わいは子供の頃親戚みんなでひいばあちゃんの家に泊まりよったんや
それはもうど田舎で周りには田んぼや山しか無いようなところや
でも子供にとってそんなことは関係なかった。
ひいばあちゃんの家で毎日親戚の子供たちと一緒に虫を捕ったり、川で遊んだりしよったんや
その頃は山に行って川遊びをするのが楽しみやった
でもひいばあちゃんの地域は不思議で川の上流の方に行ったらダメやった
上流って言っても石があって危ないとかやなくて石と石にしめ縄が巻かれたところから上に行ってはいけなかったんや
好奇心旺盛な子供やったわいは試しにその縄の内側に入ろうとしたんや
でも爺ちゃんに見つかって鬼の形相で止めらひいばあちゃんの家に連れて帰られた
その後大人(爺ちゃん達)にめちゃくちゃに怒られた。
その後何日も川に行かせてもらえなかった。
その時、理由は教えたくれなかった。でも後で理由を思い知ることになるで
怒られてから二週間後くらいに川に親父が連れて行ってくれたんや
普段は人もいないし水の流れる音 蝉の声しか聞こえないようなところなのに全裸でめちゃくちゃ髪の長い人がいたんや
そいつは一目見た瞬間人やないと感じたんや、でも久しぶりの川で気分が上がっていた俺は誰かいるんだろうと思って川に入ろうとしたんや
きずいた時にには親父がわいを抱えて走って逃げてたんや、わいの頭の中には疑問ばかりが溢れていたんや。
その時うっすらと川にいた人が見えたんや。パッと見たその時そいつはテニスボールみたいな石を思いっきり振りかぶって投げてきたんや。
それは物凄いスピードで走っている親父めがけた飛んできた。
間一髪で当たらなか
わいは親父が怒られている内容を盗み聞きしたんや、その時上流に行ってはいけない理由を初めて聞いたんや
理由はアガリビトと呼ばれる奴が出てくるらしいからや。
こういうのはオカルト板に
…書き込まなくていいぞ
よく見たタイプの話