https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190506-00000016-it_nlab-life
「握手券のあるラーメン屋って何?」「握手券10円」 Twitterで話題の店が謎のメニューを置く意外な理由
5/6(月) 15:01配信
Twitterユーザーが投稿した「握手券のあるラーメン屋って何?」というツイートが12万件以上の“いいね”を集め、大きな話題となっています。ユニークなメニューを取り入れているラーメン店「上気元(じょうきげん) いただき」を取材しました。
話題のツイートを行ったのは、Twitterユーザーの「吉村ただお(@ysmr_tdo37)」さん。ツイートに添えられていた券売機の写真には「握手券(店長と握手出来ます)¥10」と、ラーメン店としてはかなり珍しいメニューのボタンが写っています。
ツイートには「おれもあったら買いそうw」「アイドル店長!?」「食いに行けるラーメン店」などのリプライが寄せられており、吉村さんも「連番してみてほしい」とユーモアあふれるコメントを返しつつ、「神対応を受けられて2Sも撮れる上になんとラーメンも美味しいという素敵なお店なので皆様ぜひ」と締めくくっています。
ラーメン店「月に5〜10人は注文してくれる」
ねとらぼ編集部では、埼玉県狭山市の「上気元 いただき」を取材。「握手券」を考案した店長にお話を聞きました。
――Twitterで握手券がとても話題になっています。
店長:そうなんですか! ありがたいことです。
――ラーメン店で握手券はかなり珍しいと思うのですが、なぜメニューに加えることとなったのでしょうか。
店長:以前は完璧なラーメンを作ること、お店をきっちり掃除して清潔感を保つこと、しっかりと接客をすることなど、“正しさ”を優先した営業を行っていたのですが、ラーメン学校に通学していた際に、「そうした当たり前のことに加えて楽しさやエンターテインメント性も大切だ」というお話を聞いたんです。そのとき、「もしラーメン店に握手券があったら面白かな?」と思い付きました。
――握手券、というのが面白いですよね。
店長:ありがとうございます。AKB48グループなどで、握手券というものがあるのは知っていたのですが、ラーメン店でやっているところはないだろうと思いました。お客さんが買わなくても、券売機にあるだけで笑ってもらえるし、ほんわかしてもらえたらな良いなと。
――握手券の販売はどれぐらい続けているのでしょうか。
店長:今年(2019年)で3年目ぐらいですね。最初は「評判がよくなかったらやめよう」と思っていたのですが、今では月に5〜10人が注文してくれるなど好評で(笑)。さっき(5月5日夜営業)も2人買ってくれました。
――握手券を注文するとどんなサービスが受けられるのでしょうか。
店長:私(店長)と握手して写真を撮ることができます。お店の方でもSNSをやっているので、OKをしてくれたお客さんに関してはFacebookなどに握手の様子をアップしています。
――最後にオススメのメニューなどがあれば教えてください。
店長:濃厚鶏白湯が売りなので、いらっしゃった際にはぜひ召し上がっていただきたいです。
このメニューがきっかけでお店側とお客さんではいろいろな会話が生まれているという「握手券」。今では立派なコミュニケーションツールとして看板メニューの一つになっているようです。
画像提供:吉村ただお(@ysmr_tdo37)さん
ねとらぼ
「握手券のあるラーメン屋って何?」「握手券10円」 Twitterで話題の店が謎のメニューを置く意外な理由
5/6(月) 15:01配信
Twitterユーザーが投稿した「握手券のあるラーメン屋って何?」というツイートが12万件以上の“いいね”を集め、大きな話題となっています。ユニークなメニューを取り入れているラーメン店「上気元(じょうきげん) いただき」を取材しました。
話題のツイートを行ったのは、Twitterユーザーの「吉村ただお(@ysmr_tdo37)」さん。ツイートに添えられていた券売機の写真には「握手券(店長と握手出来ます)¥10」と、ラーメン店としてはかなり珍しいメニューのボタンが写っています。
ツイートには「おれもあったら買いそうw」「アイドル店長!?」「食いに行けるラーメン店」などのリプライが寄せられており、吉村さんも「連番してみてほしい」とユーモアあふれるコメントを返しつつ、「神対応を受けられて2Sも撮れる上になんとラーメンも美味しいという素敵なお店なので皆様ぜひ」と締めくくっています。
ラーメン店「月に5〜10人は注文してくれる」
ねとらぼ編集部では、埼玉県狭山市の「上気元 いただき」を取材。「握手券」を考案した店長にお話を聞きました。
――Twitterで握手券がとても話題になっています。
店長:そうなんですか! ありがたいことです。
――ラーメン店で握手券はかなり珍しいと思うのですが、なぜメニューに加えることとなったのでしょうか。
店長:以前は完璧なラーメンを作ること、お店をきっちり掃除して清潔感を保つこと、しっかりと接客をすることなど、“正しさ”を優先した営業を行っていたのですが、ラーメン学校に通学していた際に、「そうした当たり前のことに加えて楽しさやエンターテインメント性も大切だ」というお話を聞いたんです。そのとき、「もしラーメン店に握手券があったら面白かな?」と思い付きました。
――握手券、というのが面白いですよね。
店長:ありがとうございます。AKB48グループなどで、握手券というものがあるのは知っていたのですが、ラーメン店でやっているところはないだろうと思いました。お客さんが買わなくても、券売機にあるだけで笑ってもらえるし、ほんわかしてもらえたらな良いなと。
――握手券の販売はどれぐらい続けているのでしょうか。
店長:今年(2019年)で3年目ぐらいですね。最初は「評判がよくなかったらやめよう」と思っていたのですが、今では月に5〜10人が注文してくれるなど好評で(笑)。さっき(5月5日夜営業)も2人買ってくれました。
――握手券を注文するとどんなサービスが受けられるのでしょうか。
店長:私(店長)と握手して写真を撮ることができます。お店の方でもSNSをやっているので、OKをしてくれたお客さんに関してはFacebookなどに握手の様子をアップしています。
――最後にオススメのメニューなどがあれば教えてください。
店長:濃厚鶏白湯が売りなので、いらっしゃった際にはぜひ召し上がっていただきたいです。
このメニューがきっかけでお店側とお客さんではいろいろな会話が生まれているという「握手券」。今では立派なコミュニケーションツールとして看板メニューの一つになっているようです。
画像提供:吉村ただお(@ysmr_tdo37)さん
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