3月8日(金)の放送では、パティシエのピエール・エルメ氏が手がける、東京・丸の内のコンセプトショップ「Made in ピエール・エルメ」を紹介しました。
◆生産者が心を込めた日本の食材
日本の食文化をこよなく愛するフランスのパティシエ、ピエール・エルメ氏。これまでも、柚子、わさび、お茶など、日本固有の食材をメニューに取り入れてきました。日本各地で出会った、食材の素晴らしい味や色、形はもちろん、それを生み出す生産者の方々の熱意や真心。決して広くはない畑や土地でありながら、効率だけを求めるのではなく、一つひとつの野菜や果実にしっかりと向き合い、大切に育て消費者に届ける。そんな日本の丁寧な農業のあり方に、心を動かされたのです。
そして、そんな日本の農業から生まれた品々を、世界に発信するべく立ち上げたのが「Made in ピエール・エルメ」です。圧巻のディスプレイで、商品がズラリと並んでいます。特に注目したい「グロッサリーシリーズ」は、ピクルス、ドレッシング、ジンジャーエールや、日本の果物の美味しさが詰まったリンゴ、グレープ、トマトジュース。さらには、オリジナルブレンドのお米まで揃っています。まさに世界一のパティシエが認めた、最高のセレクションに出会うことができます。
◆野菜の美味しさを極めた品々
たとえば、愛媛県の農園「グッドモーニングファーム」とコラボして作られているピクルス。旬のとれたての愛媛産の野菜や果実を使用し、素材の美味しさを最大限に生かした優しい酸味が特徴です。中が見えるガラス容器にこだわり、野菜のカットの仕方や並べ方も工夫。見た目でも、食材の美しさと美味しさが感じられるようにしています。
「野菜で野菜を食べる」ことにこだわったドレッシングも人気。トマト、キャロット、ジンジャーの3種で、材料としている野菜のほとんどを無農薬の高知産にこだわりました。イチオシは、ジンジャードレッシング。高知県は昔から有名な生姜の産地として知られており、ピエール・エルメ氏の舌を魅了した味が、どんな野菜ともマッチし、味を引き立ててくれます。
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