浜松
市議がアダルト動画投稿 １０万円利益 辞職願提出
毎日新聞2018年8月16日 22時40分(最終更新 8月17日 01時28分)
https://mainichi.jp/articles/20180817/k00/00m/040/149000c
◇「もうかると聞き、小遣い稼ぎで」記者会見を開き陳謝
浜松市の新村和弘市議（４７）は１６日夜、記者会見を開き自身に著作権がないアダルト動画などを動画販売サイトに投稿していたことを明らかにした。
インターネット上で誰でも閲覧できる動画を１００本余りをダウンロードし、投稿。
うち約４割が売れ、約１０万円相当の利益を得たという。新村市議はこの日、辞職願を提出した。
新村氏によると、２月から約５カ月間、ネット上の動画を自宅や市役所の議員の部屋などから投稿するなどしていた。
市議会が契約している市内の接続業者（プロバイダー）から先週、議会事務局に「市議会のネットを通じて動画販売サイトに動画が投稿されている。
その動画の著作権を持つ業者から、権利を侵害されていると主張された」などと照会があったという。
新村氏は、知人からもうかると聞き、小遣い稼ぎのつもりで投稿を開始。販売で約１０万円相当のポイントがたまったが、換金はしていないという。
「誰でも閲覧できる動画には著作権がないと誤解していた」と釈明した。動画の一部は、議会開会中に市役所から投稿。投稿した動画は既に削除した。
新村氏は「心から深くおわびしたい」と陳謝した。
著作権のないアダルト動画を投稿し謝罪する新村和弘市議＝浜松市役所で２０１８年８月１６日、奥山智己撮影
