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ねこ名無し ★@無断転載は禁止
2017/03/24(金) 22:36:32.61 ID:CAP_USER
昨年まで中国のインターネット通販サイトや量販店などで氾濫ぎみだった「トランプ」の名を冠した商品やサービスが続々と姿を消している。
米大統領のドナルド・トランプ氏(70)が10年以上も前から中国当局に拒絶されてきたブランドの商標登録が、昨年11月の大統領選当選後になぜか一転して認められ、今年2月に正式に登録されたことが背景にありそうだ。
習近平国家主席(63)による4月の訪米と米中首脳会談がみこまれる中、対米関係の行方に気をもむ中国の“気くばり”なのだろうか。
中国語の当て字で「トランプ」の発音に近い「特朗普」「川普」「創普」などを使った商品として昨年まで実に200種以上が流通していた。全自動便器やコンドーム、医療機器や空気清浄機、食品からホテルなど建物の名称などまで幅広い範囲で使われていた。
このうちコンドームや医療機器などがすでに「トランプ」としてはネット上で検索できなくなった。当局にトランプの商標を取り上げられた可能性がある。
ネット上になおも残る商品は「創普TRUMP」ブランドの全自動便器で5999元(約9万9000円)や日本製をうたう「TRUMP」ブランドの首からぶら下げる効果も怪しい携帯型の空気清浄機255元(約4200円)などなど。
なかでも名称がこっているのはプーアル茶の「特朗普」。
トランプ氏については国営新華社通信の表記規定により国内の報道は漢字はすべて「特朗普」に統一されているが、雲南省のプーアル茶「特朗普」は特制(特製)で布朗(ブラウン=茶色)の普●(=さんずいに耳)(プーアル)として、さもトランプとは関係ない本家本元の茶葉だと言い訳しながらも、ちゃっかりブランドにあやかったフシがある。
そもそもトランプ氏の側は2006年に中国で不動産やホテルの名称に使用するとして「トランプ」の商標登録を申請したが、その直前に中国人が同じ商標申請を行っていたなどとして却下された。裁判で争ったものの15年にトランプ氏側の敗訴が確定していた。
ところがトランプ氏が予想外の勝利を収めた米大統領選挙のわずか5日後、昨年11月13日に中国当局はトランプ氏の商標申請が審査を通過したと唐突に発表した。3カ月の公告期間を経て異議申し立てがなければ正式登録されるとした。
この結果、トランプ大統領就任の翌月、中国で11年越しの「トランプ」商標登録がかない、「特朗普」などのほか「唐納徳(ドナルド)」など計78件の商標をトランプ氏は取得した。
プーアル茶のブランドの理屈など販売元には言い訳もありそうだが、事は米中関係の行方にかかってくるとなると、中国当局が強権でこれら商標を剥奪することも想像に難くない。
http://www.sankei.com/premium/news/170324/prm1703240004-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/170324/prm1703240004-n2.html
http://www.sankei.com/premium/news/170324/prm1703240004-n3.html
http://www.sankei.com/premium/news/170324/prm1703240004-n4.html
(>>2以降に続く)
中国のネット通販で宣伝されている「トランプ(創普)」ブランドの全自動高級便器。価格は送料無料で5999元(約9万9000円)=ネット通販画面から
中国のネット通販で宣伝されている「TRUMP」ブランドの首からぶらさげる形状の携帯型空気清浄機。どこまで効果があるのか不明ながら日本の輸出品をうたっており、価格は255元(約4200円)=ネット通販画面から
中国のネット通販で宣伝されている「トランプ(特朗普)」ブランドのプーアル茶。発酵した茶葉が円形に固められ紙で包装された形で、価格は357グラムが69・99元(約1150円)。特制(特製)で布朗(ブラウン=茶色)の普●(=さんずいに耳)(プーアール)という触れ込みで、トランプの漢字表記「特朗普」ブランドを我が物顔で使用している=ネット通販画面から
米大統領のドナルド・トランプ氏(70)が10年以上も前から中国当局に拒絶されてきたブランドの商標登録が、昨年11月の大統領選当選後になぜか一転して認められ、今年2月に正式に登録されたことが背景にありそうだ。
習近平国家主席(63)による4月の訪米と米中首脳会談がみこまれる中、対米関係の行方に気をもむ中国の“気くばり”なのだろうか。
中国語の当て字で「トランプ」の発音に近い「特朗普」「川普」「創普」などを使った商品として昨年まで実に200種以上が流通していた。全自動便器やコンドーム、医療機器や空気清浄機、食品からホテルなど建物の名称などまで幅広い範囲で使われていた。
このうちコンドームや医療機器などがすでに「トランプ」としてはネット上で検索できなくなった。当局にトランプの商標を取り上げられた可能性がある。
ネット上になおも残る商品は「創普TRUMP」ブランドの全自動便器で5999元(約9万9000円)や日本製をうたう「TRUMP」ブランドの首からぶら下げる効果も怪しい携帯型の空気清浄機255元(約4200円)などなど。
なかでも名称がこっているのはプーアル茶の「特朗普」。
トランプ氏については国営新華社通信の表記規定により国内の報道は漢字はすべて「特朗普」に統一されているが、雲南省のプーアル茶「特朗普」は特制(特製)で布朗(ブラウン=茶色)の普●(=さんずいに耳)(プーアル)として、さもトランプとは関係ない本家本元の茶葉だと言い訳しながらも、ちゃっかりブランドにあやかったフシがある。
そもそもトランプ氏の側は2006年に中国で不動産やホテルの名称に使用するとして「トランプ」の商標登録を申請したが、その直前に中国人が同じ商標申請を行っていたなどとして却下された。裁判で争ったものの15年にトランプ氏側の敗訴が確定していた。
ところがトランプ氏が予想外の勝利を収めた米大統領選挙のわずか5日後、昨年11月13日に中国当局はトランプ氏の商標申請が審査を通過したと唐突に発表した。3カ月の公告期間を経て異議申し立てがなければ正式登録されるとした。
この結果、トランプ大統領就任の翌月、中国で11年越しの「トランプ」商標登録がかない、「特朗普」などのほか「唐納徳(ドナルド)」など計78件の商標をトランプ氏は取得した。
プーアル茶のブランドの理屈など販売元には言い訳もありそうだが、事は米中関係の行方にかかってくるとなると、中国当局が強権でこれら商標を剥奪することも想像に難くない。
http://www.sankei.com/premium/news/170324/prm1703240004-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/170324/prm1703240004-n2.html
http://www.sankei.com/premium/news/170324/prm1703240004-n3.html
http://www.sankei.com/premium/news/170324/prm1703240004-n4.html
(>>2以降に続く)
中国のネット通販で宣伝されている「トランプ(創普)」ブランドの全自動高級便器。価格は送料無料で5999元(約9万9000円)=ネット通販画面から
中国のネット通販で宣伝されている「TRUMP」ブランドの首からぶらさげる形状の携帯型空気清浄機。どこまで効果があるのか不明ながら日本の輸出品をうたっており、価格は255元(約4200円)=ネット通販画面から
中国のネット通販で宣伝されている「トランプ(特朗普)」ブランドのプーアル茶。発酵した茶葉が円形に固められ紙で包装された形で、価格は357グラムが69・99元(約1150円)。特制(特製)で布朗(ブラウン=茶色)の普●(=さんずいに耳)(プーアール)という触れ込みで、トランプの漢字表記「特朗普」ブランドを我が物顔で使用している=ネット通販画面から