関西テレビ
兵庫県姫路市から約9400万円の給付金をだましとった罪に問われた認定こども園の元園長に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
姫路市の認定こども園「わんずまざー保育園」の元園長・小幡育子被告(49)は、2015年から2017年にかけ、園児の数を過少に申告し、姫路市から給付金約9400万円をだまし取った罪に問われています。
「わんずまざー保育園」は、2017年に少なすぎる給食などずさんな保育の実態が問題になり、すでに廃園しています。
24日の判決で、神戸地方裁判所姫路支部の畑山靖裁判長は「被告が園児数を偽って定員より大幅に多く園児を受け入れ、給付金をだまし取った行為は、子供の安全を脅かし教育の質を低下させた」と指摘。
一方で「廃園で社会的制裁を受けた」などとして、小幡被告に懲役2年6カ月・執行猶予4年を言い渡しました。
https://www.ktv.jp/news/articles/64d89c8a_3faf_4b84_88c8_e9e4c3a96d7f.html