https://mainichi.jp/articles/20200416/k00/00m/040/178000c
毎日新聞2020年4月16日 18時44分(最終更新 4月16日 19時29分)
「パセオ」で数量限定で販売されているアマビエのメロンパン=ホテルブエナビスタ提供
長野県松本市本庄1の「ホテルブエナビスタ」の売店「パセオ」が、疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」をかたどったメロンパンを販売、話題を集めている。
アマビエは江戸時代に肥後国(熊本県)に出現したとされる半人半魚の妖怪で「疫病が流行したときは私の姿を絵に描いて人々に見せよ」と言い残して海に消えたとされる。
ツイッターでは新型コロナウイルスの終息を願い「#アマビエチャレンジ」のハッシュタグとともに絵や人形などの画像を投稿する人が急増している。9日には厚生労働省がアマビエをモチーフにしたアイコンを作成したことで、「政府公認」と話題になった。
同店広報企画課の青森真意子さん(31)によると、ベーカリー厨房(ちゅうぼう)課長の金子信也さん(47)が3月上旬にネット上でアマビエの存在を知り発案。子どもにも親しみのあるメロンパンを採用した。大きさ約15センチで、メロンパンをベースに目や髪などは竹炭パウダーで表現した。1個200円で数量限定。購入者には1人1枚、アマビエを刷ったクッキーをプレゼントしている。
3月30日から店頭で販売すると口コミなどで評判が広がり、現在は多い日で60個以上を売り上げる。青森さんは「暗いニュースが多いので、私たちが提供するパンで少しでも心を和ませてほしい」と期待する。【皆川真仁】
毎日新聞2020年4月16日 18時44分(最終更新 4月16日 19時29分)
「パセオ」で数量限定で販売されているアマビエのメロンパン=ホテルブエナビスタ提供
長野県松本市本庄1の「ホテルブエナビスタ」の売店「パセオ」が、疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」をかたどったメロンパンを販売、話題を集めている。
アマビエは江戸時代に肥後国(熊本県)に出現したとされる半人半魚の妖怪で「疫病が流行したときは私の姿を絵に描いて人々に見せよ」と言い残して海に消えたとされる。
ツイッターでは新型コロナウイルスの終息を願い「#アマビエチャレンジ」のハッシュタグとともに絵や人形などの画像を投稿する人が急増している。9日には厚生労働省がアマビエをモチーフにしたアイコンを作成したことで、「政府公認」と話題になった。
同店広報企画課の青森真意子さん(31)によると、ベーカリー厨房(ちゅうぼう)課長の金子信也さん(47)が3月上旬にネット上でアマビエの存在を知り発案。子どもにも親しみのあるメロンパンを採用した。大きさ約15センチで、メロンパンをベースに目や髪などは竹炭パウダーで表現した。1個200円で数量限定。購入者には1人1枚、アマビエを刷ったクッキーをプレゼントしている。
3月30日から店頭で販売すると口コミなどで評判が広がり、現在は多い日で60個以上を売り上げる。青森さんは「暗いニュースが多いので、私たちが提供するパンで少しでも心を和ませてほしい」と期待する。【皆川真仁】