>>26 (続き)
この演奏については総合で↓のコメントがついてるな。問題点の指摘もアドバイスも当たってると思う。
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941 名前:名無しの笛の踊り (ワッチョイ 1f98-Chzs)[] 投稿日:2025/04/30(水) 08:12:37.14 ID:5hfLt36C0 [1/2]
アコギ弾きによくあるタッチだね。指先で弾いていて平板な感じの鳴りだ。ボリューム感ももの足りない。
クラギは弦を押しこんで表板を大きく揺らしてもっと太く深い音で鳴らす。クラギのタッチを勉強すればアコギの演奏技術も向上するよ。
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このアコギの演奏は、曲全体を通してメリハリがなくメロと伴奏の音量や音色も同レベルの「音のごった煮」と言ったところ。
雰囲気で何となく聴かせる分には悪くはないんだが・・・
同じ曲の演奏でナイロン弦ギターによるものがあるが、音の加工はあるものの聴かせ方を知った演奏がこれ。
鉄弦ギターでの演奏は平坦になりがちなんだよね。ナイロン弦と違って繊細な音色の表現や音量のメリハリがつけにくい。
アポヤンド奏法などが使えればメロを浮き立たせたりもできるんだが、クラギ奏法をある程度学んでないと難しいだろう。
また、ナイロン弦ギターではソフトでまろやかな音なども出せるが、爪の形や磨き方やタッチ(弾弦角度など)が大きく影響する。
鉄弦でソロを弾くなら、とりあえず伴奏の音数を減らしてメロを極力目立たせるように意識したいところ。
それと、歌ものの曲の場合、近年はメロに歌詞を詰め込みすぎてて「早口言葉」みたいなものが多いが、
文字数と音数を同じ数で弾こうとするから、弾弦スピードが曲のテンポに追いついてなくて聴き苦しかったりもする。
例えば「なまむぎなまごめなまたまご」なら無理して13音で弾こうとせず「なーむーなーごめなーたーご」と8音程度に減らす工夫も必要だろう。