
おととし7月、大阪市此花区の人工島・舞洲のイベント会場で、男性スタッフ1人が水を高速で吹き上げる「ウォーターキャノン」という装置の近くで倒れているのが見つかり死亡した事故で、警察は特殊演出を担当していたイベント関係者ら男女3人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
おととし7月、大阪・此花区の人工島・舞洲のイベント会場で音楽イベントのリハーサル中に『ウォーターキャノン』と呼ばれる装置から噴射された水がスタッフの男性(当時40)の顔面に直撃し、男性は脳挫滅により死亡しました。
会場では『ウォーターボム』という韓国人アーティストらによる大型音楽イベントのリハーサルが行われていて、男性スタッフは40台あるウォーターキャノンの操作装置を確認していたところ一部から水が高速で発射されたということです。
警察は、重大事故を未然に防止すべき注意義務を怠った疑いがあるとして、特殊効果の演出を担当していたイベント関係者の男女3人を19日に業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
警察の取り調べに対し、男性2人は「私の責任を超えている」「ミスを犯したとは認められません」と否認していて、女性1人は「退避を指示すべきだったができていなかった」と認めているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1d8fe3a2b9a8886fc93e52c9c517b28cefaa397