
米、台湾に戦闘機66機売却へ=27年ぶり、中国反発
2019年08月17日09時50分
F16V戦闘機=5月28日、台湾・彰化(EPA時事)
【ワシントン、北京時事】米議会筋は16日、
トランプ政権が台湾へのF16戦闘機の売却を承認し、非公式に議会に通知したと明らかにした。
計66機で総額約80億ドル(約8500億円)規模。米国が台湾に戦闘機を売却するのは、
1992年以来27年ぶりとなる。
オバマ前政権は中国の反発を懸念し、台湾による度重なる戦闘機売却要請を拒否していた。トランプ政権が
売却に踏み切った背景には、南シナ海の軍事拠点化を進めるとともに、台湾に対する軍事的圧力を強める中国を
けん制する狙いがあるとみられる。(2019/08/17-09:50)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019081700169&;g=int