https://www.famitsu.com/news/201810/26166593.html
2018年度上半期のゲーム市場の概況について。2017年3月3日に発売されたNintendo Switchは、およそ1年半となる2018年9月に累計販売台数が500万台を突破。
なかでもソフトの発売から2018年9月に至るまでハードにおける装着率がつねに50%を超えている『スプラトゥーン2』は驚異的で、
とくに10代以下の若い層にアプローチするタイトルとして有効だったことが紹介された。
そんなNintendo Switchだが、年末には高い年齢層にもファンが多いスマートデバイスアプリ『ポケモンGO』からの送客が見込める『ポケットモンスター Let’s Go ピカチュウ・Let’s Go イーブイ』のほか、
歴代の任天堂キャラクターたちが多数登場する『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が発売。
2019年春には『妖怪ウォッチ4』が発売予定で、幅広い年齢層に向けた強力なラインアップが揃っている。
また、Nintendo Switchハードについて、携帯ゲーム機としての需要が高まっているとする浜村代表。
「一家に1台からひとり1台ということになれば、2台目を買おうという動きも活発になり、非常に大きく数字が伸びる可能性がある」と語った。
ただし、好調なNintendo Switchにも弱点があることを指摘。
それはプレイステーション4などと比べてグラフィックが1世代遅れていることで、これを解消するための施策のひとつがクラウドサービスであるとした。
ここしばらくNintendo Switchでは、『バイオハザード7 レジデント イービル』や『アサシン クリード オデッセイ』など、ハイエンドなタイトルのクラウド版が登場。
「Nintendo Switchの本体性能では追いつかないのであればクラウドで、という発想だが、
この取り組みが成功すればグラフィックにおける世代の差を埋めることができる注目の取り組み」と、その可能性について語った。