1 :
風吹けば名無し@無断転載禁止
2016/11/11(金) 08:13:35.50 ID:Y1bzTSJdr
ズボケオッ!
放たれた砲弾が音の壁を穿ち、爆炎とともに四散する鋼鉄の猛獣たち――。
「noob(へたくそ)!!」と車内に流れる仲間たちの断末魔を聴きながら、今日も私は戦車で戦う。
キュルキュルキュルキュル……(共産主義的キャタピラ音)
「ドーーーーーンッ!!」
私のISU-152が放った152mm金弾は、見事ポルシェティーガー君のケツをズボケオし、弾薬庫を誘爆させた。
チュドーーーーーンッ!!
『モイイイイイイィィィッ!!』
黒ヒゲ危機一髪の如く、天高く砲塔を舞い上げながら……モイモイとくたばるポルシェティーガー君。
2 :
風吹けば名無し@無断転載禁止
2016/11/11(金) 08:13:44.78 ID:BsGeCedDa
質問者
「えー、日本に落した原爆は・・・」
トランプ氏
「あのさ、悪いけど先に戦争を仕掛けたのは誰だ?ねえ誰だった?!
いわゆるパールハーバーって事件が起きなかったっけ?!」(喝采)
「要するにね、我々が彼らに爆弾を落とした理由・・・それは彼らが先にちょっかい出してきたからなんだよ。
休日の日曜日の朝、歴史上最も姑息な攻撃をしてきやがったんだよ彼らは・・・・・
君は理想主義者の素晴らしい子みたいだがな、最初に攻撃してきたのは日本だ。
しかし我々は、日本よりもタフで強く、そして頭が良い存在だったんだよ」(喝采)
https://www.liveleak.com/view?i=044_1449019818
3 :
風吹けば名無し@無断転載禁止
2016/11/11(金) 08:13:47.00 ID:Y1bzTSJdr
「gff……私にケツをモロみせとは……まだまだ甘いなポルポル君」
チョビヒゲ総統と博士のお気に入り――ポルポル君を屠った喜びも束の間……。
ミニマップを眺めてみると、生き残っているのは私、そして瀕死のロレイン40t君しかいない。
――――どうやら不甲斐ない味方のお陰で、敗色濃厚のようだ。
「ISU152 spot please(ISU、視界を確保してくれ)」
一撃爆散が確実なロレイン40t君は、プルプルと砲身を揺らしながら、私に泣きすがってきた。
「no :3」
だが断る。私は駆逐戦車だ。君は中戦車で足も速い。はやく私の養分となる相手……いや、自分の仕事に専念したまえッ!!
4 :
風吹けば名無し@無断転載禁止
2016/11/11(金) 08:14:01.26 ID:Y1bzTSJdr
六両撃破まで、あと一両……
トップガンを狙う私が、チャット欄にその旨を書き込もうとしたとき――
ラ・フランス!! ドーーーーーンッ!!
「……ッ! ロレイン40t君ッ!?」
刹那――
マズルフラッシュの閃光とともに、ロレイン40t君の柔らかボディを砲弾が貫く。
――嗚呼、パリが燃えている。
「なんということだ! 一体、君はどこの慢心空母さんなんだね!? 速やかに応えたまえロレイン君ッ!!」
5 :
風吹けば名無し@無断転載禁止
2016/11/11(金) 08:14:14.66 ID:Y1bzTSJdr
「Fu*k You Camper!!(この糞芋野郎ッ!!)」
爆発四散したロレイン君は、チャット欄で私を罵倒する。
「なにをいうかッ! 君は迂闊だったのだよロレイン40t君ッ!!」
彼が放つ呪いの言葉をものともせず……丘の上でひたすらお芋さんをやっていた私は、ロレイン君にトドメを刺したRhm君を発見――すかさず砲弾を榴弾へと切り替える。
「――私のとっておきの弾を食らいたまえ! Rhmくんんんんんッ!!」
私は――――勝利を確信していた。
確実に勝利し、トップガンを取れると信じていた。
故に――――慢心故に、勢いあまってしまったのだ。
6 :
風吹けば名無し@無断転載禁止
2016/11/11(金) 08:14:28.98 ID:Y1bzTSJdr
ズザーーーーーーーーー!! ドーーーーーーン!!
間違って前進キーを押し、垂直に斜面を滑り落ちていく我が戦車。
そして思いっきり地球に接吻し――地面に埋まった私は動けなくなった。
「F*ck you nooooooooooooooooooooooooooooooooooob!!!!!」
「lol(爆笑)」
ありとあらゆる罵声が私に浴びせかけられ――案山子のように動けなくなった私に向けて――無慈悲にもRhm君が照準を合わせる。
『……介錯つかまつる』
どうやら――――今日も辞世の句を書く時間がやってきたようだ。
7 :
風吹けば名無し@無断転載禁止
2016/11/11(金) 08:14:40.74 ID:Y1bzTSJdr
「My enemy is earth(わたしの敵は、地球です)」
――――何故なにゆえ、人は自分のエゴを優先してしまうのであろうか。
あの時、私が視界を確保していれば、チームは勝てたかもしれない。
このような切腹モノの醜態を晒す事も……むき出しになった脳天をズボケオされることもなく……きっと「グッドジョブ(よくやった)!!」と喝采を浴びていたはずだった。
嗚呼、諸行無常……ちりぬるほへと。
ドーーーーーーーーーーンッ!!
「この戦車は、もうお陀仏ダーッ!!」
そして木っ端ミジンコになったわたしは、今日もなろうに戻ってきた。
めでたし、めでたし。
8 :
風吹けば名無し@無断転載禁止
2016/11/11(金) 08:15:41.03 ID:6/3oVj6Pa
ピピニーデン君!!!!!!1111!!1
9 :
風吹けば名無し@無断転載禁止
2016/11/11(金) 08:15:54.47 ID:KAY6/xO30
なにこれ