11月1日に住民投票に付された2回目の「大阪都構想」の住民投票(「大阪市を廃止し特別区を設置することについての投票」)は、賛成67万5829票(49.37%)、反対69万2996票(50.63%)と言う僅差で再度否決されました。この結果は大阪維新の会、大阪市政・府政に多大な影響を与えるのみならず、国政政党である日本維新の会、そして国政に与える影響も少なくありません。
かつて日本維新の会(と合併後の維新の党)に所属し、2015年の1回目の住民投票では「大阪都構想」の旗をもって大阪市内を練り歩いたものとして、「大阪都構想の住民投票はなぜ再度否決されたか」を分析したいと思います。
府県と政令指定都市の権限の再整理は必要
まずもって私は、日本維新の会に所属していたときのみならず、その後の県知事職の経験も踏まえて、維新の大阪都構想はさておき、「都構想のエッセンス」と思われる「府(県)と政令指定都市の権限について再整理が必要」という点については賛成です。
例えば、私が知事を務めた新潟県は人口220万6566人で、その36%、3人に1人に当たる79万3113人が政令指定都市の新潟市に住んでいます(2020年現在)。域内のGDPもほぼこれに比例し、新潟県の域内GDPの三分の一を新潟市が占めています。
新潟県全体の「成長戦略」や「都市計画」を描こうとした場合、どうしてもその中心を新潟市が担うことになります。また逆に、新潟市の成長戦略や都市計画は、新潟の「県都」としての特徴を最大限に生かすべく、県全体との連携を考える必要があります。実際、新幹線、高速道路といった交通網のみならず、ICT技術の発展により、極めて広範囲における広域連携が、実際に可能となっています。
ところが、政令指定都市の場合、様々な行政分野について県と同等の権限があり(本来広域行政を担う県の役割を政令指定都市が担っており)、県の中に県があるような状況で、県知事と政令指定都市の市長の仲が特に悪くなくても、制度上その連携は必ずしも容易とは言えない状況となっています。
1956年に運用が開始された政令指定都市制度はいまや、ほとんどの都道府県(地域)で中核となる大都市に人口・経済の集中が進むと同時に、交通やICT技術の発展により極めて広い地域がその大都市と社会的・経済的に結びつくという現在の社会・経済状況に、合致しないのです。
その意味で、府(県)と政令指定都市の権限を再整理し、広域行政を府(県)に一元化することで、より現代的で広域的・長期的な成長戦略・都市計画を立案・実行しようという「都構想のエッセンス」は、恐らく間違っていなかったと私は思います。
成長には直結しない「都構想」
しかしその一方で、府(県)と政令指定都市の権限の再整理それ自体は、単に行政機構内の権限の分掌を変えるだけで、成長に直結するものではありません。府(県)が成長を遂げられるかどうかは、当然のことながら、外形である大阪都構想にではなく、中身である「成長戦略」や「都市計画」によって決まります。維新が、その肝心の「中身」を提示することなく、「外形」に過ぎない大阪都構想が成長に直結するかのように喧伝したことは、極めて大きな誤り、もしくはミスリードであったと私は思います。
さらに、成長戦略、都市計画のような将来の話ではなく、「日々の住民サービス」の観点から見たら、豊かで人口が集中する大都市の税収をそのまま大都市に使った方が使える金額は高くなります。また、これまで一つの大阪市でやっていた「日々の住民サービス」を四つの特別区に分割すれば、当然ながら行政コストは上がります。住民投票選挙の最終盤で報道され話題を呼んだ「大阪都構想が実現した場合、行政コストが218億円増加する」という毎日新聞の報道は、その前提や細かい数字に修正の余地はあるにせよ、基本的には誤報でも捏造(ねつぞう)でもなんでもなく、明らかな「事実」であると思われます。
住民投票は「5年前と同じ」結果に
つまり、大阪都構想は「よりよい成長戦略・都市計画の立案・実行」のための行政機構の整備というエッセンスにおいては正しいけれど、それ自体が成長に直結するものではなく、場合によっては「日々の行政コスト」を上げて域内における行政サービスを低下させかねないものであり、本来、そのメリットとデメリット、実行した場合の影響や効率的な執行方法を様々に検討し、より良い制度設計を、時間をかけて模索すべき、極めて複雑で大きな問題なのです。
ところが、このきわめて複雑で大きな問題である大阪都構想の住民投票が、再度否決されたその理由は、出口調査の結果から見るかぎり、極めてシンプルです。
NHKの世論調査によれば、「前回、『賛成』に投票したと人38%、『反対』に投票した人37%、『投票していない』人が24%の中で、前回の住民投票で「賛成」したと答えた人のうち、およそ90%が今回も「賛成」、前回「反対」した人のうち、およそ90%が、今回も「反対」に投票した」とされており、有権者の賛否は前回とほとんど変わっていません。
「行政区ごと」の賛否でも、賛成・反対が変わったのは、前回賛成多数だったのが反対多数になった東成区のみで、後はすべて同じです(NHK NEWS WEB参照)。要するに今回の住民投票は、一言で言って「5年前と同じ」結果だったのです。
構想の中身も説明も変わらず
では、今回の住民投票に際し、大阪維新の会、日本維新の会は「都構想は大きくバージョンアップ」(大阪維新の会HP参照)したと喧伝し、法定協議会では維新・自民・公明の19人中16人の賛成を得、実際の選挙においては公明党の全面的な協力を得るなど、外部的状況としては2015年と大きく異なっていたにもかかわらず、2020年の大阪都構想の住民投票自体は何故、これ程シンプルに「5年前と同じ」結果になったのでしょうか。
私は、その理由は三つあると思います。
第一の理由は、身もふたもないのですが、そもそも大阪都構想自体も、これに対する維新の説明も、本質的に「5年前と同じ」だったことにあると思います(Sankei Biz参照)。
先述した通り、大阪都構想は、「長期的な成長戦略・都市計画の立案・実行を容易にする」というメリットはあるにせよ、成長そのものと直結するものではありません。それどころか、大阪市と言う域内にかけられる税収は減るというデメリットもあります。また、現在一つの大阪市で行っている行政サービスを四つに分割した特別区で行うことにするなら、当然ながら「日々の行政コスト」は上がります。
さらに、特別区制度が始まった終戦直後の1950年代ならいざ知らず、長い期間、複雑化した多様な行政を担ってきた大阪市を解体・分割・再編するとなれば、そのコスト・手間だけでも膨大になります(今回の大阪都構想における維新の見積もりは241億円)。
維新の主張する大阪都構想のメリットが正しかったとしても、5年の時間があったのですから、大阪都構想のメリットのみならずデメリットもきちんと示して検討の遡上に上げ、「複数の特別区に分割」という当初のスキームにこだわらず、党派横断的に多くの人が納得できる制度設計をし、可能な限りの了承を得、住民に時間をかけて丁寧に説明すべきであったと思いますが、維新がその様な努力を十分にしたとは私には思えません。
「大幅にバージョンアップ」という宣伝文句とは裏腹に、維新の大阪都構想は、必ずしも大阪都構想それ自体から導かれない仮定のメリットを過度に強調し、デメリットを過小評価どころかほとんど存在しないと言い募り、恐らくは特段の根拠も検討もない「東京23区の模倣」である「複数の特別区に分割」案に固執し続けた、本質的に「5年前と同じ」ものであったのです。
とすれば、投票結果が「5年前と同じ」であったのは、実のところ当然と言えば当然であったと私は思います。
敵をつくりすぎた政治手法
この本質的な理由と対照的に、第二の理由は極めて政治的なもので、ずばり維新が敵をつくりすぎたことであると、私は思います。
前述の通り、今回の大阪都構想は本質的に「5年前と同じ」ものでしたが、政治情勢の変化もあり、9月19日、20日の世論調査では、賛成49.1%対反対35.3%と、賛成が大きくリードしていたと報じられています(ヤフー個人参照)。ところがそのリードは、それから3週間後、告示前の10月10日、11日1の調査では、賛成45.4%対反対42.3%と急速に縮まり、最終的に賛成49.37%対反対50.63%の結果となりました。
その理由は複数あるのでしょうが、公明党は賛成に回ったものの、自民党は反対。立憲民主、社民、共産、れいわ新選組の野党がすべて反対で強力な反対運動を展開したのみならず、SNS上において「維新嫌い」の個人による反対キャンペーンが極めて活発に展開された(私自身も、賛成の方々からは、恐らくはその一人と思われていたでしょう)ことも大きな理由の一つでしょう。
選挙戦最終版において話題を呼んだ、大阪市財政局の「都構想による市の4分割で行政コストが218億円アップする」という試算と毎日新聞の報道も大きな影響がありました。私はその内容は誤報でも捏造でもなく極めて正当なものだと思いますが、その半面、市の財政局が報道機関の求めに応じて、市長に報告することなく試算を公開したという経緯は、通常のものとは言い難いものだと思います。
おそらくは、大阪都構想の問題点への指摘を無視され続け、反対意見を言うと30分の「市長面談」のうえ、「自らが正しいと思って発表したことを『捏造』であるとする記者会見を強いられるような」パワハラすらも疑われるリーダーシップで沈黙を強いられてきた大阪市役所の職員と、なにかにつけてバッシングを受けてきた「毎日新聞の新聞記者」の怨念が、「大阪都構想のデメリットを何が何でも世に問いたい」という“情熱”に結びついたがゆえの発表、そして報道だと考えることも、ゆえなきことではないと思われます。
維新の政治手法は、ともかく敵をつくり、理屈を無視して相手をバッシングすることで、関係ない第三者から支持を集めるというもので、私自身「維新の党」の分裂騒動では、余りに不合理かつ理不尽な橋下徹氏、大阪維新の会の主張に曝(さら)され、袂を分かつことになりました。
維新がこの手法を取り続けることは、まずもって突如血祭りにあげられる相手方にとって不幸なのですが、それだけでなく、維新にとっても、常に「維新のやることだから反対」という強固な反対論にあうこととなり、不利益です。のみならず、今回の大阪都構想の様に勝敗が決した後も、住民や国民の間に根深い感情的しこりを残し、民主主義全体に負の影響を残します。
大阪市長の松井一郎氏は今回の敗北を受け、爽やかなコメントを出して政治を引退すると表明しましたが(5年前に大阪市長だった橋下氏も同様でした)、罵倒されて血祭りにあげられた側はそんな爽やかなコメントで過去の経緯を忘れるものではありません。維新には、これまでの手法を改めることが強く望まれます。
民意を得られると自分たちを過信
そして第三の要因は、維新自身が「自分たちを過信した」からだと私は思います。
前述の通り、確かに9月19日、20日時点での「賛否」は50%対35%と賛成が大きくリードしていました。しかし、この時点でも賛否未定が15%おり、僅差で敗れた前回の経緯も踏まえれば、セーフティー・リードと言えるものではなかったと思います。また、世論調査は世論調査として、自ら反対派を含むすべての住民の下に足を運び、虚心坦懐に住民の声を聴いていれば、少なからぬ人が大阪都構想に懐疑的であると同時に、極めて強固な反対派がいることに気が付けたのではないかと思います。
仮にそこに気が付けていれば、賛否が分かれる状態で、大阪市を廃止するかしないかという様な重大な住民投票をすることが、地域住民に抜きがたい断絶を残すリスクをはらむこと、また維新自身の功利主義的な観点からみても、維新市政、維新府政に対する支持が順調なのに、差し迫った必要がないのにわざわざ自らの政治的立場危うくする可能性のある「危険な賭け」であることにも気が付けたのではないかと思います。
にもかかわらず、維新は都構想の議論を本質的に深めることもせず、従来通りひたすら敵をつくりながら、「大阪都構想住民投票に」に突っ走りました。その陰には、「自分達は民意を得ている」「今現在民意を得ていなくても、選挙戦におけるキャンペーンで簡単に民意を得る事ができる」という過信があったのではないかと、思えてなりません。
冒頭に記載した通り、私は第1回目の大阪都構想住民投票において、自ら旗を持ち、ビラとメガホンを手にして大阪の街を練り歩きました。それ自体は、草の根民主主義として極めて良い経験でしたが、その合間で動員された橋下氏の街頭演説で使われたフリップには、ミスリードやそれこそ「捏造」と言われても仕方のないグラフ表記の操作などがあまりに多く、本当に辟易(へきえき)しました。
そこには、そう言った手法によって容易に民意を得ることができるという橋下氏と維新の慢心があったように私には思えます。その慢心は、維新のPRサイトを見る限り、今回の大阪都構想の住民投票にも脈々と受け継がれていたと、私は思います。
結局、橋下氏や維新が思うほど民意は単純ではなく、その「過信」は二度にわたって裏切られたわけですが、2013年以降、大阪府・市が大阪都構想に費やしてきた予算は100億円を超えると報じられています(ヤフー毎日新聞)。この様な「過信」は、維新自体にとって不利益であるばかりでなく、その過信に基づいて振り回される住民・国民にとっても大いなる不利益なのであり、維新にはこの過信を改めることもまた、強く望まれます。
以上今回の大阪都構想の住民投票の2回目の否決の原因を分析してきました。かつて維新に籍を置き、多くの仲間と夢を共にしたものして、維新自身と大阪市民、府民、国民、そして日本の民主主義のために、維新が今回の否決を受け、①自らの政策のメリットだけを示すのではなく、デメリットや別の選択肢も示す、フェアな行政運営を行う。②必要以上に敵をつくりバッシングする政治手法を改める。③「民意を変えられる」ことへの過信を捨て、謙虚に民意に耳を傾ける――ことを、僭越ながら心より期待します。 説明が足りないよな
権利を捨てさせるような話なのに説明をしないからつけこまれる
竹中しかない
あいつが関わると国民殺される負のイメージ強すぎ
>かつて日本維新の会(と合併後の維新の党)に所属し、2015年の1回目の住民投票では「大阪都構想」の旗をもって大阪市内を練り歩いたもの
この時の姿見てみたいな
写真とか残っていないだろうか
つまり今市長選知事選やっても5年前と同じ結果になるんだろうな
そういう意味では松井が任期満了までやるのはいいかもしれん
その頃には万博IRも頓挫して景気もドン底で結果はもう少し変わるだろ
米山は頭の良さと経験では
論壇界最強じゃね
女という弱点も補強したし
平パニのやり方は信奉者からは喝采されるが
その裏側に敵をたくさん作ってる
反対票を投じれるタイプの投票だと確実に不利になるわな
わりやすい文書だな。
反対派の自分にも賛成派の意見にも一理あると思えた
都構想は極めて大きな誤り、ミスリードではなく意図的で悪質な詐欺
>>22
コロナ抜きにしても、万博やIRなんて上手く行くとは思えないんだが
それでも突き進むのかね 日本の時代区分は奈良平安鎌倉みたいに首都の名前で区切られてるから逆に首都を変えれば時代が変わるっていう堺屋太一の思い付きなんだよ
二重行政がどーとか全部後付けだから無理が出てくる
218億コスト増大の件も松井が圧力かけて市の偉い奴が謝罪会見開いたな
北朝鮮のような悪辣さ
現代文の問題にしてもいいぐらい論理構成がキレイだな
頭いい人は良い文を書く
文章にもエッセンス()振り撒きすぎだろ
ただ騙し切れなかっただけの話
なんでこんなに読み易い文章かけるのか
論拠となる出典も明示しつつ、自らの省みる点は省みつつ、維新に対する今回の反発心の出処をこれだけ端的に書けるのはマジで凄いな
政令指定都市では連携が容易ではない
それ、行政上の都合ですよね?
しかも聞く限り調整可能なレベルの
ルールに適応する道を模索しないでルールを変えていこうとする理由の説明
これが抜けてるんですがロジハラさんよ
維新は都構想さえ成立すれば大阪が発展することは自明のように語っていたけど
本当に発展するかどうかはその後の政策次第だよな
その政策には触れずに成長しますとだけ言うのは市民を舐めすぎだ
そもそも政令指定都市は地方自治法に都道府県から独立した「特別市」を盛り込もうとしたけど、都道府県の強硬な反対で実現出来ず代替案として設置されたものだからな
言わば反対派に配慮しまくった出来損ないの制度設計であって、都構想反対派がこの制度を改善する対案を提示しなければならないのは自明
>>7
コイツ会社では確実に嫌われて飛ばされるタイプ 知事と市長の入れ替え選挙
行政をおもちゃにしすぎ
支持を得られるなら何してもいいと思ってる証拠
おまけに引退するけど任期まではやるですって
ガワの話で中身の成長戦略がテキトー
驕り昂り言語道断(敵作り過ぎ、説明がテキトー)
パソナの本社が淡路に来たのとほぼ同じタイミングって怪しすぎるわな
まぁ中身を言わなかったのじゃなくて言えないからだしな
そこが一番維新とシンパが美味しい思いする部分なんだからw
結局知事にメリットあるだけで
大阪市市民に何のメリットもないからな
ケンモメンは米山持ち上げすぎ、どうせTwitterフォローしてないだろ
結構ロジックのおかしいツイートあるぞ
米山さんほどの頭脳と高い見識を持つ人でも、橋下に騙されていた過去があるというのが驚き
理屈なんてないよ
ラガードとレイトマジョリティが、変わるのなんか嫌だった
だけだよ
頭のいい人には頭の悪い人のことはわからんのだよ
在阪メディアが仕事しないから穴だらけの政策でも支持されてる様に見えるんだよなあ 住民投票前に寄稿したらもっと結果がハッキリしていたんじゃないの
今回の結果を受けてNewsPicks見に行ったら反対投票した大阪市民をアホ呼ばわりするコメントばかりでドン引きした。あそこ維新信者の巣窟だったのか。
>>40
君の主張に沿うなら、反対派であった都道府県の権限弱める当初の方向に舵を切るのが正しいってことになるけど…間違っても大阪都構想なんて話にはならないな笑 市民をバカにしすぎてるわな
老人ほど何をするにもデメリットがあると気づいてる
それを説明しないから無責任な連中の集まりになる
>>39
そもそも維新の成長戦略はインバウンドと万博とIRだからな
どれもコロナで封じ込められてる
財政もコロナでメトロが赤字になったせいでうまくいかない可能性あったのに強行してる
マジでなんでこのタイミングで住民投票したのかと思う
吉村ブームの風頼りだったのかな 難しい事柄を難しい言葉を使わず分かりやすく正確かつ短くまとめる
こんな文章を書いてみたい
>>56
イソジンとワクチンで自爆していく吉村ムーブ…趣がある 色々理屈付けてるけど、みんな思ってる事じゃないかね?三行でまとめると
ヴァージョンアップとか言ってるけど5年前と同じ
維新は敵を作り過ぎ、理不尽に攻撃された側はそれをやり返す
維新は自分達の人気を過信し過ぎ
みんな思ってる事だなw
こんなん頭キューってなる奴出るだろ
…そもそも読めないか
都構想は地元住民にはメチャメチャ痛みを伴う改革なのに特効薬か何かのように虚偽まじりのメリットだけ並べ立てて結局見抜かれて否定されて草草の草だわ
>>61
なんやかんやで詐欺に騙されない気質があるんだろうな
なお若い衆 維新のワンイシューの争点で敵を作って相手をバッシングする手法は 小泉郵政選挙の手法なんだよな
>>40
それって「前例踏襲で良いのか?」と屁理屈捏ねて法律破るスダレハゲと同じメンタリティだな
確かにお前の言うとおり(それは記事で米山も触れているが)政令指定都市に弊害が有るのは事実だろうよ
しかし、だからと言って、住民を騙すような手法で市を解体する事が許容されるわけではない
まずは世論にその制度設計の不備を訴えて法改正することを考えるべきだろ ほんとこのおっさんの文章は読みやすいな
これで顔さえ良ければ・・・残念だ
>>50
この人政治家になりたいだけなんじゃないの
だから最初自民で出て、駄目だったら勢いのあった維新から出て、それでも駄目だったから反政府派として出ようとしてるようにしか見えない
ビジョンも見えてこないしね 各論はまあいいとしてくっ付け方が変だな。
まあ米山だからなw
>>56
公明党と取引する上で総選挙より前にやらないと裏切られる可能性があるからな
まあそんなもの以前に中身無いしコロナ対策最低やったし >>63
郵政も反対派の言ってる通りになったし認知バイアスを利用した政治手法はろくなもんじゃないな
それで可決した物は再修正を困難にしてるし >>62
若い奴に安倍支持が多かったのと同じで、彼らは「それ(安倍政治、維新政治)」しか知らないから
それが正しく、他に選択肢が無いと思ってしまうんだな
国政も地方自治も長期政権が良くない(弊害が多い)という証左だな 文章も内容も分かりやすい。
ここまで頭が良くなくてもいいからこういう誠実さを持った政治家が増えて欲しい。
大阪では絶大な力をもってるからの過信
冷静に議論もせず敵つくりだして噛みつく狂犬性
うんざり
文書読んだけど指摘内容の是非はともかく物事をわかり易く説明できる人は尊敬するわ羨ましい
大阪市民の投票で半々になるのが信じられん
大阪府民ならともかく
どう考えても大阪市民に良いことなんかないやろ
米山は好きじゃないが、
これはバチーンと正論を言ってる
>>75
ちょっと書いてあるけど区分けで得する場所もあるんだろう こち亀で両津が面白いから投票してよという子供と
あんなのダメという母親の会話を思い出す
バカは絶賛するけど橋下の狂犬手法にまともな人はウンザリしてる
賛成している人は、
前例の打破 だけで見て賛成している人が多い印象
大阪って東京コンプもあるけど新しさに魅力されがち
そして、賛成派は、反対派のことを
現状維持がいいと捉えている
ブラマヨ吉田なんかそんな感じ
>>75
今の現状を続けるには二重行政を再発させないようにする必要がある
現在は府市両方を維新が抑えてるから正常なだけ >>40
つまりやるべきは特別市であって都構想笑ではないってことか
ほんとバカなんだな維新信者は 投票前の毎日新聞への恫喝で反対票増えたと思う
大阪人は細かい数字なんか気にして無かった
あの態度で嫌われた
日本人は基本的に変化を嫌うからな
昔から外圧がこないと今までの体制や制度は変わらんよ
全く正しいけど維新支持者のような馬鹿はこんな長文読めない読まないことが根本的な問題
>>3
>その意味で、府(県)と政令指定都市の権限を再整理し、
>広域行政を府(県)に一元化することで、より現代的で広域的・長期的な成長戦略・都市計画を立案・実行しようという「都構想のエッセンス」は、
>恐らく間違っていなかったと私は思います。
確かに新潟県内での新潟市の存在はでかすぎるもんな こいつ維新だったのか
千葉市の市長が民主党だったってのも意外だったな
とにかく敵を作って支持率を上げるやり方にも限度があった訳だ
買春の件に関してもこれぐらい説明してもらいたいもんだな
>>62
大阪人は金を払えと言われる詐欺には強いけど金がもらえるという詐欺には弱いという説もある
都構想をやればお金がもらえると説明すればたぶん可決されてた 政令指定都市の問題点指摘はその通りで、これは日本全体の問題なんだよな
府県と政令指定都市の財政を一体化させようとあうのがとこ嘘なんだろうから、この点は今後も持ちあがってくるだろう
旧民主は府県廃止して300都市構想だったな
道州制とどちらがいいか
>>89
福岡県なんかでも福岡市と北九州市を除いたらだし 北海道も札幌がとても大きい
田舎の方はどこも似たようなものだな
愛知なんかは知事と市長が激しく対立してて実害が出てるんじゃないかと思われるし
確かに政令指定都市の制度は今のままでいいとは思わないな >>53
ああいうワナビーだらけのとこだとそうなるんじゃないの >>37
単に自分の権限を政令指定都市に奪われた府県の妬み アメリカの州なんかでも日本の都道府県も同レベルの小さい州はあるか、都道府県でもいいのかもな
オレオレ維新詐欺師に危うく騙されかけてた寸前で
毎日銀行員の忠告で何とか防げた事案だったね
この人、なんで「ロジハラおじさん」って言われてんの?
割と真っ当な考察してんじゃん
維新の手法ってトランプとまったく同じだから限界があるんだよね
ネトウヨは大阪から出ていかないのか?
自分らの常套句やろ
維新がどうしても通したいならメリットが多く見えるようにしないとダメだろ
周辺市との大量合併→区に再編ならまだ分かるがそのままの状態で分割は馬鹿すぎないか
他の市町村が自治体規模を大きくする場合の定番パターンを踏襲すればよかっただけだ
そのプロセスの上で市を都に変えますよなら理解する人間も増えたろ
ロードアイランド州
面積
4,002km²
人口
1,052,567人
富山県
面積
4,247.61㎢
人口
1,035,863人
>>112
まず、市のままで4区にしてからやれば抵抗減ったのにねえ >>26
んなことは言ってない。
あくまで基礎自治体再編は必要で、これは首都圏や大都市圏全般の課題。
しかし、維新みたいな府民をアホにしくさるチャラい構想と陰険な政治手法では困るいうこと。 >>108
ええええええええええええええ?
今は、真っ当な論理的考察するとロジハラって言われるのかよ?www
だから橋下みたいな屁理屈コネて大声で喚く様なのが世の中でハバ効かせる様になるんだなw >>23
女問題なんて政治家はほとんど同じだろ。
コスプレ不倫の橋下のほうが悪質 >>98
愛知は弘道会系の右翼団体と一緒に活動してるような市長をなんとかすればいいだけだろ >>105
京都はそんなに偏ってたのか
調べたら東京23区が都の70%でそれに次ぐのが京都なんだな 対立は悪って発想がそもそもバカ
対立があってもいいようにあえて権力をわけて作った仕組みじゃん
政令指定都市の問題とは言うがデメリットをメリットに変えてるのが現状だろ?
例えば大きなイベントや箱物関連は必ず県への補助金と政令市への
国からの補助金を2重でせしめて投入するのが定番じゃないか
それで無駄な箱モノがボコボコ立って県と市の2重の赤字になるんだからよ
今の維新のやりたい事であれば大阪市が政令指定都市であるデメリットはそうないはずだろ
これは維新も理解してたはずだぞ
市と府が対立するような状況なら別だが現状の大阪政治はそうじゃないし
維新の敗戦の弁も妙にあっさりとしていたろ
やはり通らなければ通らないでいいと思っていたんじゃないか?
維新的なヤンキーイズムで上げた旗は降ろせねえみたいな妙な意地でしかないと思ったぞ
カジノにしろ万博にしろ得が見当たらない案だった
>>119
ロジハラ呼ばわりってみんな冗談で言ってんだよ 敵が多いのはその通りだな
そのやり方がコアな信者には痛快なんだろうが
こういう頭の良い人が代表になればいいのに
松井みたいな馬鹿がトップやってるんだもん
これはなかなか書けないレベルの文章だな
とても読みやすい
>>119
ロジハラは「こいつ凄すぎだろ」とか
そういう場面でも使うだろう
ロジハラwというならロジハラされている方が阿呆な訳でね このおっさんほんと惜しいよな
くだらん罠に嵌まらなければな
ロジハラおじさんの言う通りで60年前に出来た法律そのままで都市計画やってるジャップは異常だわ
変化を嫌がる自閉症民族ジャップらしいけどな
>>127
カルトの阿呆なところは旗色が悪くなると現実逃避するとこ
だから戦争も負けた 出演番組が不人気グッドラックでしかも連日熱弁して否決されたって
橋下は実はもうネトウヨもどきの取り巻きしかいないのか
サウスカロライナ州
面積
82,931㎢
人口
4,625,364人
北海道
面接
83,424㎢
人口
5,237,591人
>>122
ということは京都こそ都構想が必要ちうことかも 頭パンケーキが人気で
こういう論理的思考のできる人物が見下されている世の中ですもの
そりゃ成長しませんわな
事実としてデメリットが多少なりともあるにも関わらずまるでないかのように喧伝していれば
単にデメリットがあると指摘されただけでも不審感や不安感に繋がる
勢力拡大したけど5年前より敵も増えたしな
あれだけ大阪メディア占領しての否決は間違った政治手法の賜物
>>11
分かる
賛成派、反対派、双方のイメージや根底にある思惑を
ほぼ正確に、かつ分かりやすく言語化してる
こいつ140文字でロジハラするだけのおじさんじゃなかったんだな >>6
維新の政治手法は、ともかく敵をつくり、理屈を無視して相手をバッシングすることで、関係ない第三者から支持を集めるというもの
これ
馬鹿すぎる
ただのチンピラ