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【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】 ->画像>5枚


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0001名無しって、書けない?(庭) (1級) (アウアウカー 182.251.247.35)2018/02/17(土) 08:07:22.71ID:3tr7ia1Ta
小説スレから独立しました

基本的にただただ妄想を書いてくだけなんですが
たまに映画とかからパクったりもします

僕は小心者なので中傷は禁止させてください
優しい言葉で励ましたり褒めてください

よろしくお願いしますm(__)m
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvv:1000:512:----: EXT was configured
0002名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)2018/02/17(土) 08:10:14.42ID:3tr7ia1Ta
過去スレ

☆原案ありスレ☆
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】 ★3
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1509750393/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語★2【パクリ】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1509198143/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1502756305/

☆一般的小説スレ☆
【物語】欅坂46の小説 ★7【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1507808924/
【物語】欅坂46の小説 ★6【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1499810853/
【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1498988596/
【物語】欅坂46の小説 ★4【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1496452705/
【物語】欅坂46の小説★3【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1493391840/
【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説【エロも可】
http://rio2016.5ch.n...kizaka46/1487327352/
0003名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)2018/02/17(土) 08:15:37.54ID:3tr7ia1Ta
前スレ

http://itest.5ch.net...kizaka46/1516542308/
0004名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)2018/02/17(土) 08:20:13.72ID:3tr7ia1Ta
せっかくチワンさんから流用させていただいたのに過去スレも前スレも繋がらない・・・
0005三蔵な理佐ちゃん 第192話(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)2018/02/17(土) 08:24:04.54ID:3tr7ia1Ta
「俺君、リサハオレノヨメの預託料が足らないって美浦の堀先生から電話あったよ」
1日の肉体労働を終えた俺とその他3人組

夕飯の準備をして待っててくれた三蔵法師こと徳誰の時の制服を着た理佐ちゃんがお出迎えだ
我々の関係性についてはチワンさんが貼ってくれた原案アリの過去スレを見てくれ

「いっけねえ、口座に金入れとくの忘れてた」
ってうっかり者な俺

リサハオレノヨメってのは俺が理佐ちゃんから譲り受けた父にディープインパクトを持つ良血馬だ

先日の共同通信杯をぶっこ抜いてクラシックの最有力候補に躍り出たばかりだ

「あとさ、生活費もなくなっちゃう」って理佐ちゃんが財布見せる

「なんか金儲け考えるか」ってひとりごちる俺

そんな俺を心配そうに見つめる理佐ちゃん

「理佐ちゃん、心配しなくてももう人を騙したりするようなことはしないよ」優しく語りかけ理佐ちゃんを安心させる俺

「うん、俺君のこと信じてるよ」って可愛くうなずく理佐ちゃん 

そして翌朝

「みんな怪我だけは気をつけてね」
理佐ちゃんの優しさに送り出されて仕事に向かう俺とその他3人組

「俺君、いつまでお師匠様に黙ってるんですか?」手を振る理佐ちゃんが見えなくなるのを見計らって悟空が聞いてくる

「一生言わねえよ」って車を運転してる八戒の頭に足を乗せて体を伸ばす俺

「お前らも絶対理佐ちゃんに言わねえで墓まで持ってけよ」悟空、八戒、カッパの3人にクンロク入れる俺
 
天竺を目指す旅の途中で資金が底をついた三蔵一行

理佐ちゃんにひもじい思いをさせたくない、いやいやむしろ贅沢な旅をさせてあげたい

そんな理佐ちゃんファーストな俺はあっさりドロボウ稼業に転向したってわけだ

そして今日も街の外れから街の中枢にある銀行の金庫に向かって穴堀りしてる俺

「俺君いつまでこんなことするんですか?昔みたいに水商売したり弱者を食いもんにして稼ぎましょうよ」って性根の腐った八戒

「ダメだよ、理佐ちゃんと人を騙すような真似はしないって約束したから」理佐ちゃん絶対主義の俺はここらへんは絶対にぶれない

「ドロボウも詐欺と変わりまへんやろが」って嫌みを言うカッパ

「こらっ!お前一番の新参者が意見言ってんじゃねーぞ、この野郎、お前が理佐ちゃんの尻小玉抜いたの許したわけじゃねえぞ」って凄む俺

そんな俺のために理佐ちゃんが作ってくれたお弁当

蓋を開けると今日も海苔とおかずでハートマークと頑張って!

なんて書いてありそうだから好き
0006三蔵な理佐ちゃん 第193話(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)2018/02/17(土) 08:28:28.25ID:3tr7ia1Ta
「届きましたね」
トンネルの天井部分に手を伸ばして確認した悟空が報告する
同時に歓喜の凱歌をあげる俺と理佐ちゃん親衛隊の3人

この街にやって来てから3ヶ月
ついに銀行の金庫の真下にたどり着いた

「あとは夜中に来てお宝を頂戴するだけだな」って全員とハイタッチする俺


「あれ、どうしたのこんな時間に?」いつもより早い俺の帰宅にちょっと嬉しそうな理佐ちゃん
人見知りな理佐ちゃんが慣れない街で寂しい思いをしてることを知ってる俺だ

「段取りの都合で夜中まで待たなきゃいけないんだ」

「本当に?」やっぱり嬉しそうな理佐ちゃん

「みんなは?」

「どうせなら理佐ちゃん誘って食事会したいなんてあいつらが言いだしてさ、
俺が迎えに来たってわけ」なんて肩を竦める俺

「わあ、ありがとう」って喜ぶ理佐ちゃん

「じゃあさ、パレード見に行こうよ」なんて言い出す理佐ちゃん

「パレード?」

「うん、お姫様が宰相と婚約したからその記念パレード」なんてはしゃいでる理佐ちゃんには逆らえない俺


「まだ悟空ちゃんたち来てないみたいだよ」人混みに流されそうになりながらも悟空たちを探す理佐ちゃん

「しかし、凄い人だな」って苦笑いしながら人混みに流されてきそうな理佐ちゃんの手を握る俺

「仕方ないから2人でパレード見ようか?」
俺の提案に握った手に力を込めることで返事する理佐ちゃん

「俺君来たよ」お姫様クラリサと婚約者を乗せた車が近づいてくる

「理佐ちゃん・・・」お姫様のクラリサが愛しの理佐ちゃんそっくりで驚く俺

驚く俺の横でお姫様を綺麗なんて呟くたまに天然の理佐ちゃん

しかし、クラリサは確か俺の理佐ちゃんと同じ年だからまだ18なんだよな
宰相はどう見ても50越えてたよな
なんだかきな臭いな、陰謀の匂いがぷんぷん漂ってるぜ


そんなこんなで悟空たちと合流した居酒屋

「私もあんなティアラ欲しいな」なんて呟く理佐ちゃん
 
「それよりお姫様の顔、理佐ちゃんそっくりだった」って直球な俺に

「お世辞言ってんじゃねーよ」ってドス効かせる理佐ちゃんだけど

お姫様とそっくりって言われて嬉しさ隠しきれてないから好き
0007名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/02/17(土) 08:30:58.57ID:IOLmbpUQK
>>4
新装開店おめでとうございます♪

ところで
スレ一覧をスマホでコピペされたんですかね?
現在スマホで普通に5Chを見るとitestのほうになるので、単純にコピペしちゃうとアドレスの途中に…が入ったりしてほぼ無効になります

≡をタップしてPC版表示にしてからコピーしたほうがいいっすよ
0008名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)2018/02/17(土) 08:37:07.58ID:3tr7ia1Ta
>>7
ありがとうございますm(__)m

実は専用スレ少し憧れてたんですけど小説スレが廃れたら悲しいなと思って新たな書き手が現れるの待ってましたw

早速貼りなおします
0009名無しって、書けない?(兵庫県) (ワッチョイW 114.161.129.207)2018/02/17(土) 08:45:36.35ID:T9d12k0m0
娘の本スレ?はここかな
0010名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 08:48:25.82ID:24REEiYRa
>>9
お義父さんご訪問ありがとうございます

これからもよろしくお願いしますm(__)m
0011名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 08:49:43.19ID:24REEiYRa
【過去スレ】

☆原案ありスレ☆
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】 ★3
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【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語★2【パクリ】
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【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】
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☆一般的小説スレ☆
【物語】欅坂46の小説 ★7【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説 ★6【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説 ★4【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説★3【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説【エロも可】
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0012名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 08:53:00.40ID:24REEiYRa
>>11
なんで繋がらないんだ、、、涙

誰かたすけて〜泣
0013同じクラスの理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 08:59:53.83ID:24REEiYRa
高校入学とともに世界一の美人理佐ちゃんに一目惚れした俺

3年になって同じクラスになったのをきっかけに
なんとか仲良くなりたいとは思うものの美人過ぎる理佐ちゃんにビビってるうちにもうすぐ卒業だ

そんなある日の放課後

先生に呼び出されて説教される俺

「こんな時間まで説教されてトホホだよ」って情けない俺に

「愚痴ってんじゃねーよ」なんて声かけてきたのは理佐ちゃんだ!?

可愛い顔してドスの効いた声だったな・・・

なんて気持ちを隠しながら 「理佐ちゃんも居残り説教受けてたの?」って聞く俺

「あんたと一緒にしないで」ってクールな理佐ちゃん

「そうなんだ・・・」憧れの理佐ちゃんと放課後の教室に二人

ドキドキ高鳴る心臓がこれが恋だぜっておしえてる

いつか告白するぜなんて思ってた俺だけどいざ二人っきりになったら・・・

ビビちゃって告白どころか早くこの場を去りたいと帰り仕度急ぐチキンな俺

「じゃあ、帰るわ」って理佐ちゃんに声かけて教室を出ようとする俺に

「ねぇ、俺君のこと待っててあげたんだけど」なんてぶっきらぼうに言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0014同じクラスの理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 09:13:16.99ID:24REEiYRa
「俺君のこと待っててあげたんだけど」
なんて言ってくれた理佐ちゃんと一緒に駅までの道を歩いた昨日の俺

ずっと憧れてたせいかまともに顔も見れないし会話全然弾ませらんない
理佐ちゃんも恥ずかしがりだから全然喋んないしで超ビビってた俺

情けないことに理佐ちゃんと二人で歩いてるだけでドキドキしちゃって・・・
結局、一言も言葉を交わすことなく反対のホームに消えてく理佐ちゃんの背中を見送った俺

「ちきしょう!勇気が欲しい!」なんて自分の部屋の床を叩き悔しがりながら寝たってわけだ

しかし、そんなことがあったせいか理佐ちゃんに告白したい欲は高まるばかりの俺

授業中ことさら騒ぐ俺

先生を怒らせて今日も居残り説教を喰らう作戦の俺

もし今日も理佐ちゃんが待っててくれたら・・・

そんな期待を胸に居残り説教から教室に戻る放課後の俺

「居ねえじゃねーか!」って思わず叫ぶ俺

これが逃した魚はでかかったってやつか・・・

哀しみと寂しさを友に放課後の校庭を抜けて駅への道を歩く俺

「はぁ・・・昨日は隣に理佐ちゃんが居てドキドキ半端なかったな・・・」

なんてため息つきながらあのドキドキが懐かしくなる俺

「あ〜理佐ちゃん戻ってこい」って思わず呟く俺の耳に

「置き去りにしてんじゃねーよ」って理佐ちゃんの声

慌てて振り向くと

「今日は部活あったから」なんて照れ隠しにそっぽむきながら呟く理佐ちゃん

帰っちゃったんじゃなくて部活出てた理佐ちゃん、真面目で可愛い

可愛すぎる照れ理佐ちゃんにビビってなんも言えない俺に

「わざと居残り説教されてんじゃねーよ」
なんて言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0015名無しって、書けない?(茸) (スププ 49.96.34.76)2018/02/17(土) 09:20:01.94ID:lX3T9TRId
素晴らしい
0016同じクラスの理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 09:31:47.54ID:24REEiYRa
「理佐ちゃんまだかな?」
2日連続で幸運の女神ならぬ天地開闢以来の美人女神理佐ちゃんに微笑まれた俺

理佐ちゃんと並んで帰る喜びを知ってしまった俺ってわけだ

放課後誰よりも早く教室を抜け出して校門で理佐ちゃんを待ち伏せしてる恋する忠犬な俺

「おかしいな?今日は部活無いはずだぞ」
なかなか校舎から出て来ない理佐ちゃんに首を傾げる俺

すると4、5人でこっちに向かってくる女子たち

最後尾に理佐ちゃんを発見する俺

どうやら仲良し女子たちでどこぞのファミレスで駄弁ってくようだ

俺のことなど眼中にないかのように楽しそうに話す女友達たちと理佐ちゃん

俺の前を通りすぎて遠ざかる理佐ちゃんの後ろ姿・・・

今日も理佐ちゃんが追いかけてきてくれるかも?
なんて淡い期待がシャボン玉のように弾けた俺

「だいたい世界一美人の理佐ちゃんが俺に好意持ってるなんてどこで勘違いしたんだ・・・」
なんて立ち尽くす俺に

女友達たちに見えないように振り向いた理佐ちゃんが
手でごめんねのポーズしてくれそうだから好き
0017名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 09:34:43.30ID:24REEiYRa
>>15
ありがとうございますm(__)m
0018名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/02/17(土) 09:42:22.22ID:IOLmbpUQK
>>12
【過去スレ】

☆小説統合スレ☆
【物語】欅坂46orけやき坂46の小説 ★1【エロも可】
http://2chb.net/r/keyakizaka46/1516542308/

☆原案ありスレ☆
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】 ★3
http://2chb.net/r/keyakizaka46/1509750393/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語★2【パクリ】
http://2chb.net/r/keyakizaka46/1509198143/
【原案ありの】欅坂46orけやき坂46の物語【パクリ】
http://2chb.net/r/keyakizaka46/1502756305/

☆一般的小説スレ☆
【物語】欅坂46の小説 ★7【エロも可】
http://2chb.net/r/keyakizaka46/1507808924/
【物語】欅坂46の小説 ★6【エロも可】
http://2chb.net/r/keyakizaka46/1499810853/
【物語】欅坂46の小説 ★5【エロも可】
http://2chb.net/r/keyakizaka46/1498988596/
【物語】欅坂46の小説 ★4【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説★3【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説★2【エロも可】
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【物語】欅坂46の小説【エロも可】
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0019同じクラスの理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 09:44:52.18ID:24REEiYRa
昨日の放課後、理佐ちゃんと帰りたくて偶然を装おうために校門で待ち伏せしてた俺

しかし、世の中そんなに甘くはなくて

友達と遊びに行く理佐ちゃんはあっさりと俺の前を通り過ぎて行っちゃった

「もうダメや〜」って諦めのいい俺がはやばやと試合終了かと思いきや

去り際理佐ちゃんからのごめんねポーズで一発逆転な俺

「あれは一緒に帰れなくてごめんねってことだよな・・・」

世界一美人と言っても言い過ぎどころか言い足りない状態の理佐ちゃん

そんな理佐ちゃんへの淡い憧れが恋心に変わり始めた俺ってわけだ

そんな妄想に集中してたせいか電車乗り過ごして遅刻する俺

みんなの前で先生に怒られる俺

「憧れの理佐ちゃんに情けない姿見られちゃったな」
なんて落ち込みながら自分の席に向かうしょんぼりな俺

クールビューティな理佐ちゃんの視線が辛くて下向きながら理佐ちゃんの横を通り過ぎる俺に

「遅刻してんじゃねーよ」って小さな声でドス効かす理佐ちゃん

ビビって振り向いたら優しい笑顔で俺を元気づけてくれそうだから好き
0020名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 09:48:31.71ID:24REEiYRa
>>18
何からなにまでありがとうございますm(__)m

ご恩は俺が幸せに生きてくことで返します
0021同じクラスの理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 09:59:53.71ID:24REEiYRa
朝から高熱と激しい頭痛に襲われてる俺

いつもなら学校休めると喜ぶ俺ではあるが今日は2月13日

明日のバレンタインデーに備えて最近良い感じになってきた理佐ちゃんとの関係に
何か決定的なものをとお母ちゃんの手を振りきり学校へ向かう悲壮感な俺

授業始まってからは回りに迷惑をかけまいと気丈に振る舞う武士な俺

その甲斐あって回りの友達や先生は俺が高熱と激しい頭痛に苛まれてるとはまったく気づいていない

授業中もチラチラ俺の方をたまに見てくる理佐ちゃん、やはり脈ありだろうか?

「ねぇ、どうしたの?」
1時間目の休み時間に理佐ちゃんが俺の席にやってきた

目立つことが苦手な理佐ちゃんが人前で自分から話しかけてくるなんて珍しいことだ

「うん?なにが」って調子の悪さをおくびにも出さない俺に

「とぼけてんじゃねーよ」
ってドス効かせながら俺のおでこに自分のおでこくっけてくる理佐ちゃん

マジですか!?って高鳴る俺のアムール心臓バクバクです

「やっぱり、俺君凄い熱だよ・・・」ってちょっと赤い顔する照れ理佐ちゃん

「なんかいつもと違うからおかしいと思ったんだ」
なんて俺の手を引っ張って保健室に連れてってくれる理佐ちゃん

もう熱なのか?恋のドキドキなのか?神のみぞ知るだぜ理佐ちゃんな俺


「理佐ちゃんありがとう」
俺の体調が悪いことを唯一気づいてくれた優しい理佐ちゃんにお礼言う俺

「別に、私保健委員だから・・・」なんて照れ隠しにぶっきらぼうに言う理佐ちゃん

「保健委員だとおでこで熱計るんだ?」ぼそっと呟く俺に

「うるさい!熱あるんだから黙って寝てて」
なんてやっぱり照れ隠しにキレそうだから好き
0022同じクラスの理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 10:13:44.15ID:24REEiYRa
思いもよらぬ高熱にやられて憧れの理佐ちゃんに決定打を打ち出せぬままバレンタインデーを迎えてしまった俺

「頭が痛い」
なんてふらふらながら理佐ちゃんから義理チョコでも良いからもらいたい
そんな悲壮な決意を胸に学校に来た俺

「俺君おはよう、熱引いた?」
教室に入ってくるなり自然に俺に話しかける理佐ちゃん

「うーん?まだ少し熱っぽいかな」
なんて昨日みたいに理佐ちゃんのおでこ期待する俺

「無理しないほうがいいよ」
なんて言いながら俺のおでこに掌を当てる肩透かしな理佐ちゃん

「わっ!?あんた昨日より熱いじゃん」
思ったより高熱だった俺に持ち前の乱暴な口調が出ちゃう理佐ちゃん

俺を心配した理佐ちゃんの機転で我が家に強制送還な俺

「ちきしょう!チョコどころかカバンからなにから学校に置いてきちまった」って我が家のベッドで愚痴る俺

最悪のバレンタインデーじゃ・・・

翌朝

「あれ?なんで俺のカバンあるんだ?」
なんて不思議がってると

「昨日、同級生って娘が届けてくれたよ、凄い美人な娘」って教えてくれるお母ちゃん

まさか理佐ちゃん・・・

「今日は大丈夫?」教室にいる俺を見つけるとおでこ触って熱計る理佐ちゃん

理佐ちゃんにおでこ触られてちょっと上がる俺の体温

「うん、顔は赤いけど下がってるよ」って微笑む理佐ちゃん
 
「理佐ちゃんカバンありがとう」ってお礼言う俺に

「ありがとう・・・ってカバンにだけ?」って聞く理佐ちゃん

うん?どういうこと・・・

「昨日なんの日?」なんて鈍い俺にちょっと拗ねる理佐ちゃん

まさか!?

慌ててカバンの中探る俺

「理佐ちゃん!もしかしてこれ!?」チョコ掴んで叫ぶ俺に

「大声出してんじゃねーよ」ってドス効かせながら唇に人差し指当てる理佐ちゃん

どう見ても手作りの本命チョコなのに

「たまたま余ってた義理チョコだから」
なんて照れ隠しに言いそうだから好き
0023同じクラスの理佐ちゃん 第7話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 10:26:28.56ID:24REEiYRa
「ねぇ、チョコのお礼に付き合ってよ」
授業終わって帰り仕度してる俺に愛しの理佐ちゃんから突然の告白キタ〜

「えっ!?・・・」
あまりに突然過ぎてテンパる俺

「ねぇ、ダメ?」
なんて小首かしげて俺を覗きこむ理佐ちゃんが超可愛い過ぎる

「ダメなわけない、よろしくお願いします」って早口で挨拶する俺

「良かった、私一人じゃ不安だったんだ」って何の話だ理佐ちゃん・・・?

「うん?どうしたの?」

話が見えなくて訳分からん状態の俺に疑問形の理佐ちゃん

「いや、付き合ってって言ってたから・・・」って口ごもる俺

「うん、文化祭の協賛金集めでOB訪問しなきゃ行けないんだ」ってそっちの付き合ってかよ理佐ちゃん・・・


「ねぇ、なんで落ち込んでんの?」OBの会社に向かう道すがら聞いてくる理佐ちゃん

「別に落ち込んでないよ」理佐ちゃんに気持ちを悟られたくなくて無愛想に答える俺

「嫌だったら私一人で行くからいいよ」なんて強がる理佐ちゃん


「うわっ!?大会社だよ俺君」
訪問先の会社にビビり俺の背後に隠れる理佐ちゃん

一人で行くからいいよとか言ってた強気はどうしたんだ・・・?

そして高校のOBである会長さんとの面会中もひたすら地蔵に徹する理佐ちゃん・・・

それはそれで可愛い理佐ちゃん

そんな調子で5件ほど回った俺と理佐ちゃん

「俺君ありがとう、私一人じゃとてもじゃないけど無理だった」やっと身の程はわきまえた謙虚な理佐ちゃん

「うん、じゃあ俺あっちだから」
そう言って理佐ちゃんとは反対側のホームへ歩き出す俺

「俺君!」って俺を呼び止める理佐ちゃん

「うん?」って振り向く俺に

「わざとなんだ」って横向く理佐ちゃん

「わざと?」

「うん、わざと俺君が間違うように付き合ってって頼んだの」照れのせいで拗ねてるみたいな理佐ちゃん

理佐ちゃん・・・?

「勘違いしてくれて嬉しかったかも・・・」
なんて言って走り去っちゃいそうだから好き
0024同じクラスの理佐ちゃん 第8話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 10:34:04.27ID:24REEiYRa
「昨日の嬉しかったかもってのはどうゆうことなんだろ?」
なんて理佐ちゃんがわざと勘違いするように誘ってくれた意味をイマイチ掴めてない恋愛下手な俺

今日も今日とてなんとか憧れの理佐ちゃんとの距離を縮めたいもんだと頭を捻ってるってわけだ

「ねぇ、なにやってんの?」
そんな恋する俺の気持ちも知らずにお昼休みに話しかけてくる理佐ちゃん

まったくドキドキだよ

俺の机の前の席にちゃっかり座って俺を見つめる理佐ちゃん

至近距離理佐ちゃん可愛い過ぎて耐えられん・・・

「別に・・・」
理佐ちゃんの眩しい視線から逃れるように趣味のジグソーパズルを始める俺

「手伝ってあげようか?」って目をキラキラさせる理佐ちゃん

「いや、もう完成しちゃうから」
至近距離理佐ちゃんの超絶な可愛さにやられて思わず断っちゃう気の弱い俺

本当は理佐ちゃんとジグソーパズルやりたいのに・・・

「イジワルしてんじゃねーよ」
ってドス効かせながらジグソーパズルをぐちゃぐちゃにしようとする理佐ちゃん

「やめてくれ〜」ってお願いする俺

「やだ」
困る俺を見てますます楽しそうなドS理佐ちゃん

「あぁ〜」
完成目前だったジグソーパズルが元の木阿弥状態になったの見て落ち込む俺

「ごめんね」
落ち込む俺を見てさすがに悪いと思ったのか謝る理佐ちゃん

「最初からになっちゃったから手伝った方がいいよね?」なんて聞いてくる理佐ちゃん

「うん」ってやっと素直にうなずけた俺に

「完成しそうになったらまた崩しちゃうから最初からだよ」
なんてイタズラな笑顔で言ってくれる理佐ちゃんだから好き
0025シンデレラな理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 10:52:25.05ID:24REEiYRa
「ねぇ、魔法使って私もお城の舞踏会に連れてってよ」
お義母さんとお義姉さんたちに置き去りにされたシンデレラな理佐ちゃん

魔法使いの俺を呼び出して無茶ぶりだ

「お義母さんたちが帰ってくるまでに掃除終わってないと怒られるんじゃない?」
なんて理佐ちゃんを心配する俺

「あんた魔法使いなんだから魔法で掃除してよ」って俺の魔法に頼る気満々の理佐ちゃん


「なにこれ?こんなの乗りたくないよ」
シンデレラな理佐ちゃんの願いを叶えるために俺が用意したカボチャの馬車に因縁つける理佐ちゃん

「我慢してよ、シンデレラには付き物だからさ」
魔法使い相手ならなんでも叶えてもらえると思って我が儘な理佐ちゃんに手を焼く俺

こんな我が儘だからお義母さんやお義姉さんにイジワルされてんじゃないのかな・・・

「やだよ、お洒落な馬車じゃなきゃやだ、カボチャに乗って舞踏会なんていったら馬鹿にされるじゃん」
おもむろに馬車のカボチャ部分を壊しちゃう理佐ちゃん

俺の魔法で出したカボチャの馬車が・・・

「ほら、早く乗って」呆然と立ち尽くす俺を急かす理佐ちゃん

「ねぇ、なんでガラスの靴なんて用意してんのよ、嫌がらせ?」
必死に馬車を御する俺にまたも因縁つけてくる理佐ちゃん

馬を急かすために振るうムチが頬に当たって痛い上に理佐ちゃんに絡まれて散々な俺

世界一の美人じゃなかったら職務放棄して逃げちゃうとこだな・・・凄く我が儘な女だわ

「着いたよ理佐ちゃん、急ごう」ってお城に着くなり走り出そうとする俺

「あっ、俺君待って」
俺を呼び止めて懐から絆創膏取り出す理佐ちゃん

「ムチが当たっちゃったみたいだよ」
なんて優しい笑顔で俺の頬に張ってくれそうだから好き
0026名無しって、書けない?(茸) (スプッッ 1.75.239.28)2018/02/17(土) 10:57:23.62ID:5D8OzK51d
過去スレ見れないんだが、、
0027シンデレラな理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 10:57:54.80ID:24REEiYRa
「案外優しいとこあるんだな・・・」
お城に向かって駆けってくシンデレラ理佐ちゃんを頬の絆創膏触りながら見送る魔法使いの俺

「ガラスの靴のせいでたどたどしい走り方が可愛いな・・・」
なんて理佐ちゃんのツンデレに恋してしまった俺

「理佐ちゃん慌てると危ないよ〜」
心配して注意してあげる俺

「うるさい!黙って!」心配する俺にキレる理不尽な理佐ちゃん

舞踏会に間に合わないかもと言う焦りとわざわざ魔法でガラスの靴なんて出した俺へのイラつきで不機嫌なんだろう

だがそこすら可愛いのが天地開闢以来の美人理佐ちゃん

なんて、さっきまであんなに疎ましかった理佐ちゃんの性格が可愛く感じる俺、恋って怖いな・・・

理佐ちゃんが帰ってくるまで馬車で寝てようかと思ったら理佐ちゃんからLINEだ

「知らない人ばっかりで不安だから直ぐに来て」なんてLINEの文字

大事な理佐ちゃんが心細い思いしとるなんて駆け出す俺

絆創膏1つでこんなに惚れさせちゃう理佐ちゃんだから好き
0028名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 11:04:15.82ID:24REEiYRa
>>26
俺の貼ったやつは失敗みたいですいませんm(__)m

>>18の過去スレ一覧からだと見れます
0029シンデレラな理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 11:30:18.72ID:24REEiYRa
「はるばる来たぜ舞踏会♪」
なんて舞踏会の華やいだ雰囲気に浮かれるサブちゃんな俺

「おっ、理佐ちゃんあんなとこで小っちゃくなってら」
会ったこともない貴族たちに囲まれて地蔵と化す理佐ちゃんを見て大笑いの俺

あれじゃ、王子様口説くなんて無理だな

「俺君、こっちこっち」遠目に俺を見つけて必死に呼ぶ理佐ちゃん


「急に人見知り出ちゃったからあんたでも居ないよりマシだと思って呼んだだけだから」なんて俺の顔見て安心したせいかいつものツン多めに戻る内弁慶な理佐ちゃん

しかし、理佐ちゃんが調子に乗ってる時間は残されていなかった

魔法使いの俺が出した衣装が12時になったら期限切れで無くなっちゃうからだ

「理佐ちゃん急げ!12時過ぎると魔法が解けて素っ裸になっちゃうよ」
愛しの理佐ちゃんの裸を舞踏会に集まる連中に見られたくない俺

「ちょっと待ってよ」
走りやすいようにガラスの靴を脱ぎ捨てるシンデレラ理佐ちゃん

裸足になったお陰でなんとか時間ギリギリで馬車に滑り込む理佐ちゃん

馬車の隙間から魔法が解けて素っ裸になった理佐ちゃんを覗く俺

「覗いてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

俺が調達してきたセカアイ衣装に着替えた理佐ちゃん、やっぱり可愛い過ぎるわ

「残念だったね、王子様と知り合えなくて」って笑う俺

「うるさい!黙って!」なんてキレる理佐ちゃん

「それよりさ、舞踏会でひとりで不安だった時に俺君の顔見たらときめいちゃったんだよね」なんて呟く理佐ちゃん

「理佐ちゃん・・・」

「好きになっちゃったのかな?俺君のこと・・・」
なんて言ってくれそうだから好き
0030お知らせです(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 11:52:45.20ID:24REEiYRa
もし万が一俺の過去の妄想に興味をもっていただけたら

>>18の過去スレ一覧からお読みください
小説スレの1から全てのスレに出没しています

俺の貼った>>2>>3>>11の過去スレ一覧は失敗したみたいでどこにもたどり着けません

不慣れなもので多々手違い申し訳ありません
これからもよろしくお願いいたしますm(__)m
0031上京理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 12:05:09.47ID:24REEiYRa
「落ちてんじゃねーよ」
高校3年の夏休み明けから付き合い始めた俺と理佐ちゃん
ダメ男な俺ゆえしょっちゅう怒らせてんだけど、その中でも一番ドス効かせてるかもしれない怒りの理佐ちゃん

「理佐ちゃん理佐ちゃん言ってたら人生なんとかなるなんて言ってたけど、あっさり落ちてんじゃん!」

理佐ちゃんの言葉にぐうの音も出ない大学入試に失敗した俺・・・

しかし、綺麗な女性の怒り顔は美しい

「ねぇ、なんか言うことないの?」黙ってる俺にイラつく理佐ちゃん

「せっかく可愛いんだからツンツンするより最後にプンプンってつけて両手で自分の頭叩くふりした方が・・・」って提案する俺

「だからちゃんと勉強してって言ったのに!プンプン」って怒りのあまり逆にやってみるたまにぽんこつな理佐ちゃん・・・

プンプン理佐ちゃんめっちゃ可愛い・・・

「変なことさせてんじゃねーよ」って照れ隠しにドス効かせる理佐ちゃん

「ねぇ、分かってんの?離ればなれになっちゃうんだよ・・・」
だんだん元気無くしてくしょんぼり理佐ちゃん

「離れるのやだ〜」
なんて泣き出しちゃう理佐ちゃん

「泣きたいだけ泣きな」
離れるのやだなんて泣き出しちゃった理佐ちゃんの肩を優しく抱いてあげる俺

公園のベンチで寄り添う俺と理佐ちゃんの間に永遠はあるのだろうか?

「ごめんね怒って、大学落ちた俺君が一番辛いのに」
涙が強ばった心を溶かしたのか素直に謝る理佐ちゃん

「気にすんなよ、悲しみを怒りで誤魔化すなんてへそ曲がりな理佐ちゃんにはありがちなことだ」って包容力な俺

「うるさい!黙って!」
言葉とは裏腹にますます俺に身を預ける理佐ちゃん

「来年は絶対受かるから1年だけ寂しさに耐えてくれ」って理佐ちゃんにお願いする俺に

「私より俺君の方が心配だよ」って強がる理佐ちゃん

「そんな強がり言ってる理佐ちゃんの方が心配だけどね」って呟く俺に

「優しいこと言ってんじゃねーよ」って消え入りそんな声の理佐ちゃん

また泣き出しちゃいそうだから好き
0032名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 58.94.38.100)2018/02/17(土) 12:05:19.49ID:AigavHib0
>>30
乙ですm(__)m
だから好きで終わってたら、誰でも投稿していいんすかね?
もしダメだったら、お暇します。
0033名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 12:09:03.84ID:24REEiYRa
>>32
ここは専用スレとして育てようかと思ってまして申し訳ありませんm(__)m
0034名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 58.94.38.100)2018/02/17(土) 12:15:12.46ID:AigavHib0
>>33
やっぱそうですか
じゃあ向こうに投稿しまーす
理佐ちゃんとの愛を育んでくださいw
0035名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 12:18:35.71ID:24REEiYRa
>>34
ちょくちょく遊びに来てくださいm(__)m
0036上京理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 12:41:37.35ID:24REEiYRa
「良いこと?」
卒業式まであとわずかなある日

待ち合わせ場所の駅前広場で顔を合わせるなり良いことクイズ仕掛けてくる理佐ちゃん

「うん、俺君が一番喜ぶこと」って嬉しそうな理佐ちゃん

俺が一番喜ぶことって言ったら・・・

理佐ちゃんもついに決心してくれたのか・・・

理佐ちゃんの身体に舐め回すような視線を這わせる俺

「やだ〜、こいつ最低〜」俺の視線から何かを感じて距離をとる理佐ちゃん

「ごめんね、教えて」邪な思いを理佐ちゃんに見抜かれて気恥ずかしい俺に

「やだ、エッチなこと考えたから帰りまで教えてあげない」
拗ねて俺を置き去りにして歩いてっちゃう理佐ちゃん

そして帰り道

「えっ!?東京行かない」理佐ちゃんの予想外な言葉に戸惑う俺

「うん、私もこっちで予備校通う」ってなに考えてんだ理佐ちゃん

「ねっ、嬉しいでしょ?」
なんて戸惑う俺に聞いてくる理佐ちゃん

「嬉しくないの?」
俺が手放しで喜ぶと思ったのか戸惑い顔の俺を訝しげに見つめる理佐ちゃん

「嬉しいよ、けど・・・それはダメだよ」
理佐ちゃんと予備校に通いたい誘惑に逆らいながら話す俺

「理佐ちゃんには理佐ちゃんの人生が在るんだから俺のために自分を犠牲にして欲しくない」誘惑を断ち切るためにあえてきっぱり言う俺

「やだよ、もう決めちゃったもん」って聞く耳持たない理佐ちゃん

「そんなの決めたって言わねぇよ、こっちで予備校通うなんて俺は許さねえ」って譲らない俺

「なんでよ、私が自分で決めたんだから俺君に関係ないじゃん」って強情な理佐ちゃん

「マジで怒るぞ」って理佐ちゃんのために鬼になる俺

「喜んでくれると思ったのに・・・」って泣き出す理佐ちゃん

もうすぐ卒業で涙脆くなっちゃったみたいだから好き
0037上京理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 12:59:17.90ID:24REEiYRa
「ちきしょう〜なんで素直に喜ばなかったんだ!俺」
さっきは理佐ちゃんの前でカッコつけたものの・・・

我が家に帰り夕飯食べたら一気に後悔が襲ってきて部屋の床を叩きながら大声で喚き散らす俺

「本当は理佐ちゃんと一緒に予備校通いたいよ〜!絶対離れたくね〜!」ってさらに遠吠えしながらじたばたする俺

「うるせえ!母ちゃん電話中なのにでけえ声で喚くなバカ息子!」
なんて怒鳴るお父ちゃん、俺よりあんたの声の方がでかいですよ・・・


「おはよう」
待ち合わせ場所で俺を待ってる理佐ちゃんに手を振る俺

「ねぇ、お父さんがご飯食べに来いって言ってるんだけどどうする?」
昨日の気まずさが多少あるらしくぎこちなく聞いてくる理佐ちゃん

「えっ!?俺出禁じゃないの?」  

数ヶ月前に理佐ちゃんの部屋で勉強教わるついでに理佐ちゃんを襲い 
理佐ちゃんに金玉を蹴りあげられあわやおネエになるとこだった俺

それを伝え聞いた理佐ちゃんのお父さんに理佐ちゃん家出禁にされちゃったってわけだ
詳しいことは小説スレの「帰ってきた隣の席の理佐ちゃん」を読んでくださいってさりげなくセンデンな俺

「うーん?昨日俺君に怒られたからやっぱり東京の大学行くって言ったらお父さんがお礼言いたいって」なんてのたまう理佐ちゃん

マシか!?親まで大学行かないで予備校行くって困らせてたのか・・・まさに恋は盲目な理佐ちゃん

うん?理佐ちゃん東京の大学に行くって言ったか?今・・・

「理佐ちゃん東京の大学行くことにしたの?」おずおず確かめる俺

「うん、俺君に怒られたくないからね」ってイタズラっぽく笑う理佐ちゃん

あぁ〜理佐ちゃんと手繋いで歩けるのもあと僅かか・・・ってやっぱりガッカリしちゃうダメな俺に

「ガッカリしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「してねえし」って強がる俺

「本当は私と一緒に予備校通いたかったんだよね」って笑う理佐ちゃん

なんで俺の本心知ってんだ?ってエスパー理佐ちゃんにビビる俺

「なんのことだか・・・」って動揺する俺

「とぼけてんじゃねーよ、私と離れたくないくせに」なんて繋いだ手をギュッってするエスパー理佐ちゃん

「ひぃ〜理佐ちゃんに心が読まれてる」なんてビビる俺に

「でけえ声で喚くなバカ息子!」
って俺のお父ちゃんの真似して種明かししてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0038上京理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 13:04:19.81ID:24REEiYRa
「お母ちゃんの電話の相手理佐ちゃんだったんだ」
理佐ちゃんから種明かししてもらってほっとする俺

マジでエスパー理佐ちゃんだったらほぼ毎日理佐ちゃんをエロい目て見てるのバレまくりだったよ

「うん、せっかくご飯食べに来てもらうからさ、俺君のご飯の好みをお母さんに教えてもらってたんだ」
なんて超理想の嫁な理佐ちゃん

「ありがとうね」急に改まる理佐ちゃん

「うん?」

「やせ我慢して東京の大学に行けって言ってくれてありがとう」って素直な理佐ちゃん

「改まってありがとうなんて言われると照れるな・・・」って動揺する俺に

「俺君のこと好きになって良かった」なんて言ってくれる理佐ちゃんだけど

俺がめっちゃ感動してたら

「いちいち感動してんじゃねーよ」
なんて照れ隠しでドス効かせてきそうだから好き
0039三蔵な理佐ちゃん 第194話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 13:54:56.99ID:24REEiYRa
「そろそろ時間になりますよ」
時計をちらりと見た悟空が俺に目配せする

それを合図に八戒と沙悟浄も立ち上がる

「じゃあ、理佐ちゃん夜勤で稼いでくるからちゃんと鍵かけてね」
うつ伏せでスマホやってる理佐ちゃんが足をパタパタしてるの見ながら声かける俺

「どうでした?」車のハンドルを握りながら俺に確認する八戒

「ピンク、大吉だな」
俺の言葉に安堵のため息つく三蔵法師理佐ちゃんを守るために仕える3匹の妖怪たち

観音菩薩である俺の理佐ちゃんパンツ占いの的中率の高さを信頼している証だ


「おっ!?クラリサと同じティアラじゃん」
目ぼしいお宝とナンバーを控えてない紙幣をごっそりいただき引き揚げようって時に俺の目に飛び込んできたティアラ 

この国の王家唯一の後継者クラリサが今日のパレードで着けてたのとそっくりだ

クラリサと瓜二つの理佐ちゃんにも似合うに決まってる
他のお宝とは別の袋に入れて丁寧な扱う俺

「上手く行きましたね」ホクホク顔で車を操る八戒

「お師匠様におみやげですか」
さっきから理佐ちゃんのためにパクったティアラを熱心に磨く俺に声かける悟空

「うん、なんか裏に字掘ってあんだけど磨り減っちゃってよめねえや」って本当は無学で読めないだけの俺


「わぁ!?なにこれ?」
朝、目が覚めたら枕元に置いてあるティアラ見て喜ぶ理佐ちゃん

「どう?」なんてさっそく着けて見せる理佐ちゃんに

「ティアラは良いけど下がパジャマのままじゃ様にならないっすね」って無神経な悟空

「うるさい!オレクンダイスキ!オレクンダイスキ!」
緊箍児の呪文唱えて悟空の頭を締め上げる理佐ちゃん

「うあぁぁぁ〜」悲鳴あげて転げ回る悟空

「どう?」ってぐったりしてる悟空にもう1回聞く理佐ちゃん

「めちゃめちゃオシャレです」って素直な悟空に

「はーい、よく出来ました」って上機嫌な理佐ちゃん

俺たちのために朝ご飯作ってくれそうだから好き
0040三蔵な理佐ちゃん 誰195話(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/02/17(土) 16:19:41.17ID:24REEiYRa
「急な話なんだけどさ出発早めようと思うんだ」
愛しの理佐ちゃんが作ってくれた朝ご飯を食べなが3人に話す俺

キッチンには俺がプレゼントしたティアラを着けたままデザート作ってくれてる理佐ちゃん

「いつ頃ですか?」
俺のただならぬ気配を察知した3人が真剣な眼差しになる

「出来れば今日の夕方には街を出たいな」
3人が思ってるより早い時間を切り出すどうにも嫌な予感がして仕方ない俺

「さっきチラッと理佐ちゃんのパンツ見えちゃったんだけどよ、淡いブルーだったんだよな」

「それは?」控え目に聞く悟空

「大凶だ」言いきる俺

それ聞いてため息漏らす悟空と八戒

「前から思ってたんですけど、なんか根拠ありまんのか?その占い」
悟空、八戒と違って疑り深い沙悟浄、嫌なカッパだ・・・

「てめえ!俺君のパンツ占い疑ってんのか?」尊敬する俺と敬愛する理佐ちゃんのパンツを疑われて激怒する短気な猿

「悟空!声を控えろ!理佐ちゃんに理佐ちゃんパンツ占いしてんのバレたら怒られるだろうが!」悟空を怒鳴りつける俺

「いたたたたた」っていきなりほっぺつねられて悲鳴の俺

「人のパンツで占いしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、次パンツ占いやったらこの制服止めて風吹かのスーツしか着ないからね」なんて恐ろしいこと言う理佐ちゃん

慌てて土下座して赦しを乞う理佐ちゃんに徳誰制服着せてパンチラ見るためだけにお供してる俺

そんなこんなで夕方に

「理佐ちゃんもう行くよ」

「うーん、もう少しで終わるから待ってて」
なんて借りてた部屋の掃除に余念がない理佐ちゃん

理想の嫁過ぎる理佐ちゃん最高かよ

なんて理佐ちゃんにますます惚れ直してたら

「俺君、お客さんですよ」なんて八戒がでかいサングラスと帽子で顔を隠した正体不明な女を連れてきた

「なんかヤバイ人かも建物の外に護衛が沢山控えてますよ」俺を部屋の外に連れ出し小声の八戒


「話の前にちゃんと顔を見せるもんだぜ」
そのままの格好で要件に入ろうとする女の機先を征する俺

「ごめんなさい」意外なほど素直にサングラスを外し帽子を脱ぐお姫様クラリサ

「え〜〜っ!?」
突然のクラリサ訪問に二人同時に悲鳴をあげる俺と理佐ちゃん

やっぱり相性良さそうだから好き
0041三蔵な理佐ちゃん 第196話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)2018/02/17(土) 20:10:15.85ID:BzUEonuCa
「理佐ちゃんに身代わりしろ!?」
とっとと街を離れたい三蔵一行のもとを訪れた理佐ちゃんそっくりなお姫様クラリサ

「はい、宰相と結婚する前に1度でいいから自分の国を自由に歩いてみたいんです」

「お姫様って自分の国も自由に歩けないんだ・・・」呟く理佐ちゃん

まずいな、理佐ちゃん明らかに同情し始めてるよ・・・


「あぁ・・・パレードなんて見に行かなきゃ好かった」って愚痴る俺

結局、自分にそっくりなお姫様への同情心が溢れちゃった理佐ちゃんを止められなかった俺

だいたい強情なんだよな、顔は文句無く世界一可愛いかもしんないけど性格は男だな・・・

「1日だけなんだからいいじゃない」
なんて鏡に向かってクラリサに成りきる練習してる理佐ちゃん、ひどい棒演技だ・・・

「俺君、ちょっといいですか?」
理佐ちゃんの棒演技練習に付き合わされてる俺を慌てて呼びにくる八戒

「なんだよ?うるせえな」
棒は棒として、それはそれで楽しい理佐ちゃんとの時間を邪魔されてイラつく俺

「テレビ見てくださいよ」叫ぶ八戒

テレビのニュースが派手に銀行の金庫が破られたことを報じていた
俺たちの盗んだ金の10倍の被害額を伝えるニュースキャスター
そして理佐ちゃんの頭に輝くティアラが正真正銘王家の後継者たる証だってことも・・・

「うちの理佐ちゃんとんでもない物、頭に乗っけてんな」って苦笑いの俺

「ところで被害額の桁が違ってますね」って苦笑いする悟空

「国を挙げて犯人の検挙に乗り出し国家反逆罪により必ずや極刑に・・・」
ニュースキャスターの声が耳障りでテレビ消しちゃう俺

「コソドロで極刑って中世かよバカ野郎!」って悪態つく俺

「被害額水増しして金の使い込みを誤魔化す、ついでに国家反逆罪で口封じ」冷静に相手のシナリオを読み出す沙悟浄

「あのロリコン宰相とんだ喰わせ者だな」って呟く俺


「俺君、ごめんね勝手にお姫様の身代わり引き受けちゃって」
理佐ちゃんの棒演技に付き合うために戻ってきた俺に神妙な顔で謝る理佐ちゃん

「あのロリコン宰相いかにもエロそうだったから気をつけてな、理佐ちゃんの初めては俺の予約済みなんだから」
なんてくだらないこと言う理佐ちゃんに神妙な顔なんてしてほしくない俺に

「うるせえバ〜カ」
って笑いながら言いそうな理佐ちゃんだから好き
0042三蔵な理佐ちゃん 第197話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/17(土) 22:11:16.97ID:5jt+Yzl2a
「えっ!?俺君がお姫様の相手すんの?」
理佐ちゃんが身代わりやってる間に自由の身になったクラリサのデート相手を俺がやることになって若干雲行きが怪しい理佐ちゃんの機嫌

「八戒がノリノリだったんだけどね、なんかクラリサのお付きのババアが妖怪なんて近づけるなって怒っちゃってさ」
って言い訳するわりに高級ブランドのスーツでびっしり決めた俺

「どっちがノリノリなんだか・・・」なんて言いながら俺のネクタイ直してくれる理佐ちゃん

「お姫様と私どっちが好き」なんて今さらな理佐ちゃん

「なんだよ急に・・・」ってマジな理佐ちゃんに照れる俺

「ちゃんと答えて」って逃がしてくれない理佐ちゃん

「同じ顔だったらお姫様の方がお金持ちだし育ちも良いからさ」なんてアホなこと言ってる理佐ちゃん

「俺は茨城あたりの育ちの悪い感じの方が好きだけどな・・・」って横向いて呟く俺

「ありがとう」なんて笑う理佐ちゃん


「お師匠様楽しそうだな」
車の窓から手を振る理佐ちゃんに手を振り返しながら呟く八戒

「なんだかんだ精神年齢低いからな理佐ちゃん・・・お城とかにワクワクしてんだろうな・・・」
そんな理佐ちゃんが心配で仕方ない俺

「悟空の兄貴が常に筋斗雲で見張ってるから心配ないですよ」って浮かない表情の俺を気づかう八戒

「そんなことじゃねえんだよ、理佐ちゃん人見知りだからご飯の時とかぼっちになってねえか心配なんだよ」って理佐ちゃんには過保護な俺

「さすがに心配し過ぎですよ」って苦笑いする八戒

「それよりそれ?」俺の持ってるティアラに気づく八戒

「宝物だからちゃんと持ってろだってさ」

クラリサのデート相手を許可するのに理佐ちゃんが出した条件

「俺君のことお姫様に貸してあげるから私のことも忘れないようにこれずっと持ってて」
なんてティアラを俺に渡す理佐ちゃんだから好き
0043名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/17(土) 22:26:15.24ID:5jt+Yzl2a
なんで「三蔵な理佐ちゃん」は1シリーズが毎度毎度長くなるのか・・・
0044上京理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/17(土) 23:12:06.65ID:5jt+Yzl2a
「また暗くなってる」
電車に乗った理佐ちゃんが俺の手を握りしめながら呟く

「暗くなるに決まってるじゃん」ってふて腐れる俺

「別れる訳じゃないんだから・・・そこまで暗くならなくても」って言い澱む理佐ちゃん

「分かってんだけどやっぱり寂しいんだよね」

本当は俺も東京の大学に進学して理佐ちゃんと一緒に上京する予定だったのに・・・
見事に受かった理佐ちゃんと落ちた俺

明日には理佐ちゃんは東京に旅立ち俺は田舎で浪人生活ってわけだ

「寂しいの分かるけど勉強頑張ってよ、遠距離1年以上は無理だからね私」なんて悲しいこと言う理佐ちゃん

「俺は理佐ちゃんとなら何年だって遠距離恋愛出きるけどね」って拗ねる俺

「バカ、そういう意味じゃないよ」ってそっぽ向く理佐ちゃん

「来年俺君が・・・」何か言いかけた理佐ちゃんを阻むように閉まる電車のドア

慌てて電車のドアを叩く俺だけど無情に動き出す電車

「マジか!?理佐ちゃんなんか言おうとしてたぞ」って次の電車待って理佐ちゃんを追う俺

「遅いな〜まだ理佐ちゃん家の駅まで2駅もあんのかよ」って苛立つ俺

気休めに窓の外見る俺

間の悪いことに逆方向の電車がホームに入って来て風景を塞ぐ

ますます苛立ちながら窓叩いてたら逆方向の電車に理佐ちゃんが!?

俺に気づいた理佐ちゃんが慌てて電車を降りようと立ち上がるが無情に走り出す俺を乗せた電車

「戻って来るから待ってて」窓開けてホームの理佐ちゃんに必死に叫ぶ俺

駅着いて逆方向の電車を待ちきれず駆け出す白線流しの長瀬みたいな俺

青春って好きな娘に向かって走るってことだろ

途中の踏み切りがうぜぇ、早く走り去れ電車って怒鳴る俺

電車が走り去った踏み切りの向こうに息切らせた理佐ちゃん

「待ってろって言ったのに」って俺も息切れ半端ない

「電車来たけど俺君乗ってなかったから・・・もしかして走ってくんのかと思って」やっぱり息切れな理佐ちゃん

やっぱり電車待ってた方が早かったのか・・・

「それにしても、もう8時近いんだから女の子が一人は危ないよ」てなこと言って電車に負けた気恥ずかしさを誤魔化す俺に

「俺君が勘違いしたからだよ」って拗ねる理佐ちゃん

「勘違い?」

「うん、来年俺君が上京してこなかったら私が田舎に帰って来たくなっちゃうって言いたかったの、俺君と1年以上離れるなんて耐えられないから・・・」
なんて言ってくれそうだから好き
0045上京理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/17(土) 23:22:03.49ID:5jt+Yzl2a
「俺君、雪だよ」
俺と繋いでた手をほどいて理佐ちゃんが空を見上げながら走りだす

理佐ちゃんが東京に旅立つ朝

雪が降るなんて出来すぎだよ・・・って心の中で呟く俺

「また拗ねてる」
立ち止まったままの俺を振り返って理佐ちゃんが呟く

「拗ねてないよ・・・」って言い返す声がやっぱり拗ねてるガキな俺

俺君と1年以上離れるなんて耐えられないから・・・
なんて言ってくれた理佐ちゃんを笑顔で送り出してあげるって決めたのに・・・

「本当はね、私も俺君と離れるの寂しいんだ・・・」 
 
ふいに俺に抱きついてくる理佐ちゃん

「俺君が受験失敗した時からずっと我慢してたけど・・・やっぱり離れたくないよ・・・」って泣き出しちゃう理佐ちゃん

「理佐ちゃん・・・」

俺が受験失敗したせいで離ればなれになっちゃう俺と理佐ちゃん
その事で俺が自分を責めないようにことさら平気な振りしてくれてた理佐ちゃん

俺なんかよりひとりで上京しなきゃ行けなくなっちゃった理佐ちゃんの方が寂しくて不安だったろうに・・・

泣き止まない理佐ちゃんに何もしてあげられなくてそっと抱きしめるだけの無力な俺


「落ち着いた?」
公園のベンチで隣に座る理佐ちゃんに優しく声かける俺

「うーん?もう少しこうしてたいかな・・・」
なんて俺の肩にもたれて甘える理佐ちゃん

「俺君に初めて教科書見せてあげたの思い出すぁ」静かに呟く理佐ちゃん

「今だから言っちゃうけど本当はわざと忘れてたんだ、理佐ちゃんと仲良くなりたくて」って苦笑いしながら白状する俺に

「わざと忘れてんじゃねーよ」って微笑みながらドス効かす理佐ちゃん

「私も今だから言っちゃうけど、初めて俺君に教科書見せてって言われた時ね・・・凄く嬉しかったんだ」
なんて言ってくれそうだから好き
0046名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 00:31:21.31ID:LKjYAMm3a
なんで連投規制が発動してんねん!
0047上京理佐ちゃん 第7話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 00:33:03.76ID:LKjYAMm3a
「週末には時間作れそうだから遊びに行くよ、うん、理佐ちゃんこそ風邪引かないようにね」
東京に旅立った理佐ちゃんからの電話を切りため息の俺

上京してまだ3日しか経っていないのに頻繁に電話してくる理佐ちゃん

上京前は「電話は面倒くさいから極力LINEにしてよ」なんて強気に俺に命じていたのに・・・

やはりホームシックってやつだろうか?

人見知りする理佐ちゃんが花の都大東京で友達作るのは難しいのかな?

本来そこの橋渡し役をしてあげたくて一緒に東京の大学目指した俺ではあったが・・・

理佐ちゃんの居る東京に遊びに行くために軍資金稼ぎのため勉強そっちのけで親戚の酒屋でバイトに精出す俺

来年こそ合格目指している俺だがやはり目先の理佐ちゃんの方が大事って訳だ

「あ〜今日はまだ火曜日か、早く週末になって理佐ちゃんに会いて〜!」
なんて配達中のトラックの助手席で叫ぶ俺

「わっ!?びっくりした!」
突然叫ぶ俺に驚く日頃から覚悟を練ってない平和ボケな親戚のオッサン

「お前その発作なんとかなんないのかよ、心臓にわるいよ」なんて弱音吐くオッサン

「うるせえ、理佐ちゃんが東京で寂しさに耐えてんだ叫び声ぐらいおおめに見ろ」って親戚のオッサンを睨み付ける俺

「俺には関係ねえじゃねえか」ってぶつぶつ文句言ってるオッサン

と、そこに鳴り響くスマホの呼び出し音

きっと理佐ちゃんからの電話だ

「どうしたの理佐ちゃん?」
ホームシックの理佐ちゃんを気づかって極力優しいトーンで話す俺

「ごめんね、予備校の時間だったね」って謝る理佐ちゃん、健気だ〜

「気にしなくて良いよ、俺が地上に存在してる間の時間は全て理佐ちゃんに捧げるための時間だから」って本当に優しい俺

「ありがとう、嬉しいな」
なんてホームシックのせいか妙に素直な理佐ちゃんが愛おしい

「なんか用だった?」って聞く俺に

「うーん?声聞きたくなっただけ」
なんて理佐ちゃんじゃなかったら絶対に許されない理由の理佐ちゃん


「理佐ちゃんちょっと声が変じゃない?」

「うーん?ちょっと風邪ひいたみたい」って疑いもなく鼻声な理佐ちゃん

「大丈夫?」って聞く俺に

「うん、全然たいしたことないから」
なんて俺に心配かけまいと気丈に答えそうだから好き
0048上京理佐ちゃん 第8話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 00:47:19.86ID:LKjYAMm3a
「オッサン生涯一度の頼みだ、駅で降ろしてくれ」
理佐ちゃんとの電話を切るなり親戚のオッサンに頭下げる俺

愛しの理佐ちゃんのピンチに居ても立ってもいられない俺だ

「おいおい、勘弁してくれよ、午後からの配達どうすんだよ?」慌てるオッサン

「馴れない東京で一人ぼっちで淋しくしてる理佐ちゃんが風邪で倒れちまいそうなんだよ、配達ぐらいひとりでしてくれ」って頼む俺

「ちきしょう、姉貴のやつどんな教育してんだよ〜」なんて泣き言言いながらも駅まで送ってくれる人の良いオッサン

しめしめ、今からなら3時前には着くぞ
なんて東京行きの電車に飛び乗る俺

窓から見える景色にも飽きた頃

LINEの着信が

「おっ、理佐ちゃんからだ」って喜んで開いてみたら

「私のこと心配して東京に来ようとしてないよね?」なんてLINEしてくる理佐ちゃん

「本当にたいしたことないからダメだよこっち来ちゃ」なんて立て続けな理佐ちゃん

「ごめん手後れ、もう電車に乗っちゃってる」って返信する俺に

「いちいち東京きてんじゃねーよ」なんてドスの効いたLINEしてくる理佐ちゃんだけど
さりげなくハートマーク散りばめてる本当は嬉しい理佐ちゃん


「私の部屋分かる?」
来なくていいなんて強がってたけど実際に俺が東京に向かってると分かったら嬉しさ隠しきれずに電話かけてくる可愛い理佐ちゃん

「うん、部屋の下見についてった時にちゃんと覚えといたから」って下心が役にたった俺

「あんた、そう言うとこは抜け目無いね」って呆れる理佐ちゃん

「うん、いつか夜這いさせてもらおうと思って」ってさりげなく覚悟を促す俺

「させません」って言って電話切るクールな理佐ちゃん

まったくいつまでたっても子供だなって肩を竦める俺

しばらくしたら

「やっぱり心配だから駅まで迎えに行ってあげるから到着時間教えて」
なんてLINEしてくる優しい理佐ちゃん

「無理しないでいいよ」って返信したら

「気使ってんじゃねーよ」って返してくる理佐ちゃんに甘えちゃう俺


「理佐ちゃんどうしたのかな・・・」
駅前の広場で待てど暮らせど現れない理佐ちゃん

30分後理佐ちゃんから電話が

「ねぇ、俺君の居る駅の名前教えて?」
なんて昼間より鼻声が悪化してそうな理佐ちゃんだから好き
0049上京理佐ちゃん 第9話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 00:54:39.39ID:LKjYAMm3a
「俺君、その駅最初に見た部屋の駅だよ」
風邪を引いた理佐ちゃんを心配して東京にやってきた俺

迎えに来てくれる理佐ちゃんと駅前で待ち合わせをしたはいいけど
ちゃんと覚えていたはずの理佐ちゃんの部屋がある駅を間違えた俺、なんてこったい・・・!

慌てて電車に飛び乗り理佐ちゃんが待ってる2つ隣の駅へ


「俺君こっち」
駅前でキョロキョロする俺を見つけて手を振る理佐ちゃん

たった3日会わなかっただけなのに目の前に現れた理佐ちゃんの可愛さと美しさに感動する俺

「うお〜理佐ちゃん」って駆け寄り理佐ちゃんを抱きしめる俺

「わっ!?」って不意打ち喰らって完全に抱きしめられちゃう理佐ちゃん

「俺君・・・恥ずかしいんだけど」って小さな声で呟く理佐ちゃんだけど

「会いたかった」って半べそな俺見て

「たまには良いか・・・」
なんて言って抱きしめさせてくれる理佐ちゃん

それから30分

「ねぇ、もうそろそろいい?」なかなか離れない俺にしびれを切らした理佐ちゃん

「いや、もう少しこうしてたい」って理佐ちゃんと離れたくない俺

「いや、離れろよ」ってちょっとイラつく理佐ちゃん

危険を察知して理佐ちゃんから離れる変わり身の早い俺


「なんか懐かしいな」って人通りが少なくなったら俺にくっついてくる理佐ちゃん

「まだ3日しか経ってないのにな」なんて俺の顔を覗き込んで微笑む理佐ちゃん

「理佐ちゃん、体、熱くない?」

「うーん?そう」なんて答える理佐ちゃんだけどよく見たら顔真っ赤だしなんだか目もとろんとしとる

慌てて理佐ちゃんのおでこに手を当てる俺

「めっちゃ高熱やん」って心配する俺に

「俺君に会えた嬉しさでちょっと熱出ちゃっただけだよ」
なんて俺を喜ばすこと言ってくれそうだから好き
0050上京理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 01:05:43.96ID:LKjYAMm3a
「俺君に会えた嬉しさでちょっと熱出ちゃっただけだよ」
なんて嬉しいこと言ってくれる理佐ちゃんに喜んだのもつかの間

熱のせいでふらふらの理佐ちゃんを担ぐようにして理佐ちゃんの部屋にたどり着く俺

「理佐ちゃん鍵貸して」って理佐ちゃんから鍵借りて部屋に侵入するちょっとドキドキな俺

「あ〜疲れた」理佐ちゃんをベッドに運んでやっと一息つく俺

「俺君」って呼ばれて振り向いたら起きてる理佐ちゃん

「びっくりした!?」って軽く悲鳴な俺

「ふふ」驚く俺を見て嬉しそうに笑う理佐ちゃん

「着替えるから」ってバスルーム指差す理佐ちゃん

「もう良いよ」
理佐ちゃんに言われてバスルームから出て来たらベッドの中の理佐ちゃんだ

「夕飯何か作ってあげるから少し寝てな」
理佐ちゃんに声かけて買い物に出かける準備する俺

「うん、甘える」なんて素直に返事する理佐ちゃん

それから一時間少々

「ねぇ、どういうこと?」
眉間にしわ寄せて不機嫌モードな理佐ちゃん

ホームシックで寂しがったり、甘えてみたり忙しい娘さんだぜ

「ねぇ、聞いてる」ってなおも絡んでくる理佐ちゃん

「聞いてるから温かいうちに食べな」って優しい俺

「やだ、サッポロ一番じゃなくて普通のご飯が食べたい」って駄々こねる理佐ちゃん

「普通のご飯なんて俺作れないから諦めな」ってあくまで優しく諭す俺

「期待させてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ちぇっ、俺君を初めて招待する時はご馳走作ってあげたかったのにな・・・」って申し訳なさそうに呟く理佐ちゃん

「それで機嫌悪いんだ」って笑う俺に

「独り言聞かないで」
なんて拗ねちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0051上京理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 01:12:22.25ID:LKjYAMm3a
「あの鉢植え何か植えてんの?」
ラーメン食べながらベランダにある小さな鉢植えを指差す俺

「なんにも植えてないよ、前の人が置いてったみたい」

「スーパーでひまわりの種買ってきたから植えていい?」って理佐ちゃんに聞く俺

「ひまわりの種・・・?」

「うん、なんか理佐ちゃん寂しがってんじゃないかなと思って、気休めになんねえかなと思ってさ」
さすがに照れくさくてベランダの方見ながら言う俺に

「気づいてくれてたんだ」ってちょっと嬉しそうな理佐ちゃん

「連絡はLINEでって言ってた人があんだけ頻繁に電話してきたら、さすがに気づくでしょ」
ラーメンのドンブリ片づけながら苦笑いする俺

「ごめん、迷惑だったよね」ってしょんぼりする理佐ちゃん

「理佐ちゃんのためなら俺には迷惑なことなんか何も無いよ」言いながら理佐ちゃんの隣に座って肩を抱く俺

「風邪が移るからキスはダメだよ」って流されない理佐ちゃん

キス諦めて台所の片づけ始める俺

「じゃあ、そろそろ終電無くなるから帰るわ」
俺の言葉と同時に寂しそうな理佐ちゃん

「理佐ちゃんこれ見て」ってポッケからとっときの物を取り出す俺

「俺君・・・これ」
地元の駅と理佐ちゃんの駅が書かれた定期券見て呟く理佐ちゃん

「これさえあれば理佐ちゃんが寂しくなったらいつでも2時間ちょいで駆けつけれんだぜ、なんだったら明日の朝から始発で来てやろうか」って笑う俺に 

「俺君のバカ・・・」って泣き笑いする理佐ちゃん

「風邪移しちゃってもいいよね」
なんて強引にキスしてきそうな理佐ちゃんだから好き
0052赤い糸の理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 02:23:14.00ID:LKjYAMm3a
「ねぇ、私と俺君の記念日だいぶ増えたよ」
暦を見ながら笑顔で話しかけてくる理佐ちゃん

「暦にしるしつけてんの?」興味なさそうに呟く俺

「うん、初めてデートしたり俺君が初めて名前で呼んでくれたりは嬉しい記念日だからね」なんて微笑む理佐ちゃん

俺との記念日を数えて嬉しそうにする理佐ちゃんに戸惑う俺

「まだ忘れられないの?」俺の様子に不安気な顔する理佐ちゃん

「うん?忘れてなかったら理佐ちゃんと付き合わないよ」
不安気な理佐ちゃんを安心させようと心にも無いことを言う俺

あの日、俺の渡したプレゼントを投げ捨てて去っていった前の彼女
ほぼダメ男の俺が迷惑かけまくったのが原因だけに責めるどころか、未練ありありな俺

たまたまその現場を見てた花屋の店員だった理佐ちゃん

優しい理佐ちゃんは投げ捨てられたプレゼントを拾ってくれて俺を慰めてくれた
そんなたわいもないきっかけでなんとなく付き合い始めた俺と理佐ちゃん

美人で気立ての良い理佐ちゃんに魅かれ初めてるのは確かだけど
美人のわりにキスの仕方さえ知らなかった純粋な理佐ちゃんに
前の彼女を引きずってる俺はどこか距離を縮めるのを躊躇っていた

「ねぇ、ちなみに今日は何の日か覚えてる?」笑顔で聞いてくる理佐ちゃん

「前の彼女の誕生日・・・」戸惑いながらうっかり答えちゃう俺に

「未練残してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、なんで私が前の彼女さんの誕生日を記念日にすんのよ」って俺を詰めてくる理佐ちゃん

「ごめん、咄嗟だったから一番印象に残ってる誕生日が出ちゃった」って謝る俺に

「聞きたくない、聞きたくない、ふああああぁ〜」なんて耳を塞いで首を横に振る理佐ちゃん

「やっぱり前の彼女さんとの3年の想い出にはまだかなわないのかなぁ・・・」
なんてため息ついてそうだから好き
0053赤い糸の理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 02:29:03.92ID:LKjYAMm3a
「しばらく会わない方がいいと思うんだ」
2ヶ月付き合ってはみたものの前の彼女の事が忘れられない俺のせいですれ違う二人

そんな日々に理佐ちゃんが距離をおきたいと思うのは当然のことだろう

「なんかね・・・私と喋ってても俺君がここに居ないみたいに感じちゃったんだ」って淋しそうに話す理佐ちゃん

「うん、ごめんね」ってうなだれる俺

「謝んないでよ、俺君が悪いんじゃないんだからさ、人を好きな気持ちを責めらんないよ」

俺の中途半端さのせいて自分が傷ついたにも関わらず優しく庇ってくれる理佐ちゃん

申し訳ない気持ちでなんも言えない俺

「そんなに哀しい顔しないでよ、俺君の心が答えを出すの待っててあげるから」
なんて言いながら俺の頭を撫でてくれる優しい理佐ちゃん

こうして理佐ちゃんは俺の元を去っていった

そして翌日

ヤベエな、理佐ちゃん居なくなっちゃった淋しさで前の彼女のことなんてどうでもよくなっちゃった

「俺って馬鹿だな理佐ちゃんのこと大好きになってたのに気づかないんだもんなぁ」
なんて愚痴りながら理佐ちゃんの働く花屋の回りを彷徨く俺

「ねぇ、なにやってんの?」
当然のごとく理佐ちゃんに見つかる俺

「答えが出たみたいだから来ちゃった」って軽い俺

「昨日今日で簡単に答え出してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、しばらく会わないって決めたんだからちゃんと考えて、私は5年先だって待っててあげるから」
なんて大げさなこと言って花屋に戻って行っちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0054名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 02:37:39.23ID:LKjYAMm3a
またも連投規制・・・
0055赤い糸の理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 02:38:50.37ID:LKjYAMm3a
「5年先とかウソだろ〜」
理佐ちゃんに5年先までだって待ってるから二人のことをちゃんと考えるように言われて頭抱える俺

「理佐ちゃんのことこんなに好きだって答え出てるのに、他に何を考えろってんだよ〜」
ただただ嘆くしかない俺

こうして時間ばかりが過ぎてしまい

あの頃つぼみだった花はあでやかな色をつけ
秋が過ぎ冬を越え枯れ果ててしまった
まるで理佐ちゃんを失い途方に暮れる俺のように・・・

「結局は前の彼女を引きずってる俺のこと嫌いになっちゃったのかな?なんだかもう2度と理佐ちゃんに会えない気がするな・・・」

なんて愚痴りながら街を歩いてたら理佐ちゃんが男と歩いてるの発見

思わず駆け寄り声をかける俺

振り向いたら理佐ちゃんと髪型が似てるだけのブス

「良かった髪型似てるだけのブスだ」
ほっとして余計なこと言ってブスの彼氏にボコボコにされちゃう俺

痛んだ体引きずって帰って来たら理佐ちゃんからの手紙だ

あわくって開く俺

「会ってくれますか?初めて二人が出会った場所で待ってます」
なんて文字が飛び込んできて涙ちょちょぎれちゃう俺

約束の場所に駆けつけたら理佐ちゃんが待っててくれた

「もう、遅いよ」なんてしばらくぶりの再会に照れ隠しに拗ねる理佐ちゃん

「うん・・・」理佐ちゃんが目の前にいる感動で言葉失う俺

「5年先まで待っててあげるなんて言ったのに、私の方が俺君に会いたくなっちゃったんだ」
なんて俺の胸に飛び込んできそうな理佐ちゃんだから好き
0056名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/18(日) 02:40:09.71ID:LKjYAMm3a
コブクロの赤い花が原案です
0057名無しって、書けない?(茸) (スププ 49.96.34.76)2018/02/18(日) 03:00:15.68ID:YJrSNzeXd
本当に素晴らしいですね、ファンになっちゃいました笑
続き楽しみにしてます^ ^
0058名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.36)2018/02/18(日) 09:33:18.87ID:qD8tdBRKa
>>57
嬉しいお言葉ありがとうございます
読んでくれてる人が居るというのは励みになります

妄想が続く限り書き続けますのでこれからもよろしくお願いしますm(__)m
0059三蔵な理佐ちゃん 第198話(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)2018/02/18(日) 11:01:20.20ID:c31wn2d3a
「楽しいか?」
ベスパから落ちないように俺の腰にしがみついてるクラリサに声かける俺

お姫様とデートならベスパだって八戒に言われてクラリサと2ケツで街を流す俺

「はい、楽しいです」俺の乱暴な運転にもめげずに嬉しそうに返事するクラリサ

理佐ちゃんなら「変な運転してんじゃねーよ」なんてドス効かしてくるんだけどな
なんて理佐ちゃんに馴らされちゃってクラリサの神対応を物足りなく感じる理佐ちゃん専用機な俺

その後、真実の口と祈りの壁なんて見物するローマの休日みたいな俺とクラリサ

「楽しかったです、宰相との結婚前に良い思い出が出来ました」そう言って頭を下げるクラリサ

「お礼は理佐ちゃんに言ってあげてよ、俺は反対してたんだからあんたの身代わりすんの」なんて言いながら理佐ちゃんと同じ顔でお礼言うクラリサに照れてチョコレートパフェほお張る俺

「はい、理佐ちゃんには感謝しても感謝しきれません」って呟くクラリサ

「それより本当にこんなファミレスなんかで良かったの?」

「はい、一度来てみたかったんです」なんてめっちゃ良い子なクラリサにちょっと感動な俺

「あんなジジイと結婚するのって本心なの?」よせばいいのに余計なこと聞く俺、ちょっと情が移っちゃったかな?

「わかりません、幼い頃に両親が亡くなってからずっとそう言われて育ってきたから・・・国のためにはそうするしかないって」寂しそうに笑うクラリサ

「クラリサ・・・」お姫様の孤独と不自由な立場ってやつに言葉失う俺

「初めて名前で呼んでくれましたね」ニッコリ笑うクラリサ

ヤバイな顔が理佐ちゃんで性格が良いなんて超好みだわ・・・


「あのう・・・先程から気になっていたんですけど」クラリサが俺の手元に目を向ける

「理佐ちゃんがお姫様、じゃねえやクラリサの相手する代わりにこれずっと持ってろって・・・ヤキモチ妬いてるみたいで」って苦笑いする俺

「すいません」って俺の言ってる意味に気づき謝るクラリサ

そのクラリサ見て腹が決まった俺

「これ返しますよ」クラリサにティアラ渡す俺

「これ・・・」俺に渡されたティアラが王家の後継者の証だと気づいて驚くクラリサ

「理佐ちゃんは何も知らないんだけど俺たちドロボウなんだよね」っ苦笑いの俺

あんなインチキロリコン宰相にこんな良い娘を嫁にやれるかって
宰相が国の財政が傾くほどの不正流用してるのをクラリサに教えるために自分の正体明かしちゃう俺、なにやってんだ・・・


「という訳で宰相の不正流用の証拠を手に入れてきてくれ」家に帰るなり事情を話して悟空に頼む俺

「えっ!?なんで俺なんすか」って青天の霹靂な悟空

「俺君に逆らってんじゃねーよ」って俺に教わった理佐ちゃんの真似で突然悟空を詰めるクラリサ

「え〜〜っ!?マジで、マジで行かなきゃダメなの・・・」諦める悟空

理佐ちゃんのそっくりさんによる理佐ちゃんの真似だって分かってても言うこと聞かせちゃう影響力ある理佐ちゃんだから好き
0060名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/02/18(日) 11:57:56.47ID:h1EXqnWRK
>>59
>ヤバイな顔が理佐ちゃんで性格が良いなんて超好みだわ・・・

コーヒー返してwww
0061三蔵な理佐ちゃん 第199話(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)2018/02/18(日) 12:15:34.43ID:c31wn2d3a
「じゃあ、俺は理佐ちゃん迎えに行くからよ、お前はクラリサについていって上手いことやってこいや」
お城に帰るクラリサのお供の振りして宰相の不正流用の証拠を盗みに行く悟空に適当な指示する俺

「しばらくの辛抱だから我慢してくれな、宰相の悪事暴いて追放したら好きなことして好きな男と恋して良い王女になってくれ」ってクラリサを抱きしめる俺

「ありがとうございます」って俺に抱きしめられて頬を赤らめるクラリサ

「あっ、ごめんつい・・・」慌てて離れる俺

日頃からなにかと理由をつけては理佐ちゃんを抱きしめたりしてるせいか同じ顔のクラリサも無意識で抱きしめちゃった俺


「俺君、変なニュースやってますよ、お姫様が行方不明らしいです」

「お姫様ってここに居るじゃねえか」って沙悟浄の言葉に笑う俺たち

「ええっ、ですから変なニュースと申し上げました」

沙悟浄がイライラさせる口調で言った瞬間

突然始まる機関銃の一斉射撃

「理佐ちゃん危ねえ」とっさにクラリサをかばう俺

「俺君早く早く」地下室への扉を開けて叫ぶ悟空

地下室から逃走用のトンネル抜けて車で逃亡成功な俺たち

「クラリサ大丈夫か?」ようやく危険を回避出来てクラリサを心配する俺

「さっき理佐ちゃんって・・・」

「うん?」俺の質問には答えずに訳わかんねえこと言うクラリサに戸惑う俺

「思うさま理佐ちゃんって叫んでましたよ、お姫様をかばいながら」戸惑う俺に八戒が助け船出す

「マジか!?それで咄嗟に体張れたのかもな」って無神経な俺

「理佐ちゃんに感謝ですね・・・」力無く呟くクラリサ


「なんかニュースによると朝から行方不明ってことになってますね」他人事みたいに呟く沙悟浄

「あのロリコン野郎なにを焦ってやがんだ」って呟く俺

「おそらく我々の盗んだ物の中に不正流用の証拠が紛れこんだんじゃないですかね、それが表に出る前にお姫様を亡き者にして王制から独裁へ、そんなとこじゃないでしょうか」

車の荷台に積んである宝の山を見つめる俺
嫌な奴だけど分析力は確かだから当たってんだろうな

「とにかく理佐ちゃん助けに行ってくるわ」って立ち上がる俺に

「私も行きます」なんてクラリサ

「今の話し聞いたろ、命狙われてんだから安全な場所で沙悟浄と一緒に不正流用の証拠探しててくれ」って断る俺

そして悟空と二人で理佐ちゃん救出へ

なかなか出番の無い理佐ちゃんだけど世界一の美人だから好き
0062名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)2018/02/18(日) 12:22:08.80ID:c31wn2d3a
ついに200話に王手w
0063名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)2018/02/18(日) 12:23:50.01ID:c31wn2d3a
>>60
コーヒーをダメにしてすいやせんww
0064名無しって、書けない?(東京都) (ワッチョイW 118.8.48.108)2018/02/18(日) 12:32:40.77ID:69gEDnzQ0
なんで独立したの??
0065名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)2018/02/18(日) 12:54:24.13ID:c31wn2d3a
>>64
前々から一人でやってみたいとは思ってたんですけど小説スレが廃れたらそれはそれで嫌だなと思ってまして
そこに新しい書き手が現れたんでちょっと離れても廃れる心配無いかなと思いまして

それに俺みたいに長く居る奴が居るとなかなか新しい人が参入しづらいんじゃないかなと気づきまして・・・

あとは個人的な理由なんですけど俺は妄想が止まらなくなって連投する時があるんで一人でやってた方が向いてると思いましたね

でも小説スレ好きだから短いのとかは相変わらず書きに行こうかと思ってますw
0066名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/02/18(日) 13:11:13.50ID:h1EXqnWRK
ざっと数えたらこのスレ立ててから24時間であの長文を1人で31レス投下
さらに他スレにも種々書き込みしている庭先生恐るべし(笑)

独立したくなった気持ちもこれで多少わかりますよね(笑)
0067三蔵な理佐ちゃん 第200話(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)2018/02/18(日) 13:56:40.32ID:c31wn2d3a
「たいした城じゃねえから楽勝だろ?」
城を見渡せる丘から城を見下ろす俺と悟空

「理佐ちゃん待ってろよ、今すぐ助けに行くからな」ティアラをさすりながら呟く俺

クラリサに返したティアラだったが
「理佐ちゃんと約束したんだから持っててあげてください」なんて言われて再び俺の手の中に

「大丈夫ですかね?お師匠様」ってのっけからネガティブな悟空

「大丈夫だよ、あの宰相ロリコンだからな女子高生の理佐ちゃんに命の危険は無いよ」ってロリコンに縋るしかない今の俺

「でもロリコンだと違う危険があるじゃないですか」ってネガティブが止まらない悟空

「お前、めったなこと言うんじゃないよ、それは考えないようにしてるんだから」って悟空に文句言う俺

「まぁ最悪命と引き換えならスパッと股開いちゃった方がいいけどな・・・」なんて悟空のネガティブが伝染してきてる俺

「いいんすか!?お師匠様の初めてもらえる約束あんなに喜んでたのに」ってくだらないこと覚えてる悟空

「バカ野郎!俺が喜んだのは理佐ちゃんの気持ちに対してだよ、観音様舐めんなよめっちゃプラトニックやぞ俺の理佐ちゃんへの思いわ」って憤る俺

「それによ、理佐ちゃんがたとえ性格に難有りでどんなに汚れてたとしても最後に俺の横で笑っててくれればそれで良いんだよ、俺は」って呟く俺

「格好つけてるけどラオウからパクってんじゃないすか」って本当に空気読め無い悟空

そこに八戒からLINE
「宝の山からは不正流用の証拠見つけられず、武運を祈るのみ・・・」

「どうします?」って聞く悟空

「まず理佐ちゃんを助ける、それからはお前があの宰相なんとかしろ」面倒くさいことは悟空に丸投げする俺

「なんとか出来る訳ないじゃないですか」ってこぼす悟空


「居ましたよ」
城に忍びこんで1時間少々で理佐ちゃんを発見したのは記念すべき200話に理佐ちゃんが出番無しなんて嫌だという書き手の我が儘ではなく、あくまで悟空の有能さ故だろう

悟空に言われて天井裏から覗く俺

冷静なつもりだったが愛しの理佐ちゃん見たら堪らんってなもんで天井から即効参上な俺

「俺君!!!」始めは何事かと固まった理佐ちゃんだけど俺だって分かるとほっとして俺の名前を呼んで泣き出す

「理佐ちゃんもう大丈夫だからな」って抱きしめながら理佐ちゃんをチェックする俺

「ねぇ、どうしたの?」俺の視線に気づき不審がる理佐ちゃん

「悟空がさ絶対に宰相にヤラれてるはずだって言うからさ」

答えた瞬間俺に掌底気味にビンタ入れる理佐ちゃんに崩れ落ちる俺

返す刀で「オレクンダイスキ!オレクンダイスキ!」って緊箍児の呪文を唱えて悟空の頭を締め上げる理佐ちゃん

「人がピンチの時にゲスい話ししてんじゃねーよ」って俺と悟空を秒殺してドス効かせるくせに

「本当に怖かったんだから〜」
なんて泣き出しちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0068名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)2018/02/18(日) 14:04:58.33ID:c31wn2d3a
>>66
再編集したのも混ざってますからw

本当は「帰ってきた隣の席の理佐ちゃん」と「愛しの嫁理佐ちゃん」も再編集したかったんですけど両方で80話越えちゃうんで断念しました
0069名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)2018/02/18(日) 14:06:31.43ID:c31wn2d3a
>>67
遂に200話に到達・・・長かった、、、涙
0070名無しって、書けない?(西鉄大牟田線) (ワッチョイWW 153.184.105.94)2018/02/18(日) 18:35:13.17ID:u/SEg2ZF0
いいね(`-ω-´)✧
0071名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/02/18(日) 18:46:16.63ID:h1EXqnWRK
200話おめでとうございます♪
【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】 	->画像>5枚
似てないみゆきちゃんも駆けつけました
0072同じクラスの理佐ちゃん 第9話(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)2018/02/18(日) 19:02:19.91ID:u2jrPs0wa
「ねぇ、なに食べてんの?」
お昼休みに学食で買ってきた焼きそばパンを食べてる俺に話しかけてくる理佐ちゃん

毎日休み時間に俺のジグゾーパズルを崩しに来てる理佐ちゃん
当たり前のように俺の前の席に座る理佐ちゃん

席の主が教室に戻ってきたが超美人の理佐ちゃんにどけなんて言えるわけもなく遠くから見てる

軽く手をあげて席の主に謝る俺

「どうしたの?」俺の動きを不思議がる理佐ちゃん

「なんでもないよ」って言いながら袋に入った焼きそばパンを取り出す俺

「もう1個あったんだ」って何が可笑しいのか分からんが笑う沸点の低い理佐ちゃん

それだけでドキドキしてしまう、理佐ちゃんに恋する俺

だいぶ慣れてきて普通に話せるようにはなったけど予測の範囲を越えられるとドキドキしちゃうぜ

「そっか理佐ちゃんはもやししか食べないんだもんね」笑いながら焼きそばパンを食べ始める俺

「うん、なんか恥ずかしいな・・・」って照れる理佐ちゃん

うん?もやしは触れちゃ不味かったのか?
なんか家計の事情かもしれないもんな・・・

「ごめん、もやししか食べられない家の人もいるのに・・・」慌てて謝る俺に

「貧乏と勘違いしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「もやしはダイエットしてるだけだよ」なんて苦笑いの理佐ちゃん

「そうなんだ、なんか恥ずかしいって言うから・・・」勘違いしちゃって恥ずかしいのは俺の方だよなんて落ち込んでたら

「恥ずかしかったのは・・・俺君が私がお昼にもやししか食べないの知っててくれたからだよ」なんて照れ隠しに素っ気なく言う理佐ちゃん 

「うん?」意味わかんねぇ俺

「鈍いよ」って俺を冷めた目で見る理佐ちゃん

「俺君が私のこと見ててくれたのが嬉しかったから恥ずかしいの」
なんて照れながらも言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0073名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)2018/02/18(日) 19:06:01.15ID:u2jrPs0wa
>>70
読んでいただきありがとうございますm(__)m

>>71
ありがとうございますm(__)m

雰囲気は伝わってきますw
0074名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)2018/02/18(日) 19:08:31.88ID:u2jrPs0wa
義理の妹理佐ちゃんとかも書いてみようかな
0075同じクラスの理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)2018/02/18(日) 20:01:55.02ID:u2jrPs0wa
「嬉しかったから恥ずかしいってのは完全に恋だよな」
昨日の理佐ちゃんとの会話を反芻しながら学校に向かう俺

そろそろ告るか?いやいやまだ早いか?万が一振られたら卒業までどうする?
そうでなくたって理佐ちゃんに会うためだけに学校来てんのに・・・

そんな俺に背後から「おはよう」の声だ

振り向くと理佐ちゃんだ

「珍しいね俺君がちゃんとした時間にこの道歩いてるなんて」イタズラな笑顔で皮肉を言う理佐ちゃん

「最近、朝の目覚めが良いんだよね」
朝から愛しの理佐ちゃんに会えたウキウキを悟られないよう両手をポケットに入れて高鳴る胸の鼓動を抑える俺

「毎朝、理佐ちゃんに会えるなら頑張って早起きしようかな」ってちょっと勇気出してみる俺

「遅刻防止に私を使わないで」って可愛い理佐ちゃん


「あっ!?お弁当忘れちゃった」
学校が見えてきた辺りで突然棒読みで三文芝居始める理佐ちゃん

「今日のお昼どうしよう・・・」なんて言いながら俺の方をチラチラ見る理佐ちゃん

これはなんだ・・・


「ぎゃっはははは」
教室の自分の席に着いても笑いが止まらない俺

「笑ってんじゃねーよ」
小声で言いながら当たり前のように俺の前の席に座ると横向いて拗ねる理佐ちゃん

ちょうど登校してきた席の主に両手併せて謝る仕草する俺

「ねぇ、聞いてる」って文句言う理佐ちゃん

仲良くなってきたせいか意外とワガママな面もある理佐ちゃんにますます惹かれる俺

「焼きそばパン食べたくて棒演技したのまで聞いた」って理佐ちゃんをからかう俺

「俺君のバカ」
キレて自分の席に戻ってく理佐ちゃん

入れ替わりに俺の前の席に座る席の主

「俺君、渡邉さんと付き合ってんの?」なんて席に着くなり聞いてくる席の主

「そう見える?」って世界一の美人理佐ちゃんと付き合ってんのなんて聞かれて優越感半端ない俺

「見えるよ、休み時間のたびに俺君とこ来て楽しそうに話してるし帰りも一緒に帰ってりし」なんてよく見てんなこの野郎

「あんま人に言わないでね、理佐は恥ずかしがりだから」なんてちゃっかり理佐ちゃんを呼び捨てしちゃう俺

「凄いな俺君、世界一の美人と付き合ってるなんて羨ましいよ」
絶対モテないであろう前の席の主の羨望の眼差しが気持ちいい俺

俺の優越感を知らぬ間に大きくしてくれちゃう理佐ちゃんだから好き
0076同じクラスの理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/02/18(日) 20:39:39.14ID:bmw/BYCva
「わ〜い」
嬉しそうな声出して俺のジグゾーパズルの邪魔をする休み時間の理佐ちゃん

さっきあんなにキレてたからゆっくりジグゾー出来ると思ってたのに・・・

そしてお昼休み

「理佐ちゃん焼きそばパンでいいの?」
朝、あんなことがあったからには絶対に自分から買ってきてとは言わないであろう理佐ちゃん
あんな激戦区なパン売り場に理佐ちゃんを行かせるわけにはいかない

「うん、焼きそばパン食べたい」
女ってのは現金なもんで満面の笑みを浮かべる理佐ちゃん


「焼きそばだね」いたってシンプルな感想な理佐ちゃん

俺の机の横に自分の椅子を並べて焼きそばパン食べてる理佐ちゃん

楽しそうではある

「なんか物凄い美味しい食べ物だって想像してた」

「うん?別に」って拍子抜けな返事の理佐ちゃん

「なんだ、さっきあんな笑顔するから凄い美味しいの期待してんのかと思った・・・」
なぜかちょっとガッカリする焼きそばパン大好きな俺

「ごめん、焼きそばパンじゃなくて好きな人と同じ物が食べたかったんだ」なんてポロリと言う理佐ちゃん

マジか!?って立ち上がりめっちゃ理佐ちゃんをガン見する俺

「い、いま・・・俺のこと・・・好きな人って、言わなかった?」胸のドキドキで言葉がうわずります

「え〜っ!違うよ、そういう意味じゃないからね」って慌てて否定する理佐ちゃん

「いや、違く無いでしょ、言ったもん今、好きって」って食らいつく俺に

「うるさい!黙って!」
なんてキレた振りして自分の席にかけってく理佐ちゃん

その可愛い後ろ姿にますます恋させちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0077同じクラスの理佐ちゃん 第12話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)2018/02/19(月) 02:04:23.98ID:cEfwD/tca
「絶対そうだと思ったんだよ」
なんとなく感じてはいたし、うすうす気づいてもいたんだ
ただそれがあまりにも幸せ過ぎるんで現実にしちゃいけない気がして
無意識に気づかないふりしてたんだよ俺は

だがそんな弱気な日々にさよならだ

ついに理佐ちゃんの口から聞いた好きな人

俺は今日のために生まれて来たんだよな〜

「あぁ〜早く放課後プリーズ」なんて浮かれる俺

そして待ちに待った放課後だ

理佐ちゃんが来るのを校門の外で待つ俺

「理佐ちゃんまだかな?」ドキドキしながら校舎の方を見張る恋する俺

そんな俺の背後から

「待ちぶせしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「びっくりした!?」って腰抜かす俺

「絶対、待ちぶせしてると思ったから裏門から出て来たんだよ」って笑う理佐ちゃん

さすがへそ曲がりな女理佐ちゃんだ

「ほら、帰ろう」
裏をかかれて戦意喪失な俺を促す理佐ちゃん

理佐ちゃんの先制攻撃にやられてしまいペースをつかめず雰囲気を作れない俺

いや、元々そんな能力持ってないけど・・・

結局、いつもの仲の良い二人のまま駅が見えてきちゃった・・・

でも理佐ちゃんと並んで歩いてるだけで幸せだからずっとこのままでも良いや

なんて負け犬な幸せ論に浸るダメな俺

「ねぇ、明日からは一緒に帰るって約束しない」なんて突然言い出す理佐ちゃん

「約束?」って聞く俺に

「うん、約束してた方が安心なんだよね、俺君が待ちぶせしてくれてなかったらどうしようって考えちゃうから」
なんて言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0078帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.251.247.38)2018/02/19(月) 03:41:35.43ID:UZkQo/mwa
「お〜い!朝だよ〜!」
月曜の朝は愛しの理佐ちゃんの声も遠くに感じて起きれない俺

「ねぇ、ご飯冷めちゃうから起きて」
なかなか起きない俺に作戦を変えて優しくささやく作戦に切り替えてくる理佐ちゃん

試しに薄目を開けてみる俺

うおっ、めっちゃ近くに理佐ちゃんの顔

俺の顔を覗き込む理佐ちゃんのあまりの可愛さに跳ね起きる俺

「やっぱり、起きてた」
跳ね起きた俺を見て寝たふりしてたと勘違いして笑う理佐ちゃん

「早くご飯食べないと月曜の朝から遅刻しちゃうよ」なんて俺を急かす理佐ちゃん


「ごちそうさま」ご飯を食べ終え食器を運ぼうとする俺に

「いいよ、私やっとくから」なんて言ってくれる理佐ちゃん

「あれ?エプロン変わった」朝ご飯食べてやっと観察力が戻ってきた俺

「わあ、気づいてくれた」って嬉しそうに笑う理佐ちゃん

「当たり前じゃん愛する理佐ちゃんのエプロンだぜ」って胸を張る俺に

「変えたの1週間前だけどね」って苦笑いする理佐ちゃん

軽く落ち込むナイーブな俺

「気にしないでいいよ、前に変えた時は私が教えるまで気づかなかったんだから、進歩してるよ」
なんて褒めてくれる理佐ちゃん、俺に甘くねえか?


「じゃあ、行ってきま〜す」
スーツに着替えてバッチリ髪形決めてエリートビジネスマンに変身な俺

「俺君、ネクタイ曲がってるよ」なんて俺のネクタイ直してくれる理佐ちゃん

「理佐ちゃんありがとう」そう言って理佐ちゃんを抱きしめようとする俺を

「ウザいよ」の一言で一刀両断するくせに

行ってらっしゃいのキスは忘れないでしてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0079帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)2018/02/19(月) 11:21:11.38ID:cEfwD/tca
「思ったより残業が長引いちゃいそうだから先にご飯食べてて」
なんて理佐ちゃんにLINEする健気な俺

俺が愛しの理佐ちゃんが待つ我が家に真っ直ぐ帰らないのは結婚以来始めてのことだ

本当は一刻も早く理佐ちゃんの元に帰りたいけど仕事の付き合いなんだ許してくれ理佐ちゃん

「うちの理佐ちゃんは美人と可愛いに関しては人類の最高到達点だからギャッハハハハ〜」

愛しの理佐ちゃんが我が家で待っているというのに独身以来のキャバクラに盛り上がる俺

愛しの理佐ちゃんを自慢しながら飲む酒は最高だ!なんて高笑いの俺

「無礼なこと聞くんじゃねえブス!てめえなんかを神様の最高傑作理佐ちゃんと比べられるかバカ野郎、ギャッハハハハ」

キャバ嬢に「私と奥さんどっちが綺麗?」なんて聞かれて高笑いしながら激昂する俺

「俺が信長だったらお前の親族全員焼き討ちにするとこだぞ」って理佐ちゃんの名誉を傷つける輩は絶対に許さない愛妻家の俺


「ちきしょう!なんだって俺はキャバのお姉さんたちにモテないんだ!」
終電を逃すまいと駅に急ぎながら嘆く俺

「やっぱり理佐ちゃんと結婚するのに一生分の女運を使い果たしちゃったのかな」なんて電車の窓から夜空を見ながら哲学的なこと考える俺

「理佐ちゃんもう寝ちゃってるかな〜」なんてぼやきながら駅を出る俺

理佐ちゃんが寝てないことを祈りながら家路を急ぐ俺
キャバで振られた夜はいつだって理佐ちゃんの笑顔が見たい!


「ねぇ、何時だと思ってんの!」
起きててくれたけど笑顔じゃなくて怒り顔の理佐ちゃん・・・でも可愛い

「LINEしたのに見てもくれてないし」ってむくれる理佐ちゃん

「ごめんなさい」って素直に謝りながらLINEをチェックする俺

「遅くなっても夕飯待っててあげるから無理しないで頑張って」
なんて理佐ちゃんの優しいLINEに涙がこぼれる俺に

「そんなLINEでいちいち泣いてんじゃねーよ」って笑いながらドス効かす理佐ちゃん

「ご飯温め直すから早くお風呂入ってきて」
なんて優しく言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0080三蔵な理佐ちゃん 第201話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)2018/02/19(月) 12:33:22.51ID:cEfwD/tca
「俺が来たからにはもう平気だからね」
両手で目をこすりながら本格的に子供泣き始めた理佐ちゃんを抱きしめる俺

うん?顔形はそっくりでもクラリサより理佐ちゃんの方が全然心地良いな・・・
なんて言うのか?この感じ、めっちゃ脳内麻薬出まくってるみたいな・・・

この幸せ感の原因が何かを確かめるために理佐ちゃんを慰める振りして触りまくる俺

「おぉっ!めっちゃ気色ええやん!」ってどんどん違う意味の幸せ感が増す俺に

「どさくさ紛れに触ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「誤解だよ、なんか理佐ちゃんとクラリサの抱き心地が違うから確かめてただけだよ」ってそんな言い訳で大丈夫か?な俺

「うわっ、キモくて最低・・・」なんてドン引き理佐ちゃん


「こんな時にケンカは止めませんか?」
俺と理佐ちゃんの雲行きが怪しくなってきたとこで間に入ってくれる悟空

理佐ちゃんに緊箍児で締め上げられた頭がまだ痛そうだ
と言う俺も理佐ちゃんの掌低で脳を揺らされたせいか足元が覚束ない

さてどうしたもんかと床に座って思案する俺

その俺に寄りかかって寝ちゃう理佐ちゃん

「ちきしょう、寄りかかられてると動くわけいかないからパンツ見れねえじゃん」
理佐ちゃんのパンツ見たい欲と理佐ちゃんの安眠を守りたい欲の狭間でぼやく俺

「うーん、俺君早く助けに来て・・・むにゃむにゃzzz...」なんて寝言が可愛い理佐ちゃん

この寝顔を守るためなら喜んで命を捨てる覚悟の俺
しかし、永遠に見ていたい寝顔だなぁ、、、zzz


「寝てんじゃねーよ」
ドス効かす理佐ちゃんに揺り起こされる俺

「ヤベッ、理佐ちゃんの可愛い寝顔みてたら寝ちゃったよ!理佐ちゃんの寝顔どんだけ1/f揺らぎなんだよ」って嘆く俺

「いちいち褒めないでよ」
なんて照れ隠しに拗ねる理佐ちゃんだから好き
0081名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)2018/02/19(月) 12:38:47.66ID:cEfwD/tca
300話までには天竺にたどり着きたい
0082三蔵な理佐ちゃん 第202話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)2018/02/19(月) 14:28:43.94ID:cEfwD/tca
「目は覚めたかね?」
俺たちが目を覚ますのを待ってたかのように護衛を従えて部屋に入ってくるロリコン宰相

「こわ〜い」
ささっと俺の背中に隠れるビビりな理佐ちゃん

その理佐ちゃんを見て一瞬苦々しい表情になる宰相
足を引き摺りながらこっちに近づいてくる

「クラリサの偽者を送り込んで何がしたかったのかは知らんがもう少しマナーや言葉使いを仕込んでおくべきだったな」
理佐ちゃんを指差して皮肉な笑みを浮かべる宰相

「うるせえ、てめえが馬鹿にしてる雑な部分こそ理佐ちゃんの魅力じゃボケ!」って言い返す俺

「おおかた理佐ちゃん襲って金玉蹴り上げられたんだろ?タコ野郎、理佐ちゃん馬鹿にしたてめえは死刑確定だからな覚悟しとけよ」
理佐ちゃんをクラリサより下に見られた気がして怒髪天を突いちゃう俺


「そうだそうだ!お前こそお姫様の命狙って何考えてんだ?」
いきり立って言い返す単細胞バカな悟空

「ちっ、お前余計なこと言うなよ、クラリサが襲われた時に一緒にいたのがバレちゃうだろ」
慌てて悟空に文句言う俺

「もう遅いな、色々知られてるみたいだからクラリサ共々始末してやる」なんて冷酷なこと言う宰相

「俺たちが死んだらお前が国の金を不正流用してる証拠が世に出るけどかまわねえか?」
どうせクラリサ暗殺未遂を知ってるのもバレちゃったしこの際金庫破りもカミングアウトしてブラフかます俺

俺のブラフに表情が変わる宰相


「とりあえず時間稼いだから悟空何とかしてくれ」

ロリコン宰相が苦虫を噛み潰したような顔して引き揚げたの見てほっとする俺

「ねぇ、なんで分かったの?」理佐ちゃんが聞いてくる

「うん?」

「私があいつの・・・蹴ったのなんで分かったの?」
なんて本当に宰相の金玉蹴り上げちゃってた理佐ちゃんだから好き
0083三蔵な理佐ちゃん 第203話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)2018/02/19(月) 23:45:17.60ID:cEfwD/tca
「やっぱり天井からが無難ですかね」
悟空が俺が蹴破った穴を指差して言う

天井に入ってダクトに伝わって行けば通風口から外に出れるか・・・

潔癖な理佐ちゃんが天井裏なんて匍匐前進出来るかな・・・

うーん?見たいな・・・匍匐前進してる理佐ちゃんを後ろから

「悟空、俺もそれしか無いと思う」悟空を強く後押しする俺


「理佐ちゃんちょっとの我慢だから辛抱して」
そう声をかけて天井から手を伸ばす悟空に理佐ちゃんの手が届くように踏み台替わりにひざまづく俺

「ちょっと待って、俺君これして」
なんてどこから持って来たのか手ぬぐいで目隠しを強要する理佐ちゃん

「ちっ、楽しみがひとつ減ってしまったわ」って呟いて目隠しされる俺

しかも警戒心の強い理佐ちゃんは天井裏を這いつくばる間も俺に目隠しさせたままだ・・・なんて女だ

「ねぇ、なんで俺君が宰相の不正流用の証拠なんて持ってるの」
目隠しで前が見えない俺の手を引きながら理佐ちゃんが聞いてくる

「ブラフだよ、政治家なんてみんなああ言われりゃ思い当たる節はあるだろうからね」って適当に誤魔化す

理佐ちゃんは何も知らなくていい
神様の最高傑作を共犯者にするわけにはいかないからな

そしてたどり着いた通風口

「てめえ、こんな大事な時に方向音痴出すって緊張感無さ過ぎじゃねえか・・・」

喜び勇んで通風口の蓋を蹴破って外に出てみたら海側の時計台の真横に出ちゃった俺たち

「なんで街側から侵入したのにわざわざ海側にでんだよ、元きた道を戻るだけだろが」

なんてくどくど文句言ってたら筋斗雲に乗ってどっか行っちゃう悟空・・・なんて奴だ

「もう、あんたなにやってんの!悟空ちゃん怒ってどっか行っちゃったじゃん」
いざとなったら一番頼りになる悟空が飛び去り、口だけ野郎の俺が残るとゆう非常事態に怒り心頭の理佐ちゃん

その理佐ちゃんを狙って飛んできた銃弾

あわや逸れたけど何が起こったか分からずに呆然とする理佐ちゃん

「理佐ちゃんこっちこい」
理佐ちゃんの手を強引に引っ張って時計台の中に逃げ込む俺

恐怖に震える理佐ちゃん

「理佐ちゃん見てて」

握りしめた手から花を出す俺

さらにその花を理佐ちゃんに持たせて世界中の国旗を出す手品を披露する俺に

「こんな時に手品なんてやってんじゃねーよ」ってマジなドス効かす理佐ちゃんだから好き
0084三蔵な理佐ちゃん 第204話(庭) (アウアウカー 182.250.243.47)2018/02/20(火) 00:24:40.00ID:z+GXz3ELa
「ちきしょう、クラリサなら笑ってくれんのに」
理佐ちゃんの気持ちを和らげようと取って置きの手品がスベって悔しさのあまり床を叩く俺

叩いた拍子に床の羽目板が外れて中から大量の紙幣が
なんやこれ〜って慌てて紙幣をかき集める意地汚い俺に

「俺君、私よりクラリサのこと好きになっちゃったの?」
なんてさっきの俺の言ったこと気にしてる理佐ちゃん

「何回も言うようなことじゃねえけど今日の理佐ちゃん頑張ってるから特別な、俺は同じ顔なら茨城あたりの育ちの悪い感じの娘の方が遥かに好きだよ」
言ったは良いけど恥ずかしいので照れ隠しに紙幣をかき集める俺

そんな俺に抱きついてくる理佐ちゃん

「どうした理佐ちゃん!?」

「ううん、なんでもないよ」
なんて言って俺から離れない理佐ちゃん

「理佐ちゃん、チューぐらいは良いかな?」って理佐ちゃんの甘い匂いに誘惑されちゃう俺

「うーん?チューだけだよ」なんてさらにくっついてくる理佐ちゃん

やった〜どさくさ紛れに理佐ちゃんの初めてもいたたきだ〜

って時に

「余裕っすね」って声かける悟空

慌てて俺を弾き飛ばす恥ずかしがり屋な理佐ちゃん

「ピンチだと思って助けに戻ってきたのになぁ」なんて俺と理佐ちゃんをからかう悟空

「それに俺君の抱えてる紙幣は偽札ですよ」
なんて俺にとって一番ショックなこと言う悟空

「なんてこったい」って落ち込む俺

「八戒から連絡が入りまして銀行から盗んだ金の一部が偽札だったらしいです」
俺を理佐ちゃんから離してヒソヒソ話で話す悟空

「偽札で不正流用の穴を埋める計画だったのか」

「今ごろ八戒が警察とテレビ局に持ち込んでますよ、もちろんクラリサ暗殺の件もね」
俺にウィンクする悟空、マジキモい

そっちの対応に忙しくて俺と理佐ちゃんどころじゃなくなっちゃったってわけか


「やっぱり八戒ちゃんとカッパちゃんは有能だな」
泥棒のことは伏せて説明する悟空の話を聞いて八戒と沙悟浄を褒めちぎる現金な理佐ちゃん

「うん?理佐ちゃん髪の毛ちょっと焦げてるよ」

「うそ?」って髪を触って確かめる理佐ちゃん

「さっきの弾かすってたんだ〜」
って髪がちょっと焦げたぐらいで騒げるほど余裕が出てきた理佐ちゃんだから好き
0085同じクラスの理佐ちゃん 第13話(庭) (アウアウカー 182.251.247.40)2018/02/20(火) 01:58:30.85ID:bVDn7cRqa
「眠気が半端ない・・・」
授業中だというのに眠気との戦いに負けそうな俺

さっきから理佐ちゃんが心配そうに見てる

心配かけまいと理佐ちゃんに手を振る俺
昨日までの俺ならこんな大胆な行動は出来なかっただろう

だが今日の俺は昨日までの俺とは違う
今日の俺は理佐ちゃんと毎日一緒に帰る約束をした男なのだ

そんな、男としてはこれ以上無いであろう自信を胸に理佐ちゃんに手を振る俺

いつになく大胆な俺の行動に驚き、回りの目を気にして慌てて黒板の方を見る恥ずかしがりな理佐ちゃん

でも、ちょっと時間差だけど小さく目立たないように手を振り返してくれる愛しの理佐ちゃん

休み時間と同時に俺の元へ飛んで来る理佐ちゃん

「ねぇ、大丈夫?」
なんて聞きながら、もはや休み時間の理佐ちゃんの指定席になってる俺の前の席に座る理佐ちゃん

「うん?なにが」

「もう、なにがじゃないでしょ、凄く眠そうだよ」
心配そうに俺の顔を覗き込む理佐ちゃんにドキドキ高鳴る俺のアムール

落ち着くんだ俺、今日から一緒に帰るんだろ!顔を覗き込まれたぐらいでドキドキしてたら将来結婚式で誓いのキスする時どうすんだ

なんて理想の未来に思考が飛躍しちゃって落ち着くなんて無理な俺

「昨日寝てないんだよね」って照れること言わすな理佐ちゃんな俺

「寝てないの!?」

「うん、寝て起きたら夢になっちゃってたらヤバイからさ」ってますます照れる俺

「うーん?夢・・・ごめん、意味わからないからもう少しちゃんと話して」って優しく聞く理佐ちゃん

「理佐ちゃんと一緒に帰る約束したのが朝起きたら夢だったみたいなことになってたら嫌だったから寝なかった」

「え〜〜っ!?」
俺の理佐ちゃんと一緒に帰るに対する執念にびっくりする理佐ちゃん

「もう、なにやってんのよ」って呆れる理佐ちゃんだけど

「これから私とデートの約束したり、もっと大事な約束するかも知れないんだよ、そのたびに徹夜してたら早死にしちゃうよ」
なんて俺と似たような理想の未来を描いてそうな理佐ちゃんだから好き
0086帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.251.247.40)2018/02/20(火) 02:58:33.45ID:bVDn7cRqa
「わっ!?まだ着替えてない・・・」
日曜日ぐらいのんびりしようかと思っていた俺

しかし、意に反し愛しの理佐ちゃんに朝の6時前から起こされた俺

訳が分からず録画しといた吉岡里帆のドラマを見てる俺

「ほら、早く着替えて〜」理佐ちゃんに急かされるまま着替える俺

「どっか行くの?」
遅ればせなが理佐ちゃんが急いでいるのがお出かけのせいだと気づいた俺

「やっぱり忘れてた」お弁当を手提げ袋鞄に入れながらぼやく理佐ちゃん


「何日も前から約束してたでしょ、昨日の夜も確認したよ」
理佐ちゃん言うところの約束を果たすために海に向かって親戚のオッサンから貰った愛車軽トラを走らせる俺

「マジか・・・昨日の夜は競馬の予想に必死過ぎて適当に返事したかも」なんてダメな俺

「もう、私と一緒に帰る約束したら夢になるのが怖くて徹夜してた俺君どこ行っちゃったの?」なんて拗ねる理佐ちゃん

「あん時はまだ高3だったから8年前かぁ」目を閉じて懐かしむ理佐ちゃんとの日々

うっかり車線をはみ出し対向車の大型トラックにクラクション鳴らされる俺

「運転中に目つむってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「本当に世話焼けるな俺君は・・・好きになってからずっと心配ばっかし」
なんて俺を幸せにしてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0087帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/02/20(火) 12:25:37.25ID:p7EiYoFla
「美しい理佐ちゃんよ♪限りない可愛さよ♪この胸のトキメキよ理佐ちゃん〜♪」
海を目指して快適に走る俺の愛車軽トラ

横を見りゃ世界中のどんな景観を束にしたより遥かに美しい愛しの理佐ちゃんだ!
俺じゃなくたって気分も揚がって理佐ちゃん替歌も歌いたくなるってもんだ!

「替歌歌ってんじゃねーよ」
ドスは効かせるものの海が近づいてきて機嫌の良さは隠せない理佐ちゃん

「理佐ちゃんも俺の替歌歌ってよ」
理佐ちゃんの機嫌の良さに便乗してお願いする俺

「歌いません」キッパリと俺に引導渡すクールな理佐ちゃん

「ねぇ、俺君♪なんで好きになっちゃったのかな♪」仕方なく自分で歌う俺に

「西野カナ歌ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ほら、これ食べて静かにしてて」
なんて朝ごはんようにおむすび作っといてくれた理佐ちゃん

理佐ちゃんにおむすび食べさせてもらって幸せな俺、運転してて良かった

「特別にポテチののり塩も買っといてあげたんだよ」
おむすびのおかずにはポテチののり塩という俺のこだわりを覚えてる理佐ちゃん、嫁の鏡やん

「昨日買っといてくれたの?夜中にお菓子漁ってたけど全然気づかなかった」って呟く俺に

「俺君、見つけると全部食べちゃうから隠しといたからね」
なんて得意顔で言いそうな理佐ちゃんだから好き
0088帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/02/20(火) 13:09:34.50ID:p7EiYoFla
「眠くなっちゃった」
運転中の俺におむすびとポテチを食べさせるとうとうとし始める理佐ちゃん

「寝てていいよ、まだまだ時間かかるから」なんて優しい俺

「俺君がひとりで運転可哀想だから起きてる」
なんて俺よりさらに優しい理佐ちゃんだけど

「うーん、俺君ごめんzzz...」って数分後には夢の中だ

朝も早からおむすび作ったりお弁当作ってたんだ無理もない
理佐ちゃんが寒くないように自分の上着を脱いでかけてあげる俺

目を覚ました理佐ちゃんの目に最初に映る景色を海にするためにスピードを上げる俺、愛ってスピードだろ

そしてあっさりスピード違反な俺

「捕まってんじゃねーよ」ってパトカーが遠ざかるの見ながらドス効かす理佐ちゃん

「あぁ・・・寝なきゃ良かった」って俺より落ち込む理佐ちゃん

「ごめん、目覚ました理佐ちゃんに海見せてあげたくて・・・」謝る俺

「それは・・・ありがとう」って照れる理佐ちゃん


「わぁ、綺麗だねぇ」
海が見えてきてはしゃぐ理佐ちゃん

2月の海は逆巻く波がただただ痛そうで俺にはとても綺麗には見えない・・・

やはりアウトドアな理佐ちゃんとは感性が違うのだろうか・・・?

駐車場に軽トラを停めて砂浜へ

誰もいない・・・こんなに寒いんだ当たり前か・・・

「わぁ、めっちゃテンション上がるね」
なんて海に向かって駆けってく野生に帰る理佐ちゃん

誰もいない砂浜を走る理佐ちゃんはこの世の何よりも美しい
寒いけどこんなに綺麗な理佐ちゃん見れたから良しとしよう

「俺君、早くこっち来て〜」
なんて波打ち際で手招きする理佐ちゃんだから好き
0089名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/02/20(火) 14:56:43.35ID:p7EiYoFla
理佐ちゃんdocomoのCMおめでとう
0090帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/02/20(火) 14:57:21.79ID:p7EiYoFla
「早くこっち来て〜」
なんて波打ち際で誘う理佐ちゃんの可愛さにふらふら近づいたのが運のつき

「俺君、ほら!」
なんてはしゃぐ理佐ちゃんが海の水をかけてくる

「やめろ〜」って言いながらやり返す俺

「やだよ」って負けず嫌いに火がついてさらにやり返してくる海の女神理佐ちゃん

思いがけず楽しく海水の掛け合いに引きずり込まれる俺


「寒いよ〜」
水遊びの代償は大きく2月の海の厳しさに震える俺

「弱っ・・・私なんて全然平気だよ」って得意顔のる理佐ちゃん

当たり前じゃ、愛しの理佐ちゃんに風邪は引かせられんとさりげなく理佐ちゃんが濡れないように俺が配慮したからじゃ

なんてこと理佐ちゃんには言えない俺

「やっぱ理佐ちゃん強えよ・・・」っておべっか使う負け犬な俺


遊ぶだけ遊んで理佐ちゃんの作ったお弁当食べたら眠くなっちゃった俺

「今日は特別だからね」なんて膝枕してくれる理佐ちゃん

理佐ちゃんに頭撫でてもらいながら夢の中へ

「ねぇ、俺君♪なんで好きになっちゃったのかな♪」

何処からともなく聞こえてくる天使の歌声に跳ね起きる俺

「理佐ちゃん!?今、替歌歌ってくれてた?」

「知らない」
泡を食って聞く俺にそっぽ向いて答える顔が真っ赤な理佐ちゃん

「照れんなよ〜」ってからかう俺に

「うるさい!黙って!」って照れ隠しにキレる理佐ちゃん

「からかったからもう歌ってあげないからね」
なんて拗ねちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0091三蔵な理佐ちゃん 第205話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)2018/02/20(火) 21:02:08.06ID:/y/8mLqpa
「これで隠しとけば」
理佐ちゃんの頭に王家の後継者を証しするティアラを載せる俺

「隠れた?」
ティアラで上手に髪のお焦げを隠して聞く理佐ちゃん

「うん、隠れたし世界一可愛い」ってうなづく俺

「ありがとう」って微笑む理佐ちゃん

いつの間にか城の周りには警察とマスコミが集まって凄い人だかりだ

「俺君有りましたよ」
悟空がダイナマイトを持って戻ってくる

「ねえ、ダイナマイトなんてどうするの」訝しげに聞いてくる理佐ちゃん

「警察とマスコミに観音菩薩からの慈悲」って笑う俺


ドッカーン!!!

物凄い音で吹っ飛ぶ時計台

舞い上がる偽札の花吹雪

爆発で城に入る口実が出来た警察が乱入してくる


「これでロリコン宰相も失脚ですね」
丘の上から城を見下ろしてしみじみ語る悟空

「あの野郎、理佐ちゃんのこと撃たせやがったからな、本当は死刑なんだけど理佐ちゃんが許してやれって言うからよ」
慈悲深い理佐ちゃんには困ったもんだよ

「だって髪の毛先がちょっと焦げただけだから可哀想じゃん」ってどこまでも優しい理佐ちゃん


「あっさり寝ちゃいましたね」
車を運転する俺の横で寝息をたてる理佐ちゃんを後ろの席から覗き込む悟空

最初は興奮気味に今日一日のことを話してたけど俺と悟空が一緒にいる安心感で気が緩んだのかあっさり寝ちゃった理佐ちゃん

「一人で不安だったろうからな」

理佐ちゃんの可愛い寝顔見てようやく理佐ちゃんを取り帰した実感湧いてきた俺

いつまでも眺めてたい寝顔の理佐ちゃんだから好き
0092三蔵な理佐ちゃん 第206話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)2018/02/20(火) 21:51:21.94ID:/y/8mLqpa
「ちょっとした革命騒ぎだな」
クラリサとクラリサの支持者が臨時政府を設けたホテルに帰る俺と理佐ちゃんと悟空

「俺さん!」
俺の顔を見るなり抱きついてくるクラリサ

めっちゃ良い匂いや・・・

理佐ちゃんの厳しい視線が気になってクラリサを抱きしめそうになる手と戦う俺
なんとか抱きしめたがる我が両手との戦いに勝って理佐ちゃんを見る

満面の笑みを浮かべる理佐ちゃん

それから1週間

なんとか混乱もおさまり三蔵一行が天竺へと旅立つ日がやってきた

「じゃあどうしてもこの国には残ってくれないんですね」悲しい瞳で俺を見つめるクラリサ

皆と少し離れたとこに喚ばれてクラリサに残って欲しいなんて頼まれたモテる俺

「君はしっかりしてるし大人だから俺なんか居なくても平気だと思うんだけどさ、俺の理佐ちゃん、君と似てるの外見だけで意外とぽんこつでさ、目が離せないんだよね、ごめん」
なんて理佐ちゃんの方を見ながらクラリサに謝る俺

ヤバイなまた理佐ちゃんに焼きもち妬かれるな・・・

「理佐ちゃんのこと愛してるんですね、私だけじゃなくこの国まで救っていただき本当にありがとうございます」 
爽やかな笑顔で俺に頭を下げるクラリサ

俺たちを見送るクラリサが遠ざかる

クラリサに手を振る俺に
「お姫様の心盗んでんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

なんて言っていいか分からず戸惑う俺に

「ねぇ八戒ちゃんから聞いたんだけど、お姫様が銃撃された時に私の名前叫んで助けたのってさ・・・」最後の方は小声になる理佐ちゃん、照れてんのか?

「咄嗟過ぎてクラリサのこと理佐ちゃんのつもりで庇ってた、クラリサには悪いけど理佐ちゃんだと思わなかったらあそこまで命張れなかった」
なんだかんだ言いながら結局理佐ちゃんファーストな俺に

「嬉しいな、本当はねちょっと焼きもち妬いてたんだ」
なんて言いながら手繋いできそうな理佐ちゃんだから好き
0093名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)2018/02/20(火) 21:59:21.76ID:/y/8mLqpa
三蔵な理佐ちゃんシリーズ
カリオストロの城編がやっと完結しました

原案の「カリオストロの城」がうろ覚えだったのと途中妄想が暴走してしまい原案から離れてしまったのはお許しくださいm(__)m
0094帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)2018/02/20(火) 23:14:50.79ID:/y/8mLqpa
「俺君!俺君!お〜い俺君〜!」
理佐ちゃんが俺を呼んでいる
いや、呼んでるんじゃなくて居ないことを確認してるんだな

俺が愛しの理佐ちゃんを残して死んだのが1年前
しかし、理佐ちゃんへの未練から成仏出来ずにさ迷ったあげく
ラッキーなことになんとか理佐ちゃんの背後霊になって半年

風呂に入るたびに覗かれるのを警戒するのが当たり前になってしまった理佐ちゃん

「幽霊舐めんなよ、うっかり返事したら居るのバレちゃうじゃねぇか」って理佐ちゃんの上手を行く俺

天井に張りついて気配を殺した甲斐あってお風呂に入る理佐ちゃん

「うひょ〜理佐ちゃんの裸いただき」
なんて歓喜の雄叫びあげて理佐ちゃんの居るお風呂に一直線な俺

「ちきしょう!なんでだ!」
何度チャレンジしてもガラスに跳ね返される背後霊な俺

「ばーか、お札貼っといたんだよ」ってアッカンベーする理佐ちゃんだけど

童貞のまま死んだ俺にはバスタオル巻いただけの姿で充分エロい・・・


「ねぇ、さっき思ったんだけどさお札に弱いってことはあんた悪い霊なんじゃないの?」
お風呂上がりにアイス食べながら酷いこと宣う理佐ちゃん

「お札に弱いのが悪い霊だけなんて理佐ちゃんたち生者の考え違いだよ」って適当なこと言って誤魔化す俺

「本当かな?試しにお祓いしてもらおうかな」
なんてとんでもないこと言い出す理佐ちゃん

「お祓いなんてしたら俺成仏しちゃうぜ、理佐ちゃん今さら俺いなくなったら寂しいだろ?」って訴える俺に

「うーん?あんたと付き合ったの高1の時の1ヶ月だけだからなぁ」
なんてあんまり俺に愛着無いみたいな理佐ちゃん

もしかしてもう愛してくれてないのか・・・?
ってマジへこみな俺に

「幽霊が落ち込んでんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ほら、俺君の好きなどら焼きだよ」
なんてどら焼きを供えてくれる理佐ちゃんだから好き
0095帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)2018/02/20(火) 23:30:24.70ID:/y/8mLqpa
「ねぇ、なにやってんの?」
宙に浮いて瞑想している俺に声かけてくる愛しの理佐ちゃん

「昨日、指導霊にお札パスする方々聞いたら邪念を捨てて高い波動だせばパス出来るって教えてもらったから瞑想で邪念を捨ててんの」

「お札パスしたいのって私のお風呂覗きたいから?」

「うん、覗きたいから」って素直に答えるあたりもう波動が上がってきてる俺

「そんな邪な動機で波動上げてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、あんたなんて邪念の塊なんだから邪念無くなったら消えちゃうよ」ってイジワル言うドS理佐ちゃん

それから3日後

「ねぇ、薄くなってない?」
ほとんどの邪念を捨てた結果影が薄くなっちゃった俺を心配する理佐ちゃん

「もう理佐ちゃんのお風呂覗きたい邪念しか残ってないんだけど、これ捨てたら消滅しちゃうかも・・・」

「え〜〜っ!?」って俺の理佐ちゃんのお風呂覗きたい執念に驚く理佐ちゃん

「もう、消滅するまでお風呂覗きたがらないでよ」って呆れる理佐ちゃん

「ところで話変わるけど、今日のけやかけの収録、心霊特集で霊能者来るんだけど俺君大丈夫?スタジオうろちょろして祓われちゃったりしないでよ」

普段は背後霊なんてウザいとか言って邪険に扱うくせに・・・ 本当は優しい理佐ちゃん

「大好きだ〜」理佐ちゃんの優しさに感動した俺

鏡に向かってピアスつけてる理佐ちゃんに背後から抱きつくある意味本当に背後霊な俺

しかし、幽霊の悲しさ儚くも理佐ちゃんを通り抜けるだけの悲しい俺

「なんか怖いからそこら見物してるわ」
スタジオにいる霊能者から出てるオーラがマジもんなのにビビってスタジオに入らず外に漂うことにした俺

「せっかくだから女優さんの着替え覗きてえな」って吉岡里帆を探す俺

「ちきしょう!吉岡里穂のドラマはチャンネル違うじゃねえかよ」 気づいた時には後の祭りな俺

すっかり夜中で愛しの理佐ちゃんは帰っちゃったみたいだし・・・

うちひしがれてたどり着いた理佐ちゃんの部屋

「もう寝てるだろうから理佐ちゃんのエロい寝姿見よ」

なんて思ったら泣いてる理佐ちゃん発見

「どうした理佐ちゃん、スタッフにイジワルされたのか?」って慌ててかけよる俺

「今日来てた霊能者が私には何にも憑いてないって言うから・・・」

マジか・・・あの霊能者インチキだったのかって己が目の節穴ぶりに驚く俺

「そしたらいつまで経っても俺君帰って来ないからさ、本当に成仏しちゃったのかと思って泣いちゃったの・・・」
なんて可愛いとこある理佐ちゃんだから好き
0096帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)2018/02/20(火) 23:38:23.16ID:/y/8mLqpa
「俺君見てよ!この前遊び行った時の写真に俺君写ってるよ」
理佐ちゃんがスマホを俺に見せてくる

「ここに写ってんの俺君だよね」
見やすいように画像を拡大してくれる理佐ちゃん

なのに俺ときたらスマホを覗き込むふりして理佐ちゃんの胸チラに夢中だ
やっぱり童貞で死ぬと女体への執着心が半端ないのかな?

「ねぇ、見てる?」何かを察知したのか眉間にしわを寄せて俺を睨む理佐ちゃん

邪しまな思いを見抜かれそうで理佐ちゃんの目が見れない俺

「どこ見てたの?」ってむくれる理佐ちゃん

「胸元見てました」なんだかんだ言って理佐ちゃんにはウソつけない俺

「やだ〜こいつ本当にやだ〜」って悲鳴あげる理佐ちゃん

「あんたさ、私の背後霊になったんだからちょっとは真面目にとか思わないの?」
いずまいを正して背後霊としての今後の俺の行く末を真剣に考える理佐ちゃん

長い夜になりそうだ・・・


「え〜〜っ!?」
目覚まし時計を見て悲鳴あげる理佐ちゃん

「もう、撮影に遅れたら俺君のせいだからね」
明け方近くまで俺の行く末を語り続けたせいで寝坊した理佐ちゃん

「なんで幽霊の将来なんて私が真剣に考えなきゃいけないの、もう死んじゃってるのに」ってぷんぷんな理佐ちゃん

「non・noの撮影だったらモデルさんいるかな」ってぷんぷん理佐ちゃんそっちのけでワクワクな俺

「ちょっと、変なことしないでよね、私だってまだ慣れてないんだから」ってめっちゃ警戒してくる理佐ちゃん

「でも理佐ちゃんにしか見えないから着替え覗いても分からないと思うよ」

「そういう問題じゃありません、絶対に私から離れちゃダメだからね」

理佐ちゃんからの側を離れるな指令で撮影中も理佐ちゃんの横にいた俺

そして数日後

「ただいま」なんて上機嫌に帰宅な理佐ちゃん

引き伸ばした写真を見せてくる

「この前のnon・noの撮影で撮ってもらったのをカメラマンさんにお願いして引き伸ばしてもらったんだ」

ポーズ決める理佐ちゃんの横にうっすら写る俺

「もう俺君と一緒に写真撮れるなんてないかもしれないからね」
なんて嬉しそうに部屋に心霊写真を飾っちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0097帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)2018/02/20(火) 23:45:39.84ID:/y/8mLqpa
「俺君〜!どこにいんの〜」
今日も今日とて愛しの理佐ちゃんが俺を呼んでいる

いつもなら理佐ちゃんの呼び声には万難を廃して駆けつける俺ではあるが・・・

「いくら理佐ちゃんに惚れてるからって毎度毎度すぐに駆けつけてたら男の沽券に関わるよな」

なんて聞こえないふりして最近理佐ちゃんの隣に引っ越してきた美人OLのお風呂を覗く俺

「無視してんじゃねーよ」ベランダの間仕切り越しにドス効かす理佐ちゃん

鋭い・・・

「あんたさ、いくら幽霊でも覗きは犯罪だよ」
理佐ちゃんの得体の知れない眼力にビビり素直に部屋に戻りお説教される理佐ちゃんの背後霊な俺

「お隣さんが越してきてから私のお風呂に関心しめさないから怪しいと思ってたんだよね」ってちょっと悋気を覗かせる理佐ちゃん

「すいません、19才の理佐ちゃんには出せないお隣のお姉さんの色気に誘惑されてしまいました」って土下座して謝る俺

「土下座しながら失礼なこと言ってんじゃねーよ」
なんてドスを効かせながら霊能者から貰った聖水を俺に浴びせかける理佐ちゃん

「熱い!」って逃げる俺

「ねぇ、あんたが幽霊になった原因って私への未練じゃなかったの?」

「そうです、高1の時に付き合ってた理佐ちゃんと初体験するつもりが金玉蹴られて逃げられたのがなんとしても心残りで・・・」

聖水怖さに俺が理佐ちゃんの背後霊になった来歴を語る俺

「うわっ、本物の色情霊じゃん・・・」ってドン引きする理佐ちゃんだけど

「とにかく私以外の人のお風呂覗くのは今後浮気とみなしますから」
なんてめっちゃ焼きもち妬いてくれる理佐ちゃんだから好き
0098帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)2018/02/20(火) 23:58:15.92ID:/y/8mLqpa
「焼きもちはそのへんにして本題聞かせてくんないかな?」
自分のお風呂にはお守りで結界作っちゃって覗かしてくれないくせに・・・

隣の美人OLを覗くのは浮気だと決めつける理佐ちゃんの身勝手さについついビジネスライクな口調になる俺

「なによ!焼きもちって」って絡んでくる輩な理佐ちゃん

「なんだよ、自分は風呂覗かさせないくせに他の女の風呂も覗くななんてよ、だから処女は面倒くせえんだよ」
なんて売り言葉な俺

「ムカつくなぁ、だいたいあんたと別れてから私が誰とも付き合わなかったと思ってんの?」
俺の売り言葉を買う理佐ちゃん

「幽霊になるほど私の初めてに執念燃やしてたみたいだけど、とっくに初体験なんて済ましてますよ、バーカ」って俺にアッカンベーする理佐ちゃん

「なんですと〜」って動揺隠せない俺
 
常日頃からヤりマンは国の宝だと思っている俺だが・・・
理佐ちゃんはそのままで世界の宝なのだから貞操観念は堅持して欲しい俺

「それから経験人数毎月更新してんだからね」
なんて、さすがにそれはモロバレでしょ、なウソつく負けず嫌いな理佐ちゃん

「ガッカリした、うん?・・・なに出してんの?」

「経験人数スカウターです」
そう言ってスカウターかけて理佐ちゃんを見る俺

「ギャッハハハハー」理佐ちゃんの額に浮かび上がる0の文字に腹を抱えて笑う俺

「なにが経験人数毎月更新してるだよ、ただの処女じゃねえか〜」って理佐ちゃんの可愛いウソがツボる俺

「泣くぞ・・・」って半べそな理佐ちゃん

「あっ、ごめん、笑いすぎた・・・」

謝る俺からスカウター取り上げる理佐ちゃん

おもむろにスカウターで俺の経験人数をチェックする理佐ちゃん

「ギャッハハハハーあんただって0じゃん男のくせに」って大爆笑の理佐ちゃん

「だって俺・・・理佐ちゃんに金玉蹴られた後すぐに病気になってそのまま去年死んじゃったから・・・」って寂しく苦笑いする俺

「ごめん・・・」って謝る理佐ちゃん

「今日からさ、お風呂の音だけなら聞いててもいいよ」
なんて不器用な優しさ見せてくれる理佐ちゃんだから好き
0099同じクラスの理佐ちゃん 第14話(庭) (アウアウカー 182.250.243.14)2018/02/21(水) 07:52:48.02ID:IEQW7Kxca
「ついに放課後がきてしまった・・・」
5時間目が始まった辺りから緊張し始めてちょっとヤバイぐらいドキドキな俺だ

愛しの理佐ちゃんもやっぱり意識してるらしく不自然なほどこっちを全然見ない
直前のお昼休みはいつものように俺の前の席に座り俺のジグゾーパズルが完成するのを邪魔して喜んでいた理佐ちゃんだったのに・・・


今の二人を流れる緊張感はきっと恋の始まりなんだろう

やべぇ、恋なんて言葉使ったせいでますます緊張してきた

だいたい教室から一緒に帰るべきなのか?
廊下の途中あたりでさりげなく並ぶべきなのか?
はたまた下駄箱で靴を履き替えてる時に上手く併せるべきなのか?

事前の打ち合わせ不足が響いてる・・・

「理佐、今日付き合ってよ」

ひぃ〜俺がもたもたしてる間に理佐ちゃんが志田さんに誘われとる

必死に言い訳して断ろうとする理佐ちゃんを心の中で応援しつつ
見てるの心臓に悪いからチラチラこっち見る理佐ちゃんに手で廊下で待ってるジェスチャーする俺


「見捨ててんじゃねーよ」
5分後ドスを効かせながら廊下に出てくる理佐ちゃん

「お幸せにね〜」
俺が理佐ちゃんに詰められてる横を手を振りながら帰ってく笑顔の志田さん

「ちょっと、変なこと言わないでよ」
歩き去る志田さんに慌てて言い訳する理佐ちゃん・・・本当に照れ屋だな

「なに笑ってんの?」照れ隠しに俺に八つ当たりする理佐ちゃん

「ねぇ、一緒に帰る約束してるんだから、普通に帰ろうって誘いにきてよ」って拗ねる理佐ちゃん

「なんか皆の前で理佐ちゃんと一緒に帰るの照れちゃった」って可愛い俺に

「さんざん人のこと待ちぶせしてたのに今さら照れてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、俺君がちゃんと誘ってくれなかったから愛佳に俺君と帰りたいからごめんって言っちゃたじゃん」
なんて断り方が素直で不器用な理佐ちゃんだから好き
0100同じクラスの理佐ちゃん 第15話(庭) (アウアウカー 182.250.243.14)2018/02/21(水) 19:52:43.82ID:IEQW7Kxca
「ねぇ、なんでさっきからニヤニヤしてんの?」
俺と並んで歩く理佐ちゃんがなんだか拗ね始めているようだ・・・

「なんか気に障った?」って平静を装い探りいれる俺

「顔がキモい」ってぶっきらぼうに暴言吐く理佐ちゃん

キモいだと・・・なんだ急に理不尽な女だな
この顔が好きで俺の回りうろちょろしてたんちゃうんけ?

「俺の顔どっか気に障ったかな?」
なんて心とは裏腹に下手に出る俺

高校に入学した時から憧れてた愛しの理佐ちゃんと一緒に帰る立場から転落したくないんだ、犬にもなるさ

「うん、ニヤニヤし過ぎ」ってクールに呟く理佐ちゃん

「ニヤニヤしちゃうの理佐ちゃんのせいだぜ」って拗ねる俺

「なんで私のせいなのよ」って唇を尖らせる理佐ちゃん

「志田さんに俺君と帰りたいなんて言うから嬉しくてさ」って照れ笑いの素直な俺に

「勘違いしてんじゃねーよ」って照れ隠しにドス効かす理佐ちゃん

「あれは言葉のアヤだよ」って俺を置き去りにして歩いてっちゃう理佐ちゃん

気まぐれな理佐ちゃんの真意が分からず立ち尽くす俺

「ほら、早く行くよ」なんて声かける理佐ちゃん

慌てて理佐ちゃんに追いつく俺

「俺君が照れさせるから言葉のアヤとか言っちゃったんだからね」って拗ねながら話す理佐ちゃん

なんだ?また絡まれるのか・・・拗ねる理佐ちゃんにビビってたら

「照れさせるから素直に言えなかっただけで本当は俺君と帰りたかったの、嬉しいって言ってくれてありがとう」
なんて恥ずかしそうに一気に早口で喋る理佐ちゃん

拗ねてんじゃなくて素直になろうと頑張ってたみたいな理佐ちゃんだから好き
0101名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/02/21(水) 21:33:31.80ID:MMvtLgBZa
理佐ちゃんは神様からの贈り物
0102上京理佐ちゃん 第12話(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/02/21(水) 21:35:10.50ID:MMvtLgBZa
「1ヶ月ぶりだな〜東京、そして理佐ちゃん」
理佐ちゃんのホームシックがおさまるまで結局定期の切れるまるまる1ヶ月東京通いしてた俺

「しかし、理佐ちゃんもちゃっかりしてるよなホームシック治ったら俺のこと1ヶ月も呼んでくんねぇんだもんな」
なんて愚痴もこぼしたくなるほど都会の喧騒に馴染めない俺


「俺君そっちじゃないよ〜!」
駅出てかって知ったる理佐ちゃんの部屋目指した俺を呼び止める天使の呼び声

なんぞなもしって振り向いたら手を振る人類史上最高峰の美人理佐ちゃん
なんか大人っぽくなってねえか!?

「どこ行くつもりなの?」
なんて駆け寄ってくる理佐ちゃんに涙溢れて止まらない俺

「泣いてんじゃねーよ」なんて苦笑いしながらドス効かす理佐ちゃん


「1ヶ月も会わないなんて初めてだもんね」
そう言いながらハンカチで俺の頬を拭ってくれる優しい理佐ちゃん
理佐ちゃんに手を引かれてなんだかオシャレなお店に入っちまった田舎者の俺

一方、俺の頬を拭ってくれる理佐ちゃんは超可愛い理佐ちゃんから超綺麗なお姉さんになっちまった

オシャレなお店に入り如才なく飲み物を注文し、なおかつ綺麗なお店のお姉さんにビビり注文まごつく俺をさりげなくフォローしてくれる理佐ちゃん・・・

こんなの俺の知ってる理佐ちゃんじゃね〜

俺の知ってる理佐ちゃんは知らない人が居ると俺の背中に隠れて地蔵になる理佐ちゃんだ・・・

「ねぇ、どうしたの?さっきから難しい顔して」
お店を出てからも無言の俺に戸惑う理佐ちゃん

「私が頼んだの美味しくなかった?なんか違うのにすれば良かったかな・・・」
なんて飲み物が俺の口に合わなかったのか心配してくれる優しい理佐ちゃん

しかし、東京で暮らす理佐ちゃんと田舎の予備校に通う俺の間には見えない川が流れ始めちまったんだ・・・

「あのお店なら俺君気に入ると思ったんだけどな・・・」って肩落とす理佐ちゃん

「東京が理佐ちゃんを変えちまった・・・」って会話がすれ違い始める俺と理佐ちゃん

「都会に汚れたみたいな言い方してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

帰ると言い出した俺を駅まで送ってくれる理佐ちゃん

「ねぇ、どうしたの?せっかく1ヶ月ぶりに会ったのに・・・」って戸惑う理佐ちゃん

「用事思い出しただけだから気にしないで」って精一杯の強がり言う俺

「ねぇ、電話して、私も電話するから」
そう言ってくれる理佐ちゃんに力無くうなづく俺

俺を乗せた電車が見えなくなるまで見送ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0103上京理佐ちゃん 第13話(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/02/21(水) 22:16:19.68ID:MMvtLgBZa
「なんだか理佐ちゃんが遠い存在になっちまったな・・・」
親戚のオッサンがやってる酒屋のバイトしながらうなだれる俺

1ヶ月ぶりに理佐ちゃんに逢えると喜び勇んで東京行ったは良いけど

「田舎者の俺とお似合いなわけねぇよ」
ってぐらい綺麗なお姉さんになってた理佐ちゃんと華やかな都会の雰囲気にやられて逃げ帰ってから1週間

「今頃理佐ちゃんは東京でますます綺麗なお姉さんになってんのかな・・・」
冷静に考えたら理佐ちゃんがたまたま俺のこと好きになってくれただけで最初からお似合いではなかったな

未来永劫世界一の美人確定の理佐ちゃんだもんな・・・本当に付き合ってたのかな?俺

なんて理佐ちゃんと付き合ってた過去まで疑うほど劣等感を抱えてしまった俺

「振られたな、お前」
夕方の配達を終え店で伝票の整理しながら呟く親戚のオッサン

「やっぱりそうかな・・・」力無く呟く俺

「電話かかってこなくなっちゃったんだろ?」

俺が逃げ帰った日の夜から理佐ちゃんは毎日電話をかけて来てくれた
4日目に理佐ちゃんと話すのが辛くなってしまった俺が電話に出なくなり
その2日後理佐ちゃんは電話を諦めて今はLINEで「電話でろ!」「返信して!」を繰り返している

「多分あれじゃねえか?東京で大人の男とでも付き合ってんんじゃねえか?知らねえけど」
なんて他人事だと思って適当なこと言って理佐ちゃんに振られた俺の心の傷に塩を塗り込む鬼のような親戚のオッサン 

「あぁ・・・地球最後の日早く来ないかな」頭抱えて失恋のショックに耐える俺

「適当なこと言ってんじゃねーよ」
突然、親戚のオッサンに浴びせられる懐かしくも恋しいドスの効いた声

「な、なんで居んの・・・?」驚きと戸惑いでなにがなんだかな俺

「既読スルーしてんじゃねーよ」って俺には優しいドス声な理佐ちゃん

「だって俺・・・理佐ちゃんに振られちゃったから・・・」って下向く俺

「ねぇ、なに言ってんの?なんで私が俺君のこと振らなきゃいけないの?」って俺の手を取りながら優しい眼差しで話す理佐ちゃん

「ねぇ、今度からはちゃんと電話出てね、そうじゃないと俺君のことが心配で毎日田舎に帰って来ちゃうよ、私」
なんて俺のこと抱きしめながら言ってくれそうな理佐ちゃんだから好き
0104上京理佐ちゃん 第14話(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/02/21(水) 22:52:13.21ID:MMvtLgBZa
「1ヶ月も放って置いたから怒ったのかと思ってた」
東京に帰る理佐ちゃんと一緒に電車の座席ににちゃっかり座る俺

「俺がそんなことで怒る訳ないじゃん」って笑う俺

理佐ちゃんが俺を心配なあまり田舎まで帰って来ちゃったことで完全に自信を回復した俺

「なんか理佐ちゃんが都会の綺麗なお姉さんになっちゃってたから遠くに感じちゃったんだよね、オシャレなお店とかも知ってるし」

なんて今やどうでも良いことだ、何しろ俺は理佐ちゃんに愛されてんだって高笑い止まらんぜ

「あれは俺君に綺麗になったって思われたくて背伸びしただけだよ」って苦笑いする理佐ちゃん

「お店だって俺君の好みに合うお店探して何頼むかまで丸暗記してたんだからね」って拗ねたふりして俺を睨む理佐ちゃん

なんだか今日は理佐ちゃんが近くに感じるな・・・

「本当はね、もっとマメに逢いたかったんだけど、私のホームシックのせいで1ヶ月間毎日通ってもらっちゃったからさ、1ヶ月我慢してたの・・・俺君に無理しないでもらいたいから」
なんて言いながら俺の肩に頭を預ける理佐ちゃん

「俺君が思ってるよりお似合いだと思うけどな私たち」
なんて電車の窓に映る俺と自分を指差しながら微笑む理佐ちゃんだから好き
0105帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー 182.250.243.13)2018/02/22(木) 07:59:58.37ID:HuLIEaEOa
「お風呂の音だけなら聞いててもいいよ」
なんて言ってくれた優しい理佐ちゃんのありがたいお言葉に甘えてお風呂の前で耳を澄ます俺

パシャパシャ流れるシャワーの音とかすかに聞こえる理佐ちゃんの歌声

つまらん・・・

「こんなの蛇の生殺しじゃねえか〜!」
床に寝転がって手足をバタバタさせて悔しがる背後霊な俺

「ちっ、なんなんだよこのお風呂の音詐欺は・・・1回型に嵌めたらな分からんのか?あのアマ・・・」
なんて理佐ちゃんに幽霊の怖さ分からせてやろうかな俺



「あれ?どうしたの?」
気づいたらお風呂上がってパジャマ姿の理佐ちゃん・・・マジ可愛い

「お風呂の音だけだけど、ちょっとは慰めれたかな?」なんて小首かしげる理佐ちゃん

「うん、めっちゃ慰められたよ」
愛しの理佐ちゃんにパジャマで小首かしげられたらなんでも許せちゃう俺

「良かった」
なんて嬉しそうな笑顔の理佐ちゃん・・・癒されるわ〜


「明日の夜さ一人部屋になっちゃったんだ」
ようやく本題に入る理佐ちゃん

握手会の会場が遠方のために前の日の夜から遠征する欅ちゃんたち

いつもは他のメンバーと相部屋の理佐ちゃんだけど

「やっぱりさ、電気とテレビつけっぱなしじゃないと寝れないとか、エアコン24℃とかにしちゃうとか偏屈なとこあるから嫌がられちゃったんだろ」って大笑いな俺に

「偏屈とか言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「もう、怖がりで暑がりなだけなのにな・・・それに冬は24℃なんかにしないよ」っていじける理佐ちゃん

「じゃあ、俺も部屋に入れてくれんの?」
いつもは相部屋のメンバーに気を使って俺が部屋に入れないようにお札貼っちゃう理佐ちゃんだけど

「うん、ちょっと怖いからずっとそばに居てね」
なんて俺を頼ってくれる理佐ちゃんだから好き
0106同じクラスの理佐ちゃん 第16話(庭) (アウアウカー 182.250.243.13)2018/02/22(木) 20:42:44.76ID:HuLIEaEOa
「やっぱり焼きそばの味」
自分のもやしを食べ終え俺の買ってきた焼きそばパンを食べてつまんなそうに呟く理佐ちゃん

部活の日以外は俺と一緒に帰るようになった理佐ちゃんだが

何故かお昼まで一緒に食べることに決めたらしく、俺の机に自分の椅子だけ持ってきて勝手に俺の焼きそばパン食べてるってわけだ

「焼きそばパンだからね・・・」
理佐ちゃんの素っ気ない感想にささやかな抵抗する焼きそばパン好きの俺

「それもそっか」って笑う理佐ちゃん

理佐ちゃんが笑うだけで世界も笑うって言うけど、本当だな

「あっ、俺君雨降ってきたよ」
窓に駆け寄り俺を手招きする理佐ちゃん

そんな仕草まで可愛いに変えちまう愛しの理佐ちゃんの魔法にかかってしまっている俺

「いっけねぇ、傘持ってきてないや」ってわざとらしく嘆く俺

高1の頃から理佐ちゃんに憧れという片想いをしてきた俺

理佐ちゃんが毎朝天気予報をチェックして雨予報の日には傘を忘れない俺の理想の嫁候補永世一位だって知ってる俺

雨が降る、傘を忘れる、理佐ちゃんと相合い傘で帰る
完璧な3段論法による理佐ちゃんと初めての相合い傘作戦ってやつだ

「あぁ濡れたら風邪引いちゃうな・・・」って道に捨てられた子犬の目で理佐ちゃんを見る俺に  
「私も今日忘れちゃったんだ、傘」
なんて俺の理想の嫁永世一位らしからぬお言葉の理佐ちゃん

「ごめん、そんな絶望的な顔しないでよ傘が無いくらいで」
相合い傘作戦が水泡に帰した俺の落ち込みに謝る理佐ちゃん

「心配しないでよ、傘忘れたぐらいで理想の嫁永世一位の座は揺らがないから・・・」ってため息な俺

「そうなんだ、ありがとう」
一瞬怪訝な顔したものの理想の嫁永世一位については流すことにした賢明な理佐ちゃん

「売店で買って来ようかな」ぽっりと呟く理佐ちゃん

そうかその手があったか!

速攻売店に駆け出す俺

「あっ、待ってよ」
なんて追いかけてきそうな理佐ちゃんだから好き
0107同じクラスの理佐ちゃん 第17話(庭) (アウアウカー 182.250.243.13)2018/02/22(木) 21:15:26.69ID:HuLIEaEOa
「あっ、待ってよ」
なんて俺に声かける理佐ちゃんを置き去りにする俺

理佐ちゃんに売店についてこられたら1個しか残ってなかった作戦が使えないじゃないか

って理佐ちゃんを置き去りにしたことを確認するために振り返る俺

理佐ちゃん速っ!?

真後ろに迫る理佐ちゃんに驚く所詮かとしじゃない俺

諦めて急ブレーキからの作戦変更な俺

「理佐ちゃん売店きっと凄い人だかりだから理佐ちゃんみたいな美人は痴漢されるかもしんないからさ俺に任せて教室に居てよ」って理佐ちゃんを威かす俺

「やだぁ、こわ〜い」ってあっさり俺の威しに引っかかる怖がりな理佐ちゃん

「2本買ったら買えない人が可哀想かな?」なんて呟きながら教室に戻る優しい理佐ちゃん

心配すんな理佐ちゃん、はなから1本しか買うつもり無えから
って優しい理佐ちゃんとは対照的に自分のことしか考えてない俺

「とほほ・・・1本買うのが精一杯だった」って刀折れ矢尽きた芝居しながら教室に戻る3文役者な俺

そして放課後

「俺君もっとこっち寄らないと肩がずぶ濡れだよ」
理佐ちゃんを雨から守るために体半分近く傘の外に出てるずぶ濡れな俺

「大丈夫だよ、理佐ちゃんを雨から守るのが俺の使命だから」
俺の我が儘で相合い傘してもらってんだ理佐ちゃん濡らさないためにはこんな代償は当たり前な俺

「大げさななこと言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、風邪引いちゃうからもっとこっちおいで」
なんて言ってくれる理佐ちゃんに前言撤回あっさり理佐ちゃんと肩が触れちゃう至福の俺に

「やっと相合い傘みたいになった」
なんて俺に笑いかける理佐ちゃんだから好き
0108同じクラスの理佐ちゃん 第18話(庭) (アウアウカー 182.250.243.13)2018/02/22(木) 22:07:01.93ID:HuLIEaEOa
「ヒックション!」
朝からくしゃみが止まらない俺

愛しの理佐ちゃんとの相合い傘は思いのほか代償が高く
完全に風邪を引いてグロッキーな俺だ

「今日は無理だね、あんな雨の中ずぶ濡れで帰ってきた馬鹿さ加減を反省して大人しく寝てな」って高笑いする俺のお母ちゃん

昨日の放課後、理佐ちゃんと相合い傘して駅まで歩いて至福の時を過ごした俺

俺とは逆方向の理佐ちゃんに遠慮するのも構わず無理矢理傘押しつけた男気な俺

理佐ちゃんは世界で一番大事な存在だからな、男としては当たり前だ

そして翌日風邪引いちゃったってわけだ

うとうとしながら目覚めたらもう夕方4時だ

「しかし、カッコつけて次の日風邪引いちゃうなんてダサいな」

なんて苦笑いしながら寝返り打つ俺

「ううん、ダサくないよ」って愛しの理佐ちゃんだ!?

「え〜〜っ!?」て突然の理佐ちゃん登場に言葉失う俺

まさか俺が起きるの待っててくれたのか?

「ごめんね、私のせいで風邪引かせちゃって」

なんてドス効かすかと思いきや悄然とうつむく理佐ちゃん

「謝んなよ好きで理佐ちゃんに傘渡したんだからさ、俺そうゆうとこ案外男だから」って理佐ちゃんは元気づけるためにことさら笑う俺

「ううん、違うの」って首を横に振る仕草まで可愛い理佐ちゃん

「何が違うの?」って言いよどむ理佐ちゃんに優しく聞いてあげる俺

「本当はね、雨降るの知ってたんだ」って下向く理佐ちゃん

「知ってたんだ」
ちゃんと天気予報チェックしてた理佐ちゃんに
さすが俺の理想の嫁候補永世一位隙がないって感心する俺

「知ってたんだけど・・・俺君と相合い傘したくてわざと傘忘れたんだ」
なんて可愛いこと言っちゃう理佐ちゃん・・・

人類の歴史における可愛いの極みだろ!この理佐ちゃん

「本当にごめんね」なんて言いながらベットに寝てる俺の顔を覗き込む理佐ちゃん

「俺の方こそ・・・ありがとう・・・かな?」
めっちゃ近くにある理佐ちゃんの顔に照れる俺

「なんでありがとうなの?」って聞く理佐ちゃん

「いやぁ、なんか、お陰で理佐ちゃんと相合い傘出来たし・・・お見舞いまで来てもらっちゃったから、俺の部屋に初めて来た女の子が理佐ちゃんでなんか嬉しい」
やっぱり理佐ちゃんの顔が近すぎるせいか何言ってんのか分かんない俺に

「バカ」って泣き笑いしちゃう理佐ちゃんだから好き
0109名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.39)2018/02/22(木) 23:26:58.53ID:ICryy1Yka
理佐ちゃんnon・no表紙おめでとう!
0110帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第7話(庭) (アウアウカー 182.250.243.39)2018/02/22(木) 23:28:24.94ID:ICryy1Yka
「由依、差し入れのケーキ食べた?」
ゆいぽんにケーキ食べたか聞いてる理佐ちゃんの声

ともすると楽屋でぼっちになりがちなゆいぽんをさりげなく気づかう理佐ちゃんの優しさに胸が熱くなる理佐ちゃんの背後霊な俺

さっきから楽屋の片づけをまめにしてる理佐ちゃんの脚が見える
俺が世界一だと思ってる理佐ちゃんの美脚だ・・・膝裏がめっちゃ可愛い

握手会の遠征先のホテルが一人部屋になってしまった理佐ちゃん
そんな理佐ちゃんに怖いからずっとそばに居てねなんて言われた俺

握手会前日の欅坂46のイベントに予行演習を兼ねてついてきたってわけだ

そして片時も離れず理佐ちゃんを見守る俺

アイスをこぼしたみぃちゃんにティッシュを渡しながら
「こぼしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
気立ての良いお姉さん気質な理佐ちゃんに感動してる俺


「俺君・・・どこに居るの?」
やっと落ち着いて座った理佐ちゃんが小声で俺を喚んでいる

「そばに居てくれって言ってたからここに居るよ」
そう返事してゆいぽんのスカートの中から理佐ちゃんに手を振る俺

「あんた、なに考えてんの?」
楽屋に響く理佐ちゃんの怒鳴り声

ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・

理佐ちゃんの怒鳴り声にざわつく欅ちゃんたち・・・

「理佐〜どうしたの?」すかさず声をかける年長者のふうちゃん

「ごめ〜ん、寝ぼけた〜ファ〜」慌ててアクビする振りの理佐ちゃん

そして俺を連れてトイレへ

「ちょっと、なに考えてんのよ?」
人の目を気にせず俺を詰める理佐ちゃん

「すいません、生前ぽん民だったもので、ついゆいぽんのスカートの中へ引き寄せられてしまいました」土下座で謝罪する俺

「ちょっと、あんた生きてる時から私のこと推してたんじゃないの?」って怒りの焦点がずれ始める理佐ちゃん

「生きてる時はバリバリぽん民だった」って胸を張る俺

「だったらなんで私に取り憑いてんのよ〜」って泣き言な理佐ちゃん

「死んだらアイドルに興味無くなっちゃって高1の時にエッチし損ねた理佐ちゃんにしか興味無くなっちゃったんだよね」って照れる俺

「もう、こいつやだ〜」
なんてめっちゃ嘆きの理佐ちゃんだから好き
0111名無しって、書けない?(兵庫県) (ワッチョイW 218.47.15.22)2018/02/22(木) 23:55:14.47ID:wXQ4RW1/0
ぽんスカから出て来た罰?として 6月号は祝儀の爆買い宜チクビ
0112名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.39)2018/02/23(金) 01:06:13.18ID:1uC3qyFPa
>>111
5冊で勘弁してくださいm(__)m
0113帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第8話(庭) (アウアウカー 182.250.243.39)2018/02/23(金) 01:09:44.86ID:1uC3qyFPa
「早く早く〜!」
イベントが終わると共に握手会のある地方へ遠征の旅に出る理佐ちゃんと欅ちゃんたち

「理佐ちゃん、ジジイの幽霊がついてきてるよ」理佐ちゃんの耳許にささやく俺

「ウソだぁ、こんな賑やかなとこに幽霊なんて居るわけないじゃん」
盛り上がったイベント終わりに仲間の欅ちゃんたちと電車で移動するワクワク感で目の前に居る俺が幽霊なの忘れる粗忽な理佐ちゃん

理佐ちゃんの眉間のスイッチ押して幽霊が見えるようにする俺

「きゃぁぁ〜」って目に飛び込んできたジジイの幽霊に悲鳴あげるビビりの理佐ちゃん

ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・

理佐ちゃんの悲鳴にざわつく欅ちゃんたち

「ごめん、コンタクトがずれただけだから、痛〜い」って無茶な誤魔化しを棒演技で押し通す理佐ちゃん

「見えたでしょ、あいつイベント会場にも居たよ」って俺に

「余計なことしてんじゃねーよ」ってジジイの幽霊の方を見ずに小声でドス効かす理佐ちゃん

「でも見えてた方が何かと便利じゃないかな」

「便利なんていらないから元にもどしなさいよ、ほらぁ早く〜」って駄々っ子な理佐ちゃん

あれ、ジジイの幽霊消えちった?


「ねぇ、幽霊って高速移動できるの?」
電車に乗る直前聞いてくる理佐ちゃん

「自慢じゃないけど光の速さで移動出来るよ」って本当は自慢の俺

「それ聞いて安心した」
言うと同時に新幹線にお札貼り出す理佐ちゃん

「どういうこと・・・?」理佐ちゃんの突飛な行動に目が点の俺

「俺君が一緒の電車だと私の神経がもたないから走ってついてきて、ナンマンダブ、ナンマンダブ」って俺を拝む理佐ちゃん


「ナンマンダブ、ナンマンダブじゃねんだよ〜馬鹿女」って泣きながら新幹線に並走する俺

「ちきしょう幸せそうな寝顔しやがって!めちゃくちゃ可愛いじゃねえか!」って窓に張り付いて叫ぶ俺に

「うるさい!黙って!」
なんて寝言で言ってそうな理佐ちゃんだから好き
0114帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第7話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/23(金) 19:48:30.61ID:bDKLD6wQa
「俺君、起きて〜」
さっきから愛しの理佐ちゃんが俺を起こすために凄え揺さぶってるみたいだけど

「うーん、理佐ちゃんは天地開闢以来の美人やぞ〜ムニャムニャzzz...」って夢の中の俺だ

「どんな夢見てんのよ〜」ってさらに俺を揺さぶる豪腕理佐ちゃん
足元の弱い馬だったらレース後に故障発覚のパターンだぞ・・・


「ねぇ、天地開闢以来の美人とか叫んでたけど、どんな夢見てたの?」
俺に朝ごはんの用意しながら聞いてくる理佐ちゃん

天地開闢以来の美人の前に自分の名前がついてたことは言わない奥ゆかしい理佐ちゃん

「なんか良く覚えてないんだけど理佐ちゃんとモデルさんのどっちが上がみたいな言い合いしてる人たちに言ってたみたい」
アクビしながら話すまだ眠い俺

「相変わらず変な夢ばっか見てるね」って笑う理佐ちゃん

「最近理佐ちゃんまた綺麗になったから天地開闢以来の美人ってのも間違いでは無いんだよな」って夢の中の俺も確かな審美眼持ってるわってうなずく俺

「天地開闢以来は大げさだけど・・・綺麗になったは嬉しいかな」なんて上機嫌な理佐ちゃん


「ところでまだ8時前だけど・・・」
しばらくぶりの土曜休みに早起きさせられた理由が知りたい俺

「いっけな〜い!俺君の呑気なペースに嵌まって忘れてた」
なんて慌て出す理佐ちゃん

「お母さんが風邪でダウンしちゃったから助けてくれってお父さんからSOS来たんだよね」って理佐ちゃん

「お出かけだね」って理佐ちゃんのお供の準備始める卒のない俺に

「ごめん、俺君は留守番してて」って理佐ちゃんの非情なお言葉だ

「なんかお母さん3日ぐらい前から調子悪くて家の中けっこう散らかってみたいなんだ」 
お母さんが寝込んでしまった渡邉家の現状を説明する理佐ちゃん

「なら、なおさら俺も片づけ手伝うよ、お義母さんも心配だし」って張り切る俺

「うん、ありがとうね」って洋間のドア開く理佐ちゃん

「その気持ちは、俺君が散らかしっぱなしにしたまま寝ちゃった、この部屋の片づけにぶつけといて」
なんてあくまで俺のこと置き去りにするつもりの理佐ちゃんだから好き
0115帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第8話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/23(金) 20:36:11.85ID:bDKLD6wQa
「夜はこれ暖めて食べてね」
なんて実家のピンチを救う旅に出る朝だというのに早起きして俺の夕飯まで作っておいてくれた理佐ちゃん

「やっぱり高3の時に俺の理想の嫁候補永世一位になった理佐ちゃんは優しいな」
しみじみと理佐ちゃんのような男の夢を具現化させたような美人と暮らす幸せを噛みしめる俺

「また訳わかんないこと言ってる・・・」
幸せそうな俺を見て呟く理佐ちゃん

「俺君、これあげるから持ってて」ってお守り袋を俺に渡す理佐ちゃん

なんぞ?

「ガキじゃあるまいしお守りなんて頼れるか!」って神仏は拝んでも頼らない武蔵リスペクトな俺に

「ねぇ、今晩は私が一緒に居てあげらんないから神様にお願いしといたんだからちゃんと持ってて」って真剣な眼差しの理佐ちゃん

「お願いしてくれたの?」って真剣な理佐ちゃんにちょっと神仏に頼りそうな俺

「そうだよ、私の大切な俺君を守ってあげてくださいってお願いしといてあげたんだからね」
なんて言ってくれる理佐ちゃんに即お守り袋を首からぶらさげる俺


「じゃあ行ってくるから良い子にしててね」って玄関から俺に声かける愛しの理佐ちゃん

「理佐ちゃん、もう1回私の俺君って言って」ってお出かけ前に頼む俺を

「やだ」って一刀両断の理佐ちゃん

「なんでや!」って追いすがる俺に

「改めて言うのは恥ずかしいからやだよ」って笑いながら手を振る理佐ちゃんだから好き
0116帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第9話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/23(金) 21:40:59.17ID:bDKLD6wQa
「理佐ちゃんカムバ〜ック!」
別れ際にもう一度だけ愛しの理佐ちゃんの「私の俺君」が聞きたい俺

「もう、しょうがないな」なんて呟いて振り向く理佐ちゃん・・・

すでに恥ずかしがってる姿が史上最強に可愛い俺の理佐ちゃん

「おぉっ、ありがとう」って先走り感謝の俺に

「やっぱりやだ」ってあっかんべーする理佐ちゃん

これはこれでやっぱり史上最強に可愛い理佐ちゃん

「もう、遊んでる暇ないから行くよ」って手を振る理佐ちゃん

「そうだ、なんか困ったら神様にお願いしなよ、その神様俺君が大好きな神様だから」
なんて笑いながら遠ざかる圧倒的に綺麗な理佐ちゃんの後ろ姿


「俺は好きな神様なんて居ねえけどな」
理佐ちゃんの言ってる意味が分からず部屋の片づけどころじゃない俺

競馬新聞と理佐ちゃんに隠れて貯めた軍資金持って東京競馬場へ愛車の軽トラを走らせる俺

メインのG1に有り金はたいて最終を待たずにオケラになる俺

「ちきしょう、内田の野郎こんなとこでオカマ馬持って来やがってバカ野郎!玉のない馬がG1勝ってどうすんだよ」って嘆く俺

「ほっほほほほ」
負け犬な俺に笑いながら近づく金持ちオーラ半端ないジジイ

「お前なめてんのか?一生この街に歩けないようにしてやるからな」って馬鹿にされたと思って理佐ちゃんばりに声裏返す俺

「お若いのに良い負けっぷりでしたな、一緒に呑みませんか?」
なんて理佐ちゃんの真似が効を奏したのか金持ちオーラのジジイに奢ってもらえることになった俺

「真似しただけでただ酒にありつけるなんてやっぱり理佐ちゃんは偉大だな」
なんて理佐ちゃんに感心しながらのこのこついてく俺

「確かに天地開闢以来の美人ですな」
理佐ちゃんの写メ見て俺の主張に同意するジジイに気分も上がる俺

「そうなんだよ、こんな世界一の美人を嫁に貰うのに全ての運を使い果たしたから今日は負けちまったんだよ・・・ムニャムニャzzz...」
なんて気分良く呑んだせいか眠りに落ちる俺

なんだか夢に理佐ちゃんが出てきそうだから好き
0117帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)2018/02/23(金) 22:08:11.89ID:bDKLD6wQa
「起きて〜」
夢うつつの俺を揺さぶる理佐ちゃん

いつもと違ってなんだか乱暴だな?

「理佐ちゃんもう少し寝かしてくれ〜」って頼む俺

「お客さん、なにいってんですか?もう店仕舞いの時間なんですけど」

理佐ちゃんとは似ても似つかぬ野太い声にガバッと起きる俺

「なんだ寝ちまってたか?悪いな」って店を出ようとする俺

「ちょっと、ちょっと、お代がまだですよ」なんて追いすがる店主

どうやら金持ちオーラのジジイに騙された俺

ご丁寧に財布も持ち去る抜け目ないジジイ・・・


「なにぃ〜金が無えだこのボンクラ」って金が無いと分かった途端に豹変する店主

あぁ渡る世間は鬼ばかりって嘆く俺

「よし、お前みたいな社会のダニは無銭飲食で警察に突き出してやる、一生刑務所でくらしやがれクズ」
なんて非情な店主に人生最大のピンチを迎え
る俺

「ひぃ〜理佐ちゃんが居ないと俺は犯罪者にまで転落しちゃうダメ男なのか〜」
すがるように理佐ちゃんのくれたお守りを取り出す俺

「うん?なんか入ってる」おもむろにお守り袋を開ける俺

中には確かに俺の好きな諭吉が3枚・・・

「諭吉が神様に見える日がくるなんて・・・」
呟きながら諭吉取り出すと中から理佐ちゃんからの手紙だ

「私の予想通りに困ってんじゃねーよ」
理佐ちゃんの愛情溢れるドスの効いた手紙に涙だだ漏れな俺

愚かな俺の行動読んで、ちゃんと救済策用意しといてくれる理佐ちゃんだから好き
0118同じクラスの理佐ちゃん 第19話(庭) (アウアウカー 182.250.243.36)2018/02/24(土) 22:07:49.21ID:3DEN3LqKa
「俺と相合い傘したくてわざと傘を忘れてくるなんて案外可愛いとこあんだな理佐ちゃん」
理佐ちゃんに傘を渡したせいで風邪引いた俺を心配して見舞いに来てくれた愛しの理佐ちゃん

「たぶん惚れられてるな」

おそらくイエス・キリスト以来の人類への神様からの贈り物と言っても過言ではない理佐ちゃん

その理佐ちゃんが俺への好き好き光線を隠せなくなってるのはどうやら確実なようだ

ほら、今も授業中なのに俺の方見てニコニコしてる・・・

試しに手を振ってみる俺

慌てて前向く理佐ちゃん

少ししてから控え目に手を振り返す理佐ちゃん

「なんでぇ〜、以前と変わんねえじゃねぇか!」

初めて一緒に帰る約束をした頃と変わらないリアクションの理佐ちゃん・・・

「初々しくて可愛いなぁ」ってデレデレな俺

理佐ちゃんの可愛いにデレデレしてる間に放課後な俺

「え〜バイトの面接行くの?」
バイトの面接に行く俺にがっかり顔の理佐ちゃん

このリアクション、やっぱり俺にベタ惚れだな

「ねぇ、またニヤニヤしてるよ」って俺の頬の弛みを指摘する理佐ちゃん

「最近、理佐ちゃんの好き好き光線が凄いなと思って」って理佐ちゃんをからかう俺

ちょっと前まで理佐ちゃんと並んで歩くだけで緊張してた俺
今は理佐ちゃんをからかう余裕まである俺

男はいい女と付き合うことで余裕が生まれるって言うけど本当だな
まして理佐ちゃんみたいな可愛いが服着て歩いてるみたいな存在と付き合ってんだから俺は

まだ告白もしてないしお互いの気持ちを確認したわけではないけど・・・

もう俺の女だし俺の身体だって決めつける俺

そんな俺の一方的な恋人宣言を露とも知らず

「もう、からかわないでよ」って照れる理佐ちゃん

「ほら、またそうやって好き好き光線出してんじゃん」って調子こく俺に

「ムカつくなぁ」ってしかめっ面する理佐ちゃん

やべえ、機嫌を損ねちまったか・・・
なんて心配してる俺に

「からかった罰に私も面接ついてくからね」
なんてやっぱり俺への好き好き光線止まらない理佐ちゃんだから好き
0119同じクラスの理佐ちゃん 第20話(庭) (アウアウカー 182.251.247.40)2018/02/25(日) 04:37:27.49ID:sTt6eHZpa
「面接ついてくからね」
俺のバイトの面接についてくるなんて言い出す理佐ちゃん

「やっぱり俺君だけじゃ心配だからさ」
本当は一緒に居たいだけのくせに素直じゃない理佐ちゃん、でも可愛い

「ねぇ、なんのバイトすんの?」なんだか楽しそうな理佐ちゃんが聞いてくる

「コンビニだよ」って答える俺

「俺君にレジなんて出来んのかな?」って無邪気に呟く理佐ちゃん

俺をでくの坊扱いする失礼な理佐ちゃんに苦笑いの俺

「ねぇ、それより初めてだよ、二人で寄り道すんの」
俺の顔をニコニコしながら覗き込む理佐ちゃん

可愛さの破壊力が半端ない理佐ちゃんにこんなこと言われたらますます好きになってしまう俺

「まだ時間有るから公園寄ってく?」ってバイトの面接より理佐ちゃんと居たくなっちゃってる俺

「うーん?どうしようかな?」なんてやっぱり素直じゃない理佐ちゃん


「おぉ〜凄い噴水あるよ」
どうしようかな?なんて言ってたくせに公園の噴水見てテンション上がる理佐ちゃん

「なんか、こうしてると付き合ってるみたいだな・・・」って小声で呟く俺

理佐ちゃんの気持ちなんて分かりきってるのに告白とゆう大胆なアプローチより小出しに理佐ちゃんの気持ちを確かめてく小心な俺

「え〜っ、やだな」って笑う理佐ちゃん

ちっ、こんな場面で臍曲がり気質出しやがって・・・

気持ちを確認するには微妙な反応する理佐ちゃんに心の中で舌打ちする俺

いっそ告白しちまうか?

そんな俺の緊張感を察したのか

「ちょっと待ってて」なんて言ってどっか行っちゃう理佐ちゃん

うーん、もしかして理佐ちゃん大人っぽい外見のわりに、まだ恋に恋してるだけのガキなのか・・・

間を空けて戻ってきた理佐ちゃん

俺との間に再び恋の緊張感が走るのを恐れてかベンチの端っこにちょこんと座る

付き合って見えるどころかこんなに距離空いたら他人にしか見えないよ・・・

なんて俺を翻弄する魔性の女理佐ちゃんだから好き
0120名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.34)2018/02/25(日) 05:36:19.85ID:kt2lFV/sa
連投規制ウザい
0121同じクラスの理佐ちゃん 第21話(庭) (アウアウカー 182.251.247.34)2018/02/25(日) 05:37:20.00ID:kt2lFV/sa
「初めてだよ、寄り道すんの」
なんて言ってたくせに告白しようとする俺との恋の緊張感に耐え切れず公園のベンチに離れて座恋に臆病な理佐ちゃん

ベンチの端と端に離れて座る俺と理佐ちゃんを他人と思ったのかベンチの真ん中にジジイが座る

なに?これ?

アホらしくなってバイトの面接行こうかなって思い始める俺に

「俺君じゃん!」って俺を呼ぶ下品な声

「あっ!?」
振り返ると中3の時に続々誕生するカップルに乗り遅れまいと慌てて付き合ったブスに思わず悲鳴あげる俺

「誰だよこいつ?」ブスの隣の頭の悪そうなアホ男が嫉妬の眼差しを俺に向ける

心配すんなアホ男よ、俺には世界一の美人理佐ちゃんが居るんだ、こんなブスは人間に思ってねぇ
なんて腹の中で余裕かましてたら・・・

「中3の時に付き合ってくれって泣いて頼まれたから付き合ってあげた俺君、1週間もしないで振っちゃったんだけどね、キャハハハハ」

「ダッセー、ぎゃっははははー」

腹を抱えて笑い出すブスとアホ男

理佐ちゃんの前でこんな惨めな思いさせられるなんて・・・

せめてあの時このブス先に振っておくべきだったと後悔の臍を噛む俺に

「俺君この人誰?」ってブスを指差しながら聞いてくる理佐ちゃん

「あんたこそ誰よ?」
突然の圧倒的美人理佐ちゃんの登場に格の違いをみせつけられ攻撃的になるブス・・・醜い顔だ

「私は俺君の彼女なんだけど・・・」って照れながらもブスに言ってのける理佐ちゃん

理佐ちゃんの圧倒的美人力の前にほうほうのていで逃げ出すブスとアホ男

「庇ってくれてありがとう」震える声で理佐ちゃんにお礼を言う情けない俺

「別に庇ってないよ」って歩き出すクールな理佐ちゃん、カッコイイ・・・

「理佐ちゃん・・・」って立ち尽くす俺

「ヤキモチ妬かせてんじゃねーよ」ってドス効かせながら俺を振り返る理佐ちゃん

「えっ?」って戸惑い聞き返す俺に

「だって俺君の今の彼女は私だからさ・・・」
なんて恥ずかしそうに呟く理佐ちゃんだから好き
0122帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第9話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/02/25(日) 12:06:31.01ID:lpqamIFFa
「理佐なにやってんの?」
欅ちゃんたちの泊まる部屋にお札貼って歩く理佐ちゃんを呼び止めるもなちゃん

「おまじないの魔除け」
余計なことを聞かれないように早口で説明して歩き去る理佐ちゃん

怪しすぎるだろ理佐ちゃん

「理佐ちゃん、そんなことしなくてもジジイの幽霊は見当たらないよ」って怖がりな理佐ちゃんを安心させる俺

「はっ?なに言ってんの、あんた対策に決まってんじゃん」
なんてまったく俺を信用してない理佐ちゃん

そこに理佐ちゃんにかかる電話

「うん、分かってるよ、しつこいなぁ、元気って言ってんじゃん」
そう言って軽く怒りながら電話切る理佐ちゃん

「お父さん?」

「うん、昼間のイベントの映像をテレビで見てたんだけど顔色が悪いからって心配して電話かけてきたみたい」って不機嫌を装う理佐ちゃん

「相変わらず優しいお父さんじゃん、嬉かったんだろ?素直にありがとうって言ってあげれば喜ぶのに」
冷たくされてる理佐ちゃんのお父さんに同情する俺

「そんなの俺君に言われなくたって分かってるの」
嬉しい本心を隠すためにますます不機嫌になる理佐ちゃんも可愛い



「私は寝るまで皆といるから部屋の様子ちゃんと確かめといてよ」
ってなかなか使いの激しい理佐ちゃん

お前も嬉かったんだからお父さんに素直にお礼言えよ
って心の中で理佐ちゃんに命令する俺

「なんか言った?」って眉間にしわ寄せて詰問する勘の鋭い理佐ちゃん

しっしって手で俺を追い払う仕草する理佐ちゃん

俺が入れないように入り口にお札貼りながら皆と部屋に消えてく理佐ちゃんだから好き
0123帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/02/25(日) 12:10:27.17ID:lpqamIFFa
「しかし、顔とスタイルは間違いなく世界一可愛いと断言出来るけどもう少し柔らかい性格になれないもんかね」
なんて愛しの理佐ちゃんへの不満を言いながら理佐ちゃんが泊まる部屋の様子を見に行く偵察兵な俺

「もっとも、あのキツい性格だからたまに見せる優しさが堪らないってのもあるしな・・・結局理佐ちゃんだったらなんでも可愛いのか」
って1周回って理佐ちゃんには欠点が無いことを確認した背後霊な俺

そんな理佐ちゃんの魅力という地上最高の迷宮をさ迷ってるうちに部屋にたどりついた俺

「ありゃ、なんだか哀しいオーラを感じるな・・・」

嫌な予感と共に部屋に入ってみる俺

うわっ!?焼死しとるやん・・・しかも母と娘の二人連れ

「こんばんわ」
俺に向かって頭をさげる焼死した母と娘の幽霊に声かける俺

「そのままだと気持ち悪いから生きてた時の姿に戻ろうか?」
いくら俺が背後霊とはいえさっきまで理佐ちゃんという超美人と居たせいか
焼死体の幽霊は落差がデカ過ぎてさすがにキモい・・・


「あらっ、お二人とも生前は美人だったんですね」生前の姿に戻った母と娘に感動する俺

俺の言葉に慌てて手を横に振る謙虚な女子高生と若いお母さんの幽霊に感動する俺


「そうですか、家族3人で旅行に来て火事に遭われたんですか・・・それは災難だったですね」
二人が幽霊になった経緯に相づちを打つ俺

「なるほど生き残って毎年この部屋に慰霊に訪れてたお父さんが去年は来なかったと・・・」

「はい・・・もしや何か有ったのかと気掛かりで・・・」

「それで理佐ちゃんにくっついてた俺を見かけて頼って来たと」
なんだか面倒くさそうだな・・・

「俺さんは私たち母娘と違ってまだ完全にこちら側に来ていないみたいなので何とかしていただけないかと思いまして・・・」
なんて申し訳なさそうに頼むお母さん幽霊

「俺まだ幽霊になって1年しか経ってないからね、理佐ちゃんに未練ありありだし」って苦笑いの俺

「お父さんのことが心配なんです、助けてください」って頼む美人女子高生幽霊

下向いたらなかなかええ乳しとるやないか・・・

よく見りゃちょっと好きなむーちゃんと似てるし・・・

「助けてあげたいのやまやまなんすけど、ただで助けちゃいけないんですよ、霊的な成長の妨げになっちゃうから」って難色示して美人の母娘幽霊を困らせる俺

「そこでですね、お礼におっぱい触らしてくれたら助けます」
なんて言ったは良いけどさすがに照れて真っ赤になる俺

俺の提案に目と目を見合わせる母娘

「あっ、お母さんは大丈夫ですから」ってやっぱり同世代のおっぱいが触りたい俺

全然出番の無かった理佐ちゃんだけどdocomoのCMも棒可愛い理佐ちゃんだから好き
0124帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/02/25(日) 13:08:28.54ID:lpqamIFFa
「どうだった?」
美人母娘の幽霊を部屋に残し調査結果を報告しに戻った俺に愛しの理佐ちゃんが尋ねる

「何にも居ませんでした、綺麗な過ごしやすい部屋でした」
本当のこと言ったらビビって皆の部屋から出て来なくなる可能性を考慮してウソつく背後霊な俺

「じゃあ、俺君の相手もしてあげなきゃいけないから、そろそろ部屋に戻ろうかな」って優しい理佐ちゃん

理佐ちゃんと部屋に向かってると昼間のジジイの幽霊が・・・

「理佐ちゃん、昼間見たジジイの幽霊が居るよ」

「ウソ!?」ってビビる理佐ちゃん

「部屋に入りたいみたいだけど理佐ちゃんがお札貼っちゃったから入れないみたいだよ」

「なんで莉菜と佑唯の部屋に入りたがってんのよ」って怖さからヒステリックになり俺を詰問する理佐ちゃん・・・面倒くせぇ

「きっと生きてる時にむーちゃんかずーみんを推してたんじゃないの」って名推理な俺に

「ねぇ、追っ払ってよ」
また俺に無茶ぶりする理佐ちゃん

「お札貼ってあるから部屋に入れないし放っておいたほうが無難だよ」
万が一ジジイがキレたらヤバイので理佐ちゃんをなだめて部屋に向かうチキンな俺


「ちょっと!どうゆうこと?」
部屋に入るなり美人母娘の幽霊の気配を感じて怒る理佐ちゃん

どうやら1年も俺にまとわりつかれていたせいで霊を感じる能力が研ぎ澄まされてしまったみたいだ・・・

「理佐ちゃん、すまん」謝りながら理佐ちゃんの額にある幽霊が見えるようになる秘孔を突く俺

「わっ!?」
突然、母娘の幽霊が見えてビビる理佐ちゃん

「理佐ちゃん、この母娘の幽霊は安心安全だから大丈夫だよ、実はかくかくしかじか・・・」
理佐ちゃんに美人母娘の幽霊の来歴を早口で捲し立てる俺

「本当だ、見た目も全然怖くない」
事前に理佐ちゃんの面倒くさい性格について俺からレクチュアーされてた美人母娘の幽霊がそつなく対応したせいか意外とあっさり受け入れてくれた理佐ちゃん

気を良くして美人母娘の幽霊に協力して父親の行方を探すよう俺に命じる優しい理佐ちゃんだから好き
0125帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第12話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/02/25(日) 14:48:22.87ID:lpqamIFFa
「可哀想だから助けてあげなよ」
なんて理佐ちゃんに言われた俺

元より娘の方のおっぱいを触らしてもらう約束したので助けるつもりの俺ではあったが・・・

改めて愛しの理佐ちゃんに言われてみるとヤル気が出るやっぱり理佐ちゃんファーストな俺

ゆいぽんの次に好きなむーちゃんと似た幽霊女子高生
そのおっぱいに勝つ理佐ちゃんの「助けてあげなよ」・・・やはり理佐ちゃんは偉大だ

なんて張り切ったわりにどうやってお父さんの消息を探れるか分からない俺

とりあえず理佐ちゃんが寝た隙にゆいぽんとむーちゃんの寝姿を見に行く俺

「あのう?テレビも電気もつけっぱなしですけど・・・」
部屋を出て行こうとする俺に遠慮がちに声かけるお母さん幽霊

「いいの、いいの、理佐ちゃんは怖がりだからテレビも電気もうっすらつけとく人だから」
って理佐ちゃんの奇行の訳を美人母娘の幽霊に説明する俺

「じゃあ、お父さん探して一晩中駆け回ってくるから、理佐ちゃんを朝まで見守っててあげてね」
美人母娘の幽霊に恩を着せていざゆいぽんとむーちゃんの待つ部屋へ


「ちきしょう!理佐ちゃんがお札貼ってるの忘れてた」ってゆいぽんの部屋の前で床を叩き悔しがる俺

そんな俺に「私も困ってます」なんて声かける怪しい影

声の方を振り向くと例のジジイの幽霊が・・・

「なんだジジイ、お前喋れんのか?」

「死んだ時のショックで記憶が曖昧なのですが言葉は最近思い出しまして」
それでコイツいつも腑抜けみたいにボーっとしてんのかって納得する俺


「記憶が曖昧だから生前大好きだった欅ちゃんを追いかけてんのかよ?」

廊下じゃ落ちつかないのでロビーのソファーで駄弁る俺とジジイの幽霊

「いえ、そういう訳では無いんですけど、半年ほど前にあの上村と言う娘をたまたまテレビで見かけて気づいたら憑いて歩くようになりまして」
なんてストーカーみたいなジジイ幽霊

「お前、けっこうなジジイなのに死んでまでアイドルの追っかけはキモいよ」ってドン引きの俺

「俺の大事な理佐ちゃんが幽霊の気配に敏感になっちゃってるからあんまり彷徨くなよな、理佐ちゃん怖がりだからビビったら可哀想だからよ」
ジジイの幽霊にクンロク入れて理佐ちゃんの部屋に戻る俺

「ちょっと座って」
部屋に戻ると怒り気味に待ってそうな理佐ちゃんだから好き
0126帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第13話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/02/25(日) 18:23:46.01ID:lpqamIFFa
「ちょっと座って」
部屋に戻るなり怒りの理佐ちゃんに正座させられて詰められる俺

「お母さん幽霊に聞いたんだけど、助ける替わりに娘さん幽霊のおっぱい触らせろってどうゆうこと?」

正座する俺を問い質す愛しの理佐ちゃん

美人母娘の幽霊にチクられた俺・・・

「俺以外に助けられる者が居ないみたいだったんで絶対に断られないと思ってつい・・・」
理佐ちゃんの背後霊として現世に存在してる以上宿主の理佐ちゃんにはウソつけない俺に

「弱味につけこんでんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「どうせ娘さん幽霊の方が私より大きいですよ」
なんて外道な俺への義憤だけではなく、ちょっとヤキモチも入ってそうな理佐ちゃん

「理佐ちゃん心配しないでくれ、たまたま簡単に触れそうなおっぱいが娘さん幽霊のだったから弱味につけこんだだけで、俺が一番触りたいのは理佐ちゃんのおっぱいたから、それがたとえまな板に小梅ちゃんでも・・・」
慌てて理佐ちゃんを慰めるも

「人のおっぱい、まな板に小梅ちゃんとか言ってんじゃねーよ」

なんてまたも理佐ちゃんにドスを効かされる俺

「俺君は知らないだけでちゃんと成長してるんだからね」なんてむくれる理佐ちゃん

「だいたい、あんたはさ・・・」なおも俺を責めようとする理佐ちゃんだったが

「理佐、どうしたの?まだ夜中の2時半だよ」なんて部屋の外から理佐ちゃんを呼ぶ声

「ごめん、寝ぼけて寝言言ったみたい・・・」
一人部屋なのに騒いでる理佐ちゃんを心配して様子を見にきたふーちゃんにアクビする振りしながら言い訳の理佐ちゃん

「なんか最近、宙に向かって独り言言ってたりお札持ち歩いたりしてるから心配してたんだ、悩みとかあったら誰でもいいから相談しなよ、あんたは一人で抱えちゃうとこあるから」
なんて理佐ちゃんを心配してくれるさすが年長者のふーちゃんに

「ふーちゃんありがとう」って瞳うるうるな理佐ちゃん

理佐ちゃんをひとしきりあやして部屋に引き揚げるふーちゃん

「絶対変人だと思われてるよ〜」って部屋で布団にうっ伏して足パタパタさせる理佐ちゃん・・・可愛い

「理佐ちゃん心配すんなよ最悪俺だけは理佐ちゃんのこと変人だなんて思わないからさ」ってすかさずフォローする俺に

「うるさい!みんなあんたのせいなんだから謝って」
なんて謝罪要求する丑三つ時の理佐ちゃんだから好き
0127帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第14話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/02/25(日) 19:08:03.92ID:lpqamIFFa
「え〜っ、今日の握手会に憑いてくんの?」
俺だけでなく美人母娘の幽霊も握手会に憑いてくると知って驚く理佐ちゃん

「うん、だって俺と理佐ちゃん握手会終わったら東京に帰るからさ、この人たちを置いて帰るわけに行かないじゃん」

「うーん?それじゃ握手会終わるまで俺君もここで待っててよ」って俺を拝む理佐ちゃん

「いや、握手会に来るヲタの邪念から愛しの理佐ちゃんを守らなきゃいけないから無理」ってきっぱり断る俺

「邪念の塊が私のファンを邪念呼ばわりしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「なにが愛しの理佐ちゃんよ、はぁ・・・頭痛い」って嘆きの理佐ちゃん

「それからさこの人たちがお父さんの消息が分かるまで理佐ちゃんの部屋に居候させて欲しいんだって」

「え〜〜っ!?」
さらに驚くも理佐ちゃんを拝んでペコペコする憐れな母娘に優しい理佐ちゃんが非情になれるわけもなく

「もう、好きにして」って母娘の幽霊を居候させちゃう理佐ちゃん


「なんか理佐調子悪そうだけど大丈夫?」
なんて握手会の合間にメンバーから聞かれる理佐ちゃん

「うーん?なんだか頭痛いのと肩が異常に重いんだ・・・」
なんて答えてる間に椅子に座ったまま立ち上がれなくなっちゃった理佐ちゃん

「理佐ちゃん大丈夫かよ〜?」
控室で横になる理佐ちゃんを心配する俺

いくらハードスケジュールが続いても握手会皆勤を守ってきた鉄人理佐ちゃんでも幽霊が3人もとり憑いたらヤバかったか・・・

この世界で何よりも大切な理佐ちゃんに無理させたことを後悔する俺

「うん、ちょっと休めば大丈夫だよ、それより握手に来てくれた人たちに申し訳ないことしちゃったな・・・」なんて責任感とファンへの愛情溢れる理佐ちゃん

「おそらく幽霊が3人もとり憑いてるから生命エネルギーが枯渇してしまったんだと思います」

突然俺と理佐ちゃんの間に割り込むジジイの幽霊

「なんだジジイ、お前今日もむーちゃんのストーカーしてんのかよ!」って大声出す俺

理佐ちゃんには黙ってようと思った体調悪化の原因を喋っちゃったジジイを睨む俺

「てめえ!理佐ちゃんの背中は俺の縄張りやぞ、消え失せろ!!」
理佐ちゃんに余計なこと喋られてご立腹な俺

ついつい言葉を荒げる俺に

「病人の横で大声出してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、勝手に私の背中縄張りにしないで」
なんて拗ねる理佐ちゃんだから好き
0128名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/02/25(日) 20:33:42.62ID:lpqamIFFa
理佐ちゃん大好きや!
0129帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第15話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/02/25(日) 20:33:55.14ID:lpqamIFFa
「お父さんだよね」
俺が理佐ちゃんに怒られてる横でジジイの幽霊にとりすがる美人母娘の幽霊

「お前たちなんでここに・・・?」
娘の肩を抱いてわなわな震え出すジジイの幽霊

家族に対する記憶がどんどん甦るのか泣き出すジジイ

そのジジイに泣きながら抱きつく美人母娘

「俺君、どうなってんの?」
親子幽霊の感動の再会を邪魔しないよう小声で聞いてくる理佐ちゃん

「なんでもっと早く気づかなかったんだろう、ジジイがむーちゃんに引き寄せられてたのはむーちゃんが娘と似てたからだよ・・・」

「言われてみれば莉菜と似てるね」って俺の言葉にうなずく理佐ちゃん

「でもジジイの年齢考えたらかなりの歳の差婚だったんだな、しかもあんな美人の奥さんと毎日子作りとか羨ましすぎるな」ってぼやく俺に

「はいはい、せっかく感動してんだからもう黙ってようね」って冷たい理佐ちゃん


「お陰様で家族揃って成仏することか出来ます」
そう言って俺と理佐ちゃんに頭をさげる親子幽霊

「いえいえ、私も俺君も何もしてませんから」って慌てて謙遜する奥ゆかしい理佐ちゃん

「俺さんも理佐さんとお幸せに」
なんて言いながら消えてく幸せそうな親子の幽霊

「なにが理佐ちゃんとお幸せにだよ、俺は幽霊だぜ、理佐ちゃんに彼氏出来たら成仏するちゅうねん」って成仏しちゃった親子に呟く俺

「あんたも一応成仏する気はあるんだ、一生私にとり憑いてるつもりなのかと思ってた」って笑う理佐ちゃん

「なにが悲しくて理佐ちゃんが好きな男と幸せになるのを眺めてなきゃいけねえんだよ、そん時が来たら潔く成仏だよ」って憎まれ口叩く俺

「じゃあ、しばらくは成仏出来ないよ、欅のメンバーでいる間は恋愛禁止だから」って笑う理佐ちゃん

「一生欅ちゃんで居てくれ」って本音漏れちゃう俺に

「それはやだよ」
なんて笑うドSな理佐ちゃんだから好き
0130帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第16話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/02/25(日) 21:18:07.82ID:lpqamIFFa
「あぁ、ファンの人たちに心配かけちゃったな」
握手会を体調不良で途中退場してしまったことを嘆く理佐ちゃん

「2ちゃんでは胃腸炎ってことになってたよ」

「えっ、胃腸炎じゃお腹ピーピーみたいに書かれてそうでやだな」って憂鬱顔する理佐ちゃん

「もう書いてる奴いたから理佐ちゃんの個スレには理佐ちゃんはピンクのカプセル産むだけだって書いといたよ」って手回しのいい俺に

「余計なこと書いてんじゃねーよ」ってマジギレのドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、2ちゃん禁止だって言ったよね」って凄む理佐ちゃん

「はい、『理佐ちゃんのブラ紐』と『ゆいぽんのスカートの中』は自粛中です」って理佐ちゃんの剣幕にビビる俺

「それだけじゃダメ、だいたいあんた幽霊のくせに2ちゃんなんてやんないでよ」って2ちゃん禁止令を発令する理佐ちゃん


「でもさ、あの親子の幽霊再会出来て良かったよね」って慌てて話を変える俺

「話変えてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「不思議な偶然だよね私たちが泊まる部屋に母娘の幽霊が居て、記憶を失ってたお父さんの幽霊が莉菜を追いかけてこの土地までたどり着くなんて」
ドス効かしたわりに話に乗ってくる理佐ちゃん

「偶然じゃないよ、家族がお互いを思う気持ちが奇跡を起こしたんだよ」って力説する俺

「やっぱり幽霊だから奇跡みたいな目に見えない部分も分かるの?」って不思議な顔する理佐ちゃん

「いや、そう思いたいじゃん人が人を思う気持ちは運命だって越えて奇跡を起こすんだって、人と人が出会って家族になるってそれぐらい凄いことだと思うからさ」ってなんかカッコつけたい俺

「うん、俺君にしては良い考え方だね」って珍しく俺を褒めてくれる理佐ちゃん

「それより早く帰ってのんびりしたいよ」って理佐ちゃんに褒められ照れる俺に

「ごめん、明日お休みもらったから実家に泊まりたいんだけど付き合ってくれる」って言い出す理佐ちゃん

「理佐ちゃんもしかして・・・」

「うん、お父さんとお母さんの顔が見たくなっちゃった」
なんて幽霊の親子に影響されて家族が恋しくなっちゃう理佐ちゃんだから好き
0131名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.48)2018/02/25(日) 23:09:00.67ID:cJanxb42a
帰ってきたイタコの理佐ちゃん第1部完結ですm(__)m
0132名無しって、書けない?(やわらか銀行) (ワッチョイW 126.242.179.83)2018/02/25(日) 23:29:46.07ID:l93PSsEd0
妄想乙〜
0133名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.48)2018/02/25(日) 23:47:42.36ID:cJanxb42a
>>132
ありがとうございますm(__)m
0134名無しって、書けない?(千葉県【01:28 震度3】) (シャチーク 61.215.90.142)2018/02/26(月) 01:40:25.73ID:UCbP/GYGC

0135名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.39)2018/02/26(月) 06:47:53.20ID:G7iOwH8Fa
>>134
ありがとうございますm(__)m

神様でさえ2度と生み出せないレベルの最高傑作と呼ばれる理佐ちゃんを人の手で描き出すのは難しいんでしょうね
0136同じクラスの理佐ちゃん 第22話(庭) (アウアウカー 182.250.243.2)2018/02/26(月) 08:31:13.75ID:9KObS9PSa
「ねぇ、なにやってんの?」
学校の休み時間にバイトを探す俺に声かけてくる俺の彼女理佐ちゃん

昨日までは友達以上恋人未満な俺と理佐ちゃんだったけど
昨日、俺の元カノの前で理佐ちゃんが彼女宣言したから今日からは俺の彼女理佐ちゃんってわけだ

「昨日、バイトの面接すっぽかしちゃったからさ、なんかいいバイトないかなぁと思って」
理佐ちゃんとの関係性が変わったことでワクワクウキウキ状態なのを気づかれないようにさりげなさ装おう照れ屋な俺

「そういえば面接だったんだよね」
そう言いながら昨日のことを思い出して顔を赤くする俺以上に照れ屋な理佐ちゃん

「そうなんだよ、理佐ちゃんが突然彼女宣言するからさ、余韻に浸りたくてあの後真っ直ぐ家に帰っちゃたんだよね」
なんてやっぱりワクワクウキウキ隠しきれないニヤニヤな俺に

「恥ずかしいからからかわないでよ」ってさらに顔を赤くする俺の彼女理佐ちゃん

いつもみたいにドスを効かせて否定してこないってことは理佐ちゃん公認で理佐ちゃんは俺の彼女ってことだ!

「いいバイト見つかるといいね」

ニヤニヤが加速する俺に照れながらバイトに話を戻す理佐ちゃん

そんな俺と理佐ちゃんを理佐ちゃんに席を取られた俺の前の席の主が羨ましそうに見とるわ

そして放課後

俺の彼女理佐ちゃんと並んで駅へと歩く俺

「ねぇ、なんでさっきから黙ってんの?」

並んで歩く理佐ちゃんの右手を狙って無口になってた俺

恋人同士になったからには手を繋いで帰るのは当たり前な話なんだけど・・・
理佐ちゃんを好き過ぎるせいか「手を繋ごう」って簡単な言葉が恥ずかしくて言えない俺

なにしろ恋人同士の二人にとって手を繋ぐってのは最初の肉体接触だからな・・・緊張しますわ

「ねぇ、聞こえてる?」
手を繋ぐことが理佐ちゃんとの関係性においてどれほど重要なことかを考え過ぎてトリップしてた俺

「ごめん、考えごとしてた、何だろう?」って慌てて謝る俺

「恥ずかしいからもう言わない」って拗ねる理佐ちゃん

「ごめん、気になるから教えてよ」ってなおも謝る俺に

「やだよ」ってますますへそ曲げる理佐ちゃん

その後も拗ねて「やだよ」を連発する理佐ちゃんだけど

駅に着く頃には俺を困らせて喜ぶための「やだよ」に変わってそうな理佐ちゃんだから好き
0137同じクラスの理佐ちゃん 第23話(庭) (アウアウカー 182.250.243.16)2018/02/26(月) 20:41:32.17ID:Q0O+kkYPa
「理佐ちゃん何て言ったんだろうな・・・」
昨日、聞き逃した理佐ちゃんの言葉が気になって寝れなかった俺

結果、遅刻しないで普通の時間に登校出来るってわけだ

「ちょっと早めに出て駅で理佐ちゃん待ち伏せしたろ」イタズラ心に火がついた俺

柱の陰で理佐ちゃんが出て来るのを待つ俺

おっ!出てきた!めっちゃ可愛えぇ〜俺の彼女にして未来の嫁理佐ちゃん!!

「街中に佇む理佐ちゃんはなんだか孤独のオーラを纏っていて可愛さに綺麗さまで加わってしまって近づきがたい美しさだ」
なんて愛しの理佐ちゃんに捧げる詩まで詠んじゃう俺・・・恋は俺を詩人に変えるな〜

「理佐ちゃん誰かと待ち合わせしてんのかな?」

駅から出てきたけど学校に向かわず駅前に立ち時折駅の方を見る理佐ちゃん

「友達待ち合わせして登校してんのかな?」
理佐ちゃんの待ち合わせの相手が気になって出るに出れず見張る俺

しばし、佇んだあと時計を見て慌てて学校に向かう理佐ちゃん

「俺の彼女理佐ちゃんをすっぽかすなんて極悪非道な大悪人だな・・・」

しかし、俺の知らない秘密の理佐ちゃんが気になって駅前に立ち尽くす俺

理佐ちゃんが誰と待ち合わせてたのかが気になって結局遅刻の俺

「遅刻してんじゃねーよ」
理佐ちゃんが席に着こうと横を通り過ぎる俺にイタズラな笑顔でドス効かす
 
ヤバイ・・・浮気されてんじゃねぇかって疑って理佐ちゃんの笑顔に笑顔で応えられない俺

昨日、聞き逃した理佐ちゃんの言葉どころじゃない俺・・・

「ねぇ、どうしたの?」様子のおかしい俺に休み時間に速攻駆けつける理佐ちゃん

「いや、なんでもないよ」ちゃんと喋ろうとしたら泣いちゃいそうなので無表情て誤魔化す俺

今日の朝まで俺の彼女とか未来の嫁理佐ちゃんとか浮かれてたのに・・・

「遅刻からかったから怒った?」って心配そうに俺の顔を覗き込む理佐ちゃん

「自分だってここ何日か遅刻ぎりぎりで駆け込んでるのにからかったら俺君だって怒るよね」
心配する理佐ちゃんを余所に無神経に割り込んでくる理佐ちゃんの親友志田愛佳

理佐ちゃん毎日待ち合わせして遅刻ぎりぎりまで待たされてんのか・・・

「ちょっと愛佳なに言ってんの・・・」って慌てて志田さんを制止する理佐ちゃん

ひぃ〜理佐ちゃんのこの反応、絶対男と待ち合わせしとるやんって涙出ちゃう俺に

「理佐が遅刻する俺君のために毎朝ぎりぎりまで駅で待っててくれてるからって嬉し泣きっすか〜」
なんてゲラゲラ笑いながら俺をからかう志田さん

「理佐ちゃん・・・マジ?」ってキラキラした瞳で理佐ちゃんを見る俺に

「ねぇ、明日から俺君が遅刻しないように駅で待ち合わせしたいんだけど・・・」
なんて恥ずかしくて俺のほう見ないで言う理佐ちゃんだから好き
0138名無しって、書けない?(やわらか銀行) (ワッチョイW 126.242.179.83)2018/02/26(月) 21:54:24.38ID:dnJCCAfx0
>>137
いつも楽しく読ませて頂いてます!できれば、次は理佐ちゃんのS気メインの小説を書いてくだされば嬉しいです😃
0139同じクラスの理佐ちゃん 第24話(庭) (アウアウカー 182.250.243.1)2018/02/26(月) 22:15:00.07ID:bBY20/GMa
「いつもの駅で俺を待つ♪理佐ちゃん俺の彼女だよ♪」
なんて坂本九も真っ青な理佐ちゃん替歌歌いながら下校の俺と理佐ちゃん

「変な歌歌ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、恥ずかしいから替歌やめて」
なんて不機嫌装おう素直じゃない理佐ちゃん

「でも、明日の朝から理佐ちゃんと待ち合わせする喜びを歌にしたいんだよね」って幸福感に包まれてる俺

「まぁ、喜んでくれてるのは伝わるけどね」って苦笑いの理佐ちゃん

「それよりさ、俺君バイト探してんじゃなかったの?」
俺から替歌への興味を無くさせるべく、さりげなく話を変える理佐ちゃん

「あっ、忘れてたよ」
なんて横断歩道を渡る途中にカバンからバイト情報誌を取り出そうとする俺

そして散らばるカバンの中身

「ちょっと!?なにやってんの〜」 
慌てて散らばったカバンの中身たちを拾い集めてくれる理佐ちゃん

「セーフ」って信号が赤になるギリギリで横断歩道を渡り終える俺

振り向いたら理佐ちゃんが俺の拾い損ねたバイト情報誌を拾いに戻ってる

「理佐ちゃん危ねぇ〜!」

クラクションが響く中、理佐ちゃんを庇いダンプの前に飛び込む俺

あぁ、一巻の終わり・・・と思ったら案外ブレーキが効いて停まるダンプ

運転手のオッサンの凄え怒鳴り声とクラクションの嵐

「逃げろ〜」
呆然と立ち尽くす理佐ちゃんの手を引っ張り駆け出す俺

「ダンプのオッサンめっちゃ怒ってたね」って裏道に入って一安心して笑う俺

「俺君、跳ねられちゃうと思った・・・」ちょっとショックだった理佐ちゃん

「オッサンがめっちゃブレーキ踏んでくれたから何ともないよ、それより拾ってくれてありがとう」理佐ちゃんにお礼言う俺

「俺君、手・・・」
理佐ちゃんに言われて初めて理佐ちゃんの手を握ったままなのに気づく俺

「あっ、ごめん」って謝る俺に

「ねぇ、せっかくだからもう少し繋いでようよ」なんて言ってくれる理佐ちゃん

理佐ちゃんと手を繋いで駅への道を歩く俺

理佐ちゃんの手の温もりに超感動
時間よ止まれって祈る俺に

「昨日さ、手繋いで帰ろうよって言ったんだよね、俺君にスルーされちゃったけど」
なんて照れ笑いする理佐ちゃん

繋いだ手から恋のドキドキが伝わっちゃう理佐ちゃんだから好き
0140名無しって、書けない?(やわらか銀行) (ワッチョイW 126.242.179.83)2018/02/26(月) 22:21:06.03ID:dnJCCAfx0
>>139ありがとうございますツンデレ最高でしたー(*'▽'*)
0141名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.1)2018/02/26(月) 22:31:34.91ID:bBY20/GMa
>>138
俺の妄想をお読みいただきありがとうございますm(__)m

ドS理佐ちゃん頭に入れときます

情けないんですけど俺の書いてるのって妄想が自然と浮かぶのを追いかけて文字にしてる感じなんで物語をコントロール出来ないんですよねぇ

ただ経験上、頭に入れとけばそのうちドS理佐ちゃんでなんか浮かんでくると思うんでそれまでお待ちいただければ幸いですm(__)m

万が一浮かんでこなかったら許してねw
0142名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.1)2018/02/26(月) 22:41:55.20ID:bBY20/GMa
>>140
ありがとうございますm(__)m
0143帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー 182.251.247.45)2018/02/27(火) 00:10:27.97ID:5rpgwV4wa
「理佐ちゃんに逢いたいな・・・」
競馬場で知り合った詐欺師みたいなジジイに騙され無一文になり
無銭飲食で警察に突き出されるピンチを愛しの理佐ちゃんの知略で切り抜けた俺

俄然理佐ちゃんが恋しくなり夜明けを待たずに理佐ちゃんのいる茨城へと愛車の軽トラで向かってる俺

「やべえ、7時前だよ、日曜日だし理佐ちゃん寝てるかな」
なんて言いながらインターフォン連打する迷惑な俺

「うるさいよ、何時だと思ってんの」って突然現れた俺に驚くでもなく平常運転の不機嫌な理佐ちゃん


「いや〜じつはかくかくしかじかでさ・・・」

理佐ちゃんが実家に行ってからの俺の身に起きた事の顛末を説明する俺

「じゃあ、お金みんな取られちゃったの?」なんて憐れみの視線で俺を見る理佐ちゃん

「いや、その前に競馬でほとんど溶かしちゃってたから千円ぐらいかな」って不幸中の幸いな俺

「なにやってんだか」って頭抱える理佐ちゃん

「やっぱり俺君だったのね」なんて理佐ちゃんのお母さん登場

「お義母さん、風邪大丈夫ですか?」ってすかさずお義母さんの機嫌とる俺

「理佐ちゃんのお陰で休めたからもう大丈夫よ」って俺の真似して理佐ちゃんをちゃん付けしてからかうお義母さん

血は争えんな、理佐ちゃんの悪のりする部分が良く似てるわ・・・

「お義母さんやっと機嫌直ってきたみたいだから刺激しないほうが」って小声でささやく俺に

「なに言ってんのよ、インターフォンが鳴った瞬間から『俺君が来た』って喜んで玄関に駆けってちゃったんだから」なんてのたまうお義母さん

「余計なこと喋ってんじゃねーよ」ってドス効かすもお母さん相手ではイマイチ迫力不足の理佐ちゃん

「不機嫌装うなんて照れ屋だな、理佐ちゃんは」って笑う俺に

「うるさい!黙って」って朝ご飯の用意しながらキレるいつもの理佐ちゃん

テーブルには俺の好物ばかりが・・・

「俺君は朝一番に迎えに来るだろうからって、昨日から朝ご飯の準備してたのよ」って教えてくれるお母さん

「いやぁ、照れますね」なんてのろける俺に

「照れてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「せっかく俺君の好物ばかり作ったんだから温かいうちに食べてよ」
なんて俺のために炊きたてのご飯よそってくれる理佐ちゃんだから好き
0144帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.3)2018/02/27(火) 12:25:06.51ID:wa6cz0rta
「いつまでも寝てんじゃねーよ」
ドスを効かせながら俺の背中を踏みつける幼なじみの理佐ちゃん

「うーん、もう少し寝かしてください、、、zzzz 」なんて頼む俺に

「やだ」ってイタズラな笑顔でますます俺の背中を踏みつけるドS理佐ちゃん

「なんで理佐ちゃんが・・・」やっと眠い目を開けて問いかける俺

「あんたがなかなか起きてこないからおばちゃんに頼まれたの」
俺から布団を剥ぎ取りながら説明する理佐ちゃん

「ねぇ、毎朝同じこと繰り返してない?」

理佐ちゃんが言う通り毎朝こうやって理佐ちゃんに起こされて、なんで?って聞いてる俺

中学に入学したあたりからだからかれこれ3年以上理佐ちゃんに起こされてるのか・・・

我ながら朝の弱さに愕然とする俺

「いくら幼なじみでも甘え過ぎじゃない?」
なんて聞いてくる理佐ちゃんの笑顔にドキドキする俺

いつ頃からか幼なじみの理佐ちゃんに幼なじみ以上の気持ちを持ち始めていた俺

無論理佐ちゃんには言っていない

幼なじみだから世界一の美人理佐ちゃんと仲良くしていられるわけで・・・
俺の気持ちに気づいた理佐ちゃんが今まで通りに仲良くしてくれる保証はないからね

世界一美人で性格も優しくて面倒見が良い理佐ちゃんに比べるとなんの取り柄も無い俺だから仕方ない・・・


「高校生になったらひとりで起きるって言ってたのなんだったんだろうね」
登校中も俺にイヤミを忘れないドSな理佐ちゃんだけど

「休み時間まで会えないけど頑張ってね」
なんて俺の頭をなでなでしてくれるお姉さんみたいな理佐ちゃんだから好き
0145帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.3)2018/02/27(火) 13:06:57.40ID:wa6cz0rta
「俺君おはよう、今日も渡邉さんと一緒に登校なんて羨ましいよ」
理佐ちゃんと別れ自分の席に着くとクラスメイトの澤部が話かけてくる

「うるせえクズ、朝から話しかけんな」
幼なじみの理佐ちゃんとの楽しい時間の余韻をぶち壊されてご立腹の俺

「朝からそんな言い方しなくても良いじゃない」俺の暴言に苦笑いする澤部

「うるせえ、生まれた時から理佐ちゃんの隣にいる俺だぞ、貴様とは格が違うんだ」って理佐ちゃんの幼なじみという貧弱な根拠で威張る俺

「そんなこと言ってるけど渡邉さんの幼なじみじゃなかったら俺以下のスペックなくせに」
なんて理佐ちゃんの幼なじみだけが取り柄の俺の本質をズバリ指摘する澤部

なんて嫌な奴なんだ・・・

「理佐ちゃんにお前にイジメられてるってチクるからな」ってスネ夫みたいな俺

「酷いなぁ、それより俺が貸した『時をかける少女』観た?」

「観た観た!黒島なんとかって子が可愛いかった」って昨日澤部に借りたドラマの話に食いつく単細胞な俺

「だろ、あの子は世界一美人だよな」
なんて聞き捨てならない言葉を吐く澤部

「いや、世界一美人なのは未来永劫俺の理佐ちゃんだから」って釘を刺すマジでキレる5秒前な俺

「いやいや、いくらなんでも女優さんのほうが美人でしょ」って笑い出す澤部

「ずっと前からお前のこと嫌いだった♪」
広末の歌に合わせたリズムを刻みながら澤部に掴みかかる俺

そして始まる俺と澤部のバトル

「あの顔で強いのはズルいよな」
澤部にあっさりボコられ保健室でいじける俺
 
「俺君大丈夫?」
俺を心配して様子を見に来てくれた理佐ちゃん

「理佐ちゃん、絶対的な正義が負けて俺は悔しい、いつから正直者がバカを見る世の中になっちまったんだ」
幼なじみの理佐ちゃんの顔を見たら安心して涙が溢れちゃう俺

「もう泣かないで、私にちゃんと分かるように話して?」って俺をあやしてくれる優しい理佐ちゃん

やっぱりお姉さんみたいだな・・・

「くだらないことでケンカしてんじゃねーよ」
俺と澤部のケンカの理由を聞かされてドス効かす理佐ちゃん

「だってさ、幼なじみの俺の前で理佐ちゃんより美人とか言うんだぜ」って憤慨する俺に

「はいはい、私のために怒ってくれてありがとう」って軽くため息つく理佐ちゃん

「幼なじみの俺君が世界一美人と思ってくれてるだけで私はいいんだけどなぁ・・・」
なんて小声で呟きそうな理佐ちゃんだから好き
0146名無しって、書けない?(やわらか銀行) (ワッチョイW 126.242.179.83)2018/02/27(火) 19:10:53.15ID:G9vb2VIB0
昨日の僕の意見を参考にして頂きありがとうございます😊すごく理佐ちゃん可愛いかったです😍あと同級生が澤部のくだりのところは、思わず笑ってしまいましたWまた理佐ちゃんの可愛い小説を期待しております
0147帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.19)2018/02/27(火) 19:39:43.00ID:zS2jTmYYa
「ねぇ、どこ寄ってくの?」
学校帰りに寄りたいとこある俺の後を尾いてくる幼なじみの理佐ちゃん

「なんかさ、ラベンダーの香りでタイムリープ出来る気がするんだよね」
完全に澤部に借りた『時をかける少女』に感化されてる俺

「出来る訳ないじゃん」
一言のもとに俺を切り捨てる理佐ちゃん

「あ〜馬鹿らしい、私は先に帰るからね」
なんて俺を河原に残し歩き去る理佐ちゃん

だいたい河原にラベンダーなんてあんのかよ?

理佐ちゃんが帰った後もラベンダーを探す俺

「うーん、やっぱり見つかんねぇ」って河原に大の字になる俺に

「諦めてんじゃねーよ」って河原の上からドス効かす理佐ちゃん

河原に寝転がったまま理佐ちゃんの方を見る俺

「理佐ちゃん・・・パンツ丸見えだよ・・・」って河原の角度と理佐ちゃんの純白に感謝する俺

「見てんじゃねーよ」
俺の言葉に顔を真っ赤にして恥じらいのドス効かす理佐ちゃん

「もう、せっかく戻ってきてあげたのにエッチなことしたから手伝ってあげない」
なんて文句言いながら河原に座りファッション雑誌読み出す理佐ちゃん


「やっぱり見つかんねぇな」って腰を叩きながらファッション雑誌読んでる理佐ちゃんをチラ見する俺

あの人は何をしに戻ってきたんだろう・・・

「なに見てんの?」
俺の視線に気づき威嚇してくる気の強い理佐ちゃん

「いや、別に」って慌てて理佐ちゃんから目を逸らす俺

「またパンツ見ようとしてたでしょ」ってめっちゃ疑惑の眼差し向けてくる理佐ちゃん

「幼なじみのパンツなんて見慣れちゃってて興味無いね」
なんて強がり言って肩を竦める俺

しばし、沈思黙考する理佐ちゃん

「それもそっか、私たちただの幼なじみだもんね」
なんて呟きファッション雑誌をカバンにしまう理佐ちゃん

「ただの幼なじみではないだろ」
理佐ちゃんの言ったただの幼なじみって言葉に拗ねる俺

「もういちいち拗ねないでよ」って苦笑いする理佐ちゃん

「ほら、日が暮れちゃうから帰るよ」
理佐ちゃんの言葉にしぶしぶ立ち上がる俺に

「ただの幼なじみは言い過ぎだったね」
なんて言ってくれる理佐ちゃんだから好き
0148名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.19)2018/02/27(火) 19:44:49.73ID:zS2jTmYYa
>>146
こちらこそレスありがとうごさいますm(__)m

読んでくれてる方が居ると思うと励みになります
0149帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第4話(庭) (アウアウカー 182.250.243.19)2018/02/27(火) 20:17:21.63ID:zS2jTmYYa
「やっぱりただの幼なじみではないんだよな俺と理佐ちゃんは」
家に帰って夕飯食べて趣味のカードマジックの腕を磨きながら呟く俺

河原で理佐ちゃんにただの幼なじみって言われたのをまだ気にしている器の小さい俺なのだ

「遊んでんじゃねーよ」って勝手に部屋に入ってくる理佐ちゃん

「いくら幼なじみでも勝手に入ってくんなよな、男の城だぞ・・・」

「ねぇ、トランプ占いやって」って俺の話を全然聞いてないわがまま理佐ちゃん

「まったく困ったもんだよ・・・」
文句言いながらもカードを並べ始める理佐ちゃんの言うことは絶対の俺

「わーい」なんて言いながら俺の並べたカードを手でかき混ぜる妨害工作の理佐ちゃん

「やめろ〜」って必死に抵抗する俺に

「やだ」って嬉しそうに笑うドS理佐ちゃん

「あぁ楽しかった」って満足してファッション雑誌を読み始める理佐ちゃん


「俺君さぁ、女の子にパンツ見えてるとか言わないほうがいいよ」
ファッション雑誌読む理佐ちゃんの横でカードマジックの練習に勤しむ俺にマジダメ出しの理佐ちゃん

「そうなの?でも黙って見てたら理佐ちゃん怒るだろ?」

「そうゆう意味じゃなくて、デリカシーが無いんだよねぇ」って眉をしかめる理佐ちゃん

「難しいな・・・」って女心の複雑さに悩む俺

「だからモテないんだよ俺君は」って悩む俺をからかう理佐ちゃん

「俺がモテないのは理佐ちゃんがいつも側に居るからだよ」って文句言う俺

「俺君がモテないのがなんで私のせいなのよ」って口尖らせて文句言う理佐ちゃん

「理佐ちゃんと比べられると思うから女がビビって寄ってこれないんだよ」ってあくまでモテ無いのは自分のせいじゃないと思いたい俺

「私はモテるけどな・・・高校入学して1ヶ月でもう8人に告白されてるよ、いつも俺君にまとわりつかれてんのに・・・なんでだろう?」
なんて笑顔で皮肉を言うドS理佐ちゃん

マジか・・・俺の知らねぇとこでそんなに告白されてたのか・・・

モテる理佐ちゃんに危機感と回りの男どもにもただの幼なじみとしか思われていないことを痛感する俺

「そりゃあ、俺みたいな雑魚と比べられたって勝てるからだよ・・・」って力無くため息の俺に

「そうかな・・・俺君と比べちゃうから8人全員断っちゃったんだけどな・・・」
なんて困ったみたいに呟く理佐ちゃんだから好き
0150名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 58.94.38.100)2018/02/27(火) 21:21:55.25ID:XeIIKwT20
>>149
ふとした瞬間に訪れる、平和でのんびりした二人のやり取りが好きです
吊り橋効果に代表されるような、緊迫した場面で相手に好意的な感情を芽生えさせるのもいいですが、
私は、ふと振り返った時に感じる、遅れた愛情みたいな方が心にきます
長編でしか成し得ない技ですね
0151名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.19)2018/02/27(火) 21:38:10.21ID:zS2jTmYYa
>>150
時が過ぎて気づく相手の想いってありますよね

今考えるとあの時の相手の態度とか・・・

その時に気づけてたら違う人生になってたのかも
0152帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第12話(庭) (アウアウカー 182.250.243.19)2018/02/27(火) 22:23:22.55ID:zS2jTmYYa
「しかし、朝から迎えに来るなんて昨日理佐が言ってた通りだな」
なんて朝から俺に酒を勧める理佐ちゃんのお父さんねぇ三郎

「ちょっと、俺君はお酒弱いんだからあんまり飲ませないでよ」
なんてねぇ三郎に文句言う理佐ちゃん

「理佐ちゃん俺は平気だから」って渡邉親子が険悪な雰囲気になるのを恐れてねぇ三郎の注いでくれるお酒を一気飲みする俺

「お父さんしつこいから無理しないでいいよ」なんて自分の予想通りに朝イチで迎えにきた俺に優しい理佐ちゃん


「そうだ俺君、お醤油買ってきてよ」 
酔ったねぇ三郎にしつこく絡まれる俺を見かねて機転を利かす理佐ちゃん

「ちょっと酔いざましにぶらぶらしてきていいよ」
なんておこづかいまでくれる理佐ちゃん

「ありがとう、ねぇ三郎のチャリ借りてくね」

「乗っちゃダメだよ、酔いが覚めるまでは手で押してってね」って真面目な理佐ちゃん

理佐ちゃんからもらったおこづかい持ってパチンコ屋へチャリを押して一直線の俺

「ひぃ〜やっちまった!」
理佐ちゃんからもらったおこづかいだけじゃなくお醤油やらなんやら頼まれたお金もみんなパチンコに溶かしちゃった俺

血の気と共に酔いも一気に覚めた俺

「やっちまったな・・・昨日は競馬場で詐欺師に身ぐるみ剥がされ、今日はパチンコ屋で理佐ちゃんの信頼を溶かしちまった」

公園で黄昏る俺に理佐ちゃんからLINEだ

「お父さん寝ちゃったから帰ってきても平気だよ」なんて愛情を感じさせる理佐ちゃんのLINE

「参ったな、ねぇ三郎が寝たところで手ぶらで帰る訳にいかねえよな・・・」

公園のベンチで打開策を練る俺に理佐ちゃんからの第2の矢ならぬ第2のLINEが

「既読スルーしてんじゃねーよ」ってドスの効いたLINEしてくる理佐ちゃん

「ごめんなさい、お金みんな溶かしちゃいました」慌ててLINEで謝る俺

理佐ちゃんの返事を待たずにねぇ三郎のチャリを漕ぎ理佐ちゃんの元へ急ぐ俺

こうなった以上は一刻も早く理佐ちゃんの御前に土下座せねば
 
なんて急いでチャリを漕いだせいでカーブを曲がりきれず壁に激突な俺に

「俺君にお金渡した時点でそんなの計算済みだから心配しないで帰ってきて」
なんて優しいLINEを送ってくれたけど手遅れな理佐ちゃんだから好き
0153帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第13話(庭) (アウアウカー 182.250.243.19)2018/02/27(火) 22:52:25.98ID:zS2jTmYYa
「俺君〜俺君〜」
遠くで理佐ちゃんが泣きながら俺を呼んでる気がして目を開ける

「なんだ、空耳ってやつか」呟いて辺りを見回す俺

ちょっと離れたとけに集まる人々の群れに混ざり歩き出す俺

ふと顔を上げると大きな川の向こうでなんだか懐かしい人たちが俺を呼んでいる

おっ!よく見りゃ何年か前に死んだ俺のお婆ちゃんも居るじゃねぇか

「お婆ちゃん〜会いたかったよ〜」って手を振りながら川を渡ろうと走り出す俺

すると怖い顔でこっち来るなって手で俺を追い払う仕草するお婆ちゃん

「なんだよ、照れてんのか婆のくせに」って川に入ろうとしたその時

「俺君!死んじゃやだ〜」ってひときわでっかい理佐ちゃんの声

小声の理佐ちゃんにしては珍しいな・・・

なんて振り向いたら

突然、明るくなって目の前に愛しの理佐ちゃんの顔

俺が目を覚ましたと気づいて慌てて俺から離れる理佐ちゃん

「なんだこれ?」って呟く俺

病室・・・?

俺に背中を向けてナースコールする理佐ちゃん

「理佐ちゃん、俺のこと呼んでくれた?」
背中を向けたままの理佐ちゃんに声をかける俺

「知らない」って小声で答える理佐ちゃん

「なんかさ、三途の川渡っちゃうとこだったみたいなんだよね」って理佐ちゃんに話す俺

「なにそれ?」ってやっぱり小声の理佐ちゃん

「渡っちゃう手前で理佐ちゃんが俺君死んじゃやだ〜って叫ぶ声が聞こえたんだけどな・・・」
なんて理佐ちゃんの背中を見つめながら悩む俺に

「私がそんな大きい声だせるわけないじゃん」
なんて超説得力抜群な小声で話す理佐ちゃんだから好き
0154帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第14話(庭) (アウアウカー 182.250.243.40)2018/02/27(火) 23:15:05.85ID:VyOSQ6FBa
「私がそんな大きい声だせるわけないじゃん」
なんて言われてみれば理佐ちゃんには無理かって納得する俺

「それより理佐ちゃん、こっちきて顔見せてくれ」
理佐ちゃんに会いたくて三途の川から舞い戻った俺の切実な願いってやつだ

「心配させたからやだよ」ってこんな時までへそ曲がりな理佐ちゃん

その時病室のドアを開けて入ってくる看護婦さん

「奥さんまだ泣いてるんですか?意識戻ったらもう大丈夫ですよ」
病室に入るなり理佐ちゃんを見て笑う看護婦さん

理佐ちゃん、泣いてるのか・・・?

「奥さんに愛されてますね、旦那さんに抱きついて死んじゃやだ〜ってずっと泣いてたんですから」って俺に笑いかける看護婦さん

看護婦さんが先生を呼びに行くまでずっと俺に背中向けたままの理佐ちゃん

よく見たらめっちゃ背中震わせて泣いてる理佐ちゃん

「理佐ちゃん、心配かけてごめんね」

優しく謝る俺にやっと振り向いた嬉し泣きの理佐ちゃん

「お父さんの自転車壊してんじゃねーよ」
なんて泣きながらドス効かす意地っ張りな理佐ちゃんだから好き
0155名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.40)2018/02/27(火) 23:18:07.27ID:VyOSQ6FBa
三途の川から理佐ちゃんに呼び戻される話は何度も書いてしまうw
0156同じクラスの理佐ちゃん 第25話(庭) (アウアウカー 182.251.247.34)2018/02/28(水) 07:50:39.44ID:d7PpeqKna
「遅刻してんじゃねーよ」
理佐ちゃんとの待ち合わせ初日にいきなり遅れて現れる不遜な俺

「ほら、急げば間に合うから早く早く」
なんて言い訳の屁理屈をこねようとする俺を急かす理佐ちゃん

「絶対に遅れてくると思ったから待ち合わせの時間早めにしといて良かった、」って苦笑いする理佐ちゃん

俺の行動を予測して事前に対策を練っておく俺の理想の嫁候補殿堂入り確実の理佐ちゃんを初日から待たせる失態に昔なら不敬罪で死刑だなって猛反省な俺

「ねぇ、私と待ち合わせしたら一生遅刻しないで済むとか言ってたのはなんだったの?」って早歩きしながら俺を振り返る理佐ちゃん

「昨日さぁ、理佐ちゃんと手を繋いだ余韻で寝れなかったんだよね・・・」
すれ違うカップルを値踏みしながら巧に理佐ちゃんに責任転嫁する俺

「私のせいにしないで」って拗ねる俺の彼女理佐ちゃん・・・可愛い過ぎるな

「朝は恥ずかしいから手は繋がないよ」
なんて手を繋ぎたい欲満々の俺を軽く牽制する理佐ちゃん


「ねぇ、さっきからなに見てんの?」
俺がカップルとすれ違うたびにニヤリとするのに気づいた理佐ちゃん

「すれ違うカップルの男にさ、お前の彼女と俺の彼女どっちが美人なんだ!対決挑んでんだけど理佐ちゃんのお陰で楽勝で連戦連勝しちゃうから優越感に浸ってんの」
なんて遅刻ギリギリのわりに余裕な俺に

「くだらないことやってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「俺君の遅刻が少しでも減るように考えてあげてんのに呑気にそんな対決してないでよ」って呆れる理佐ちゃん

「すいません」って謝ってる間にもカップルとすれ違うたびに連勝記録伸ばしてる俺

「それにそんなことやってると負けた時に私のこと嫌いになっちゃうよ」なんて恐ろしい程に謙虚過ぎる理佐ちゃん

「なに言ってんだよ俺が審判やってんだから理佐ちゃんが負けるわけないじゃん」って威張る俺

「なんだ俺君の私贔屓が激しいだけじゃん」ってつまんなそうに呟く理佐ちゃん

ちょっと歩いたら立ち止まって

「でも・・・俺君に贔屓されるのは嬉しいな・・・」
なんて思い出し喜びしてる間に遅刻しちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0157同じクラスの理佐ちゃん 第26話(庭) (アウアウカー 182.250.243.40)2018/02/28(水) 21:34:23.38ID:dsAlLJp3a
「理佐ちゃんそれ?」
理佐ちゃんの下駄箱に入ってる手紙を目敏く発見する俺

「たまに手紙くれる人が居るんだよね」って慣れた感じで手紙をカバンに入れる理佐ちゃん

即座に破り捨てろや!!!

心の中で理佐ちゃんを一喝する亭主関白な俺

「断るにしてもちゃんと読まないと悪い気がしちゃってさ・・・」
俺の心の叫びが届いたのか申し訳なさそうに話す理佐ちゃん

「今時、下駄箱にラブレターなんてとんだウジウジ野郎だな」って理佐ちゃんに比べて器の小さい俺に

「一緒に帰りたくて毎日待ち伏せしてたウジウジ野郎がなんか言ってるよ〜怖〜い」って俺をからかう理佐ちゃん

「俺君は人が一生懸命書いた手紙を読みもしないで破り捨てる私の方がいいの?」

そんな非道な女は好きにはなれない、だがしかし・・・

「普通は破り捨てるでしょ」って強がり言ってそっぽ向く俺

「じゃあ、俺君が手紙書いてくれてもすぐに破り捨てちゃうよ?」ってイジワル理佐ちゃん

「理佐ちゃんはそんな非道な真似はしないって信じてる」って理佐ちゃんを信じる俺

「ねぇ、どっちにしたらいいか分かんないから先行くよ」って俺を置きざりにして教室に行っちゃう理佐ちゃん

理佐ちゃんからちょっと遅れて教室に到着の俺

げっ、もう手紙読んでる・・・

クラスの女子が教室の入り口から廊下に理佐ちゃんを手招きする

俺の方をチラリと見て廊下に向かう理佐ちゃん

まさか、手紙の差出人か?

ってさりげなさ装って廊下を見る俺

隣のクラスのイケメンと話す理佐ちゃん

現実逃避に教科書出して夢中で教科書読む俺

「わっ!?どうしたの急に勉強して・・・」

「理佐ちゃんの浮気を見て見ぬ振りするために勉強頑張ってんの・・・」って落ち込む俺に

「浮気とか人聞きの悪いこと言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「もう、なんで断ってきたのに浮気になんのよ」って拗ねる理佐ちゃん

「断ってきたの?」ってほっとする俺

「俺君が居るんだから当たり前じゃん」ってますます怒る理佐ちゃん

「ねぇ、ちょっとは私を信用してよ、高校に入学した頃から俺君のために交際の申込み全部断ってるんだからね」
なんてさりげなく入学当時から俺のこと好きだったの喋っちゃう理佐ちゃんだから好き
0158同じクラスの理佐ちゃん 第27話(庭) (アウアウカー 182.250.243.14)2018/02/28(水) 23:53:48.00ID:ovr04+LDa
「俺と理佐ちゃん高1の頃から両想いだったのか・・・」
俺から離れた席で授業を受ける俺の彼女理佐ちゃん

「俺のために操を守り通してくれるなんてありがたいな」って理佐ちゃんを拝む俺

そんな俺に気づいてちゃんと授業受けろってジェスチュアで指示出す理佐ちゃん

自分では無自覚かもしれないけどめっちゃ可愛い理佐ちゃん

「ちょっと、授業中に私のこと拝まないでよ!」
休み時間を待って俺に注文つけにくる理佐ちゃん

「うーん、ついついありがくなっちゃってさ」って笑う俺

「何がありがたいの?」って聞く理佐ちゃん

「理佐ちゃんは中学ん時は彼居たの」って質問返しの俺に

「私の質問スルーすんなよ」ってぼやく理佐ちゃん

「どっちに答えても俺君面倒くさいから教えない」ってへそ曲げる理佐ちゃん

「その反応は居ないと・・・」
愛しの理佐ちゃんの表情の変化で真実を読み解く俺に

「勝手に決めてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「彼氏ぐらい居ましたよ」ってあっかんべーして自分の席に戻る理佐ちゃん

理佐ちゃんの言葉に真っ白な灰になってしまうあしたの俺

そして、自分の席から燃え尽きた俺を見て頭抱える理佐ちゃん

「こんなことくらいで真っ白な灰になんないでよ」って休み時間と共に苦笑いする理佐ちゃん

「だって理佐ちゃんが・・・」っていじける俺

「ほらぁ、やっぱり面倒くさい」って困る理佐ちゃん

「ウソついてごめんね、付き合ったの俺君だけだよ」なんてちょっと照れながら言ってくれる理佐ちゃん

「やっぱり俺のプロファイリング当たってたじゃん、潔癖症と警戒心と人見知りの3重ロックの理佐ちゃんだもん」ってはしゃぐ俺

「うるさ〜い」って怒る理佐ちゃん

「やっぱり面倒くさいじゃん」
なんて拗ねる理佐ちゃんだから好き
0159同じクラスの理佐ちゃん 第28話(庭) (アウアウカー 182.251.247.33)2018/03/01(木) 08:23:28.73ID:5jejVV8Ja
「俺君、帰るよ」
授業が終わった後も友達とお喋りしてる俺に声をかける愛しの理佐ちゃん

恥ずかしがり屋の理佐ちゃんが人前で自分から声をかけてくるなんでどういう風のふきまわしだろう・・・?

廊下に出ると自分から手を繋いでくる理佐ちゃん・・・積極的な理佐ちゃんも悪くない

「あんまり嬉しそうにしないでよ、恥ずかしいから」って横向く理佐ちゃん

恥ずかしいのに積極的になるってのはどういうことだ理佐ちゃん?

「こうしてれば私と俺君が付き合ってるって分かるから諦めてもらえると思って・・・」
なんて俺がヤキモチ妬かないですむように配慮してくれる気づかい理佐ちゃん

「俺のこと好きな子も諦めちゃうかもしんないな・・・」ってがっかりする俺に

「私には手紙読まずに破り捨てろって言っといて勝手なこと言ってんじゃねーよ」って苦笑いする理佐ちゃん

「俺君って、もしかして浮気とかしちゃうタイプなんじゃないの?」
繋いだ手に力を込めて尋問してくる理佐ちゃん

「バカ言わないでくれ、万が一ラブレター貰ったって即座に破り捨てる男だよ俺わ」って理佐ちゃん一途な俺

「本当かな?」なんて笑う理佐ちゃん・・・やはり可愛い


その夜、

「明日、用事あるから先に学校行ってるけど遅刻しないでちゃんと来れたらチューしてあげる」なんてLINEが理佐ちゃんからやって来た!

やっぱり積極的になってんじゃねーか!

「女は本来エロい生き物だ!」
なんて親戚のオッサンの名言を思い出し理佐ちゃんと大人の階段昇る気満々の俺

興奮で眠れずに普通の時間に登校して「理佐ちゃんのチューゲットだぜ!」って高笑いの俺

しかも、良い事ってのは重なるもんで俺の下駄箱に人生初のラブレターが!?

「今時、下駄箱にラブレターなんてきっと控え目で大人しい守ってあげたくなる美少女かもしれないな、そんな子だから俺には理佐ちゃんという絶対的本妻がいるから自分は愛人でもいいって言ってくれる気がするな」
まだ見ぬ手紙の差出人に希望的観測が暴走し始めながら廊下の角で手紙読みたくなっちゃうかかり気味な俺に

「手紙読んでんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「なんで・・・?」って茫然自失な俺に

「俺君を試したんだよ」って勝ち誇る策士理佐ちゃん

簡単に理佐ちゃんのドッキリに騙されちゃった俺を

「浮気したら即離婚だからね」って脅かす理佐ちゃん

こんなダメな俺なのに、とりあえず結婚はしてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0160上京理佐ちゃん 第15話(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/03/01(木) 18:49:21.22ID:JGysp+DWa
「理佐ちゃん買い物し過ぎじゃねぇか?」
東京に出てこいなんて言うから喜んで来てみたら荷物係じゃねぇかって不満たらたらな俺

「バイト代入ったからいいの」って買い物に夢中な理佐ちゃん

「せっかくの日曜日に付き合わされる身になって欲しいな」って文句のひとつも出ちゃう俺

「もう、独りだとお店に入れないから俺君居る時に買い物するしかないんだから付き合ってよ」
なんて唇尖らせて拗ねる理佐ちゃん

「人見知りの人は大変だな・・・」
なんて理佐ちゃんに頼りにされていい気分な俺

「付き合ってもらっちゃったから私がおごってあげるね」
なんて焼肉食わしてくれる理佐ちゃん

「はい、焼けたよ」
どんどん肉焼いてくれる手際のいい理佐ちゃん

「こんなにお金使って大丈夫なの?」
焼肉を食べ終わってから理佐ちゃんの懐具合を心配するちょっと小狡い俺

「うん、時給がいいから大丈夫」って素っ気ない理佐ちゃん

「なんのバイトやってんの?」
素っ気ない理佐ちゃんになんか引っかかる俺

「なんでもいいでしょ、ほら帰るよ」って俺を急かす理佐ちゃん


「なんのバイトやってんのかな・・・」
理佐ちゃんの買い物に付き合わされた翌日
今度は親戚のオッサンの酒屋でこき使われる俺

「理佐ちゃん美人で可愛いからな怪しいバイトやってんじゃねぇか?」
なんて他人事だと思って適当なこと言う親戚のオッサン

「怪しいバイトってなんだよ?」って不安な俺

「お前みたいな田舎育ちのガキには分かんないだろうけど女は金を産むからな、ましてや理佐ちゃんみたいな世界一の美人ともなれば都会の怪しい罠に落っこちちゃうんじゃねえか」

俺の影響で理佐ちゃんを世界一の美人と呼ぶ親戚のオッサン
若い頃はかなり悪かっただけあってよく分からない説得力だ

「オッサン、生涯一度のお願いだ、俺を駅まで送ってくれ」

「お前の生涯一度のお願いはこの前聞いてやったろ」ってなんとしてもひとりで配達したくない親戚のオッサン

「うるせえ!こうしてる間にも理佐ちゃんが風俗やAVに売り飛ばされちゃうかもしれねえんだ、早くしろ」
理佐ちゃんが心配で酒屋のバイトどころじゃない俺


「つまんねえ冗談言わなきゃよかったよ」って後悔する親戚のオッサン

性格キツいくせに守ってあげたくなる理佐ちゃんだから好き
0161上京理佐ちゃん 第16話(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/03/01(木) 23:06:31.65ID:JGysp+DWa
「張り切って来たのはいいけどまだ5時前じゃねぇか」
愛しの理佐ちゃんを都会の罠から救うために東京にやって来た俺

怪しいバイトなんてものは夜に決まってるから理佐ちゃんの部屋の前で理佐ちゃんが出かけるのを待つ俺

「しかし、世話の焼ける女だぜ理佐ちゃんは・・・」なんて呟き理佐ちゃんの部屋の窓を見上げる俺

「ねぇ、なにやってんの?」
そんな俺に背後から声をかける理佐ちゃん

「理佐ちゃんこそいつの間に部屋から出たんだよ!?」って驚く俺

「なに言ってんの?、私はいま帰ってきたとこだよ」って怪訝な顔する理佐ちゃん


「じゃあ、親戚の叔父さんの言ってること真に受けて東京に来ちゃったの・・・」
部屋に入り俺から事情を聞いて目が点の理佐ちゃん

「うん、理佐ちゃんを助けなきゃと思って・・・」

「バカだなぁ・・・」って慌てん坊の俺を笑う理佐ちゃん

「ねぇ、せっかく来たんだから夕飯食べてきなよ」
なんてご飯作ってくれる理佐ちゃん


「コンパニオンってなにすんの?」
ご飯食べながらバイトの説明してくれた理佐ちゃんだけどコンパニオンってのがよく知らない俺

「パーティの賑やかしみたいなもんだよ、私は可愛いから時給がいいんだって」って笑う理佐ちゃん

「大学の先輩に人が足らないからって頼まれて、断り切れなくてさ」

うーん、相変わらず流されやすいな・・・

「しかし、パーティで好きなだけご馳走食べて金まで貰えるんだぁ、凄えな、俺もついてこうかな」って理佐ちゃんが羨ましくなっちゃった俺

「いいよ、来なくて」って冷たい理佐ちゃん

割りのいいバイト独り占めとは欲深いな・・・

東京が理佐ちゃんを変えちまったのか?

「まぁ、なんかあったらLINEしてよ世界中のどこにいても直ぐ駆けつけるから」って帰り際理佐ちゃんを抱きしめる俺

「抱きしめてんじゃねーよ」って形だけドス効かす理佐ちゃんだけど

しばらく抱きしめられてくれる理佐ちゃんだから好き
0162名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/03/02(金) 00:06:38.35ID:+7o5iuFxa
眠い・・・
0163上京理佐ちゃん 第17話(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/03/02(金) 00:08:30.42ID:+7o5iuFxa
「お前、それは甘いな」
俺から理佐ちゃんのバイトが楽勝な美味しいバイトだって話す俺に冷水を浴びせる親戚のオッサン

「コンパニオンってのは酒飲んだオッサンの相手することもあるんだぞ」なんて嫌なこと聞かせる親戚のオッサン

結局、オッサンに3度目の一生に一度のお願いして駅まで送ってもらい一路東京へ


「理佐ちゃんめっちゃ緊張してる」
なんて理佐ちゃんの後を尾行する俺

「なんじゃこりゃ!?」
パーティ会場でしつこいオッサンの話し相手させられてる俺の理佐ちゃん

美味しいバイトどころかめっちゃ辛そうな理佐ちゃん

断れないのをいいことに無理に参加させられてるな・・・

「俺の女に気安く触んなこの野郎!」
よろけた理佐ちゃんにくっつこうとしたオッサンの襟首掴んで引き離す俺

「帰るぞ」
突然、現れた俺にびっくりしてる理佐ちゃんの腕を掴んで立ち上がらせる俺

「ちょっと待ちなさいよ!」
理佐ちゃんを連れて帰ろうとする俺を引き留める横柄そうなブス

「こいつが先輩?」
聞く俺に小さくうなずく理佐ちゃん

「おい!次こんなとこに俺の理佐ちゃん連れて来たらてめえからケジメとらしてもらうからな」って傘置き場にあった傘の先っぽをブスの顔に突きつけて脅す俺

流されやすい理佐ちゃんにつけこんだブス先輩だけは許せない俺

「ねぇ、私は大丈夫だから止めてよ」
怒る俺をなだめようとまた我慢する理佐ちゃん

「黙ってろ、こんなとこにいる理佐ちゃんなんて俺が大丈夫じゃねえんだよ!」
なんてうっかり理佐ちゃんにまで凄んじゃううかつな俺

「ごめんなさい・・・」って小さい声で謝ったかと思ったら泣き出しちゃう理佐ちゃん

「理佐ちゃんごめん、今のは理佐ちゃんに言ったんじゃないから泣かなくて平気だよ」って理佐ちゃんをなだめる俺

なかなか泣き止まない理佐ちゃんに手を焼く俺

「とにかく、てめえ2度と理佐ちゃんに近づくなよ、近づいたらとことん追いこみかけるからな!」

ビビるブス先輩を脅して泣いてる理佐ちゃんの手を引っ張ってパーティ会場を出る俺

「理佐ちゃんもう安心だから泣き止んでくれ」って俺に

「優しいのだけが取り柄の俺君なのに怒ったからやだ〜」
なんて泣きながらもキツいこと言う理佐ちゃんだから好き
0164上京理佐ちゃん 第18話(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/03/02(金) 00:36:42.25ID:+7o5iuFxa
「ねぇ、なんであそこに居たの?」
理佐ちゃんが俺の背中から聞いてくる

なかなか泣き止まない理佐ちゃんに歩けないからって駄々こねられた俺

理佐ちゃんをおんぶして歩いてるってわけだ

「助けてくれって俺のこと呼んだろ」

「うーん?俺君が助けに来てくれたってことは呼んだのかな・・・」なんて楽しそうに呟く理佐ちゃん

さっきまで泣いてたのに・・・俺におんぶさせて機嫌が直ったのかな?

「なんかね、親切にしてもらったんだ」って話し出す理佐ちゃん

「そうなんだ」

「それでね、人が足りなくて困ってたから1回だけって約束だったんだけど・・・断れなくなっちゃったんだよね」
なんてため息つく理佐ちゃん

「ごめんね、俺君が怒るようなとこでバイトしてて」って謝る理佐ちゃん

「困ってたらもっと早く言えば良かったのに」って笑う俺

「うん、次からそうするから今日みたいに助けに来てね」
なんて俺の背中にしがみついてくる理佐ちゃん

「気が向いたらね」って答える俺に

「イジワル言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「絶対に助けに来てくれるよ俺君は」
なんて嬉しそうに呟く理佐ちゃんだから好き
0165同じクラスの理佐ちゃん 第29話(庭) (アウアウカー 182.251.247.49)2018/03/02(金) 07:19:08.88ID:4PaQMYnEa
「浮気したら即離婚ってことは理佐ちゃん的には結婚も視野に入ってるってことだよな」
なんて超幸せ気分で授業どころじゃない俺


「俺君、学校終わりだよ、起きて」
放課後、5時限目の途中で理佐ちゃんとの幸せな新婚生活を妄想してるうちに寝てしまった俺を理佐ちゃんが起こしてる

「うーん、理佐ちゃんと結婚して毎朝起こしてもらうのが夢だったんだ・・・zzz、、、」なんて寝言の俺

「もう、どんな夢見てんの」って文句言いながら俺を揺さぶる理佐ちゃん

「うーん、毎日お弁当ありがとうzzz、、、」って夢の中でも幸せな俺

「結婚したら毎朝起こしてあげるし毎日お弁当作ってあげるから起きて〜」
なんて幸せな未来を共有してくれる理佐ちゃん

それから10分ほどしてやっと目を覚ました俺

「あれっ、誰も居ないじゃん」
眠い目をこすりながら俺の前の席に座り本を読んでる理佐ちゃんに声かける俺

「俺君が寝てる間にみんな帰っちゃったよ」って拗ねる理佐ちゃん

「理佐ちゃん、俺が起きるの待っててくれたの?」

「一緒に帰る約束しちゃったからね」なんてクールな理佐ちゃん

「ありがとう、覚えてないんだけど、なんか良い夢見てたみたいで起きられなかった」って夢の内容忘れちゃった俺に

「私たちの幸せな未来を忘れてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「私たちの未来・・・なにそれ?」急に未来とか言い出す理佐ちゃんに目が点の俺に

「知らない」
なんて顔を真っ赤にしてそっぽ向く理佐ちゃんだから好き
0166名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/03/02(金) 09:32:00.54ID:I32HnZIDK
快調快調w

このスレは読んでるとニヤニヤしてしまうので公共の場では読めませんw
0167名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.36)2018/03/02(金) 21:42:02.79ID:KJUodQmHa
>>166
基本的に俺が理佐ちゃんにやって欲しいことや言って欲しいことを妄想してるだけなのでニヤニヤしていただけたら本望ですw
0168名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.36)2018/03/02(金) 21:45:18.50ID:KJUodQmHa
保母さんとの合コンが思いの外楽しくて抜けられないので今晩は妄想出来そうもありませんm(__)m
0169帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第15話(庭) (ヒッナー 182.250.243.47)2018/03/03(土) 20:00:54.86ID:5TZXEOuia0303
「ちきしょう!保母さんだから甘えていいと思うじゃねぇか、バカ野郎!」
愛しの理佐ちゃんが世話焼くの好きなせいで自分が女の母性本能くすぐるタイプだと勘違いしてた俺

仕事関係の縁で呼ばれた保母さんとの合コン

理佐ちゃんにするみたいに甘えてみたら、来てた保母さんから総スカンな俺

「ちっ、金曜日の夜って大事な時間を無駄にしちまったぜ」
終電に間に合うよう自然と早歩きになる俺

振られた後はいつだって理佐ちゃんに甘えたい俺

なんとか終電に間に合わせて帰り着いた我が家

「ふぁ〜、眠い・・・」
寝てたらしくアクビしながら起きてくるパジャマ理佐ちゃんの可愛さに感動する俺

やはり可愛いさ世界一の看板は伊達じゃねえ・・・

超絶可愛い理佐ちゃんと過ごせる貴重な時間を保母さんとの合コンなんかに使ってしまったことを後悔な俺

「ごめん、起こしちゃった?」って謝る俺


「今日は徹夜で朝になるって言ってたから早寝しちゃってた」ってなにを言っても可愛い理佐ちゃん

「珍しいね早寝しちゃうなんて」って眠そうな理佐ちゃんの肩を揉む俺

やはり保母さんと合コンしたことにやましさを覚えているのだろうか・・・?

「うーん、俺君居ないと寂しいからさ」
なんてさりげなく俺の良心を揺さぶる理佐ちゃん

ヤバイ、動揺したら勘の鋭い理佐ちゃんにバレるぞ・・・

「俺君・・・何か隠し事してない?」

「えっ!?なんのこと」ってとぼける俺

「なんか肩の揉み方がいつもと違うから・・・」

肩の揉み方に微かに表れた俺の後ろめたさを見抜く理佐ちゃん、やはり鋭い・・・

「俺が理佐ちゃんに隠し事なんてするわけないだろ!」
あえて不機嫌を装うことで身の潔白を強調する本当は有罪の俺

「そうだよね、疑ってごめんね」素直に謝る理佐ちゃんにさらに良心の呵責を覚える俺

「理佐ちゃんこそ早寝しちゃうなんて疲れてんじゃない?」
心配を装いつつ俺の肩の揉み方が違うのは理佐ちゃんが疲れてるせいだと巧みにミスリードする俺に

「疲れてないよ、俺君が帰ってくるのに合わせて朝ご飯作っといてあげようと思って早寝しただけ」
なんて優しさだけで俺を反省させちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0170帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第16話(庭) (アウアウカー 182.250.243.6)2018/03/04(日) 09:59:20.10ID:VMq3FB7ia
「マジですか・・・?」
月曜の朝、社長からクビを宣告されて立ち尽くす青天の霹靂な俺

どうやら保母さんとの合コンではしゃぎ過ぎたとのこと

「なんで合コンではしゃいだぐらいでクビなんすか?」
合コンではしゃがない男は居ないだろ!って最もな俺の怒り

「楽しかったのは分かるけどセクハラで訴えるなんて騒がれたのは不味いね・・・」

「でも合コンってそういうもんじゃないっすか!」ってエロ展開に持ち込むのをセクハラなんて騒ぐ無粋な連中に腹立つ俺

「取引先の社長が主催してくれた飲み会でエロ展開狙っちゃダメだよ」なんて冷酷な社長


「ちきしょう、オッパイ吸わせてって甘えたぐらいでセクハラなんて騒ぐなんて保母さんの風上にも置けない連中だな!」
なんて寒空の下、公園のベンチで負け惜しみな俺

「せっかく理佐ちゃんの優しさに触れて改心したのに神様ってのはイジワルだな・・・」
そう呟いてハローワークに向かう俺

「いい機会だからちょこちょこと働いて大金くれる仕事紹介してくれ」って頼む俺

「そんな仕事あったら俺がやってらあ!失せろクズ」
なんてハローワークを門前払いされる俺


「おかえりー」
いつもより早い帰宅の俺を明るい笑顔で出迎えてくれる理佐ちゃん

「せっかく早く帰って来たんだからだからお買い物付き合ってよ」
なんて嬉しそうな理佐ちゃんに会社をクビになったの言えない俺・・・

「優しいな」
なんて荷物を持ってあげる俺に微笑む理佐ちゃん

世界一可愛いと評判の理佐ちゃんの微笑みに機嫌が良いみたいだから帰り道にさりげなくクビになったのを打ち明けようと決心する俺

「これ良いね」
お弁当箱を手に取って見せる理佐ちゃん

「今のよりでかくて良いかも」って答える俺に

「俺君、最近頑張ってるからプレゼントしてあげるよ」
なんてますますクビになったのを言い出せなくさせる理佐ちゃんだから好き
0171帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第17話(庭) (アウアウカー 182.250.243.6)2018/03/04(日) 11:19:02.45ID:VMq3FB7ia
「うっ・・・」
翌朝、早速新しいお弁当箱にご飯つめてる愛しの理佐ちゃんに息を飲む俺

会社クビになった分際で理佐ちゃんに新しいお弁当箱をプレゼントされてしまった俺
理佐ちゃんにクビになったの言い出せずに申し訳なさが募るばかりだ

なら理佐ちゃんにクビになったの伝えて謝れよという話なのだが・・・

それは理佐ちゃんが怖くて出来ないダメな俺

それから1週間

「不味いことになっとるなぁ」公園で頭を抱える俺

理佐ちゃん怖さに会社をクビになったのを内緒にしたまま会社に行く振りしてる俺

理佐ちゃんのお弁当食べる時には罪悪感が募るものの
気づいたらハローワークよりパチンコやってる俺

「出ねえじゃねえかバカ野郎!」
理佐ちゃんに隠し事してる罪悪感からくる苛立ちをパチンコ台にぶつける俺

「毎日因縁つけて騒ぎやがって2度と来るなコ〇キ野郎!」
なんて店員に叩き出されてドン底の俺に

「俺君、なにやってんの?」って女神のような声が

振り返ると美の神アフロディーテより遥かに美人の理佐ちゃんだ

「理佐ちゃん、パチンコ屋の店員にいじめられた」って理佐ちゃんに泣きつく俺に

「泣いてんじゃねーよ」
なんてドス効かせながらも俺の手を引いて家に連れて帰ってくれる優しい理佐ちゃん

「ねぇ、なんであんな時間にパチンコなんてやってんの?」って家に着くなり尋問開始の理佐ちゃん

優しかったのは罠だったのか・・

見られたからには仕方ない、どうせドン底な俺だ怒るなら怒れって打ち明ける俺

「保母さんと合コンしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんに

しまった、つい合コンの件まで遡って喋ってしまったと後悔する迂闊な俺

「なんで合コンではしゃいだぐらいでクビにされちゃうのよ、まだ何か隠してるでしょ?」

鋭すぎる尋問官理佐ちゃんに全てゲロっちゃう素直な俺

「最低!!!」
俺の愚かな行状に怒りと呆れを道連れに出てっちゃう理佐ちゃん

「なにか大切なものを喪ってしまった気がする・・・」
そう呟いてゲーム始める諦めの俺に

「簡単に諦めてんじゃねーよ」ってドス効かせに戻ってくる理佐ちゃん

「ねぇ、追いかけてきてくれないと戻ってきにくいじゃん」
なんてちょっと恥ずかしそうな理佐ちゃんだから好き
0172名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/03/04(日) 14:52:28.21ID:f+MRnAOdK
あのかつての仕事をクビになって言い出せなかった話にリンクしますねw
0173帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第18話(庭) (アウアウカー 182.250.243.6)2018/03/04(日) 15:27:46.21ID:VMq3FB7ia
「追いかけてきてくれないと戻ってきにくいじゃん」
なんて言いながら戻ってきてくれた理佐ちゃんだけど・・・

俺が話かけても返事をしてくれることもなく、黙々と夕飯を作る理佐ちゃん

「一生懸命探してるんだけどなかなか良い仕事がなくて・・・」
理佐ちゃんが作ってくれた夕飯食べながら必死の言い訳する俺

夕飯の片づけが終わると寝室に閉じ籠り鍵をかける理佐ちゃん

「やっぱり怒ってんな・・・」
エッチしてうやむやに持ち込むつもりが寝室に鍵をかけられてしまい途方にくれる俺

仕方なく居間の床で眠る惨めな俺

翌朝、目覚めると

「実家に行ってきます」
なんて書き置き残して出ていった理佐ちゃん

テーブルの上には理佐ちゃんからの最後の餞別だろうか?

ぽつんと置かれたお弁当が切ない俺

どうやら愛想を塚さ尽かされてしまったらしい俺

仕事見つけて理佐ちゃんを迎えに行こうとハローワークに一目散の俺

「てめえ、また来やがったか?てめえみたいな怠け者に紹介する仕事なんて無えったろうが!失せろクズ!」
日頃の横柄な態度が災いして全然相手にされない俺

「なんでいつも俺だけ酷い目に遇わなきゃいけないんだ」
なんて公園のベンチで嘆きながら理佐ちゃんの作ってくれたお弁当食べる俺

「ちきしょう、理佐ちゃんの愛情で冷たいお弁当が温かく感じちゃうよ」
 
なんてお弁当一つで俺を号泣させちゃう理佐ちゃんだから好き
0174名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.6)2018/03/04(日) 15:31:40.04ID:VMq3FB7ia
>>172
このパターン好きなんで形を変えて何回も書いちゃうんですよねw

あと黒板に相合い傘書く話もw
0175帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第19話(庭) (アウアウカー 182.250.243.6)2018/03/04(日) 16:15:05.33ID:VMq3FB7ia
「あぁ、理佐ちゃんの作ってくれるお弁当も
2度と食べれないかもな・・・」
愛しの理佐ちゃんが作ってくれたお弁当食べて気を取り直して職探しを再開するも結局門前払いの連続に心折れた俺

そして疲れ果てたどり着いた孤独な我が家

「うん?電気点けたまま出かけちゃったのか俺・・・」
誰も居ないはずの我が家の窓にともる灯り見て理佐ちゃん居ないと出がけに電気も消せない自分に泣きそうな俺

そんな俺を「おかえりー」なんていつものように出迎えてくれる理佐ちゃん

言葉無く立ち尽くす俺に

「どうしたの?ご飯冷めちゃうから早くお風呂入ってきて」

なんてやっぱりいつもの理佐ちゃん

「俺に愛想尽かして出てったんじゃないの?」って半べその俺

「なんで私が出てくのよ・・・確かに昨日は怒ってたけど」って苦笑いの理佐ちゃん

「置き手紙あったから・・・」って呟く俺

「うん、実家行ってきたよ、お父さんに俺君の就職先紹介してもらおうと思ってさ」
なんてねぇ三郎が書いてくれた紹介状を俺に渡す理佐ちゃん

泣きながら理佐ちゃんに抱きつく俺に

「泣いてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「戻ってきてくれてありがとう」って涙止まらない俺に

「はいはい、分かったから泣かないで」って優しい理佐ちゃんだけど

「これからは合コン禁止だよ」なんてさりげなく約束させることも忘れない理佐ちゃん

「理佐ちゃんさえ居てくれたら生涯合コンなんて行きません、ごめんなさい」って誓う俺に
 
「調子良いな・・・」って苦笑いする理佐ちゃんだけど

「私も会社クビになったの気づいてあげられなくてごめんね」
なんて俺の頭を優しく撫でてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0176帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第5話(庭) (アウアウカー 182.250.243.46)2018/03/04(日) 20:04:42.21ID:Su369OxJa
「いつまでも寝てんじゃねーよ」
日曜の朝だというのに勝手に部屋に入ってきて俺を無理矢理起こす幼なじみの理佐ちゃん

「もう少し寝かせてくれ〜」って必死のお願いする俺に

「やだ」って無情に呟き俺の背中を踏む理佐ちゃん

「なんか約束してたっけ?」
理佐ちゃんに背中を踏まれながら訊ねる俺

「ううん、してないよ」って可愛い声で答える理佐ちゃん

「じゃあ、そういうことでもう少し寝かせてもらいます」って布団に潜り込む俺

「やだ!寝かせないよ」
俺から布団を剥ぎ取る理佐ちゃん


「おばさん、俺君起きたから連れてくね」
俺のお母ちゃんにそう告げると軽やかに玄関に走ってく理佐ちゃん

「理佐ちゃん可愛いから変な男が近づかないようにちゃんとお供しといでよ」
なんて我が子が日曜の安眠を邪魔されたにも関わらず理佐ちゃん贔屓の俺の母ちゃん

「理佐ちゃんは気強いからお供なんていらないと思うけどね」ってふて腐れる俺

「バカ、理佐ちゃんの気が強くなっちゃったのはお前のせいじゃねえか!罪滅ぼしに荷物持ちしてこい」
なんてやっぱり理佐ちゃん贔屓な俺のお父ちゃん

「気が強いとか言ってんじゃねーよ」
なかなか出て来ない俺を迎えに戻ってきたついでにお父ちゃんにドス効かす理佐ちゃん

やはり気が強い・・・

「聞かれちゃったか!?」って慌てる理佐ちゃんには弱い俺のお父ちゃん

俺が理佐ちゃんに頭が上がらないのはお父ちゃんからの遺伝だな・・・

「おじさんは声が大き過ぎるんだよ」って唇尖らせて拗ねる理佐ちゃん

「悪い悪い、お詫びにバカ息子を1日荷物持ちさせていいから許してくれ」って理佐ちゃんの機嫌を取るために俺を売るお父ちゃん

「俺君に荷物持ちなんてさせません」
なんて言いながら俺の手を取る理佐ちゃん

「ほら、早く行くよ」
なんて俺を急かして駅に向かう理佐ちゃんだから好き
0177帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第6話(庭) (アウアウカー 182.250.243.46)2018/03/04(日) 21:03:02.96ID:Su369OxJa
「俺が幼なじみじゃなかったら理佐ちゃん気強くならなかったのかな?」
駅に向かう道を理佐ちゃんに手を引かれながら歩く俺

「私は気強くないよ」って言い方がすでにキツい性格を表してる理佐ちゃん・・・そこが可愛いから困る

「小さい頃から俺君が世話焼かせるからしっかり者になっただけだよ」
なんて気が強いをしっかり者に都合よく言い替える理佐ちゃん

「どっちにしろ俺のせいなのか・・・」って心当たりはあった俺

「もしかして、俺がだらしないのも理佐ちゃんが世話焼くせいかな?」って逆もまた真なりな俺に

「だらしない性格私のせいにしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、そんなこと言うともう世話焼いてあげないよ」って拗ねる理佐ちゃん


と、そこに

「おーい、俺君〜」なんて声をかけてくる同級生の澤部

「うるせえ!日曜の朝に声かけるなバカ野郎」
理佐ちゃんとの会話を邪魔されてキレる俺

「そんな言い方しなくてもいいじゃない、二人で仲良く手繋いでデート?羨ましいな」

澤部の言葉に慌てて手をほどく恥ずかしがりな理佐ちゃん

「バカ野郎!滅多なこと言うな理佐ちゃんのお出かけのお供してるだけだ」
なんとなくデートは否定する幼なじみという見えない線からはみ出せない俺

「デートじゃないんだ、じゃあ俺も渡邉さんのお供しようかな」

俺と理佐ちゃんのお出かけについてくるなんて言い出す無神経無遠慮な外道澤部に俺が唖然としてると

「ごめんね、俺君と二人でお出かけしたいんだ」
なんて澤部にきっちり断り入れてくれる理佐ちゃんだから好き
0178帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第7話(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)2018/03/04(日) 21:56:54.28ID:/aQbZSe7a
「鎌倉行くだぁ!?」
澤部にきっちり引導渡した幼なじみの理佐ちゃんに導かれ電車に乗る俺

「うん、昨日Googleマップ見ながら妄想旅行してたら行きたくなっちゃってさ」なんて無邪気に笑う理佐ちゃんだけど

幼なじみってだけで、日曜の朝に叩き起こされて鎌倉に向かう電車に乗せられる身にもなってみろ!って内心穏やかじゃない俺

「澤部君、デートって聞いてたね?やっぱりデートに見えたのかな」なんてイタズラっぽく笑う理佐ちゃん・・・可愛い

そんな理佐ちゃんの可愛い笑顔見てたら鎌倉楽しみだなって切り替えが早い俺

「ごめんね、無理矢理付き合わせちゃって」
なんて小首傾げて俺の顔を覗き込む理佐ちゃん

「気にすんなよ、理佐ちゃんの幼なじみになった時から理佐ちゃんに振り回されんの慣れてるからさ」って笑う俺に

「振り回してんのあんたでしょ」って苦笑いの理佐ちゃん

「しかし、鎌倉なんて寺とか大仏なんて見て楽しいのかね?」って理佐ちゃんの趣味がイマイチ理解出来ない俺

「うーん?、俺君には難しいかもね」って笑う理佐ちゃん

もっとも大好きな理佐ちゃんが一緒なら何処でも楽しいんだけどね、俺は

なんて思いながらうとうとし始める俺

「俺君、次の駅で乗り換えだから起きて」って俺を揺り起こす理佐ちゃん

さすが路線マニアにして効率重視の理佐ちゃん、乗り換えやらなにやら無駄が無い

「あっ!売店あるじゃん駅弁買ってこよう」って立ち上がる俺

「もう発車しちゃうから諦めな」って俺を止める理佐ちゃん

「大丈夫だよ」って駆け出す俺

「おばちゃん駅弁とお茶二つちょうだい」って俺に

「今日はお出かけ日和で」なんて話し始めるおばちゃん

「うるせえ、ババア無駄口叩くな、理佐ちゃんが待ってんだ早くしろ」って時間の無い俺

「あい、すいませんね」なんて返事したわりに俺の暴言に腹を立てたのか?めっちゃゆっくり動くババア

そして走り出す電車、乗り遅れる俺、車窓から俺を見送る心配と不安の入り雑じった表情の理佐ちゃん

「やべえ、理佐ちゃん心細くて泣いてねえかな・・・」って理佐ちゃんを心配してたら

「乗り遅れってんじゃねーよ」なんてドスの効いたLINEしてくる怒りの理佐ちゃん

「次の駅で待ってるから早く来て」なんて矢継ぎ早にLINEしてくる理佐ちゃん


「もう、何やってんの、せっかくデートしてんだから私から離れないでよ!」
なんて怒りながらもデート気分な理佐ちゃんだから好き
0179名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/03/04(日) 22:37:35.40ID:f+MRnAOdK
自撮りTV予告編をエンドレスリピートしている庭先生の姿が思い浮かぶのは何故だろうか
【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】 	->画像>5枚
0180帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第8話(庭) (アウアウカー 182.250.243.40)2018/03/04(日) 22:58:22.58ID:pJex9OCda
「ほら、着いたよ」
江ノ電に揺られながらうとうとしてる俺に声をかける幼なじみの理佐ちゃん

「鎌倉で〜す」
なんて鎌倉駅を俺に紹介するテンション高めの理佐ちゃん・・・超可愛い

鎌倉なんて興味無かった俺ではあるがはしゃぐ理佐ちゃんが見れるなら鎌倉も悪くないな
って鎌倉を見直す俺

「鎌倉なかなか良いな」って呟く俺

「良いよね、好きな人が出来たら一緒に来たいって思うんだろうな」って俺を複雑な気持ちにさせる理佐ちゃん


「俺君見て神社だよ」ってはしゃぐ理佐ちゃん

「凄〜い」って神社の入口見て興奮する可愛い理佐ちゃん

俺にはよくわからないけど世界一可愛い美人理佐ちゃんが凄いって言うなら凄いんだろうという俺の寺社仏閣に対する隔たった価値観


「ここら辺なんだけどな・・・」ってケーキが美味しいらしいカフェを探す理佐ちゃん

「諦めたら」って何処でもいいから早く入ってなんか食べたい俺

「やだよ、俺君と二人でケーキ食べるって決めてるから絶対見つける」
なんて負けず嫌いの血が騒ぐ理佐ちゃん

しかし、見つけたのは1ヶ月前に閉店したとお知らせが貼ってある空の店舗

「1ヶ月早く来れば良かった・・・」悔しがる半べそな理佐ちゃん

落ち込む理佐ちゃんを励ます俺

「落ち込んでもしょうがないからこれ食べな」
なんて真っ赤なワゴンで売ってたハート形の鎌倉ミートンパイを理佐ちゃんに買ってあげる俺

「ありがとう、美味しい」って半べそかきながらミートンパイ食べる姿が可愛い理佐ちゃんに感動してたら

「カップルが一緒にケーキ食べたら幸せになれるカフェ閉店したの知らなかったぁ」

「あそこ1ヶ月前に閉店しちゃったよ」

なんて通りすがりの女の子たちの話し声が

「勘違いしてんじゃねーよ」って何も言ってない俺にドス効かすほどにテンパる理佐ちゃん

「勘違い・・・?」って何を言っていいか分からず問い返す俺に

「二人でケーキ食べたら幸せになれるカフェのことなんて知らなかったんだからね、本当だよ、私は俺君と一緒に鎌倉来たかっただけなんだから」
なんて真っ赤な顔で言い訳してるけど大事な本音が透けちゃう理佐ちゃんだから好き
0181名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.40)2018/03/04(日) 23:07:24.27ID:pJex9OCda
>>179
素晴らしい絵をありがとうございますm(__)m

理佐ちゃんの動画観てると脳内麻薬が出まくるせいか薬物並みに常習性が高いんですよねw
0182名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.39)2018/03/05(月) 09:11:50.71ID:jfViWcCYa
強敵本田翼を退けて理佐ちゃんが美人対決の連勝記録を伸ばして嬉しい
0183同じクラスの理佐ちゃん 第30話(庭) (アウアウカー 182.250.243.5)2018/03/05(月) 23:04:23.85ID:2YtXxYOIa
「おーい!理佐ちゃん」
駅から出てきた理佐ちゃんに手を振る珍しく理佐ちゃんより先にきて待ってた俺に

「駅前で大きい声出さないで」って恥ずかしがりな理佐ちゃん

「理佐ちゃん、それなに持ってんの」 
理佐ちゃんの持つ手提げを目敏く発見する俺

「なんでもないよ」なんて俺の追及をかわして歩き出す理佐ちゃん

なんか怪しいな・・・

「ほら、早く行こう」なんてさりげなく俺の方に右手を差し出し手繋ぎアピールの理佐ちゃん


「なんか照れくさいな」って理佐ちゃんと手を繋いで学校に向かう俺

「照れてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、俺君が照れたら私まで照れちゃうじゃん」なんて拗ねるけど、とっくに照れてる理佐ちゃん・・・やはり可愛い

そして風雲急を告げるお昼休み

「焼きそばパン買ってこよ」って売店に駆け出す俺を

「俺君待って!」って珍しく声を張り俺を呼び止めようとする理佐ちゃん

しかし、悲しいかな所詮小声の理佐ちゃんが声を張ったところで俺の耳に届く訳も無く・・・

焼きそばパンを無事ゲットして帰還の俺

「理佐ちゃんどうした?」
あからさまに不機嫌顔の理佐ちゃんにちょっとビビる俺

「焼きそばパン買ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「恥ずかしいの我慢して大声出して呼び止めたのに・・・」って拗ねる理佐ちゃん

「心配しなくても理佐ちゃんの分も焼きそばパン買ってきたよ」って理佐ちゃんを安心させる俺

「焼きそばパン食べたくて呼び止めたんじゃないよ」って手提げからお弁当箱出す理佐ちゃん

「俺に作ってきてくれたの?」

「昨日の放課後約束したから・・・」

「放課後?」

「俺君は寝てたけど約束したの!」
照れ隠しに語気を強める理佐ちゃん

理佐ちゃんに言われて昨日の放課後見た夢を思い出す俺

「毎朝起こしてくれる約束は?」って理佐ちゃんに聞く俺に

「調子に乗ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「その前に結婚する約束が先だよ」
なんて拗ねた振りする理佐ちゃんだから好き
0184同じクラスの理佐ちゃん 第31話(庭) (アウアウカー 182.251.247.47)2018/03/06(火) 07:37:33.40ID:XiRhLuW7a
「おぉっ、もやしじゃない!?」
愛しの理佐ちゃんが作ってくれたお弁当がもやしじゃないことに感動する俺

「俺君にまでもやし食べさせるわけないでしょ」って苦笑いする理佐ちゃん

「前に好きな人と同じの食べたいとか言ってたからさ」って笑う俺

「そんなこと言わないよ」って意地っ張りな理佐ちゃん

「またまた〜、照れんなよ、好きな人って俺でしょ?」って照れる理佐ちゃんが可愛いのでからかう俺

「わざと照れさせてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、そんなイジワルばっかりしてるともうお弁当作ってきてあげないよ」
なんて毎日お弁当作ってくれるつもりの理佐ちゃん

「いや、毎日は大変だし、申し訳ないからたまにで大丈夫だよ」ってそこは謙虚に辞退する常識人な俺

「夕飯の残り詰め込むだけだから大変じゃないよ」なんて言ってる理佐ちゃんだけど・・・

食べて分かる残り物なんかじゃない理佐ちゃんの愛情弁当

「どうだった・・・?」
お弁当を食べ始めた俺に恐る恐る聞く理佐ちゃん

「凄え美味しい」って喜ぶ俺

「良かった」って嬉しそうな理佐ちゃん・・・拝みたくなるくらいありがたい存在や

そして放課後

「俺君、今日の帰り寄り道してもいい?」

「全然良いよ、理佐ちゃんの行くとこなら地獄の果てだってついてくよ」って二つ返事な俺

「ありがとう、地元の友達が俺君に会いたいんだって」なんていきなり過ぎな理佐ちゃん


「ほら、動かないで」
理佐ちゃん家の駅に着くなり俺の髪型を直し始める理佐ちゃん

「俺君はちゃんとしたら意外とイケメンなんだから頑張って」
なんて理佐ちゃんに制服のネクタイをちゃんと締められ窮屈がる俺を褒めてくれる理佐ちゃん

「確かにイケメンだな」ってお店のガラスに映る自分を褒める俺に

「自画自賛してんじゃねーよ」って苦笑いしながらドス効かす理佐ちゃん

「でも、ほら見て、超イケメンだよ」ってガラスに映る俺を指差す俺

「バカだなぁ・・・」って仕方なくガラスを見る理佐ちゃん

そして、いきなり自分で整えた俺の髪を乱す理佐ちゃん

「なにすんだよ〜」って文句言う俺を

「うるさい!黙って!」って一喝する理佐ちゃん

「凄くイケメンだったから心配になっちゃっただけ・・・」
なんて俺が凄くイケメン見えるほど恋の病にかかってる理佐ちゃんだから好き
0185同じクラスの理佐ちゃん 第32話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/03/06(火) 20:57:31.18ID:EEWaa/kEa
「元に戻らねえよ〜」
愛しの理佐ちゃんにぐしゃぐしゃにされちゃった頭を必死に直す俺

「理佐ちゃん直してくれ」って理佐ちゃんに泣きつく俺に

「やだ」ってイタズラな笑い浮かべるドS理佐ちゃん

「ちきしょう〜せっかくイケメンになったのに」
お店のガラス見ながらなんとか髪型を整えようとする俺

「イケメンになっちゃダメだよ」なんて俺の邪魔する楽しそうな理佐ちゃん

そこにお店から出てくる女子高生

「理佐なにしてんの?」なんて理佐ちゃんに話しかける

「さっきからお店の中から丸見えだよ」
なんて笑う理佐ちゃんの友達だった女子高生

「笑ってんじゃねーよ」って友達にドス効かすも恥ずかしさでうつむく理佐ちゃん

「早く来すぎちゃったから時間潰してたんだけどさ・・・」
何故待ち合わせ場所じゃなくカフェなんかに居たのかを説明しながら俺をチラ見する理佐ちゃんの友達

「ふーん、そうなんだ」
俺とのじゃれあいを見られた気恥ずかしさを誤魔化すためにすんってする理佐ちゃん

「ところでさ、理佐の彼は何処に居るの?」って聞く友達

俺のこと見えてないのか?

「えっ・・・?」

きょとん顔で俺を見る理佐ちゃんに

「凄いイケメンだって言ってたから楽しみにしてたんだから早く連れて来てよ」なんてのたまう理佐ちゃんの友達

顔を真っ赤にしてうつむく理佐ちゃん

理佐ちゃんに恥はかかせられないと遅ればせながらお店のガラス見て髪型を直そうとする俺

「俺君・・・手遅れ」って俺の手を掴んで止める理佐ちゃん

「まさか・・・?」
なんて理佐ちゃんのほう見ながら俺を指差す友達に

「うん・・・この人が私の彼・・・」
なんて俺を紹介してくれる理佐ちゃんだから好き
0186同じクラスの理佐ちゃん 第33話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/03/06(火) 22:00:01.28ID:EEWaa/kEa
「あっはははは〜」
理佐ちゃんが俺を彼と紹介した途端に腹を抱えて笑いだす理佐ちゃんの友達

なんて失敬な奴なんだ!

いきなり笑われて意味も分からず腹立たしい俺

「理佐ちゃん、どうなってんの?」って小声で聞く俺に

もじもじしてるだけの地蔵と化す理佐ちゃん

「理佐が俺君のこと凄く優しくて凄くイケメンだって自慢してたからびっくりしちゃって、ごめんね」
なんて謝りながらも笑いが収まらない理佐ちゃんの友達が地蔵理佐ちゃんの代わりに説明してくれる

「凄くイケメンって・・・」
理佐ちゃんが友達にかましたハッタリに絶句する俺

そんな俺の視線を感じて真っ赤になってうつむく理佐ちゃん・・・なかなか見栄っ張りだ


「ごめんね・・・」
最後まで楽しそうに笑ってた友達が帰ると俺に謝る理佐ちゃん

「うん?なにが?」ってとぼける俺

愛しの理佐ちゃんに謝る姿は似合わないからな

「私の友達が嫌な思いさせちゃったから・・・」そう言って心配そうに俺の顔を覗き見る理佐ちゃん

「嫌な思いはしてないけどちょっと凹んだから慰めて欲しいな」
なんて理佐ちゃんに肘を出して腕組んで歩きましょうの俺

「変な欲出してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんだけど

「今日だけだからね」なんて釘刺しながら腕組んでくれる笑顔の理佐ちゃん

「しかし、理佐ちゃんがあんなに見栄っ張りだとは知らなかった」って理佐ちゃんのハッタリ思い出して笑う俺

「見栄なんて張ってないよ」って呟く理佐ちゃん

「私には俺君は凄く優しくて凄くイケメンなんだから」
なんて言っちゃうかなり重症な恋の病にかかってそうな理佐ちゃんだから好き
0187名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/03/06(火) 22:45:25.01ID:EEWaa/kEa
仕事が忙しくなっちゃって全然書けない、、、涙
0188名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 58.94.38.100)2018/03/06(火) 23:23:48.21ID:fCZZk//V0
>>187
お疲れ様です
また寒くなって来ましたから、暖かくして過ごしていきましょうw
0189名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.48)2018/03/07(水) 06:44:31.01ID:xXxwiKfBa
>>188
花粉症も辛いですし・・・
0190帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第20話(庭) (アウアウカー 182.251.247.40)2018/03/07(水) 12:19:20.03ID:tfd7K8IYa
「おーい!起きて〜」
愛しの理佐ちゃんが俺を起こしてくれるいつもの朝が戻ってきた

「うーん、やっぱり理佐ちゃんと食べるシラス丼は最高だ〜」なんて寝ぼける俺に

「夢の中でシラス丼食べてんじゃねーよ」って笑顔でドス効かす理佐ちゃん


「無職でぶらぶらしてたから朝起きられないんだよ」って俺にご飯渡しながら苦言の理佐ちゃん

「すっかり夜型になってしまったなぁ」って苦笑いの俺

理佐ちゃんのお父さん、ねぇ三郎から紹介された会社に再就職することにしたもののなかなか踏ん切りがつかず1ヶ月もぶらぶらしてた俺


「呑気なこと言ってないで頑張ってよ、うちのお父さんが恥かいちゃうんだからね」なんて俺にハッパをかける理佐ちゃん

「ふっ、任せとけよ、セクハラ一歩手前でクビになっただけで仕事は出来る俺だぜ」って胸を張る俺に

「そんな理由で威張んないで」って苦笑いの理佐ちゃん

「張り切ったら張り切ったで心配なんだよね・・・俺君の場合は」

ため息と共に呟く悩み多き理佐ちゃん


それから1ヶ月

「ちきしょう!なんで俺だけ休日出勤なんだよ〜」って嘆く俺

「仕事溜めちゃった俺君が悪いんでしょ、自業自得だよ」なんて嘆く俺に冷たい理佐ちゃん

「やっぱり仕事行きたくね〜休日ぐらいはずっと理佐ちゃんの側に居たいよ〜」って駄々コネる俺に

「うるさ〜い!早く仕事行って!」ってキレる理佐ちゃん


「ちぇっ、俺には休日出勤頑張れとか言っといて自分はお弁当お休みだもんな」
理佐ちゃんの文句言いながらだらだらとお昼まで会社でエロ動画見てる休日出勤の意味が無い俺

「そろそろお昼ご飯食べに行こうかな」なんて考えてたら

「サボってんじゃねーよ」ってドス効かせながら理佐ちゃん登場

「どうしたの急に!?」って驚く俺に

「私の側に居たいって言ってたから一緒にお昼食べようと思ってお弁当作って来てあげたんだよ」なんて二人分のお弁当持を見せる笑顔の理佐ちゃん

理佐ちゃんの優しさに感激の涙溢れる俺に

「泣いてないで早く食べな、書類整理ぐらい手伝ってあげるから」って言ってくれる理佐ちゃん

「仕事まで手伝わせたら悪いからいいよ」って断る俺に

「遠慮してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「お休みの日ぐらいはずっと一緒に居たいの私もなんだけど・・・」
なんて照れながら言ってくれる理佐ちゃんだから好き
0191帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第21話(庭) (アウアウカー 182.250.243.45)2018/03/07(水) 22:01:46.38ID:NK0lh158a
「ほとんど私にやらせて遊んでたんだからこのぐらいは自分でやってよ」
理佐ちゃんに手伝ってもらったにも関わらず仕事が終わらず宿題にしてしまった俺

そんな俺に理佐ちゃんからの頑張れ指令だ

「冷静に考えたら理佐ちゃんが会社に来てくれたら浮かれって仕事にならないやね」って分析力高めな俺

「私にちょっかいばっかり出して仕事しなかったの私のせいにしないでよ」ってむくれる愛しの理佐ちゃん

「私が夕飯の準備してる間に終わらせちゃってね」
なんて笑いながらキッチンに消えてく陽気な理佐ちゃん

数分後・・・

「ちょっと、なんで競馬新聞広げてんのよ?」
競馬新聞広げて弥生賞の予想に余念の無い俺に不機嫌に声かける理佐ちゃん

「わっ!びっくりした」って驚く俺に

「驚いてんのこっちだよ」って呆れる理佐ちゃん

「ねぇ、仕事はどうしたの?まだ5分も経ってないんだけど・・・」って俺を睨む理佐ちゃん


「ねぇ、ご飯食べたら手伝ってあげるからやっちゃおうね」
なんて夕飯ぱくつく俺に念押しする理佐ちゃん

「こういう書類を書き写すだけの仕事って創造性を発揮する余地が無いからさ俺向きの仕事じゃないって思わない?」

今更ながら自分の適性外の仕事だって気づいて隣で書類整理してる理佐ちゃんに呟く俺

「はいはい、分かったから手を動かして」って相手にしてくれない理佐ちゃん

「理佐ちゃんがかまってくれないから眠くなっちゃった・・・」ってアクビする俺

「ちょっと、寝ないでよ」って文句言う理佐ちゃんに

「うーん、すまない、、、zzz」って力尽きる俺

「なんで手伝いの私残して寝ちゃうの!」
なんて怒ってるけど、俺が朝起きたら仕事終わらせといてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0192名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 58.94.38.100)2018/03/07(水) 23:23:50.04ID:MQj48yiA0
>>189
花粉症は辛いらしいですね
僕の周りは親戚中発症しているにもかかわらず、幸運なことに僕だけ一切アレルギー反応が出ず、逆に得意体質扱いされて辛いですw

ちょっと気付いたんですが、「こぼしてんじゃんねーよ」の理佐ちゃんの声で再生されるセリフが多いですね
0193名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.45)2018/03/08(木) 01:49:56.02ID:RcupPxEFa
>>192
花粉症がないとは羨ましい


「こぼしてんじゃねーよ」が多いのは妄想で最後に理佐ちゃんにデレてもらった時に嬉しむためにも
理佐ちゃんのセリフは極力理佐ちゃんが過去に発した印象的なセリフから流用するという俺の拘りですw

あと単純に俺が妄想してしまう理由がドス効かす理佐ちゃんからのデレ理佐ちゃんを見たいからですかねw
0194名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.45)2018/03/08(木) 01:56:50.48ID:RcupPxEFa
>>193
しかし、こんな動機で書いてる物は我ながら小説ではないなw
0195名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.45)2018/03/08(木) 02:11:31.84ID:RcupPxEFa
りさチャンネルという可愛さ無限迷宮を4時間近くさ迷ってしまった・・・
0196帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第9話(庭) (アウアウカー 182.250.243.40)2018/03/08(木) 14:46:10.86ID:6vtMqvEGa
「俺君、そろそろ起きないと遅刻するよ」
テンション低めに俺を起こす幼なじみの理佐ちゃん

なんだか元気の無い理佐ちゃんを心配してすぐに起きる俺

「なんか調子悪そうだけど大丈夫?」って理佐ちゃんを心配する俺

「ちょっと熱があるだけだよ」って強がる理佐ちゃん

いつものように俺の布団を畳もうとする理佐ちゃんを手で制して自分で畳む俺

「ありがとう」って弱々しく笑う理佐ちゃん

人に心配かけるのが嫌いで大抵のことは我慢して表に出さない理佐ちゃんがこんだけ調子悪そうにしてるっことは重症ってことだ
 

「無理しないほうがいいんじゃないかな?」
遠慮する理佐ちゃんから無理矢理カバンを奪い持ってあげる俺

「優しいな・・・」って嬉しそうに小声で呟く理佐ちゃん

いつもなら「余計なことしてんじゃねーよ」なんてドス効かせる場面なのに熱のせいか妙に素直な理佐ちゃん

素直な理佐ちゃんもやはり可愛い!

理佐ちゃんが心配で理佐ちゃんの教室まで付きそう俺

「理佐ちゃん、休み時間になったら飛んでくるから座って待ってなよ」
いつもなら休み時間のたびに俺の教室に来てくれる理佐ちゃんの先手を打って釘を刺す俺

「いいよ、来なくて」
クラスの皆の手前強がる理佐ちゃん


「俺君、渡邉さんとデートしてたって本当かい?」
自分のクラスに戻るなりクラスの男どもに訊かれる俺

俺に向かって手を合わせて謝る澤部

「うるせえ!鎌倉に行きたい理佐ちゃんに付き合わされただけでデートでもなんでもねえよ」
不機嫌を装い質問を封殺する俺

理佐ちゃんの人気に穏やかではない理佐ちゃんに恋する俺

「俺君すまないね、ついうっかり喋っちゃったよ」へらへら笑いながら謝る澤部

「デートじゃなくてお供してるだけだって言ったろ!」
澤部の両方のほっぺをつねりながら文句言う俺

「いたたたたぁぁ〜」って悲鳴あげる澤部

「悪かったよ、渡邉さんが俺君と二人でお出かけしたいなんて言ってたからさ、渡邉さん俺君のこと好きなんだなって思ったら悔しくて喋っちゃったよ」なんて嬉しいこと言ってくれる澤部

「それに俺君と手を繋いでる渡邉さんが凄く嬉しそうにしてたから・・・誰が見てもデートだよあれは」
ますます俺を喜ばせる澤部

どうやら回りには俺のこと好きなの隠しきれてない理佐ちゃんだから好き
0197帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第10話(庭) (アウアウカー 182.250.243.40)2018/03/08(木) 15:42:22.04ID:6vtMqvEGa
「もっと理佐ちゃんが俺を好きかもしんないトークしてくれ」
1時間目の授業が終わると同時に澤部に頼む俺

「え〜っ、やだよ、俺だって渡邉さんのこと好きなんだからさ〜」
なんてとんでもなく身の程知らずな澤部

「お前さ、自分の顔とスペックを考えたことある?理佐ちゃんはああ見えて生まれた時からずっと俺の横で育ったんだぜ」
幼なじみの俺のせいで男に対する判断基準は高め設定なはずの理佐ちゃん

「ははははは〜俺君が基準だからあんな凄い美人なのにハードル低いと思って好きになったんじゃないか」
って高笑いする不純な動機で理佐ちゃんを好きになった澤部

腹の立つ奴だ・・・

「珍しく渡邉さん来なかったね?」

2時間目の授業が始まる直前の澤部の言葉に熱出して体調不良の理佐ちゃんに今日は俺が理佐ちゃんの教室に行くと約束したの思い出す俺

すっかり忘れてたけど理佐ちゃん来なくていいって言ってたから平気だろ

そして2時間目終了とともに愛しの理佐ちゃんの元へ

「理佐ちゃん熱大丈夫?」って声かける俺

「知らない」って横向く理佐ちゃん

うん?なんで拗ねてんだ?

「どうした理佐ちゃん?どっか痛いのか?」って拗ねるほどに体調が悪化したかと気を揉む俺に

「約束破ってんじゃねーよ」ってドス効かせて拗ねる理佐ちゃん

「ごめんごめん、来なくていいって言ってたから次の授業の予習してたんだ」って笑って誤魔化す俺に

「あからさまなウソついてんじゃねーよ」って続けざまにドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、俺君がこっち来てくれるって言ってたから、そっち行くのずっと我慢して待ってたんだからね」
なんて可愛く拗ねる理佐ちゃんだから好き
0198帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第11話(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)2018/03/08(木) 17:08:45.90ID:NVT43XM7a
「ちゃんと来た〜」
約束守って3時間目の休み時間に現れた俺を見て喜ぶ幼なじみの理佐ちゃん

「来ないと熱あんのに俺の教室に来ちゃうからさ、誰かさんが」って笑う俺

「からかってんじゃねーよ」って笑顔でドス効かす理佐ちゃん

「だいたいちょっと熱が出たぐらいで俺君は大げさなんだよ」って俺が来たことに安心して憎まれ口たたくへそ曲がりな理佐ちゃん

そんな理佐ちゃんの言葉にに安心した訳でもないが・・・

「渡邉さんお昼どうしてんだろう?」って弁当食べながら呟く澤部

やべえ、学食で三色そぼろ弁当を奪い合うのに夢中で、いつもは俺んとこ来て一緒にお弁当食べてる理佐ちゃんを忘れてた薄情な俺


「私は約束守ってるのに俺君は全然守ってくれないね」
保健室のベッドに横たわりむくれる理佐ちゃん

約束破った俺への怒りのせいか熱上がり過ぎて保健室でダウンの理佐ちゃん

「ごめんね、5時間目終わったら帰り仕度して迎えに来るからちゃんと寝てて」って拗ねる理佐ちゃんに謝る俺

「私は38℃越える熱でも約束守ってるんだから俺君も約束守ってちゃんと迎えに来てよね」
なんて朝から38℃越えの熱出してた理佐ちゃん

「そんな熱あんのに学校きたの!?凄い根性だね・・・」って皆勤賞にかける理佐ちゃんの執念にたじろぐ俺に

「ねぇ、根性じゃなくて俺君と約束したから熱があっても学校に来てるんだけど・・・」
なんて俺との約束を大切にしてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0199帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第12話(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)2018/03/08(木) 17:17:02.20ID:NVT43XM7a
「熱出しても学校来いなんて約束したかな?」
幼なじみの理佐ちゃんの言ってた約束なんて身に覚えもなく授業中に悩む俺

そこに漂う先生が授業のために用意したラベンダーの香りでうとうと夢の世界に誘われる俺

「俺君待ってよ〜」なんて幼なじみの理佐ちゃんの声に振り向く俺

わっ!?理佐ちゃんが5才の時の理佐ちゃんになってる・・・
ってよく見りゃ俺も5才児になっとるやん!?

「理佐ちゃん走ると危ないよ」
なかなかの斜面になってる丘を俺を追いかけてくる理佐ちゃんを思いやり待ってあげる優しい5才児の俺に

「急に走り出してんじゃねーよ」って5才児にしてすでにドス効かす理佐ちゃん

うちの家族と理佐ちゃん家の家族でピクニック行った時の記憶かな?ってだんだん思い出す夢の中の俺

「ねぇ、俺君が転ぶと危ないから手繋ごう」って俺に手を出す5才にしてすでに俺の心配する理佐ちゃん

「や〜だよ!」って駆け出す俺

そして5才児理佐ちゃんの予想通りに丘の斜面を転がる粗忽な俺

「理佐ちゃん心配しなくてもそいつは転がしとけば目覚ますからこっち来てジュース飲みな」

お父ちゃんの薄情な言葉に気がつくと酒飲んで騒ぐ親たちの横に寝かされてる5才児の俺

「俺君、大丈夫?」って俺の手を握りしめてめっちゃ泣いてる理佐ちゃん

「うん、全然平気みたい」って答える俺

「なんだ?目覚めたのか?そいつはもう大丈夫だからこっち来な理佐ちゃん」ってまたも薄情な俺のお父ちゃん

俺のお父ちゃんはこの頃からすでに俺より理佐ちゃんのほうが可愛かったのか・・・

「やだ!俺君が心配だからそばにいる」ってお父ちゃんに答える優しい5才児理佐ちゃん

「理佐ちゃんありがとう」って理佐ちゃんの優しさに感動する俺に

「俺君はなにをやってもダメで心配だからこれからはいつもそばにいてあげるね」
なんて約束してくれる5才児の理佐ちゃんだから好き
0200帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第13話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/03/08(木) 17:52:05.10ID:K4OAGzQxa
「理佐ちゃんこれからもずっとそばにいて俺を幸せにしてくれ!」
がばっと起き上がって叫ぶ夢の中から舞い戻った俺

「寝言はもう少し静かに言わんか!」ってお怒りの先生

「タイムリープなんて出来るわけないじゃん」って俺の話を一笑にふす同級生の澤部

「マジで過去に行って5才の理佐ちゃんに会って来たんだよ」って訴える俺

「バカだなぁ、俺が貸してあげた時をかける少女に影響され過ぎだよ」
なんて俺を嘲笑う澤部に腹パン入れて理佐ちゃんのカバンを取って愛しの理佐ちゃんの待つ保健室へ

「理佐ちゃんお待たせ〜」
なんて保健室のドアを開ける俺

すやすやと眠れる保健室の美女理佐ちゃん

「起こすの可哀想だから待ってるか」

そう呟き、理佐ちゃんが寝てる隙にパンツを見てやろうと理佐ちゃんの足元から掛け布団をめくる俺

「うーん、私の大切な約束忘れてんじゃねーよ、俺君のバカ・・・むにゃむにゃ、、、、zzz」

絶妙なタイミングの理佐ちゃんの寝言に布団をめくる手を止める俺

理佐ちゃんの寝言に反省した俺が布団をかけ直してあげた拍子に目を覚ます理佐ちゃん

「起きるの待っててくれたの?」って聞くなんか可愛い理佐ちゃん

「うん?5才の時に約束したからさ、いつもそばにいてあげるって」照れながら呟く俺に

「私がした約束取ってんじゃねーよ」って掛け布団で顔を隠しながら照れる理佐ちゃん

「熱下がったみたいだから帰ろうか?」
理佐ちゃんのおでこ触って呟く俺

「やだ、もう少し寝てる」って可愛いわがまま言う理佐ちゃん

「え〜っ、帰ろうよ」って困る俺に

「や〜だよ、俺君が約束思い出してくれたからもう少しこうしてたい」
なんて喜んでくれてるみたいな理佐ちゃんだから好き
0201名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/03/08(木) 17:53:59.96ID:K4OAGzQxa
やっと200レスに到達w
0202名無しって、書けない?(兵庫県) (ワッチョイW 114.161.129.207)2018/03/08(木) 18:09:15.69ID:ES/tHchn0
あと800頑張って!ってドス効かす理佐ちゃん
0203名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/03/08(木) 18:19:44.77ID:K4OAGzQxa
>>202
理佐ちゃんにドス効かされたら頑張るしかないですねm(__)m
0204帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第17話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/03/08(木) 20:57:24.51ID:K4OAGzQxa
「俺く〜ん!どこに居るの〜?」
朝も早から愛しの理佐ちゃんが背後霊の俺を探している

すぐに飛んで行ってあげたい気持ちは山々だけど・・・

最近の日課である色っぽい人妻の家事姿を覗いて理佐ちゃんどころではない俺

「ちょっと!もう置いて行っちゃうからね!」
なかなか現れない俺に苛立つ理佐ちゃん

うん?理佐ちゃんどっかにお出かけか?

今日はお仕事お休みだと思って油断していた俺

慌てて理佐ちゃんの部屋を目指す、色っぽい人妻よりやっぱり理佐ちゃんが一番好きな俺

「死んでからもこうやって理佐ちゃんの背後霊になるくらいだから当たり前かw」
なんて一刻も早く理佐ちゃんの元にたどり着くために瞬間移動する俺

「もう、何やってんのあいつ」

なかなか現れない俺に苛立つ理佐ちゃんが呟くと同時に

「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」
なんて往年のハクション大魔王みたいに理佐ちゃんのスカートから飛び出す俺

「きゃあ!?」って可愛らしい悲鳴あげるやっぱり女の子な理佐ちゃん

「悪いね、瞬間移動の自動ゴールを理佐ちゃんのスカートの中にしちゃったもんで」
驚いてスカートを押さえる理佐ちゃんに謝る俺

「勝手に私のスカートの中にゴールを設定してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「この前ゆいぽんのスカートの中から出てきたらヤキモチ妬いてたから・・・」
理佐ちゃんを喜ばせるつもりが裏目ってしまい戸惑う俺

「ねぇ、なんで私があんたにヤキモチ妬かなきゃいけないの?」ってクールに俺を傷つける理佐ちゃん

そして落ち込む俺

「もう、面倒くさいな」って落ち込む俺に手を焼く理佐ちゃん

「ねぇ、せっかく俺君とデートしようと思って早起きしたんだから機嫌直してよ」
なんて言って俺を元気づけてくれる理佐ちゃんだから好き
0205帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第18話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/03/08(木) 22:12:58.12ID:K4OAGzQxa
「瞬間移動の自動ゴール私のスカートの中以外のとこに設定しなおしといてよね」
俺に念押ししながら寝室の扉にお札貼って部屋に消えてく愛しの理佐ちゃん

「理佐ちゃん、デートは?」って慌てる背後霊な俺

数分後

スカートを止めてズボンに着替えた理佐ちゃん

「なんで着替えた?」って理佐ちゃんのスカート大好きな俺

「あんたが入ってきたらやだからに決まってんでしょ」
なんて俺に笑いながらイヤミを言う理佐ちゃん


「自撮り動画を撮りに鎌倉に行く〜?」
理佐ちゃんに行き先を聞いて声を荒げる俺

休日だというのに欅坂46の6thに付く特典映像を撮りに行く理佐ちゃん

「全然デートじゃねえじゃん」ってがっかりする俺

「もう、へそ曲げないでよ、置いてったら置いてったで怒るでしよ」ってごもっともなこと宣う理佐ちゃん

なんだかんだで鎌倉に到着な理佐ちゃんと俺

「鎌倉で〜す」
なんて挨拶代わりの世界一可愛い鎌倉紹介を披露する理佐ちゃん

「あっ、俺君が写り込んじゃってる」
録った動画をチェックしてがっかりする理佐ちゃん

「悪い悪い、最近のレンズは高性能だから幽霊の俺も簡単に映っちゃうんだな」って謝る俺

「謝んないでいいよ、これはこれで俺君と私の思い出にしようね」なんて言って保存する理佐ちゃん

「鎌倉で〜す」
気を取り直して再度世界一可愛い鎌倉紹介を披露する理佐ちゃん

そして再度チェックする理佐ちゃん

「わざと写り込んでんじゃねーよ」
鎌倉紹介する理佐ちゃんの横でVサインする俺を見つけてドス効かす理佐ちゃん

「ごめんなさい、もっと理佐ちゃんとの思い出を作りたかったんです」って幽霊だけあって未練がましい俺

「ねぇ、心霊動画なんて特典映像に出来ないから離れててよ」って厳しい注文つける理佐ちゃん


「しかし、勝手な女だよ理佐ちゃんは、こんな鎌倉くんだりまで連れてこられて離れてろって、どうゆうことだよ」
文句言いながら鎌倉の空を漂う俺

そこに

「俺君、助けて〜」なんて理佐ちゃんからのSOS だ

助けての一言でさっきまで文句言ってた俺を一目散に駆けつけさせちゃう理佐ちゃんだから好き
0206帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第19話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/03/08(木) 22:38:17.67ID:K4OAGzQxa
「どっから出て来てんのよ!」
理佐ちゃんの緊急事態に瞬間移動で駆けつけた背後霊の俺にマジギレする理佐ちゃん

「すいません、第2ゴールに理佐ちゃんの胸元を設定してたもんで」って理佐ちゃんの剣幕に土下座で謝罪する俺

「もう、瞬間移動禁止だよ」
理佐ちゃんのために瞬間移動してきた俺に厳しい処分を果す理佐ちゃん

「ところでなんの救助要請だったんでしょうか?」
助けを求めてきたわりにさしてピンチにも見えない理佐ちゃん

「あっ、忘れてた、これ見て」ってスマホで録った自撮り動画を見せる理佐ちゃん

「これは・・・」
理佐ちゃんが海を見てはしゃいでる背後に映る防災頭巾にもんぺ姿の女学生に言葉を失う俺

「やっぱり幽霊かな・・・?」
ビビりながら聞いてくる理佐ちゃん

「幽霊です」って俺の代わりに答える声

「ひぇぇぇぇ〜」って悲鳴あげながら目をつむって逃げ出す理佐ちゃん

どうやら俺とずっと一緒にいるせいで霊的な感覚が鋭くなって幽霊の声が聞こえたみたいだ

しかし、人気の無い浜辺だからいいものの・・・

目をつむって走るなんて街中なら軽く事故起こすよ理佐ちゃん・・・俺のこと置き去りだし

「なんか、すいません」
理佐ちゃんに置き去りに去れて肩を落とす俺に申し訳なさそうに謝る女学生の幽霊

「気にしないでください、理佐ちゃんは世界一の美人だなんて呼ばれてるけど中身はまだまだ子供なもんで」
謝る女学生に気にすんなって言ってあげる俺

「ところで、やっぱりなんか相談事があるんですか?」
理佐ちゃんと俺の前に現れたからにはなんか解決してくれってことだろうと女学生に聞く俺に

「ちょっと!なんで私のこと追いかけて来てくれないの?」って文句言いに戻ってきた理佐ちゃん

「ねぇ、俺君は私のことが一番好きなんだよね?」
なんて女学生の幽霊にヤキモチ妬いちゃう理佐ちゃんだから好き
0207帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第20話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/03/09(金) 03:40:26.10ID:QxSEexira
「ヤキモチなんて妬いてないよ!」
俺にヤキモチ妬いてると思われて全力否定する負けず嫌いな理佐ちゃん

「照れんなよ〜」って理佐ちゃんをからかう背後霊な俺に

「からかってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「なんで私が幽霊のあんたを好きみたいになってんの!むしろ嫌いなんだけど!」って言い放つ理佐ちゃん

「言っちゃったね理佐ちゃん・・・」って立ち尽くす俺

「なっ、何よ・・・」
いつになくシリアスな俺の態度にちょっと怯む理佐ちゃん

「理佐ちゃんの背後霊であることだけがアイデンティティーな俺に、それを言っちゃあお仕舞いだよ理佐ちゃん」

そう言って旅に出る準備始める俺

「ねぇ、どこ行くつもりなの?」って言い過ぎたことを気にしてる理佐ちゃん

「それは俺にも分からないなぁ、失恋した時は行き先なんてどこでもいいから旅に出たいもんだからさ、今まで背後霊でいさせてくれてありがとう」
理佐ちゃんに背を向けて手を振る俺

「ちょっと、女学生の幽霊置いてかないでよ〜」って嘆く理佐ちゃん


「俺君が居なくなっちゃったから幽霊さんのこと助けてあげられないかも・・・」
女学生の幽霊に語りかける理佐ちゃん

困ったように立ち尽くす女学生の幽霊

それを草葉の陰から聞いてる俺

理佐ちゃんへの執着から背後霊になっちゃっただけあって理佐ちゃんから離れたら消滅しちゃいそうになって慌てて戻ってきたってわけだ

しかし、家出した手前のこのこ出てくわけにも行かず理佐ちゃんと女学生を見守る俺

「1年前に幽霊になって現れたんだけど・・・お風呂覗かれたり着替え覗かれたりされて大嫌いだったんだ」
俺が居ないと思って女学生の幽霊相手に言いたい放題の理佐ちゃん・・・

「それがね、一緒に居るうちに凄〜く少ないけど良いとこもあるんだなぁって気づいたりしてさ・・・」って言葉に詰まる理佐ちゃん

「一緒に居るのが当たり前になっちゃってたのかな・・・俺君が居なくなっちゃったら寂しいよ・・・」
なんて泣き出しちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0208帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第21話(庭) (アウアウカー 182.250.243.34)2018/03/09(金) 04:40:43.87ID:QxSEexira
「俺君が居なくなっちゃったら寂しいよ・・・」
なんて涙ぐむ愛しの理佐ちゃんの姿に草葉の陰で号泣してしまう背後霊な俺

「やっぱり理佐ちゃんは現在過去未来を通じて世界一の女だな」って再認識する俺に

「盗み聞きしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「なんで〜!?」って驚く俺

「女学生の幽霊さんが教えてくれたよ」

理佐ちゃんに俺を売る女学生の幽霊、やはり理佐ちゃん以外の女は信用できねえ

「理佐ちゃん、女学生の幽霊声だけじゃなくて見えるようになっちゃったの?」って理佐ちゃんに質問の俺

「うん、俺君を見る時みたいにはっきり見えてるわけじゃないけど、見えることは見えるよ」
なんてさりげなく霊能力が開花しつつある理佐ちゃん

「それより、俺君はなんで戻って来たの」って質問返しの理佐ちゃん

「それがさあ、理佐ちゃんから離れたら消滅しちゃいそうになって慌てて戻って来たってわけ」
出戻りの気恥ずかしさを誤魔化すために笑いながら話す俺に

「心配させないでよね」って呟く理佐ちゃん

「心配してくれてたんだ・・・」

「当たり前でしょ」って照れ隠しに横向く理佐ちゃん

「ありがとう・・・これからも理佐ちゃんのそばにいても良いのかな?」ってなんだか改まる俺に

「盗み聞きしてたんだから私の気持ちは知ってるでしょ」
なんて答える代わりにあっかんべーする意地っ張りな理佐ちゃん

女学生の幽霊を放ったらかしにして俺との愛情を深める理佐ちゃんだから好き
0209帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第22話(庭) (アウアウカー 182.250.243.15)2018/03/09(金) 15:57:10.87ID:b+2oCE/Ga
「許嫁だったジジイに会ってあなたの気持ちを理佐ちゃんに伝えてもらえば成仏出来るんすね」
愛しの理佐ちゃんとケンカして家出したものの雨降って地固まるの諺通りに理佐ちゃんとの愛情が深まった気がする俺

女学生の幽霊が会いたがってるジジイを探すことに

「神社〜」なんて興奮しながら特典映像の自撮り動画の撮影も続ける仕事熱心な理佐ちゃん

「理佐ちゃん、神社なんていかにもジジイが寄りそうじゃない?」って閃く俺

俺の言葉にうなづく女学生の幽霊

「うわっ、駄目だ・・・」
なぜか神社に入れない俺

「なんで女学生の幽霊さんは入れんのに俺君入れないの?」って戸惑う理佐ちゃん

理佐ちゃんに耳打ちする女学生の幽霊

「あんた、やっぱり不浄霊だってさ」って笑う理佐ちゃん

さらに理佐ちゃんに耳打ちする女学生の幽霊

「わっ、キモい・・・」って呟き蔑んだ目で俺を見る理佐ちゃん

「なんて言われたの・・・?」って理佐ちゃんの視線がつらい俺

「なんかね私の身体への凄い執着心で魂が汚れてるから神社に入れないんだって・・・」って身を竦める理佐ちゃん

「俺は待ってるから二人で行っといでよ」
なんて神社に入るのを諦める不浄霊な俺

「簡単に諦めてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、私と離れたら消滅しちゃうんだよ、俺君それでいいの?」って俺を心配してくれる理佐ちゃん

「理佐ちゃんと仲直りしたし、ちょっとぐらいの距離ならら大丈夫だよ」って胸を張る俺

女学生の幽霊と共にお社に続く階段に並ぶ人の列に加わる理佐ちゃん

ちょっと進むたびに俺が消滅しちゃわないか心配そうに振り向く理佐ちゃん

理佐ちゃんが振り向くたびにおどけて手を振る俺

それから1時間後

「俺君お待たせ」って俺が消滅してないの見て安心する理佐ちゃん

その理佐ちゃんとは対照的にがっかりしてる女学生の幽霊

「ジジイ居なかった?」って聞く俺

「居たのは居たんだけどね・・・私が人見知り発揮しちゃって話しかけらんなかったんだ・・・」

なんて肝心なところでぽんこつになった申し訳なさで恥ずかしそうな理佐ちゃんだから好き
0210帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第23話(庭) (アウアウカー 182.250.243.15)2018/03/09(金) 18:36:07.60ID:b+2oCE/Ga
「なんてこったい・・・」
簡単にジジイ見つけたのに肝心なところでぽんこつに成り下がる理佐ちゃんに頭を抱える不浄霊な俺と女学生の幽霊

「ちょっと、二人ともそんな大げさに頭抱えないでよ」って責任感じて大弱りに弱る理佐ちゃん

人見知りで時に地蔵になるのは理佐ちゃんの圧倒的に可愛いところではあるが・・・諸刃の剣でもあるな

「ねぇ、お爺ちゃんと一緒の団体さんが江ノ島行くって行ってたから追いかけようよ」
なんてぽんこつ晒した気恥ずかしさと申し訳なさを誤魔化すために張り切る分かりやすい理佐ちゃん

「追いついたとして話しかけられる?」って心配する俺に

「俺君がそばに居て励ましてくれれば緊張しても平気だよ」なんて安易に俺を頼る理佐ちゃん


「俺君!海だよ!」ってまたも海にテンション上がる理佐ちゃん

「理佐ちゃん、あまりはしゃがないほうが・・・」
理佐ちゃんの人見知りで空振りしちゃって落ち込んでる女学生の幽霊に気を使う俺

「人見知りのくせにはしゃいですいません」女学生の幽霊に謝る理佐ちゃん

「いえいえ、私のほうこそ楽しいデートの邪魔しちゃって・・・」って慌てて手を振る女学生の幽霊

「デートじゃないっすよ」
デートしてると間違われて理佐ちゃんが機嫌悪くなる前に先手打って否定する俺に

「食い気味に否定してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「私が否定するのは良いけど俺君には喜んで欲しいの・・・」なんて複雑な女心覗かす理佐ちゃん

「すいません、とても仲良かったので恋人同士だと思ってました・・・」理佐ちゃんのドスに驚き謝る女学生の幽霊

「マジですか!」って理佐ちゃんの注文通り素直に喜ぶ俺

「ニヤニヤし過ぎ」って冷めた目で俺に呟く複雑過ぎる女心な理佐ちゃんだけど

「それに神社にお詣りした時も『俺君のことそばに置いといてください』ってお願いしてたからてっきり・・・」って喋っちゃう女学生の幽霊に

「ふあぁぁぁ〜言わないでくださ〜い」って慌てて手を広げて制止するも手遅れな理佐ちゃん

「理佐ちゃんありがとうね」ってニヤニヤな俺に

「今は顔が真っ赤だから話しかけないで」
なんて照れ隠しに拗ねる理佐ちゃんだから好き
0211名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.15)2018/03/09(金) 23:34:48.90ID:b+2oCE/Ga
Mステ理佐ちゃんめっちゃ可愛いくてカッコ良かった!
0212帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第24話(庭) (アウアウカー 182.250.243.15)2018/03/09(金) 23:35:23.42ID:b+2oCE/Ga
「添い遂げることは出来なかったけど出会えて良かったです、貴方が幸せになってくれていることが私の幸せです」
さっきから女学生の幽霊からの伝言を暗記する理佐ちゃん

こういうとこに生真面目な性格が出る理佐ちゃん

「理佐ちゃん、夏になったら水着持って海に来ようね」
そんな生真面目理佐ちゃんに無神経に話しかける背後霊な俺

「暗記中にくだらないことで話しかけないでよ〜」ってむくれる理佐ちゃん

「そんな固く考えないで気楽にしなよ」って理佐ちゃんをリラックスさせようとする俺

「緊張してもちゃんと喋れるように準備しときたいの」って聞く耳持たない頑固者理佐ちゃん

「緊張しなくても大丈夫だよ、相手はジジイとはいえ男だろ、理佐ちゃんみたいな超美人に話しかけられたらなんでも聞いてくれるよ」って理佐ちゃんを励ます俺

「そんな簡単に行くかな?」
藁にもすがる思いで俺の話にちょっと耳を貸す理佐ちゃん

「大丈夫、もっと自分の見た目に自信持ちな理佐ちゃんが相手じゃなかったら俺だって背後霊になんてなってないぜ」って理佐ちゃんに自信を持たせるメンタルトレーナーみたいな俺

「うん、妙な説得力があるんだよね、俺君は」ってちょっと落ち着き始めた理佐ちゃん


「あのう、すいません」
江ノ島にいたジジイに女学生の幽霊からの伝言を伝えるために勇気を振り絞る理佐ちゃん

超美人の理佐ちゃんに話しかけられてニコニコしながら立ち止まるジジイに

「かくかくしかじか・・・」って暗記した伝言を捲し立てる理佐ちゃん

女学生の幽霊のために一生懸命頑張り疲れ果てる理佐ちゃんだから好き
0213帰ってきたイタコの理佐ちゃん 第25話(庭) (アウアウカー 182.250.243.15)2018/03/10(土) 00:08:09.39ID:PXZBn8A1a
「お二人は添い遂げてくださいね」
俺と理佐ちゃんに見当違いの感謝の言葉を残して成仏しちゃった女学生の幽霊

「自分の許婿が幸せになってるの見て安心して成仏出来るなんて偉いなぁ」って感心する愛しの理佐ちゃん

「俺だって理佐ちゃんが幸せになってくれたら安心して成仏出来るけどね」って女学生の幽霊に影響受けてる俺

「本当かな?」って俺の愛を疑う理佐ちゃん

「本当だよ、将来理佐ちゃんを幸せにしてくれる男が現れたら成仏しちゃうよ」って強がる俺

「俺君じゃないんだ・・・」ってちょっと寂しそうな理佐ちゃん

「そりゃあ俺が幸せにしたいけど幽霊じゃどうしようもないじゃん、だから邪魔しないように消えてきますよ」って理佐ちゃんに釣られて寂しくなっちゃう俺

「ありがとう、俺君なりにちゃんと私のこと考えてくれてるんだね」
なんてお礼を言うけどやっぱり寂しそうな理佐ちゃん

「そりゃあ考えるよ、俺は理佐ちゃんに幸せになってもらえたらそれでいいんだから」
なんて珍しく本音な俺

「でもさ、私は欅坂のメンバーだからしばらくは男なんて現れないから簡単に成仏しないでね」って呟く理佐ちゃん

「そんなことよりしらす丼食べて帰ろうよ」って俺を誘う理佐ちゃん

「そうだね、理佐ちゃんが欅ちゃんでいる間は成仏出来ないからね」って理佐ちゃんに憑いてく俺

「それとさ、私のこと幸せにしてくれる男が現れたらとか将来の話してたけどさ、もう幸せなんだけどね、ここ1年ぐらい」
なんてぶっきらぼうに呟いて歩き出す理佐ちゃんだから好き
0214名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.15)2018/03/10(土) 00:11:47.74ID:PXZBn8A1a
帰ってきたイタコの理佐ちゃん
第2部完結ですm(__)m
0215学園祭前夜の理佐ちゃん 第1話(庭) (アウアウカー 182.250.243.15)2018/03/10(土) 00:19:29.00ID:PXZBn8A1a
「渡邉さんよろしくね」
憧れの理佐ちゃんに緊張気味に挨拶する俺

やはり理佐ちゃんも緊張気味なのだろうか?

俺の挨拶に返事してくれたけど小声過ぎてほとんど聞こえなかった半端ない人見知りの理佐ちゃん

学園祭でオバケ屋敷やることになった我がクラス

二人一組で商店街にダンボール集めしに行くことになったんだけど・・・

まさかの大幸運で憧れの理佐ちゃんとコンビ組むことになった俺

喜んだのはいいけど人見知りの理佐ちゃんから話を振ることはなく
俺も世界一の美人だと思ってる理佐ちゃんを前にドキドキが半端なくて無言で歩く二人

「はぁ・・・どうしよう」
商店街に入るとため息ついて立ち止まる理佐ちゃん

ヤバイ!俺が無口過ぎて怒らせちゃったか!?

「理佐ちゃんどうしたの?なんか俺ヤバイことした?」って慌てて聞く俺に

「理佐ちゃん・・・?」って眉をひそめる理佐ちゃん

しまった!いつも心の中で呼んでる理佐ちゃん呼びをしちゃう迂闊な俺

「ごめん、うっかりミスです」って謝る俺

「どんなミスなの〜」って笑う、意外と笑いの沸点が低い理佐ちゃん

「俺君って面白いね」って笑顔の理佐ちゃんにほっとする俺

「ところで、ため息ついてたけど大丈夫?」って聞く俺

「うん、私人見知りが凄いから不安なんだ」ってダンボール集めごときに不安を感じてる可愛い理佐ちゃん

「そんなの俺が頼むから渡邉さんは俺の陰に隠れてなよ」
憧れの理佐ちゃんに良いとこ見せようと張り切る俺

「いいの?」って遠慮するやはり可愛い理佐ちゃん

「いいよいいよ、理佐ちゃんは可愛いから黙って立っててくれるだけで戦力になるから」
なんてまたも理佐ちゃんとか呼んじゃう迂闊な俺

「あっ、ごめんまた理佐ちゃんって呼んじゃった」って謝る俺に

「いいよ理佐ちゃんで」って言ってくれる理佐ちゃん

「いいの!?」ってめっちゃ嬉しい俺

「うん・・・可愛いって言ってくれたから・・・」
なんて恥ずかしそうにうつむく理佐ちゃんだから好き
0216学園祭前夜の理佐ちゃん 第2話(庭) (アウアウカー 182.250.243.15)2018/03/10(土) 00:26:38.50ID:PXZBn8A1a
「ちきしょう!居残り作業はジャンケンで負けた奴なんて提案しなきゃ良かったよ」
憧れの理佐ちゃんと二人で商店街をまわって集めたダンボールで夜までオバケ屋敷作る孤独な俺

早く帰りたさにした提案が裏目に出てまさかのひとりで居残り作業してるってわけだ

「それにつけても理佐ちゃんとダンボール集め出来るなんてラッキーだったな」

なんて理佐ちゃんと一緒に歩いた感動を思い出す俺

もっとも、人見知り半端ない理佐ちゃん故に会話が弾んだとはお世辞にも言えないが

世界一の美人と言っても言い足りない理佐ちゃんが相手で俺もめっちゃ緊張してたしね

それでも理佐ちゃんが理佐ちゃんって呼ぶことを許してくれたし
俺が理佐ちゃんを可愛いって思ってることも伝わったみたいだし

なにより恥ずかしそうに「可愛いって言ってくれたから・・・」なんて言ってくれる理佐ちゃんの可愛さを間近で見れただけで満足な俺

俺のような路傍の石にとってはおそらく一生物の思い出になるであろう憧れの理佐ちゃんとのダンボール集めを回想してる間に過ぎてく時間

「ねぇ、どうしたの?」
回想にふける俺に声をかけてくれる理佐ちゃん

「わっ!びっくりした」
突然の理佐ちゃん登場に驚く俺

「驚かせちゃった?ごめんね」なんて苦笑いしながら謝る理佐ちゃん

「いやいや、俺が勝手に驚いただけだから謝んないでよ」って憧れの理佐ちゃんに謝られるなんて畏れ多い俺

そして気まずい沈黙が俺と理佐ちゃんの間を流れる

ヤバイな・・・動悸が半端ない

理佐ちゃんが突然現れた驚きが去ると共に憧れの理佐ちゃんと二人で学校に残ってることにドキドキし始めた俺

「みんなと一緒に帰ったんじゃなかったの?」沈黙から逃げるように理佐ちゃんに聞く俺

「うーん?帰ろうと思ったんだけど・・・一緒にダンボール集めしたからさ、俺君だけで居残りさせるの可哀想になって戻ってきちゃった」
なんて照れ笑い浮かべながら差し入れの入ったコンビニ袋を俺に手渡す理佐ちゃんだから好き
0217学園祭前夜の理佐ちゃん 第3話(庭) (アウアウカー 182.250.243.15)2018/03/10(土) 00:29:11.86ID:PXZBn8A1a
「俺君があんなに口上手いなんて知らなかった」
作業が一段落して理佐ちゃんが買って来てくれた差し入れのおにぎり食べながらお喋りする俺と理佐ちゃん

「そうかな?ダンボールくださいって頼んでただけだよ」って苦笑いの俺

「ううん、私は知らない人とあんな風に喋れないから羨ましい」って尊敬の眼差しの理佐ちゃん

一緒にダンボール集めして呼び方が渡邉さんから理佐ちゃんに変わっただけで打ち解けた気がするから不思議だ

とは言え胸のドキドキは収まっていない俺ではあるが・・・

「同じクラスだけどほとんど喋ったことないもんね」って胸のドキドキを隠しながら話す俺

俺に限らず人見知りで大人しい理佐ちゃんとはクラスの男子がほとんど喋ったことないだろう

「うん、馴れてない人と喋ると緊張しちゃうから・・・」なんて口ごもる理佐ちゃん

「そうなんだ、でも俺とは普通に喋れてるじゃん」って人見知りの理佐ちゃんをリードするために頑張って喋る俺

「俺君は優しいから・・・ダンボール集めで私のことずっと庇ってくれてたし、なんか安心して喋れる、でも今は違う理由で緊張してるよ」

そう言って恥ずかしそうにうつむく理佐ちゃん

「俺も理佐ちゃんと喋るの緊張しちゃうけどね」ってつい本音が漏れちゃう俺に

「緊張してんじゃねーよ」って小さい声でドス効かす理佐ちゃん

「えっ!?」初めて聞く理佐ちゃんのドス声に驚く俺

「お兄ちゃんが居るからたまに乱暴な口調が出ちゃうんだ」って恥ずかしそうに言い訳する理佐ちゃん

「ねぇ、それよりなんで緊張してるか教えて?」って小首傾げて聞いてくる理佐ちゃん

その可愛い仕草に背中を押された俺

「理佐ちゃんのこと好きだからかな」
照れ隠しに横向いてボソッと呟く俺に

「それってさ、私が今緊張してるのと同じ理由だね」
なんて恥ずかしそうに微笑む理佐ちゃんだから好き


0218名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/03/10(土) 08:29:03.70ID:ossouFFNK
自撮りTVのエンドレスリピートにより妄想がはかどっているようで読み手としては嬉しい限りです(笑)
0219上京理佐ちゃん 第19話(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)2018/03/10(土) 16:12:35.34ID:7txsEcqQa
「明日は絶対に大丈夫なんだよね?」
電話の向こうでデートの約束を念押しする理佐ちゃん声が聞こえる

愛しの理佐ちゃんとの遠距離恋愛にも慣れてきたせいか気づいたら親戚のオッサンが営む酒屋でのバイトに追われる日々で理佐ちゃんとのデートの約束すっぽかしまくりな俺

「あぁ、昔は理佐ちゃんファーストだったのにな・・・」なんて電話の向こうでため息漏らす寂しがり屋の理佐ちゃん

「明日は朝一番の電車で駆けつけるから楽しみにしててくれ」
なんて理佐ちゃんを喜ばせて電話を切る俺

そして早く明日になれとばかりに眠りの世界へ


「理佐ちゃ〜ん♪どこに居るのやら〜♪」
なんて五木ひろしの夜空理佐ちゃんver歌いながら東京にやってきた俺

「下手な歌歌ってんじゃねーよ」柱の陰からドス効かす笑顔な理佐ちゃん

突然ドス効かされて驚く俺に

「俺君〜会いたかったよ〜」なんて抱きついてくる愛しの理佐ちゃん

こんなに可愛い理佐ちゃんを1ヶ月も放ったらかしにしてたなんて・・・後悔の俺

「俺君ラッコ好きだったよね?」
なんて言いながら歩き出す理佐ちゃん

どうやらラッコ好きな俺のために水族館デートに行くみたいだ

「俺君と並んで歩くの、しぃばらくぶり〜」なんてはしゃぎながら腕を組んでくる理佐ちゃん

1ヶ月会えなかったせいか、いつになく積極的な理佐ちゃん

「理佐ちゃんちょっと待ってて」ってマツキヨに入ってく俺

積極的な理佐ちゃんへの溢れる期待で恥ずかしさを忘れてコンドーム持ってレジに並ぶ俺に

「そんなの持って並んでんじゃねーよ」って怒りと恥ずかしさが混ざったドス効かす理佐ちゃん

コンドームをあった所に戻させ俺を店の外に連れ出す理佐ちゃん

「ねぇ、デートの初っ端からそんなの買ってんの俺君だけだよ」ってマジダメ出しの理佐ちゃん

「次からは私にバレないように事前に用意しといてよ」
なんてがっかりしてる俺に、可能性ゼロではないと遠回しに示唆してくれる理佐ちゃん

上京して3ヶ月ちょっと大人になった理佐ちゃんだから好き
0220名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.46)2018/03/10(土) 16:14:10.42ID:7txsEcqQa
>>218
気をつけないと全ての理佐ちゃんシリーズで鎌倉に行ってしまいそうですw
0221名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 58.94.38.100)2018/03/10(土) 20:00:19.92ID:tIiUiE5d0
確かに自撮りTVは没入感ありますな
不安定に揺れるカメラが視点のリアルさ演出して、理佐ちゃん以外にスポットが当たらないので、まるで彼氏になったみたいに勘違するヲタが出てきそうでこわーい

>>219
コンドーム買うのは意外とスリルありますよね
誰かに見られてないかとか、店員の前でカッコつける駆け引きとか
ちなみに私の中学では、財布にコンドーム入れてると金運上がるとかいう迷信があって、みんな持ち歩いていましたw
0222上京理佐ちゃん 第20話(庭) (アウアウカー 182.250.243.16)2018/03/10(土) 20:47:00.96ID:dugsw8oUa
「こんな都会の駅前に水族館があるとはやっぱり東京は凄いな・・・」
上京して3ヶ月、すっかり東京に馴れた理佐ちゃんに品川に連れて来られた俺

元々人が多いのが苦手な俺はすっかり借り猫状態だ

「俺君大丈夫?人が凄いの駅前だけだからちょっとだけ我慢してね」
なんて都会に怯える田舎者な俺を心配してくれる優しい理佐ちゃん

「やっぱり東京は肌に合わないな」
軽くホームシックな俺

「そんなに東京苦手だと大学に受かったらどうすんの?」って心配する理佐ちゃん

「それは大丈夫、ホームシックにならないように理佐ちゃんに一緒に暮らしてもらうから」
東京暮らしについてはすでに解決策を用意してる俺

「勝手に決めてんじゃねーよ」
組んだ腕を振りほどいてドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、そういうことは二人でイチャイチャしながら決めたいからひとりで決めないで」
なんて拗ねる理佐ちゃん

「ほら、信号青だよ」って再び腕組んでくれる理佐ちゃん

なんだかんだ同棲してくれそうな理佐ちゃんだから好き
0223名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.16)2018/03/10(土) 21:00:55.31ID:dugsw8oUa
>>222
やっぱりこのぐらいの長さが妄想には最適かな
0224名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.16)2018/03/10(土) 21:13:49.99ID:dugsw8oUa
>>221
理佐ちゃんのが至高の逸品過ぎてMVも他のメンバーのも見れてないんですよね・・・

どうしても理佐ちゃんの自撮りばっかり見てしまって

今回は理佐ちゃんのユニットのMVも無いし・・・

もしかしたらすでに欅坂のオタではないのかも・・・
0225名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.16)2018/03/10(土) 21:21:58.95ID:dugsw8oUa
>>221
どんな迷信ですかw

俺の中学では「女のアソコは思ってるより下にある」っていう諺が代々言い伝えられてましたねw
0226上京理佐ちゃん 第21話(庭) (アウアウカー 182.250.243.16)2018/03/10(土) 22:18:15.93ID:dugsw8oUa
「うお〜っ!愛しのラッコちゃんやー!」
愛しの理佐ちゃんに連れて来てもらった品川駅前の水族館ではしゃぐ俺

「コラー!」ってバンバンガラス叩いてラッコ嚇かす俺

「ひぃ〜ビビるラッコめっちゃ可愛い〜www」ってはしゃぐ俺

「ラッコのことイジメてんじゃねーよ」って俺の耳を引っ張る理佐ちゃん

「いたたたたた〜」って悲鳴あげる俺

「ねぇ、ホームシックで落ち込んでたんじゃないの?」

理佐ちゃんの言葉でホームシック思い出し落ち込む便利な俺


「ねぇ、元気出してよ、どうせ夜になったら帰るんだからさ」

お昼ご飯食べながら俺を励ます理佐ちゃん

そして理佐ちゃんに付き合ってお買い物の俺

人見知りの理佐ちゃんが話しかけられないように洋服屋のお姉さんの相手する俺

「俺君、ありがとうね、お陰でゆっくり服選べたよ」なんて上機嫌な理佐ちゃん

「うん、良かったね」って表参道にビビって時計を見るそれどころじゃない俺

万が一終電逃したらなんて、まだ3時前だというのに心配する小心者な俺

「さっきから時計ばっかり見てるよ」ってむくれる理佐ちゃん

「悪い、時間が気になっちゃって」って謝る俺

「時計貸して」なんて俺から時計を取り上げる理佐ちゃん

「1ヶ月ぶりにデートしてんだから時計より私のことちゃんと見ててよ」
なんて時計にヤキモチ妬いて拗ねちゃう理佐ちゃんだから好き
0227上京理佐ちゃん 第22話(庭) (アウアウカー 182.250.243.16)2018/03/10(土) 22:46:24.33ID:dugsw8oUa
「海♪海♪海〜♪」
今日のために俺が探しといた海の向こうに夜景が見える公園に大興奮の理佐ちゃん

うんうん、可愛いやつだぜ理佐ちゃんは

「きれ〜い、すご〜い」って手すりから夜の海を見下ろし可愛く興奮する愛しの理佐ちゃん

「俺君ありがとうね、こんな素敵なとこに連れて来てくれて」
ベンチに座り公園に来る途中で買ったオニギリ食べる俺と理佐ちゃん

「次来る時はバイト代貯めといてあそこで豪華なご飯ご馳走するからね」
なんて海の向こうに見えるランドマークタワー指差す俺

「え〜〜っ!?無理しないでよ〜」って悲鳴あげる理佐ちゃん

「いやいや、世界一可愛くて美人の理佐ちゃんにはあのぐらいのとこじゃないと本当は釣り合わないんだよ」
なんて言うわりに公園でコンビニのオニギリ食べさせちゃって申し訳ない思いの俺に

「これはこれで豪華だよ・・・」って呟く理佐ちゃん

「えっ?」て聞き返す俺

「私のために俺君が探してくれた公園で食べるオニギリは豪華なの、私には」
なんて言ってくれる理佐ちゃんだから好き
0228上京理佐ちゃん 第23話(庭) (アウアウカー 182.250.243.16)2018/03/10(土) 23:15:33.32ID:dugsw8oUa
「俺君、時計返すね」
理佐ちゃんの部屋に帰ろうと電車に揺られてる時に時計を返してくれる理佐ちゃん

「帰る前に寄りたいとこあるんだ」
なんて言う理佐ちゃんに手を引かれ駅から少し離れた線路を見下ろす高台に居る俺

「ほら、電車が下を通ってくんだよ」
足元を通り過ぎる電車を指差す理佐ちゃん

「寂しくなるとさ、ここ来て俺君のこと思い出してるんだ」
そう言いながら俺に寄りかかってくる理佐ちゃん

「私の言いかけた言葉が聞きたくて電車待ちきれずに走ってきてくれたんだよね」って笑う理佐ちゃん

「理佐ちゃんも駅で待ってろって言っといたのに走って来てたじゃん」って言い返す俺

「そうだね〜」って俺の肩に頭を預ける理佐ちゃん

足元を通り過ぎてく電車

最高のシチュエーションで理佐ちゃんにキスしようとする俺

灯りが消える駅・・・

「うん・・・?」って時計見る俺

まだ、1時間近く余裕のはずだけど・・・

事態が飲み込めず戸惑う俺に

「ごめん、時計の針ちょっと遅らせちゃった・・・」って恥ずかしそうな理佐ちゃん

「どういうこと・・・?」ってますます戸惑う俺に

「もう少し俺君と居たかったんだ・・・」
なんて素直に呟く理佐ちゃんだから好き
0229名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.16)2018/03/10(土) 23:17:22.00ID:dugsw8oUa
>>228
時計遅らす理佐ちゃん好きだからまた書いてしまったw
0230同じクラスの理佐ちゃん 第34話(庭) (アウアウカー 182.251.247.35)2018/03/11(日) 19:55:59.75ID:O1Vqr+xXa
「ああ、バイトが決まらない・・・」
お昼休み、理佐ちゃんの作ってくれたお弁当食べてバイト情報誌眺めて嘆く俺

愛しの理佐ちゃんの世界最高峰の可愛さに溺れてバイトの面接バックレてからまだバイト探してる俺

「えり好みし過ぎなんだよ」
俺の前の席でファッション雑誌見ながら呟く理佐ちゃん

「えり好みなんかしてないよ、むしろなんでもいいから決められないんだよ」って優柔不断な俺

「じゃあ、適当に決めちゃいなよ」って人事だと思って雑なこと言う理佐ちゃん

「失敗したくないんだよね、バイト始めてからもっといいのあったら悔しいじゃん」
たかがバイトごときに石橋を叩いて渡る慎重さをみせるビビりな俺

「そんなんじゃいつまで経っても決まんないよ」って苦笑いする理佐ちゃん

「なんか、これだ!って決定打が欲しいんだよね」って俺を

「はいはい、分かりました」って適当にあしらう理佐ちゃん

そして翌日

「俺君、うちのお母さんがね近所のコンビニ紹介してくれるって」
なんて俺のバイト先見つけてくる世話好きな理佐ちゃん

「理佐ちゃん家の近所じゃ俺ん家とは反対方向だな・・・」って難色示す結局働きたくない怠け者な俺に

「贅沢言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、うちの近所なら、学校帰りに一緒に電車で通えるから決めちゃいなよ」
なんて甘くささやく理佐ちゃん

確かに理佐ちゃんと駅でバイバイしてるより一緒に電車乗れんのは楽しいかも・・・

なんて心揺れる俺に

「毎日俺君と反対方向の電車乗るの寂しいんだよね・・・」
なんてこれ以上ない決定打で俺にコンビニバイト決意させちゃう理佐ちゃんだから好き
0231同じクラスの理佐ちゃん 第35話(庭) (アウアウカー 182.250.243.44)2018/03/11(日) 23:01:42.92ID:4McbgilRa
「後で様子見に来てあげるから頑張ってね」
俺をコンビニに送り届けて家に帰る理佐ちゃん

「理佐ちゃんが居ないとヤル気起きないから早く来てね〜」って愛しの理佐ちゃんに手を振る俺

「うるさい!私が居なくてもちゃんと働いて!直ぐに戻って来てあげるから」
なんて照れ隠しに店長みたいな理佐ちゃん

理佐ちゃんのお母さんのお陰で簡単に採用してもらいコンビニバイトも早1週間の俺

仕事の要領も覚えてバイトの先輩にも馴染み始めた俺

「いつも一緒に来る可愛い子って俺君の彼女なの?」なんて聞いてくるバイトの先輩白石麻衣ちゃん

「うーん?彼女というか・・・」
愛しの理佐ちゃんを彼女だと断言せずにお茶を濁すことにより美人の白石先輩に可能性残す浮気な俺

「え〜っ、凄く仲良さそうだからてっきり彼女だと思ってた」ってなんか期待させる美人のまいやん

「仲良く見えますか〜」
愛しの理佐ちゃんと仲良さそうなんて言われて嬉しい俺

「ちょっと、外の掃除してきます」デレデレ顔を白石先輩に見られるのが恥ずかしくて外に逃げる俺

箒で店先掃くレレレの俺に

「お茶濁してんじゃねーよ」ってドス効かす本当に直ぐに戻ってきた理佐ちゃん

「次から私のこと聞かれたら、ちゃんと彼女って断言してよね」
なんて拗ねて横向く仕草が可愛い理佐ちゃんだから好き
0232同じクラス理佐ちゃん 第36話(庭) (アウアウカー 182.251.247.51)2018/03/12(月) 07:04:19.14ID:EL0Fb4s+a
「あんな可愛い子にヤキモチ妬かれるなんて俺君モテるんだね」
愛しの理佐ちゃんに強要されたとはいえ彼女ですと断言した結果
バイトの先輩こと美人の白石麻衣やんにからかわれながらお菓子の補充する赤面な俺

「理佐ちゃんのこと控室に入れてくれてありがとうございます」

いつもは俺のバイトが終わるのを立ち読みしながら待ってる理佐ちゃんではあるが、今日は白石先輩の計らいで控室でのんびり俺を待つ理佐ちゃん

「理佐ちゃん可愛いから立ち読みなんかしてて変な人に目をつけられたら危ないからね」ってウインクする白石先輩・・・美人や〜


「浮かれてるね」

気づいたらいつの間にか控室から出てきて俺の背後に立つ理佐ちゃん

「浮かれてないよ」って堂々言ってのける嘘つきな俺

「嘘ついてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

そのまま俺の横でお菓子の補充を手伝ってくれるヤキモチ焼きな理佐ちゃん

そんな理佐ちゃんにニヤニヤが止まらない俺

「なに笑ってんのよ?」って俺のニヤニヤにむくれる理佐ちゃん

「理佐ちゃんがヤキモチ妬いてくれるから嬉しくて」って素直に笑う俺に

「ヤキモチなんて妬いてないよ」って頬をふくらませる理佐ちゃん

「俺君が私以外の女の人と楽しそうにしてるから拗ねてるだけだよ」
なんてそれこそヤキモチそのものたぜ!な理佐ちゃん

「ムカつくなぁ」って俺にからかわれて控室に帰っちゃう理佐ちゃん

こんなに拗ねてるくせに控室の中を掃除して整理整頓しといてくれる理佐ちゃん

そうでなくても超美人で可愛い自慢の彼女なのにそのうえ気立ての良い理佐ちゃんだから

「俺君の彼女は良く出来た彼女だ!」
なんて店長や白石先輩に褒められてさらに俺を鼻高々にしてくれる理佐ちゃんだから好き
0233同じクラスの理佐ちゃん 第37話(庭) (アウアウカー 182.250.243.44)2018/03/12(月) 20:42:59.47ID:5nbACVHXa
「星が綺麗〜」
夜空を見上げながら俺の肩を叩く理佐ちゃん

バイト終わりに愛しの理佐ちゃんを家まで送る紳士な俺

「嬉しいな」って満足そうに呟き俺と手を繋ぐ理佐ちゃん

「そんなに喜ばなくたって、毎日見てるじゃん、星なんて」

初めて理佐ちゃんを家まで送る緊張感で星どころではない俺

「鈍感・・・」って唇を尖らす理佐ちゃん

「俺君が家まで送ってくれるのが嬉しいの・・・」
なんて繋いだ手を振りほどきスタスタと早歩きの理佐ちゃん

「照れるぐらいなら無理に言わなくても・・・」って早歩きの理佐ちゃんを追いかける俺

「うるさい!黙って!」って照れ隠しにキレる理佐ちゃん

「あっ!?流れ星!」
さらにキレようとしてた理佐ちゃんが夜空指差し叫ぶ

「理佐ちゃんとチューしたい!理佐ちゃんとチューしたい!理佐ちゃんとチューしたい!」
速攻で3回願い事唱える俺

「変なこと大声で唱えてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「すいません、咄嗟のことでつい大声に・・・」って謝る俺に

「ねぇ、そんなの流れ星にお願いしなくたって直ぐに叶うよ」
なんて言ってまたも照れ隠しに早歩きになる理佐ちゃんだから好き
0234同じクラスの理佐ちゃん 第38話(庭) (アウアウカー 182.251.247.49)2018/03/13(火) 08:20:43.27ID:3nMWIRyaa
「待ってくれ〜」
またも俺を置き去りにする早歩きの理佐ちゃんを追いかける俺

「やだよ」
なんて言いながらも、さりげなく歩調を緩めて俺が追いつくのを待ってくれる笑顔の理佐ちゃん

「そんなに照れなくてもいいのに」って理佐ちゃんの手を取る俺に

「照れてないよ」ってムキになって言い返す可愛い理佐ちゃん


「着いちゃった・・・」
家が見えてきたら、ちょっと寂しそうに呟く愛しの理佐ちゃん

「コンビニからは理佐ちゃん家すぐ近くだもんな」って俺も理佐ちゃん家がもっと遠くだったら良いのになって気分だ

「うん、近すぎるからさ、もっと遠くにしてくださいってお願いしたんだけどなぁ、流れ星に」
なんて流れ星に子供みたいなお願いしてた理佐ちゃん

「そんなの流れ星にお願いしなくたって叶えてあげるよ」
理佐ちゃんと繋いだ手に力を込めて家とは反対側に歩き出す俺

「遠回りしてんじゃねーよ」って嬉しそうにドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、私も俺君のお願い叶えてあげる」
なんて俺の頬にチューしてくれる理佐ちゃんだから好き
0235帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第22話(庭) (アウアウカー 182.250.243.6)2018/03/13(火) 22:04:23.55ID:TBE+Aqopa
「明日は休みだ仕事も無い♪早起きなんてしなくてもいい、理佐ちゃんと朝まで眠れそう♪」
なんて鼻歌混じりに足取りも軽く帰宅の俺

「おかえりなさ〜い」
エプロンで手をふきながら俺を出迎えてくれる愛しの理佐ちゃん

エプロン姿の理佐ちゃんが可愛い過ぎて立ち尽くす俺

「ねぇ、どうしたの?」
そんな俺を心配する理佐ちゃん

「理佐ちゃんの可愛さに感動してんの」って答える俺に

「毎日毎日感動してんじゃねーよ」って軽快にドス効かせる笑顔な理佐ちゃん

「ほら、早くお風呂入ってきなよ」
なんて理佐ちゃん急き立てられながらお風呂に向かう幸せな俺

「たまには一緒に入る?」
なんて機嫌の良い理佐ちゃんに乗じて結婚以来の悲願をぶつける俺に

「絶対に入らないよ」
さっきまでの上機嫌が嘘みたいな無感情で答えるエッチなことにも潔癖症な理佐ちゃん

夕飯食べ終わり理佐ちゃんの目を盗んで競馬新聞を睨みつけ予想中な俺に

「ねぇ、たまにはさあ、どっか連れてってよ」
食器洗いながらおねだりな理佐ちゃん

いつもなら理佐ちゃんの可愛いに負けて活動的な土日を過ごしてしまう俺だけど・・・

「悪いけど土日は後楽園行かなきゃいけないから」ってウインズで競馬三昧するつもりの俺

「後楽園・・・?」ってちょっと考えこむ理佐ちゃん

バレたか・・・って心配する俺に

「たまには遊園地も楽しいね」
なんて後楽園は後楽園でもそっちじゃねえんだ理佐ちゃん!な俺

「ちゃんと出かける計画立ててくれて嬉しいな」

なんて喜ぶ理佐ちゃんにそっと競馬新聞を閉じる理佐ちゃんファーストな俺に

「嬉しいから背中ぐらい流させてあげようかな」
なんて俺に三助させてくれそうな理佐ちゃんだから好き
0236帰ってきた愛しの嫁理佐ちゃん 第23話(庭) (アウアウカー 182.250.243.6)2018/03/13(火) 23:28:21.24ID:TBE+Aqopa
「背中ぐらい流させてあげようかな」
愛しの理佐ちゃんの思いがけない言葉に結婚以来の悲願が叶えられるかも?と喜ぶ俺

「理佐ちゃん、洗い物手伝ったげる」って早く理佐ちゃんをお風呂に入れるために張り切る俺

「あっ、ありがとう・・・」急に親切な俺に戸惑う理佐ちゃん

「いいよ、いいよ、二人でやった方が早く終わるからさ」
なんて「やらしい人は優しい人」って風俗街に昔から伝わる諺を地で行く俺

「じゃあ、洗い物は俺君に任せて洗濯物たたんじゃうね」

俺の思惑通りには動かない働き者な理佐ちゃん

なにかのスイッチが入ってしまったらしく洗濯物をたたみ終わると部屋の掃除始ちゃう理佐ちゃん

「ちきしょう・・・理佐ちゃん何時になったらお風呂入るんだ・・・う〜ん、無念、、、zzz」

働き者の理佐ちゃんについて行けなくて寝ちゃう俺に


「俺君、起きてよ!背中流してくれるんじゃなかったの?」
なんて俺の三助を楽しみにしてくれてたみたいな理佐ちゃんだから好き
0237名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.6)2018/03/13(火) 23:30:15.47ID:TBE+Aqopa
確定申告に追われてなかなか時間が作れない、、、涙
0238名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/03/13(火) 23:58:25.18ID:06NQNDP/K
>>237
明後日までじゃないすか(-o-;)
保守はしときまっせ
0239名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.39)2018/03/14(水) 06:22:54.77ID:XxTxpvhja
>>238
ありがとうございますm(__)m

脳を快状態にして作業効率を上げるために過去のけやかけやビンゴを見ながらやってるんですけど理佐ちゃんが映るたびに巻き戻して何回も見てるうちに夜が明けてしまいました・・・

やはり確定申告より理佐ちゃんの方が強いみたいです・・・
0240名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/03/14(水) 07:03:58.44ID:QOMxitK6K
>>239
「確定申告サボってんじゃねーよ」ってドスきかせてもらわないとダメかw
0241帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第14話(庭) (アウアウカー 182.251.247.33)2018/03/14(水) 07:27:23.56ID:pLGw5Xc3a
「タイムリープ・・・?」
俺の話を聞いた理佐ちゃんが怪訝な表情を浮かべながら俺の額に手を当てる

熱でダウンしてしまった幼なじみの理佐ちゃんが保健室で俺に甘えてたせいですっかり夕暮れ時の帰り道

「熱は無いみたい・・・」そう言って俺の額から手を離す理佐ちゃん

「熱・・・?」意味が分からず戸惑う俺

「急に変なこと言い出すからさ、タイムリープなんて」って俺の話をまったく信じてない理佐ちゃん

「幼なじみのくせに信じてくれないんだ・・・」ってショック受ける俺

「小さい時からいつも一緒だったからね、俺君のダメなとこは全部知ってるからなかなか信じられないね」
なんて得意顔な理佐ちゃん・・・凄く可愛い


「理佐ちゃん!開けてくれ」
夕飯食べ終わり隣の家の理佐ちゃんの部屋に自分の部屋の窓から侵入する俺

「ちょっと、危ないからちゃんと玄関回っておいでよ」って窓の鍵を開けながら俺が2階から落下することを危ぶむ理佐ちゃん

「子供の頃からの習い性ってやつでね」って窓から理佐ちゃんの部屋に転がり込む俺

「そのうち、落っこちるから」

なんてイジワル言う理佐ちゃんを尻目に理佐ちゃんの部屋の床に丸まり持参のポテチとジュースでくつろぐ俺に

「くつろいでんじゃねーよ」って小声で呟く理佐ちゃん

ふむ、いつもの理佐ちゃんだな・・・

「ちょっと、掃除したばっかりなんだから散らかさないでよ」
なんて俺のこぼすポテチをすぐさま掃除する理佐ちゃん

元気にまた掃除始める理佐ちゃんに追い立てられて窓から自分の部屋に退散する俺に

「俺君、ありがとうね、心配して様子見に来てくれて」なんて笑顔の理佐ちゃん

「やっぱ、分かっちゃった」って照れくさい俺

「さっきも言ったでしょ、小さい時からいつも一緒だったんだよ私は、俺君の良いとこなんて世界で一番知ってるよ」
なんて得意顔する理佐ちゃんだから好き
0242名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.33)2018/03/14(水) 07:28:39.05ID:pLGw5Xc3a
>>240
ダメかもしれないですw
0243名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/03/14(水) 23:04:08.54ID:QOMxitK6K
確定申告を頑張る庭先生のためにこの方が保守に参上
【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】 	->画像>5枚
0244名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/03/14(水) 23:34:12.41ID:9JuZW48ga
>>243
ありがたしm(__)m
0245帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第15話(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)2018/03/14(水) 23:36:09.44ID:9JuZW48ga
「早く起きないと遅刻するよ!」
幼なじみの理佐ちゃんの声と背中を踏まれる感触に眠りを破られる俺


「ねぇ、いつになったら自分で起きれるようになんの?」
学校に向かう道を歩きながら俺をからかう笑顔の理佐ちゃん

「理佐ちゃんが毎朝起こしてくれるから起こされ癖がついちゃってるんだよな」って居直る俺に

「言いがかりつけてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ムカついたから明日から起こすの止めようかな」ってイジワル笑いの理佐ちゃん

「理佐ちゃんに起こしてもらえなくなったら遅刻しちゃうじゃん」って駄々こねる俺

「知らないよ〜」なんて笑いながら歩いて行っちゃう理佐ちゃん

「なあ、美穂ちゃん明日から俺のこと起こしに来てくんない?」ってたまたま通りかかった同じクラスの渡邉美穂ちゃんに頼む俺

バスケ仕込みの華麗なフットワークで俺をかわしてく美穂ちゃん

あっさり振られて傷心な俺に

「同じ渡邉だからって簡単に切り替えてんじゃねーよ」ってドスを効かせに戻って来た理佐ちゃん

「ねぇ、幼なじみの私以外に起こしてもらっちゃダメだからね」
なんてワガママすら可愛い理佐ちゃんだから好き
0246名無しって、書けない?(千葉県) (シャチーク 61.215.90.142)2018/03/16(金) 00:36:31.36ID:MbdcssBEC

0247名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.5)2018/03/16(金) 04:28:55.04ID:LBvsTRM2a
>>246
理佐ちゃんでの保守ありがとうございますm(__)m
0248帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第16話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/03/16(金) 12:55:39.90ID:vI2d6vuqa
「おはよう俺君、理佐ちゃんと何を言い合いしてたんだい?」
理佐ちゃんと別れ自分の教室に着くなり同級生の澤部に聞かれる俺

「うるせえ!イチャイチャしたい理佐ちゃんに付き合ってただけだよバカ野郎!」

理佐ちゃんの俺を起こす権利独り占め宣言の余韻をぶち壊しにされ怒る俺

「ははは、ただの幼なじみのくせにイチャイチャとは笑わせるよ」
なんて俺が気にしてるこという無神経な澤部

「ただの幼なじみでも幼なじみは幼なじみじゃ!ボケ〜!」って澤部に殴りかかる俺


「また負けてんじゃねーよ」
澤部に一方的にボコられ保健室でいじける俺に心配そうにドス効かす理佐ちゃん

「アイツの顔見てたらボコりたくなったんだよ」
俺の顔を覗き込もうとする理佐ちゃんに寝返りうって背中を向ける俺

ただの幼なじみ呼ばわりが頭にきたとは言わない理佐ちゃんを好きな俺のプライド・・・

「そんな理由でケンカして返り討ちにされちゃったんだ」って呆れる理佐ちゃん

「ねぇ、いじけてないで帰ろうよ、今日は帰りに寄らなきゃいけないとこあるから早く帰りたいんだ」って俺の背中に呟く理佐ちゃん

「先に帰ってていいよ」ってますますいじける俺

「困った奴だな・・・」って呟く理佐ちゃん

「そんなにいじけてると本当に置いて帰っちゃうよ」 
なんて言いながらも俺に毛布かけてくれる優しい理佐ちゃんだから好き
0249帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第17話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/03/16(金) 13:16:43.35ID:vI2d6vuqa
「本当に置いて帰っちゃうよ」
なんて言葉のわりに俺に毛布かけてくれる優しい理佐ちゃん

「理佐ちゃん大好きだ〜!」
理佐ちゃんの優しさに感極まって幼なじみの一線を越えて告白する俺

しかし、振り向いたら理佐ちゃんの姿はすでになく・・・

「うおっ、本当に帰りやがった・・・やっぱり俺はただの幼なじみなのか・・・?」
先に帰っちゃった理佐ちゃんに悲しくなって泣き寝入りする俺


「ちょっと、そろそろ起きてよ!もう6時近いんだけど」
寝てる俺を起こす理佐ちゃんの声

「うーん?帰ったはずの理佐ちゃんの声がなんで聞こえんだ?、、、zzz」って寝ぼける俺に

「寝ぼけてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「帰ったんじゃなかったの・・・?」って目をこすりながら聞く寝ぼけ顔の俺

「なんで私が俺君置いて帰るのよ」ってむくれる理佐ちゃん

「帰りに寄るとこあるから早く帰りたいって言ってたから・・・」って口ごもる俺に

「俺君のカバン取りに行って戻ってきたら寝ちゃってたから待っててあげたの!いじけてる時ぐらい優しくしてあげようと思って・・・」
なんてますますむくれる理佐ちゃん


「だいたい寄るとこあるくらいで置いて帰るわけないでしょ、小さな頃から私が俺君のこと最優先にしてきたの気づいてなかったの?」
なんて拗ねたふりする理佐ちゃんだから好き
0250帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第18話(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/03/16(金) 15:19:22.01ID:vI2d6vuqa
「俺君が保健室でいじけてたせいなんだから急いでよ!」
のんびり廊下を歩く俺を急かす幼なじみの理佐ちゃん

俺を最優先にしてきたとは言うものの帰りにどこかに寄るのは諦めてない理佐ちゃん

「ほら、早く早く」
校門出たとこで遅れがちな俺を手招きして急かす理佐ちゃん

しかし・・・可愛すぎる・・・と夕日に照らされた理佐ちゃんに感動する俺

「そんなに慌ててどこに寄ってくの?」
理佐ちゃんの可愛いに感動しながら聞く俺

「うーん?もう教えてあげても良いかな・・・」って呟く理佐ちゃん

「家族旅行だ〜!」理佐ちゃんの話に思わず大声の俺

俺を置き去りにして理佐ちゃん家の親と旅行に行ってしまった俺の両親
そこで俺の夕飯を任された理佐ちゃんが学校帰りに買い物したくて慌ててたってわけだ!

「しかし、今から買い物して帰って作ってたら遅くない?」って夕飯食べるのが8時過ぎになるのを懸念する冷静な俺

「俺君のせいで遅くなっちゃったんだから文句言わないで」って苦笑いの理佐ちゃん

「しかし、そんな事情があるのなら先に帰っても文句言わないのに・・・」って我が儘身勝手な俺に

「うるさい!黙って!」ってキレる理佐ちゃん

「せっかくだから子供の頃にした新婚さんごっこみたいに俺君と一緒に買い物したかったの!」なんて頬をふくらます理佐ちゃん

理佐ちゃんの言葉に照れて嬉しがる俺

そんな俺に顔を赤くする理佐ちゃん

「ほら、行くよ」
なんて照れ隠しに乱暴に俺の手を引っ張る理佐ちゃんだから好き
0251名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/03/16(金) 19:11:14.46ID:Q6PkyUs2K
まさに100点満点の妄想ですねw
流石っす
0252名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.48)2018/03/16(金) 20:57:41.29ID:ApXSHZp9a
>>251
100点満点ありがとうございますm(__)m

理佐ちゃんの幼なじみという夢のような境遇を妄想で叶えとりますw
0253帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第19話(庭) (アウアウカー 182.250.243.46)2018/03/16(金) 22:32:33.59ID:aC+Ds7Lsa
「朝はなんにも言ってなかったのになぁ、お母ちゃん・・・」
幼なじみの理佐ちゃんに手を引かれスーパー目指して歩きながら呟く俺

「俺君に知られると駄々こねるから内緒で出かけるって言ってた・・・」って言いにくそうな理佐ちゃん

「理佐ちゃんは知ってたの?」って聞く俺

「一応・・・行く予定だったから・・・」ってますます言いにくそうな理佐ちゃん

「酷い仕打ちだよ・・・」
理佐ちゃんは旅行に誘われてたと知ってさらに落ち込む俺

「ねぇ、いつまでも落ち込んでないで早くスーパーで買い物して帰ろうよ〜」
なんて道端に立ち尽くし落ち込む俺に理佐ちゃんが困り果てていると

「おーい、俺君」
なんて落ち込む俺に声をかける宿敵澤部

「ちょうど良かったよ、今から俺君家に行くとこだったんだ」って呑気な澤部

慌てて繋いだ手を離し俺の背中に隠れる人見知りな理佐ちゃん

「お前、俺のことボコッといてよくそんなこと言えたな?」って臨戦状態の俺

「いやぁ、俺も悪いと思ってさ、俺君がやりたがってたゲームを手に入れたから朝まで遊ぼうと思ってさ」

「ほう、お前なかなか分かっとるやないか!今日は親も居ないから徹夜で勝負やぞ!」
なんて澤部の持ってきたゲームに心奪われる俺

「今日はダメだよ!」って俺の背中越しに話に割り込む理佐ちゃん

思いがけない理佐ちゃんの拒絶に肩を落とし去って行く澤部

「ちょっと可哀想だったんじゃない?」ってゲームに未練のある俺に

「澤部君と徹夜でゲームなんてされちゃったら、俺君のために旅行断った私の方が可哀想だよ・・・」
なんて空き缶蹴る理佐ちゃんだから好き
0254帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第20話(庭) (アウアウカー 182.250.243.46)2018/03/16(金) 23:52:36.88ID:aC+Ds7Lsa
「理佐ちゃん、俺持つよ」
スーパーで俺のために食材を買う幼なじみの理佐ちゃん

渡邉家との家族旅行に出かけたうちの親から置き去りにされた憐れな俺のために旅行断った理佐ちゃん

そんな理佐ちゃんの俺への愛情に比例するかの如くなかなかの量の食材を理佐ちゃんから奪い取るように持つ俺

「ありがとう」って俺を見てにっこり微笑む理佐ちゃん

うん、たしかに新婚さんみたいだ!って浮かれる俺に

「浮かれてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃんだけど

「ねぇ、俺君そそっかしいから転ばないように手繋ごう」

なんて手を差し出す理佐ちゃんこそ浮かれてんじゃないだろうか・・・

大好きな理佐ちゃんと手を繋いで歩く俺

「俺のせいで旅行断らせちゃってごめんね」って理佐ちゃんに謝る俺に

「謝ってんじゃねーよ」って笑顔でドス効かす理佐ちゃん

「お陰で一緒に買い物したり新婚さんごっこ出来て案外楽しいよ」って微笑む理佐ちゃん

「それに旅行なら将来俺君に連れてってもらうよ、ごっこが付かない旅行にね」
なんてイタズラな笑みを浮かべる理佐ちゃんだから好き
0255名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.46)2018/03/16(金) 23:56:26.42ID:aC+Ds7Lsa
文字数制限が始まってしまったような・・・
0256帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第22話(庭) (アウアウカー 182.251.247.38)2018/03/17(土) 07:37:55.89ID:ZxoDAN3va
「私の家と俺君の家とどっちで作ろうかな?」
俺の家と自分の家を見比べて悩む幼なじみの理佐ちゃん

珍しく理佐ちゃんが俺の片想いに乗ってイチャイチャしてたせいで8時近くになってようやくたどり着いた我が家

「婿養子って設定なら理佐ちゃん家なのかな〜」
あくまで新婚ごっこの延長の振りするため冗談っぽく呟く俺

幼なじみの理佐ちゃんに恋心を見透かされるのが怖いのだ・・・

「幼なじみだからって変なこと言ってんじゃねーよ」ってドス効かす新婚ごっこはもう終わりみたいな理佐ちゃん

「すいません」って軽く謝るも傷つく俺

そうだ、変な高望みするより理佐ちゃんの幼なじみとしてそばに居られることに甘んじよう・・・
そうすれば理佐ちゃんがどこぞの馬の骨と結婚しようとずっと仲良しで居られるんだから・・・
なんて俺が負け犬には負け犬の生き方があるさ的な諦観で自分を慰めてたら

「ねぇ、なんでお兄ちゃん居るのに私がお婿さんもらわなきゃいけないの?」
なんて文句言いながら俺の家に入ってく、変なことってそっちか〜い!な理佐ちゃん

戸惑いながらもほっとする俺に

「やっぱり嫁ぎ先で作りたいんだよね」
なんて照れながら言ってくれる理佐ちゃんだから好き
0257名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.38)2018/03/17(土) 07:39:32.27ID:ZxoDAN3va
>>256
タイトル21話の間違いですm(__)m
0258名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 58.94.38.100)2018/03/17(土) 19:45:13.89ID:LBsrVknA0
時かけシリーズお疲れ様です
幼なじみ設定が好きなので、つい読み耽ってしまいます
0259帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第22話(庭) (アウアウカー 182.250.243.35)2018/03/17(土) 20:10:24.87ID:nJXhE8m6a
「あぁ〜川の流れのように♪いつまでも理佐ちゃんの近くにいた〜い♪」
なんてお風呂入りながら理佐ちゃん替歌を歌う上機嫌な俺

俺の親と理佐ちゃんの親が揃って旅行に行っちゃったお陰で幼なじみの理佐ちゃんと二人きりな俺

理佐ちゃんが俺のために夕飯作ってる間にお風呂入って幸せを満喫してるってわけだ

「このまま本当に結婚出来たら幸せだなぁ〜僕は理佐ちゃんと居る時が一番幸せなんだ!二人を夕やみが〜♪」ってそのまま理佐ちゃん替歌第2弾で理佐ちゃんといつまでもな俺

「呼んだ?」ってお風呂場の外から声をかける理佐ちゃん

うおっ!?俺の理佐ちゃんへの恋心を込めた替歌を聴かれちまったか?

「ねぇ、いま私のこと呼ばなかった?」って息を潜め様子を伺う俺にさらに声をかける理佐ちゃん

聴かれてなかったみたいだな・・・ってほっとする俺

「呼んでないよ」ってとぼける俺に

「じゃあ、いいや、そろそろご飯出来るから早く上がってきてね」
パタパタってスリッパの足音残して台所に戻る理佐ちゃん

「焦ったぜ・・・」って湯船に浸かり温まり直す俺

「二人を夕やみが包むこの湯船に〜♪理佐ちゃんを抱きしめ口づけたい〜♪」ってやっぱり理佐ちゃん替歌歌う幸せな俺


「あ〜良い湯だったぜ」って気分最高湯上がりな俺

パジャマ着てお風呂場出たらスリッパ持って廊下に座ってる理佐ちゃんと鉢合わせだ!?

「何やってんの・・・?」って理佐ちゃんの奇行にビビる俺に

「ごめん・・・」って言いながら手に持ったスリッパでパタパタって音出す理佐ちゃん

どうやら歩き去る振りして俺の理佐ちゃんへの片想い替歌聴いちゃったみたいな理佐ちゃんだから好き
0260名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.35)2018/03/17(土) 20:13:24.15ID:nJXhE8m6a
>>258
ありがとうございますm(__)m

僕も理佐ちゃんにはかなわないけど可愛い幼なじみが居たんですけど僕の愚行が原因で離ればなれになってしまいました、、、涙
0261帰ってきた時をかける理佐ちゃん 第23話(庭) (アウアウカー 182.250.243.35)2018/03/17(土) 20:48:07.42ID:nJXhE8m6a
「私の名前が聞こえたから・・・」
廊下に座ったまま呟く幼なじみの理佐ちゃん

どうやら俺がとぼけてると思い歩き去る振りして真偽を確かめようとした理佐ちゃん

よりによって理佐ちゃんを抱きしめ口づけたい♪なんて歌を聴かれてしまうなんて・・・

気まずさに立ち尽くす俺

「とりあえず・・・ご飯食べようか?」って立ち上がり俺の手を引っ張る理佐ちゃん

俺の気持ちを知ってしまったせいか心なし遠慮気味な理佐ちゃんの手

ヤバイぐらい無口な理佐ちゃんと夕飯食べる俺

「めっちゃ美味しい!」って理佐ちゃんの作ってくれた料理を褒めて盛り上げる俺

「ありがとう」って赤い顔して下向く理佐ちゃん

そして再び沈黙の二人


「理佐ちゃん!」って沈黙に耐えきれず幼なじみという見えない線をはみ出そうとする俺

「知ってたよ!」
そんな俺を制するように声を出す理佐ちゃん

「知ってたの・・・」って拍子抜けする俺

「俺君は分かりやすいからさ・・・私のこと好きなのなんてとっくに知ってたよ・・・」

拗ねたように呟き黙る理佐ちゃんに不安が募る俺

「不安な顔してんじゃねーよ」って突如ドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、私は分かりにくかったかな・・・」って俺に問いかける理佐ちゃん

「えっ・・・?」って戸惑う俺に

「俺君に気づいて欲しくて頑張ってたんだけど・・・」
なんて恥ずかしそうに俺を見つめる理佐ちゃんだから好き
0262名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.35)2018/03/17(土) 20:51:44.26ID:nJXhE8m6a
帰ってきた時をかける理佐ちゃん

第1部 完結しました

ありがとうございますm(__)m
0263名無しって、書けない?(兵庫県) (ワッチョイW 114.161.124.193)2018/03/18(日) 08:22:09.57ID:s14+dKAH0
先生ホントにいつもありがとう、最近のメンの叩き合いスレ乱立にウンザリして娘の叩きdisりスレが玉に勃って腹立った時はここに来て笑ってます、ここを覗いて理佐ちゃんに推し変したり推し増ししたヲタが数多くいるわ…きっと
0264名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.3)2018/03/18(日) 21:09:17.28ID:0l2zGzZaa
>>263
こちらこそお義父さんのコメントにはいつも感謝しとりますm(__)m

俺の妄想が理佐ちゃんの人気に少しでも貢献出来ていれば嬉しいです

欅ちゃんも色々起きて騒がしいですが愛しの理佐ちゃんが巻き込まれないことを祈るばかりです
0265名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/03/19(月) 14:17:03.33ID:dzN8qTJCa
文字数制限でストレス半端ないので次スレ立てたいと思いますm(__)m
0266名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)2018/03/19(月) 14:22:30.34ID:8+mvDOutK
>>265
スマホから立てられる場合は前スレなどのアドレス貼りの際には…が出がちなのでご注意くださいm(_ _)m
0267名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/03/19(月) 14:28:58.73ID:dzN8qTJCa
>>266
アドバイスありがとうございますm(__)m

書き終わった妄想を文字数制限に合わせて縮めるのが苦痛で、まだ早いと思ったのですが次スレ立てることにしました

しかし、規制に引っかかって立てられないので少し様子を見ますw
0268名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.17)2018/03/19(月) 18:10:40.14ID:dzN8qTJCa
次スレ立ててしまいましたm(__)m

http://2chb.net/r/keyakizaka46/1521448465
0269名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.51)2018/03/21(水) 00:49:47.99ID:D4MdPTaRa
美しい理佐ちゃんよ〜
限りない可愛さよ〜
この胸のときめきよ〜理佐ちゃん〜♪
0270名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.51)2018/03/21(水) 00:51:56.89ID:D4MdPTaRa
妄想も好きだが替歌もかなり好きな俺w

lud20240511081308
このスレへの固定リンク: http://5chb.net/r/keyakizaka46/1518822442/
ヒント:5chスレのurlに http://xxxx.5chb.net/xxxx のようにbを入れるだけでここでスレ保存、閲覧できます。

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