S 慶應医
A 慈恵 順天 日医
B 東邦 昭和 東京医科
C 早慶理工 国際 日大医
D 慶應薬 北里 埼玉医科
(慶應薬は3科目、数3なし)
上智大学理工学部についてあまり知らない方も多いと思うので、まずは基本的な情報についておさらいしましょう。
受験生の方に知ってもらいたい注意点も述べていきます。
(1)物質生命理工学科
主に化学、生命科学系の学科です。旧物理学科の原子・分子物理学系の研究室も含まれます。
女子比率が4割以上と理工学部の中で一番高いです。
(2)機能創造理工学科
主に機械工学、電気電子工学、物理学系の学科です。学科名からいまいち何をやっているか伝わらない学科ですが、いわゆる機電系をほぼ網羅しているので就職には強いです。
(3)情報理工学科
主に情報工学、数学系の学科です。旧電気・電子工学科のうち、通信工学系の研究室、旧機械工学科のうち生産工学系の研究室も含まれます。
注意しなければならないのは、純粋数学の研究室も含まれることで、情報系とだけ思って入学すると研究室配属で痛い目に合う可能性があります。
定員
物質生命理工学科 125人 , 機能創造理工学科 125人 , 情報理工学科 130人の計380名で、理工学部全体の男女比は大体7:3くらいです。
参考までに他大学の定員は以下の通りです。
慶應義塾大学 理工学部:932
早稲田大学 基幹理工学部:595、創造理工学部:595、先進理工学部:540
東京理科大学 理学部第一部:720、工学部:550、理工学部:1240
明治大学 理工学部:1065
上智大学理工学部がどれだけ少人数かがよくわかると思います。
4年次の研究室配属で指導教員の教授または准教授1人につき4人程度が配属されています。
これは私大ではかなり少ない方で、多くの国公立大学とも遜色ないレベルだと思います。
少人数であるがゆえの各種実績の少なさ、OBOGの規模の小ささというデメリットもありますが、よく私大理系のデメリットで挙げられる教員1人あたりの学生数の多さというのは上智理工については当てはまりません。
上智大学理工学部は1962年に開設されました。
戦前からある学校も多いことを考えると、上智大学理工学部は比較的歴史が浅いと言えます。
しかし、一期生が卒業してから既に50年以上が経ち、現役世代の各年代に卒業生がいるので、歴史の浅さが気になる場面はそうそう起こりえないと思います。
上智理工出身の大手企業のトップも出てます。
企業トップの人数や就職実績をみると数が少ないと感じると思いますが、それは歴史の浅さのせいではなく、母数となる卒業生の少なさに起因していると思います。
上智理工卒という学歴は就職に有利に働くかはさておき不利に働くことはほぼ無い(≒いわゆる「学歴フィルター」で引っかかることはほぼ無い)という感じです。
一つの例としては、学歴で採用を分けているといっても過言ではないJR東海では、旧帝大や早慶と並んで上智理工からは総合職で採用されています。
JR東海ほど学歴指向が厳しくないと言われているJR東日本での話ですが、リクルーターから「できれば、エリア採用(現業職に近いフィールドで活躍する大卒採用)ではなく総合職採用で受けていただきたい」と言われるそうです。
★上智大理工学部の特徴(まとめ)
(1)私立中高一貫校出身が多い。
(2)東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城県南部から出身者と海外留学生で学生の9割を占める。他の地方出身者はわずか。
(3)学生数が少ない。OBも少ない。
(4)学科が3つに大きく分かれているだけ。大学入学後にやりたい研究を決めたい人向け
(5)推薦入学比率高め。(カトリック推薦4%、教育提携校推薦1%、指定校推薦36%、公募制推薦4%、一般入試45%、海外留学生等10%)
(6)少人数教育で教員一人当たり学生数は少ない。似たような環境で育ってきた学生で占める。きめ細かい教育で落ちこぼれがでにくい。
(7)一般入試で入学してきた学生は腐らなければGPAが高く出やすく、希望の研究室に配属されやすい。
(8)希望の研究室に配属された男子学生はほとんどが上智の大学院に内部進学するが、女子学生の大学院進学率は低め。
(9)外部の大学院に進学する学生は非常に少ない。
(10)女子学生の多くと「希望領域の研究室に配属されなかった学生」の多くは大学院に進学せず、学部就職する傾向。
(11)グランドを使用する球技スポーツをしたい場合でも、ほとんどの運動部は四谷キャンパス内で完結する。大学体育会の主力選手に理工学部在籍選手が多い。
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★上智大理工学部の受験者層の特徴(まとめ)
(1)推薦入試受験生は女子が多い。女子が多い物質生命理工学科の推薦入試受験者の男女比率は1:1
(2)一般入試受験生は中高一貫校の男子が多く、合格して入学する学生は一浪している部活で受験勉強に出遅れた男子が多い。
(3)推薦・一般入試とも受験生の多くは高校時代、運動部に在籍していた者が多い。
(4)上智大学理工学部の合格者は、他の大学理工系に比して理数系は得意でも英語が苦手な者が多い。(英語が得意な者は理工学部英語コースに入学する場合もある。)
(5)TEAP利用型入試は、首都圏の国公立大学第一志望が多い。
(6)一般入試入学者の場合、私立では早慶理工についてはほとんど不合格になっているが、早慶の教育学部(理系)、人間科学部、環境情報学部などの合格者が上智理工に進学してくることはある。
上智大学理工学部は都心の四谷にキャンパスを構えています。
東京の都心部にキャンパスを持つ有名大学はたくさんありますが、全学部が同じキャンパス内にあるのは学習院大学、上智大学に限られます。
理系は1年の時から実験があり文系に比べて空きコマも少ないため、キャンパスが別になってしまうとサークル活動も理系だけ別になってしまいがちですが、上智大学ではそんなことはありません!
部活でもサークルでも文理関係なく活動ができ、学業においてもそれぞれの学部が他学部の授業を履修しやすい環境になっており、大学内での交流が活発です。
そんな事情もあってか、上智大学ではインカレサークルが他大学に比べて少なくなっています。
神奈川県での評価
早慶>上智=横国=神戸>マーチ=都立=広島>明学獨協=千葉
千葉県での評価
早慶>上智=千葉=神戸>マーチ=都立=広島>明学獨協=横国
上京する人はこれに注意
どうせ千葉行っても千葉県でしか通用しないし、
それなら埼玉も同じ条件だが、そっちの方が県の経済が大きいからな
実質では埼玉行った方が良いだろ