主要な食品メーカー195社における、家庭用を中心とした9月の飲食料品値上げは1422品目、値上げ1回あたりの値上げ率平均は14%となった。
前年9月(1414品目)から+8品目・+0.6%と9カ月連続で前年を上回り、連続増加期間としては前月に続き、2022年の統計開始以降で最長を更新した。
また、単月の値上げ品目数としては4カ月連続で1千品目を超えた。
2025年9月の値上げを食品分野別に集計すると、たれ製品やソース、マヨネーズ、ドレッシング類を中心とした「調味料」(427品目)が最多となった。
「加工食品」(338品目)は、各種冷凍食品や水産練り製品などが多かった。
「菓子」(291品目)ではチョコレートやポテトチップス類のほか、「乳製品」(138品目)を含め冷菓製品で一斉値上げとなった。
また、「原材料」(205品目)はキャノーラ油製品で一斉値上げとなり、同分野としては11カ月ぶりに単月で100品目を超えた。
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