおまえの家に
入っていったぞ。何者なんだ」
ヌードバは申しわけなさそうに答えた。
「久美男だよ。おれの実の父親だと言ってる。gym-k の社長を辞めたあと、うち
に転がりこんできたんだ」
YZW「俺は乞食じゃねー!対魔忍だ!」
YZWは再び見世物小屋を出すと対魔忍音頭を熱唱した
久美男「その間にお前に人生をやり直すように勧める。ここにお見合い写真がある。」
ヌード場は写真を見て驚愕した!
「それにしても隣うるさいな。下手くそな歌を歌いやがって」
そういう久美男には反応せず、ヌードバは写真を見たまま固まっていた。
ヌードバ「こんなグロ写真見せて、どういうつもりだ」
と言いながらニヤけた顔をして慰安婦少女像に抱きついていた
そう言われて顔を真っ赤にしたヌード場。「相手はまさか例の乞食じゃねえだろな!?」
久美男とヌードバの連合軍は黒光徹子をボコボコにした。
「店のやり手ばばあに何てことしやがる!」
ヤクザがすごんできた。
久美男はユニークスキル【ジャニーの寵愛】を発動した。
ヤクザはたちまち観念して尻を出した。
ヌード場「貴様もホモじゃねーか!」そして思った。僕の実の父親は誰なんだ…!
ヌードバは行き場のない怒りをヤクザ共にぶつけた。各種プロレス技を次々に
仕掛けて、存分にいたぶったのであった。
そう言って、100kg超の全体重をかけてフライング・ソーセージをぶちかま
した。
ヌードバ「だったら、あんたがおれのうちにいる理由はなくなるわけだな」
トムはトムでも久美男の弟のツトムであった。結局涙を流しながらフルリンチした。
ツトムは在日妄言魔法の使い手であり敵に回すと厄介な存在である
久美男の言うことが真実ならば、ヌードバにとっては何とも悩ましいことで
ある。
久美男は12歳で父親になったと言っていたが →
>>562 彼の弟がヌードバの実の父であるというのであれば、12歳よりさらに年若く、
いずれにしても小学生であろう。
敬愛する母峰岸穂花がいたいけな子供にこのような非道をしていたことなど、
ヌードバは信じたくなかったのである。
ツトムのスキルはどんな妄言でも歴史上の事実となる恐ろしい魔法である
ツトム「謝罪と賠償を要求するニダ!ウエーハッハッハッハ!」
YZW「てゆーかなぜそんなに実父にこだわる?タクヤでいいじゃないか、ルッキズ
ムの問題か?」
ツトムの命令でヌード場は見世物小屋で働くことになった。
連日の全裸亀甲縛り吊し上げショーが評判になり人気も少しずつ出てきた。
ツトム・ヤマシタが主催する興行に出演するため毎日いそいそと出かけるヌード
バを見て、YZWは忸怩たる思いであった。
YZWの見世物小屋は歌謡ショー一本で、彼自身が喉から血が出るほど歌っても、
また入場無料にしても、客はひとりも来ないのであった。
ショウ・マスト・ゴー・オン。
そこで思いついたのが、秋沢世之介の姉ポルンであった。
ポルンのショーにエロチックな要素は皆無であった。それは極めて晦渋なもので
あり、鑑賞するにあたってある程度の覚悟が必要であった。もちろん見世物小屋
の客の理解など得られるはずもなく、彼女はひたすら孤独の中へと陥っていくの
であった。
なにせポルンは種付けおじさん世之介の姉である
それなりの年齢なのは言うまでもない
若いころは自慢だった巨乳も今では志村けんのコントのようだ
竿役のYZWにいたっては巨乳のハゲたおっさんである
そこはまさに地獄すら生温いと感じる場所だった
「ふざけたもの見せやがって、金返せ!」観客の罵声がYZWに飛んだが、YZWも
負けてはいなかった。
「何言ってんだ。入場料はとってないだろうが!」
結果大暴動が起こり、見世物小屋は放火され、京アニのような無惨な最期だった。
「小説一つでここまでwwwwwwwwwwwww、後悔はしていない。」
頭に血が登ったYZWは性剣を手にするや、観客のひとりに斬りつけたが、その
男は「ひえ〜」と言って逃げただけで、まったくの無傷であった。
性剣は人を斬る役には立たないのであった。
今回ポルンは、パフォーマンスの場さえ与えられるならノーギャラでいいと
言ってショーにのぞんだわけであるが、そうであっても文句のひとつも言って
やる、とYZWは彼女を探していた。
ただ彼女にははじめて会ったにもかかわらず、ずっと前から知っていたような
感覚がつきまとっていたのだ。
YZWに性剣で斬られた男は1分後に慰安婦像になってしまった。
YZWは確かな手応えを感じていた。
ツトムも腕を組み満足そうな表情をしていた。
「姉は先に帰りました。かなり落ち込んでましたけどね」
YZWに声をかけたのは世之介であった。かれがポルンのマネージャのようにして
付いて来ていたことを、YZWは覚えていた。
「おっと世之介さん、今さらギャラを払ってくれっていうわけですかい」
「いやいや、そんなことは言いませんよ。姉のショーはとてもお金を取れるよう
うなものじゃないってことは、よくわかってますから。あなたと僕はふたりと
も gym-k の社長をつとめたもの同士。挨拶をせずに帰るわけにはいかんで
しょう」
ポルンもヌード場と一緒に全裸亀甲縛り吊るし上げショーに出るようになって人気が出てきた
「これ見て分かったでしょ、その無駄なスキルは捨てるべきです。元社長同士で新ビジネスを立ち上げ、次スレの準備をするべきです!」
「かなり下の方だがそれらしいものがあるな。よしっ」
YZWが念をこめると、ひとつのスレッドWが上がっていった。しかし、それは
おなじみの「星屑の記憶」であった。
ツトムは対馬は韓国固有の領土であるという従来の主張をただ繰り返すだけだった。
どこか顔色も悪く精彩を欠いていた。
YZWは見世物小屋で感謝の1日1万回オナニーに挑戦した
あくまでも見世物小屋に固執し、ビジネスの誘いに乗ってこないYZWに対して、
世之介は失望を禁じ得なかった。
YZW「そらそうよ、見世物小屋は俺の生き甲斐やねん一部やねん!おーん」
世之介が帰宅すると、家にポルンがいたので、尋ねずにはいられなかった。
「姉上は別の見世物小屋でショーをやっていると聞いたのですが?」
「そんなことデマに決まってるでしょ!」
「は、はぁ...」
ポルンはかなり機嫌が悪かった。
世之介はツトムを討伐しスキル【ジャイアンの歌声】を獲得した
興行主が討伐されてしまったのではどうもこうもない。
ヌードバは仕方なく家に帰った。
少年のアナルにペニスを突っ込む男が出没するという噂がでた
「ホモだよ。ホモが増えたせいで、世の中おかしくなっちまったのよ」
事件が発生した地点の近在にある商店の主人が吐き捨てるように言った。
「ふうっ…良かったよ。これは景品だ」
商店の主人は慰安婦像をもらった。
YZWが小屋の中からボーっと外を眺めていると、ヌードバがこちらに向かって
歩いてくるのが見えた。
あいつめ、いまいましいやつ。俺のじゃない小屋に出やがって。無視してやろ
うか。
ヌード場は言った。「今から実父の仇を打ちに行く。Yちゃん一緒についてきて!」
しかし世之介は厄介なスキルを所持している。
あれをまともにくらうと死の危険すらある。
ヌード場は毎日痛い薪の上で寝て朝起きると苦い肝を嘗めて過ごした。
ヌード場はふと思った
あれって本当に実父なのかな?と
そこに何気ない顔をしてYZWがやってきた。
「今ならまだいける。中華の韮菜炒肝片を作ろう。その辺にスイセンが生えて
いるからニラの代わりにするぜ」
さすが分別盛りの55歳だ。すっかり感心したヌードバは自宅に戻って中華鍋や
調味料などを取ってくることにした。
その間、YZWはまだ糞尿の臭いが残る性剣でレバーをスライスしていったが、
やはり腐敗臭が気になる。しかし、ここまで来たら引っ込みがつかない。加熱
してスパイスを効かせたら、なんとかなるだろう。
出来上がった熱をおびた料理は糞尿の臭いをいっそう際立たせていた
正直味は今ひとつだが、こうやって二人で一緒に食べていると、このところ
あったわだかまりなども消え、元の関係が戻ったようで、いい気分であった。
二人は食後缶コーヒーを飲んでまったりしていた。
ヌードバが毎日その上で痛い思いをして寝ていた薪は、すべて火をつけて料理に
使った。また苦みを我慢して嘗めていた肝も全部食ってしまったので、もはや
復讐の気持ちは心の中から消えて、すがすがしさを感じるほどであった。
そこに世之介が100人の部下を引き連れて襲撃してきた
しかも全員銃で武装していた
迫りくる世之介の大群に対して、七曲署捜査一係、藤堂俊介係長は
部下のパタリロに対して言った
「おい、パタリロ、なんとかせんか」
「ボスがそう言うのなら、ぼくが何とかしないでもない」
パタリロは、相変わらず、どこまで本気なのか冗談なのか、
分からないような、いつもの余裕ある口調で答えた
さらにスキル【昭和歌謡】を発動!
あっという間に周囲は地獄絵図と化した!
「峰岸ヌードバ達治!」
世之介の声はよく通った。「おまえがわたしを攻撃する計画を立てていると
いう話を聞いた。それなら、やられる前にやれだ。こちらから先制してやる。
覚悟はよいか!」
峰岸ヌードバ達治「死にたくなければ逃げろ、暴走が始まっている。もう時間がない」
そのヌードバの身体に異変が生じていた。嘔吐や下痢の症状が見られるので
ある。腐敗したレバーおよびニラの代用として毒を持つスイセンを食したこと
によるのであろう。そしてYZWも同様の状態であった。
そんなひどい阿鼻叫喚を見てタクヤは思った。「やっぱり次スレの主役は俺だな。」
タクヤは荒ぶる世之介の前に進みでて頭を下げた。
「世之介くん、この通りだ。ここは兵を引いてもらえないか。達治にはわたし
からよく言って聞かせるから」
ところで、世之介くん、君のフルーネームは横道世之介、
達治は、三好達治かね?と
タクヤはとぼけた口調で尋ねた
タクヤ「ちなみに私は世間から平成の小早川秀秋とよばれている」
タクヤはドヤ顔で言った
むむむ、タクヤ氏はボケてしまったのではないか。主役をまかせて大丈夫か。
秋沢世之介の心に一抹の不安が生じた。
タクヤ「ポマードベッチョリクールでバッチリエイちゃんに成りすます〜♫」
ここで愈々真打ち小澤イチロウの登場である。
「主役はこのワタシだ」
小澤はユニークスキル【デンデラ】を発動。タクヤはたちまち年老いて雪山のボロ小屋に閉じ込められた。
YZWは慌てて見世物小屋に逃げ込んだ
ヌード場はスキル【ガニ股打法】で対抗したが全く歯が立たなかった
タクヤ「フガフガ」
世之介「可哀想に、カタキはとってやる」
世之介の部隊は進軍を開始した。
世之介「雪の進軍氷を踏んで、どれが河やら道さえ知れず。馬は斃れる捨てても
おけず、ここは何処ぞ皆敵の国♪」
ここでふと我に返るYZW。「前スレの最後にポルンが言ってた事がよくわかる。俺も普通の
セックスがしてぇ。」
世之介が出撃するところを、どこか呆けた顔で見送っていたタクヤであるが、や
がて引き締まった表情を取りもどし、しっかりとした足取りで、YZWの小屋へ
入っていった。世之介に対しては芝居をしていたようである。
「やあYZW、食中毒の方は大丈夫なのか」
「タクヤか。おかげさんで回復したよ。今回はあんたの息子まで巻き込んじ
まってすまなかったな」
タクヤは壁の片隅に立てかけてある剣に目を留めた。
「あれは性剣だね。地獄で閻魔大王から何回か渡されたことがある。それにきみ
が夢の中に出てきて、性剣を授けようと言ったことが、この物語の始まりだった
ような気がする」
YZW「あの性剣を持つとペニスが勃起する。あれが欲しいか?」
「わたしはもう70代なかばなんだ。勃起なんてものはとんとご無沙汰だよ」
タクヤは寂しげに言った。
「これはきつい。ただ単に我が肉体に負担がかかるだけだ」タクヤはYZWに
性剣を返した。「わたしは一度普通に死んだからな。 →
>>511 もう無理はきか
ない」
「孫の顔が見たい。それだけだよ」
タクヤの娘が産んだのは地獄の鬼隅田川露助であった。そのときの光景がタクヤ
の脳裏に浮かびあがってきた。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
このスレッドも残り10レス、このままでは終われない!
俺は先ほどCSで散ってしまった広島のようにはなりたくない!
タクヤ「不快だっ!」
いささか不穏な空気が流れる。
YZW「だってヌードバが産まれた時にはもうおまえの娘はいい年だったろ。あれから何年経ったと思ってるんだ?」
薄れゆく意識の中でかつて同僚だったシンゴやゴローのことが走馬灯のように頭に過った。
あいつらとは違って、おれは美獣国昭に可愛がられたからな。それでgym-k の
社長にまでなれたんだ、ムフフ。
薄れゆく意識の中で落雷の轟音を聞いたタクヤは、そのことで覚醒したので
あった。
>>974 で雪山の小屋に閉じ込められて、一度脱出したのに再度封じこめられた。
人をバカにしやがって!こうなったら意地でも次スレまで生き残ってやる。
この前出撃する世之介を見送ったが、かれがおれを窮地から救ってくれるに
ちがいない。
その世之介は雪原に部隊を進め、目的地の至近距離にまでせまっていた。
難攻不落の剛腕城である。
さらに進んでゆくうち夜になった。世之介の前に峡谷が見えてきた。
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