>>10 無限少数の定義は有る桁移行全部0にならないような少数表示と定義する
まず有限少数は999…(二進数なら111…)を使うことで無限少数表示も可能だから任意の実数が無限少数表示可能なことは言える
次に二つの異なる無限少数
0.a1a2a3…と0.b1b2b3…があったときan≠bnを満たす最小のnをiとする
ai<biとしても一般性を失わない
さらにbが無限少数で有ることからi<jでbj≠0なるものが存在する
このとき0.a1a2a3…≦b1b2…bi<b1b2…bj≦b1b2b3…より
a1a2a3…≠b1b2b3…
従って異なる二つの無限少数は別の実数を表す
以上のことから任意の実数は一意に無限少数表示可能
あと
>>3書いたの俺だけど
n=2のとき0.11101010…と0.10191919…は無限少数だけど分けるとどっちも0.1と0.111…になるから単射にはならないよ
R≦R^nは自明だからR^n≦Rを示すための全射として持ち出したんだけど、この写像が全射としてちゃんと定義されるためには無限少数が一意で有ることが必要になるから一意って書いたんだ
一意って書き方だと全単射を作りたいようにも見えるし誤解させたならすまなかった
ちなみに
>>4のやり方でもLの部分集合と一対一対応(すなわち単射である)ことを言うためにはやはり少数の一意性は必要になる
まあ後半部分は理解しているなら蛇足なので無視してくれ